【北部】菅義偉官房長官は8日午後、米軍北部訓練場を抱える伊集盛久東村長や同村の仲嶺久美子高江区長、宮城久和国頭村長と名護市内で会談し「ヘリで(上空から)視察したが、着実に(米軍北部訓練場へのヘリパッド建設)工事は進ちょくしている。過半の返還が年内で実現できるように政府としては全力で対応していく。米軍にも年内返還として交渉していきたい」と述べ、年内にヘリパッド建設工事を終えた上で、米軍北部訓練場の年内返還を目指す考えを明言した。
伊集東村長は「工事に反対する人たちが村高江に入り、生活に問題が生じている。早めに正常な形にしてほしい」などと求めた。
宮城国頭村長は「年内の過半の返還はきょう初めて聞いた。返還した場所に国立公園にして、世界遺産登録を目指していきたい」などと強調した。【琉球新報電子版】
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>SACO合意の流れで大変重要。県としても早めに返してほしい」と述べ、歓迎する意向を示した
>着実に(米軍北部訓練場へのヘリパッド建設)工事は進ちょくしている。
>過半の返還が年内で実現できるように政府としては全力で対応していく。米軍にも年内返還として交渉していきたい」と述べ、年内にヘリパッド建設工事を終えた上で、米軍北部訓練場の年内返還を目指す考えを明言した。
ヘリパッド工事が行われている高江近辺では、昨日も反対派の抗議活動が行われたが、骨折り損のくたびれ儲けになったようだ。
工事は着実に進行しており、菅氏は年内には工事完了で、北部訓練場の年内返還を明言している。
日米両政府は、へりパッド建設に「本気度」を示している。
その理由は、機動隊の大量配備に止まらず、侵入禁止区域に侵入する者には、日本側にも区域内の逮捕権を認めた事実である。
琉球新報 2016年10月8日 08:30
米軍北部訓練場のヘリ着陸帯工事を巡り日米両政府が、北部訓練場に限定する形で日本側の逮捕権の行使を含む保安活動を日本側に認めることで合意していたことが7日分かった。住民らが訓練場内に立ち入って抗議を続ける事態を受け、日本側は当初、刑事特別法違反の適用を視野に調整を進めていたが、現在は威力業務妨害の適用を検討している。米軍関係者の捜査や環境調査では基地内立ち入りを拒む例が絶えないのに対し、米軍施設建設には権利行使を認める米側の姿勢に恣意(しい)的との批判も上がる。
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米軍は憲兵(MP)の陣容などから対応が難しいとして、逮捕を含む対応を日本側に委ねた。県警は日米地位協定17条10項に関する合意議事録で定める米軍当局の同意を得ているという。
日米合意を受け、政府は当初、北部訓練場内に入って工事による環境への影響を調査したり、抗議したりしている住民に対して、米軍施設・区域への無断立ち入りを規制する刑事特別法(刑特法)を適用し、沖縄防衛局の職員が現行犯逮捕する方向で調整していた。
しかし、防衛局職員による「私人逮捕」の適否や安全面などに疑義が上がったことから、政府は先週末に方針転換し、仮に住民を逮捕する場合は警察が優先的に行うことを確認した。
また、住民の逮捕理由に刑特法違反を適用する方向で検討していたが、建設現場周辺では北部訓練場の境界がフェンスで明示されていないことなどから適用を困難視する向きもあり、工事の進捗(しんちょく)に直接影響を与える抗議行動をした場合に威力業務妨害の疑いを適用することを検討している。
米軍は北部訓練場が広大なことや、在沖米軍の憲兵の拠点はキャンプ・ハンセン(金武町など)が北限で、東村と国頭村に広がる北部訓練場には常駐していないことなどから、自らの軍警による対応は難しいとして日本政府に対応を求めているという。
菅官房長官が年内に北部訓練場の返還を明言した根拠は、ヘリパッド工事が着々に進行している前提がある。
「市民」と称する暴徒がいくら阻止を試みても、骨折り損ということになる。 機動隊が本気になったら、ジジ・ババ動家はくたびれ儲けどころか、本当に骨を折る羽目に陥らんとも限らないので、ご用心してほしい。
>伊集東村長は「工事に反対する人たちが村高江に入り、生活に問題が生じている。早めに正常な形にしてほしい」などと求めた。
琉球新報も最近の「ウソツキ新聞」の汚名挽回のためには伊集東村長の「工事に反対する人たちが村高江に入り、生活に問題が生じている」ろの証言を、高江の実情として報道せざるを得なくなっている。
今朝の沖縄タイムスを見る限り、翁長知事と菅氏は、これまでのような「対決姿勢は鳴りを潜め」、良い雰囲気で会食などを楽しんだ模様。 ツーショットの写真でも翁長知事の表情はにこやかである。
>菅氏「良い雰囲気で会食」
>知事と菅氏 対決姿勢 鳴り潜め
一体翁長知事に何があったのか。
翁長知事は現在、辺野古違法確認訴訟の全面敗訴を受け、成り行き上最高裁に上告した。
だが、高裁判決は法令違反や憲法違反のみを審査するというので、最高裁が「民意」や「民主主義のあり方」を主張する翁長氏の陳述を許可するはずはない。
審議もせず上告却下の話も出ているくらいだ。
最高裁で翁長知事の敗訴確定を一番承知しているのは、他ならぬ知事自身だろう。
ならば、八方塞がりの翁長知事が、着地点を模索してもおかしくはない。
自民党沖縄県連の大幹部だった翁長氏は共産党が主導する「オール沖縄」の支援で知事になったため、政府・自民党とのパイプを失っていた。
そこで翁長知事は、来年度の沖縄関係予算3千億円台減額の話が浮上したとき、就任したばかりの二階自民党幹事長を訪問し、沖縄振興に関する税制9制度の延長・拡充の実現を求める要請書を手渡した。
政治家一家で育った翁長知事は、知事の兄と接点のある二階幹事長を政府自民党との太いパイプとして訪問したのだ。
<沖縄関係予算>自民・二階氏、予算確保に理解 翁長知事と会談
沖縄タイムス 2016年8月11日 13:53【東京】翁長雄志知事は10日、自民党本部で二階俊博幹事長と会談し、来年度の沖縄関係予算3千億円台の確保や酒税の軽減措置など沖縄振興に関する税制9制度の延長・拡充の実現を求める要請書を手渡した。
拡大する贈られた知事の著書を読む二階自民党幹事長(中央)=10日、東京・自民党本部
会談後、二階氏は「できるだけ沖縄の希望に添えるように努力したい」と要請内容の実現に協力する考えを示した。
名護市辺野古の新基地建設問題では政府・自民党と立場が違う翁長知事からの要請について、二階氏は「政権与党は予算のほか基地や平和の問題も責任がある。しっかりした対応をしていくと知事にも申しあげた。党としてできるだけのことをして寄り添って歩んでいくことが基本的に大事だと認識している」と述べ、「喜んでお目にかかりました」と話した。また、二階氏は「機会を見て訪問したいと申し上げた」として沖縄訪問にも意欲を示した。
翁長知事は会談後、「大変理解をいただいた。今後も意見交換できるでのはないか」と期待を込めた。
翁長知事は高村正彦副総裁にも同様の要請をした。
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二階氏は翁長知事との面談の際、沖縄訪問を約束し、それが実現したのが辺野古違法確認訴訟で翁長知事が全面敗訴する直前の14日のことだ。 翁長知事の全面敗訴が予測される直前に沖縄入りし、「対話姿勢」を強調した二階氏の記事がこれ。 「自由闊達に意見交換できる」 沖縄知事、二階氏の対話姿勢を歓迎 沖縄タイムス 2016年9月15日 05:00 9秒でまるわかり! 沖縄県の翁長知事が、会談した自民党の二階幹事長の対応を歓迎 県民の支えで日本の安全保障が成り立ってきたことへの配慮を強調 「自由闊達な意見交換ができるのではないかと感じた」と評価沖縄県の翁長雄志知事は自民党の二階俊博幹事長との会談、会食を終えた14日午後、知事公舎前で記者団の取材に応じ「スムーズに自由闊達(かったつ)な意見交換ができるのではないかと感じた」と述べ、対応を歓迎した。
知事は二階氏が「戦後、県民の支えで日本の安全保障が成り立ってきた。そのことに十分な配慮をしないといけない」という趣旨の発言を、今回の来県時に限らず折に触れて繰り返していることを強調。
「考えを言い合う場合でも、壁をつくりながら話すのと耳を傾けながら話すのは全然違う。本来は首相官邸ともそうあるべきだったと思う」と述べ、二階氏の認識を評価した。
また、二階氏が那覇港のクルーズ船用バース整備など、沖縄の観光振興に意欲的だったと説明。「沖縄観光に大変な熱意を持っている。観光を通じ、中国などの国々との友好平和も念頭にあるのでは」と分析した。
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>「考えを言い合う場合でも、壁をつくりながら話すのと耳を傾けながら話すのは全然違う。本来は首相官邸ともそうあるべきだったと思う」と述べ、二階氏の認識を評価した。
これまでの菅官房長官との協議を暗に批判するかのような、コメントは古狸・二階氏の真骨頂であり、翁長知事の「着地点模索に」に対する暗示とも思える。
これまで何度となく行なわれた菅氏主導の平行線に終わった「協議」とは雰囲気が違うのは誰の眼にも明らかだ。
二階氏は「沖縄と協力を密に」を主張したが、違法確認訴訟の判決が出る16日の午前、鶴保沖縄担当相は、まるで「二階・翁長会談」を後押しするように「訴訟合戦望ましくない」「辺野古問題は話し合いを」と、新任大臣にしては訴訟を批判するような」コメントを出している。 高裁判決が下される16日当日の午前のコメントである。
どう考えても若い新任大臣のコメントというより、二階幹事長が翁長知事の着地点模索のために新任大臣に言わしめた考えたほうが納得できる。
沖縄タイムス+プラス ニュース 鶴保沖縄相「訴訟合戦望ましくない」 辺野古問題「話し合いを」 沖縄タイムス 2016年9月16日 13:25【東京】鶴保庸介沖縄担当相は16日午前の閣議後会見で、名護市辺野古の新基地建設を巡る「辺野古違法確認訴訟」の判決後の政府と県の対応について、双方による真摯(しんし)な話し合いが早期の解決に結びつくとの考えを示した。
鶴保氏は、国と地方が法廷で争っている事態は「決して正常な、喜ばしい状況とは思わない。注文はたった一つで、早く片付けてほしいということに尽きる」と述べた。その上で「百点満点の答えは出ないにしても、それぞれが譲歩し納得する形で決着を付けるのが道筋だと考えている」とした。
早期の解決には話し合いが必要だとして、「双方の思いを虚心坦懐(たんかい)にぶつけ合って、それをしっかりと解決の方向に導いていくことだと思う」と述べた。
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翁長知事の着地点模索を時系列で列記する。
1)予算交渉を名目に、違法確認訴訟の敗訴確定直前という絶体絶命の翁長知事は、自民党内の「仕事師」といわれる二階幹事長に「着地点」を模索して接触した。
2)阿吽の呼吸でこれを察した二階氏は、沖縄訪問を果たし、鶴保沖縄担当相は「訴訟合戦望ましくない」と援護射撃。
3)菅氏が東京の「沖縄物産展」に参加、翁長知事と共に沖縄そば⇒<菅氏>翁長知事と歩み寄り? 物産展で共に沖縄そば (物産展には二階氏も参加している)
4) そして今回(10月8日)の和やかな「菅・翁長会談」ということになる。
では、具体的に翁長知事の「着地点」の構想はどうなっているのか。
菅官房長官、二階幹事長が、翁長知事と水面下で着地点を巡って、どのような話し合いをしているか、次回のお楽しみである。
ちなみに矛盾の塊のような翁長知事を敗訴確定目前まで追い込んだのだかえら、いまさら着地点模索に協力などせずに、木っ端微塵に粉砕してしまえ、という意見もある。
だが、「政治家・安倍首相」の最近の政治手法を見ると、相手を追い詰めて断崖から突き落とすような手法はとっていない。
突き落とす寸前に、相手に妥協点を与え、敵を味方に組み込む手法をとっている。
例えば慰安婦問題での、昨年末の最終的不可逆的に解決したとする「日韓合意」が典型だ。
「何度韓国に騙されるのか」などと保守系論者の怒りも分からなくはないが、僅か10億円の出費で朴大統領に恩を打ったと考えれば、「政治家・安倍」としては安い買い物といえる。 韓国の民間人はともかく、少なくとも韓国政府は慰安婦に関してわが国を非難できない立場に追い込んだのだから。それも米国大統領を立会人にして。
【おまけ】
幹事長記者会見
翁長沖縄県知事と面会後 二階幹事長ぶらさがり 平成28年8月10日(水)12:10~12:16於:党本部4Fエレベーターホール前 冒頭発言
ただ今、翁長知事及び安慶田副知事が一緒に、沖縄の予算問題についてお話にお見えになりました。我々はこれから、この沖縄の将来を考えて、自民党としてはできるだけのことをして、寄り添って歩んでいくということが基本的に大事だという、私はそう認識していますからきょうおいでになりましたので、喜んでお目にかかりました。午前中に、高村副総裁はもとより、菅官房長官ともお会いなさって、予算問題等についても政府に対して要望、お話をしてこられたようですから、我々はこれから政府とよく綿密に打ち合わせをして、きょうご上京いただいてわざわざお話しいただいたこと、また、昨日は担当の鶴保大臣も現場にお伺いしておるようですから、それらを総合的に判断して、できるだけ沖縄の希望に添えるように努力していきたいと考えています。
質疑応答 NHKです。知事からはどのような要望があったのか。この知事さんは元々、こういうことを申し上げていいのか分からないが、自民党沖縄県連の大幹部であられたわけです。むしろ、自民党本体の方が、そういう意味で大変お世話になっていました。私ども、知事のお兄様と大学の関係もありますが、ずいぶん古い時代、私が当選2、3回の頃、沖縄の海の港湾か何かの行事に参加して、そこで我々は大学が一緒だったということで、それ以来非常に親しくしていただいて、その頃、知事が、本人も言っていたが、市議や県議をなさっていた頃で、うちの弟もがんばっていますというような話を聞いて、よく存じ上げていたので、きょう、そういう話も交えながら、一度、私も機会をみて沖縄を訪問したいと申し上げた。NHKです。予算関係の要望については。予算関係の問題もありましたが、知事が自由民主党との間にいろいろな話し合いができる、もともと自民党の人なのですから、そういう関係を持っていこうということで、積極的に自民党本部をお尋ねいただいた。そのことに対して我々は同じ政治の道を歩む者として当然、敬意を払い、沖縄の知事のご発言、またご要望に対して、政権政党の自民党は基地の問題も平和の問題も皆自民党の責任にあるわけですから、しっかりした対応をしていかなければならんと、しっかりした対応をしていきますと、きょうは知事にも申し上げた。朝日新聞です。手元に知事の著書があるが、基地問題の意見交換などはあったか。この頂戴した本は、日本政府との攻防とか品格ある安保体制、アジアへ、そして世界へ、こういうテーマの立派な著書でありますが、サイン入りできょう、頂戴したわけですから、よく拝見して、翁長知事の気持ち、また今後、沖縄の発よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします