Quantcast
Channel: 狼魔人日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9761

豊洲「謎の地下水」、「飲んでも大丈夫」専門家会議の検査結果

$
0
0

 

「狼魔人日記」まとめサイト沖縄お悔やみ情報局

※お願い

人気ブログランキングの投票が分散されるのを防ぐため、次のバナーをクリックお願いします。

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします   【追記】   急遽、話題変更になったので、高江関連で午後12時過ぎにアップの予定です。  

枡添問題で現職の知事を辞任に追い込んだことで味を占めたテレビメディアが、豊洲新市場の「謎の地下室」に溜まった「謎の地下水」について連日「危険な水」の印象操作に大童だった。

お得意の「街の声」をフル活用し、「食の安全に関わることゆえ心配だ」などと危険を煽った。

東京都の問題なので、沖縄には直接関係ないと思っていたが、最近の流通網の発達で沖縄でも「築地直送」を売り物にする和食店が増えてきた。 豊洲移転が完了したら、「豊洲直送」が売り物になるか。

最近のテレビ報道を見る限り「豊洲は食の安全には危険な場所」という印象が拡散されている。

豊洲の危険を煽ったのは先ず共産党議員で、独自に行った水質検査だった。

共産党議員による「強アルカリ水」の批判だが、新しいコンクリートに囲まれて溜まった水にはセメントの原料である石灰が水に触れることにより水酸化カルシウムが溶け出し、「石灰水」となる。

石灰水がアルカリ性を示しているだけのことで、特に不自然なことではない。

「何とか還元水」は、確か水道水をアルカリ水に還元し、それを飲むと体によい、という触れ込みだったはず。

またpH12前後のアルカリ性を示しているのも危険とは言えず土壌汚染とは無関係。


共産党議員や彼らに煽られたテレビキャスターたちが何をそんなに驚いているのか疑問に感じていた。


テレビメディアを見ている最低限の化学的知識を持たない人達を巻き込んで、豊洲は危険との賛同者にしようという魂胆が見え見えだった。

強アルカリ性が特に危険でないと分かると、今度は猛毒のヒ素の登場で、視聴者の恐怖を煽った。

豊洲市場 空洞の水に基準値の4割のヒ素 共産都議団(毎日新聞 2016.09.16)


検出されたヒ素は1リットル当たり0.004ミリグラム。

ヒ素と聞いただけで、恐怖を覚える人が多いが、土壌に自然由来のヒ素が含まれるのは普通のことで、ミネラルウォーターにも含まれている程度の量で問題はない。

ミネラルウォーターレベルなら飲んでも問題ないレベルだ。


検出量の問題を無視して視聴者に不安を煽るのは、原発事故後の放射能の風評被害と同じである。

豊洲の魚「売れないのでは」=買い出し人も不安視―築地市場(時事通信 2016.09.17)

遅きに失した感は否めないが専門家会議が水質調査をした。

専門家会議・平田健正座長によると「結論から言うと地下水である。(たまり水については)地下水環境基準に適合していた。水道水レベル。飲んでも大丈夫」とのこと。

 ミネラルウォーターと同じレベルだったら「飲んでも大丈夫」なわけだ。

豊洲市場たまり水「水質に問題ない」 専門家会議

日本経済新聞 2016/9/25 1:23

   東京都の豊洲市場(東京・江東)の盛り土を巡る問題で24日、建物地下にたまっていた水は地下水で、水質に問題はないとする見解が示された。一般の専門家からも支持する声が聞かれ、たまり水については「安全」との見方が有力になった。都の専門家会議は今後、地下水の水位の管理システムが有効に機能するかどうかなどを検証する。

 たまり水は豊洲市場の主要な建物である「水産卸売場棟」「水産仲卸売場棟」「青果棟」などの地下空間にあり、床全体か一部で、水深数センチ~十数センチ程度が確認されている。地下空間のある部分では土壌汚染対策の盛り土がなかった。

 安全性を検証する都の専門家会議の平田健正座長(放送大学和歌山学習センター所長)は24日、水産卸売場棟の地下を視察後に記者会見。たまり水について、性質が周辺の揚水井戸の水と同じことなどから地下水と判断したことを説明した。都はこれまで雨水が浸透した可能性も挙げていた。

 たまり水の水質は全て環境基準値を満たしており「全然問題はない」と指摘。今後の検討課題については「水が上がってこないようにする。水位を見ていく必要がある」との認識を示した。

 豊洲市場には地下水の水位などを監視し、必要に応じてくみ上げて排水する「地下水管理システム」が設置されており、都が試運転中。専門家会議で十分に機能するかを検証していくという。

 平田座長は「築地市場の人がどう考えるか。大丈夫と思うか、まだ足りないと思うか、意見を受ける必要がある」とも語り、十分なコミュニケーションの必要性も指摘した。

 都議会公明党が14日に採取した水から強い毒性を持つシアン化合物が1リットル当たり0.1ミリグラム検出されたことに関しては「直ちに人体に影響を与えるものではないと考えられる」とした。都の調査ではシアン化合物は検出されていない。空洞の空気中のベンゼンも基準値以下だったとされる。

 たまり水を地下水とした判断は専門家会議以外の識者も支持する。地下水のメカニズムに詳しい筑波大生命環境系の辻村真貴教授は「豊洲市場の地下空間は巨大な井戸と言ってもよい。地下水と考えて妥当」と指摘。さらに「汚染物質が含まれていれば地下水が上がってくるのは問題だが、データを見る限り懸念することはない」と話した。

 建築物の構造が専門の宮里直也・日本大准教授は「大量の水が地下にたまっていても排水装置が正常に機能すれば問題ない」とし、「壁や床を二重構造にして隙間をつくり、たまった水を自動でくみ上げる仕組みが有用だ」と語った。

                                                                              ☆

豊洲市場 地下空間の水は「地下水」 水道水レベル テレビ朝日 (2016/09/25 00:22)  

 東京都の専門家会議の平田健正座長が問題となっている豊洲市場の地下空間を視察し、地下空間にたまった水は「地下水だと判断する」などと述べました。

 専門家会議・平田健正座長:「結論から言うと地下水である。(たまり水については)地下水環境基準に適合していた。水道水レベル。飲んでも大丈夫」
 豊洲市場の安全性などを再検証する専門家会議の平田座長は24日、初めて建物の地下にある空間を視察しました。その後に会見した平田座長は、地下水との成分比較から、たまった水を地下水と判断したなどと述べました。さらに、15日に地下空間で採取した水の調査結果なども公表し、ベンゼンなどの有害物質はいずれも環境基準値以下でした。また、空気の測定でもベンゼンは基準値以下だったということです。こうした結果から、現状では安全性には問題はないとの認識を示す一方で、都に対しては調査地点の数を増やすよう指示したことも明らかにしました

 

Shoko Egawa

 ⇒専門家会議の水質検査の結果を報じる各紙

泰山鳴動ネズミ一匹!

テレビメディアよ、根拠のない風評で煽るだけ煽って、

風評被害の責任をどう取ってくれるのか!

 

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 9761

Trending Articles