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翁長知事は現在辺野古違法確認訴訟の高裁敗訴を受け、最高裁に上告中である。
最高裁が受理して審議するか門前払いの上告却下なのか、不明である。 弁護団や沖縄2紙のお見立てによると、翁長知事を含む県側の証人申請が認められるかどうかが、勝敗のポイントだという。
だが、原則として事実認定はしないという最高裁の性質から言えば、県側の証人申請が認められるはずはない。
それどこか、審議に至らず上告却下の可能性が高い。
最高裁で県の敗訴が確定するのを一番承知しているのは、実は翁長知事自身だ言われている。
そもそも翁長知事は、法律で論争すべき法廷の場に「民意」「民主主義「「沖縄の歴史」など、法廷の審議に馴染まない恣意的判断の余地のある案件を持ち出し、感情的に自己の主張している。
最高裁は、一審判決の法令解釈の違反や憲法違反を審理する。 翁長知事が敗訴する可能性が極めて高いという所以である。
辺野古違法確定訴訟の敗訴確定を目前にして、沖縄2紙の翁長知事に対する論調に変化の兆しが見えてきた。
「翁長知事のコマーシャルペーパー」の衣を脱ぎ始めたのだ。
政府は違法確定訴訟の辺野古埋め立て工事を中止していた。 県は、高裁判決の直後政府がかねてより申請していたキャンプシュワブ陸上部での工事を容認した。
これまで翁長知事のコマーシャルぺーパーに徹して、翁長知事の言動を決して批判しなかった沖縄タイムスが、県の「陸上部工事の容認」に対し、批判の矢を放った。
翁長知事批判の先鞭をつけたのは「危険な欠陥機オスプレー」とのデマで翁長知事を扇動した平安名純代記者である。
沖縄県のシュワブ陸上部工事容認 知事は根拠の説明必要【平安名純代の想い風】 2016年9月23日 12:26 平安名 純代(へいあんな すみよ) 沖縄タイムス米国特約記者沖縄県那覇市出身。1995年渡米。日英両語のロサンゼルス日系紙「羅府新報」でカリフォルニア州議会やロサンゼルス市議会などの担当を経た後に副編集長。2010年12月から現職。米軍普天間飛行場の移設問題をめぐるラムズフェルド元国防長官との単独会見などの一連の取材で12年に第16回新聞労連ジャーナリスト大賞優秀賞を受賞。
国際自然保護連合(IUCN)主催の第6回世界自然保護会議の取材でハワイを訪れた。大型ハリケーンが接近していたが、オバマ大統領がやってくるというので島には歓迎ムードが漂っていた。
拡大する米首都ワシントンから遠く離れた南の島の開放的な雰囲気のなかで、オバマ氏の側近らと話をする機会を得た。
米軍普天間飛行場の移設問題に詳しいある側近に、世界自然保護会議で副知事と名護市長が新基地建設反対を訴える予定だと告げると、「彼らは一緒に行動するのか?」と不思議そうな表情を浮かべ、「沖縄県はキャンプ・シュワブの工事を容認したと聞いたが、まだ新基地に反対なのか?」と疑問のまなざしを向けてきた。
県は8月31日、政府と辺野古代執行訴訟の和解に基づく作業部会で、政府が要望したキャンプ・シュワブ陸上部の隊舎2棟の建て替え工事再開を容認した。その理由について、作業部会に出席した安慶田光男副知事は「隊舎は埋め立て区域外と認識している。防衛省からは老朽化した隊舎の建て替えで、全く埋め立てと関係ないという話だった」などと説明している。
オバマ氏の側近に、県は陸上部工事の再開は埋め立てとは関係ないと説明していると告げると、「計画と無関係であれば、日本政府はなぜあの場で要請したのか」と逆に問いを向けてきた。
東村高江のヘリパッド建設を含む北部訓練場の統合整理が進み、嘉手納より南の返還計画を巡る協議も具体化。そして陸上部工事再開で辺野古移設に向けた環境も整えられつつある、と楽観的に語る姿は、沖縄の緊迫した状況などまったく意に介していないように映る。
果たして陸上工事の再開は辺野古移設と関連はないのだろうか。
米海兵隊は「戦略展望2025」の中で、新基地建設後の環境について、訓練場所と住居が一体化した利便性の高いコミュニティーへ変容すると強調している。
翁長雄志知事は「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」と公約を掲げている名護市の稲嶺市長に対し、容認の理由をどう説明したのだろう。翁長知事には隊舎の工事を容認した根拠を明確に説明する責任がある。(平安名純代・米国特約記者)
☆
オスプレイのデマ情報で翁長知事を「オール沖縄:に駆り立てた平安名記者だけに、翁長氏批判の舌鋒はいささか婉曲ではある。
だが、下記のとおり文末で明確に翁長氏批判を展開している。
>県は8月31日、政府と辺野古代執行訴訟の和解に基づく作業部会で、政府が要望したキャンプ・シュワブ陸上部の隊舎2棟の建て替え工事再開を容認した。その理由について、作業部会に出席した安慶田光男副知事は「隊舎は埋め立て区域外と認識している。防衛省からは老朽化した隊舎の建て替えで、全く埋め立てと関係ないという話だった」などと説明している。
>翁長雄志知事は「辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせない」と公約を掲げている名護市の稲嶺市長に対し、容認の理由をどう説明したのだろう。翁長知事には隊舎の工事を容認した根拠を明確に説明する責任がある
そして今回、翁長知事が北部訓練場の年内返還に歓迎の意を表したことに対し、同じ平安名記者が再度牙を剥いた。 政治の矛盾を追求せよ リーダーを動かせ、疑問を引っ込めるな [平安名純代・想い風] 沖縄タイムス 2016年10月10日 05:00自分たちが選んだ指導者だからといって、市民が疑問の声を上げず、政治の矛盾を追及するのを控えた時、その先にはどんな社会が待っているのだろう。
拡大する沖縄県の翁長雄志知事(左端)らとの会談のため、知事公舎を訪れた菅官房長官(右から2人目)=2016年10月8日午後(代表撮影)
最終盤に達した米大統領選挙を横目に、オバマ大統領誕生後の米国の変化を考える日が増えた。
2009年1月に第44代大統領に就任したオバマ氏は「米国は世界の警察官ではない」と述べ、米国民や同盟国が直接的危機に脅かされる場合を除き、単独の軍事力は行使しないとの方針を外交政策に据えた。
オバマ氏は、同年4月に「核なき世界」を描いたプラハ演説でノーベル平和賞を受賞したが、時を同じくしてアフガニスタン増派も発表。11年には米英仏中心の多国籍軍でリビアを空爆し、14年にはイラクで過激派組織「イスラム国」への空爆を開始。シリアにも拡大した。
軍事縮小を唱えていたオバマ氏が変容する前兆は確かにあった。しかし、オバマ氏を支持するリベラル派や反戦団体は、まるで申し合わせたかのようにオバマ氏の行動の矛盾に疑問を投げかけるのを控えたのだ。
その結果、オバマ政権は批判されることなく軍事力を重視した政策を推し進めることに成功した。
熱狂的な「チェンジ」現象が過ぎ去った後に、オバマ氏に投票した有権者らが自覚したのは、指導者に望みを託しただけでは真の変化は訪れないという現実だ。当時を振り返りながら、あの時の熱狂ぶりが今の沖縄に重なっていく。
翁長雄志知事は8日、菅義偉官房長官から、年内の米軍北部訓練場の部分返還を米側と交渉していると伝えられ、「大変歓迎する」と喜びを表現。会談後の会食では両者とも、高江や辺野古、ハリアーに言及せず、菅氏は「いい雰囲気で会食できた」と評した。
副知事らを脇に、菅氏を和やかな笑顔で迎え入れる翁長知事の表情は、かつての政府との対決姿勢は鳴りを潜めたかのようだ。
翁長知事は14年10月の知事選出馬表明で、「ヘリパッドはオスプレイの配備撤回を求めている中で連動し反対する」と表明している。その公約を変えたのはなぜなのか。
「日米間では来年1月までには返還するとの基本合意がある」と話す米政府高官は、「年内返還が実現すれば安倍政権の株も上がるだろう」と笑顔を見せた。
票を託した指導者の矛盾を追及し、変化を起こせるかどうかは市民が疑問の声をあげられるか否かにかかっている。(平安名純代・米国特約記者)
自分たちが選んだ指導者だからといって、市民が疑問の声を上げず、政治の矛盾を追及するのを控えた時、その先にはどんな社会が待っているのだろう。
☆
>翁長雄志知事は8日、菅義偉官房長官から、年内の米軍北部訓練場の部分返還を米側と交渉していると伝えられ、「大変歓迎する」と喜びを表現。会談後の会食では両者とも、高江や辺野古、ハリアーに言及せず、菅氏は「いい雰囲気で会食できた」と評した。
>副知事らを脇に、菅氏を和やかな笑顔で迎え入れる翁長知事の表情は、かつての政府との対決姿勢は鳴りを潜めたかのようだ。
政府と対決姿勢を露にしている翁長知事が政府代表の菅官房長官と会談するときは、決まって表情をこわばらせる場面が多かったが、その二人が「いい雰囲気で会食できた」などとは想像もできないのだろう。
「危険な欠陥機オスプレイ」で翁長氏を扇動し、政府との対決に追い込んだ張本人の平安名記者としては、菅氏を迎える笑顔の翁長氏など見たくない光景なのだろう。
>翁長知事は14年10月の知事選出馬表明で、「ヘリパッドはオスプレイの配備撤回を求めている中で連動し反対する」と表明している。その公約を変えたのはなぜなのか。 オスプレイのデマを撒き散らした張本人の平安名記者。 オスプレイは旧型ヘリch-47の後継機とて導入されたヘリの一種であり、危険な欠陥機というのがデマであった。 そのデマを公約に掲げた翁長氏の方が異常だったのだ。 >票を託した指導者の矛盾を追及し、変化を起こせるかどうかは市民が疑問の声をあげられるか否かにかかっている。 平安名記者が撒き散らした「危険な欠陥機オスプレイ」がデマであることが判明した現在、公約を変えても何の不思議もない。 平安名さん、お前にだけは言われたくないね。 沖縄知事の「歓迎」発言が波紋 自民「翁長県政への攻めどころができた」
沖縄タイムス 2016年10月10日 09:04
9秒でまるわかり! 米軍北部訓練場の年内返還を「歓迎」した翁長知事の発言が波紋 自民は「ヘリパッド容認」と捉え県政与党の足並みを崩したい考え 県政与党からは賛否を明らかにしないままでの知事発言に違和感も
菅義偉官房長官が示した米軍北部訓練場の年内返還を「歓迎」した沖縄県の翁長雄志知事の発言が、県内政党に波紋を広げている。県政野党の自民県連幹部は返還は東村高江のヘリパッド建設が条件として「ヘリパッドを容認したということだ」と強調。一方で、ヘリパッド建設に反対する与党内からは知事が賛否を明らかにしないままでの歓迎発言に違和感を唱える声も上がった。自民側は翁長知事や県政与党が名護市辺野古反対で結束する中で、北部訓練場など辺野古以外の基地問題を「オール沖縄」の足並みを崩す“くさび”とする可能性を探る。(政経部・銘苅一哲)
拡大する報道陣の取材に応じる翁長雄志知事=8日午後、那覇市・知事公舎
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「知事がヘリパッドを容認したということです」
菅氏は静かにうなずいた。
県政与党の幹部は知事の対応に「辺野古との矛盾を指摘されかねない」との懸念を抱いている。
辺野古埋め立てを巡り県が敗訴した「辺野古違法確認訴訟」。県は最高裁への上告理由書で「普天間は辺野古、那覇軍港は浦添、キャンプ瑞慶覧は沖縄市に移るだけで返還ではない。負担軽減はうたい文句」と県内移設を批判した。
与党幹部は上告理由書に触れ「裁判で県内移設を否定しながら、同じ条件の北部訓練場返還の歓迎は辺野古と高江の対応が食い違うと批判される可能性がある」と指摘した。
■「オール沖縄」にくさび菅氏と自民県連の会談では、沖縄振興や辺野古など翁長県政と政府の根本的な課題も議論された。
振興策では政府が基地と振興の「リンク論」を容認したことに、県連側が「基地と振興は影響し合っている」と理解を示した。基地と予算を直接引き換えにする「リンク」ではなく、沖縄戦や戦後の米軍統治など特殊な歴史を背景に国が講じてきた沖縄振興は、米軍基地の存在が「影響」している、との考えだ。県連として辺野古で政府と対立する翁長県政の振興予算の減額までは踏み込まなかったものの「メリハリ」(幹部)をつけるよう要望した。
辺野古については、菅氏が高裁判決の県敗訴で本土側の世論が知事は判決に従うべきだとの意見が増えつつあるとし、「最高裁が高裁と同じような判断をすれば世論はさらに変わる」との見方も示した。
さらに、菅氏は翁長政俊県連副会長とも個別に会談し、国政選挙や首長選などで協力していくことを確認。ある幹部は「北部訓練場の歓迎は、翁長知事が辺野古以外の基地問題では譲歩をする可能性を意味する。県連、政府が連携し『オール沖縄』にくさびを打つことで、辺野古問題や選挙を有利に運べる」と解説し、付け加えた。
「翁長県政への攻めどころができた」
☆
>「知事がヘリパッドを容認したということです」
>菅氏は静かにうなずいた。
菅氏がうなずくまでもなく、北部訓練地の返還はヘリパッド工事完成が前提であり、知事がヘリパッドを容認したことは事実である。
>与党幹部は上告理由書に触れ「裁判で県内移設を否定しながら、同じ条件の北部訓練場返還の歓迎は辺野古と高江の対応が食い違うと批判される可能性がある」と指摘した
矛盾の塊のような翁長知事の言動に批判が集中するのは当然である。 米軍基地の県内移設に反対する翁長知事は他にも那覇軍港の浦添沖移設など矛盾が続出している。
>「翁長県政への攻めどころができた」 「翁長県政への攻めどころができた」を、逆に翁長知事の立場から見ると、追い込まれた翁長知事の「着地点」ということも出きる。以下は東子さんの関連コメント。
おぉ、社説まで、SACO合意支持する翁長知事批判。
「<社説>北部訓練場返還 負担生むSACOの矛盾 2016年10月10日 06:02」
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-372824.html
>この矛盾を解消するために、日米両政府は沖縄の意見を取り入れた新たなSACO合意ともいうべき、基地返還のプログラムをつくるべきだ。
平成27年第7回定例県議会でも翁長知事は「あらゆる手段で阻止すると言いながら、SACO合意破棄を言わないのはおかしい」と追及されている。
翁長知事は、これまでSACO合意は尊重すると発言している。
http://tetsujimatsumoto.ti-da.net/
SACO合意を破棄するとなると、↓あたりも掘り起こされるわよん。
「なぜ翁長知事と大田元沖縄知事は辺野古阻止で協力しないのか 2016年4月12日」
http://天木直人.com/2016/04/12/post-4312/
>代替基地建設が普天間返還と一体になっていることは、少なくとも橋下龍太郎首相がモンデール駐日米大使と合意を取り交わした1996年4月には日米両国の合意になっていたという事だ。
>しかもそれを橋本首相は当時の大田知事に伝えていたと橋本首相は証言した。
>しかし、この重要な橋本首相の証言にもかかわらず、大田知事はこの橋本証言を否定しているという。
「翁長知事「普天間放置、固定化と同じ」 返還延期に懸念 上遠野郷、吉田拓史 2016年2月25日12時05分」
http://www.asahi.com/articles/ASJ2S55SXJ2STIPE00Z.html
>米太平洋軍司令官が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設完了について「現時点では2025年になるとみている」との見通しを証言したことに対し、地元・沖縄からは24日、「それまで普天間の危険性はどうするのか」と懸念の声があがった。
米政府が新たなSACO合意を作ることに同意するまで、辺野古移設を止めるのか?
■見出しに翁長知事は返還を「大変歓迎」と書いてふっきれた感のある新報。
書きますね~。
「【北部訓練場一部返還】菅氏、県政のアキレス腱狙う 2016年10月9日 09:53」
北部訓練場一部返還 北部訓練場 着陸帯 東村高江 高江 ヘリパッド建設
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-372523.html
>知事はこれまで「一方的に工事を進める政府の姿勢は到底容認できない」と移設工事を批判してきたが、この日は工事の手法を批判することはなかった。政府側は知事の“お墨付き”を得たと政治利用し、工事をより強行に進めるとみられる。
>北部訓練場のヘリパッド移設工事を巡って、知事を支える「オール沖縄」勢力を構成する県政与党からは、知事に工事反対を明確に表明するよう求める声が上がっている。
>だが県政は返還計画を定めたSACO(日米特別行動委員会)合意を支持する点から難しい立場にある。
山城ヒロジは、翁長知事を批判したら「オール沖縄」が崩壊するから、絶対しては駄目って言っていましたけれどね。
こんなに「オール沖縄」と乖離する発言するのに、翁長知事を批判しないことへの批判が、内部から起こるんじゃないの?
批判してもしなくても、分裂へ(涙
■「会談取材、「沖縄方式」オープンだったのに… 2016年10月9日 09:55」
会談 沖縄方式
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-372527.html
>翁長県政になって冒頭のみで非公開の例が続いており、「沖縄方式」が崩れてきている。
ぶははは。
翁長知事批判、いよいよですか~~?
もっとやっちゃって。