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知事に「明言」迫る沖縄タイムス、高江のヘリパッド建設 

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 沖縄お悔やみ情報局

  「狼魔人日記」まとめサイト     根っこでは「米軍基地憎悪」でつながるがる二つの「基地反対」闘争。 二つの反基地闘争が参院選後の新聞を賑わしている。

一つは和解協議中の「辺野古移設問題」。

現在、国地方係争処理委の「判断」をめぐり、県は提訴せず国との協議続行を希望している。

が、一方の国はお互いに意見が対立・平行線なので法廷決着を希望。 無駄な時間の浪費を避けている。 県に提訴を促したが提訴の意志がないので、国が県を「違法確認訴訟」を提訴する見込みである。

もう一つは辺野古より北にある「高江ヘリパッド建設問題」。

この問題に対して翁長知事は、辺野古移設の場合のように「新基地建設反対」と明確に反対意見を明示していない。

「高江ヘリパッド」が完成したら膨大な面積の米軍訓練所が返還される。(注※)

そのため、翁長知事が明確に反対すれば結果的に基地返還を妨害することになる。

そのため、翁長知事は発言をあいまいにしたまま今日に至っている。

しかし、参院選の圧倒的勝利を受け、共産党の「オール沖縄」内部での発言権が強くなった。

翁長知事も共産党の圧力に耐え切れず、「ヘリパッド建設」に反対と明言するのを強いられている昨今である。

(注※)

北部訓練場は沖縄最大の米軍基地。 日米両政府は1996年、総面積約7800ヘクタールのうち約4000ヘクタールの返還で合意した。 この際、返還区域にあるヘリパッドを米軍側に残す部分に移す条件が付された。 近隣住民らはオスプレイの騒音や墜落を懸念し、工事車両の通行を阻むなどしてきた。 そのため、建設が必要なヘリパッド6箇所のうち2箇所は完成したが、残りは未着工となっている。

そこで、本日の沖縄タイムスから「高江ヘリパッド建設」関連の見出しを拾ってみよう。

■一面トップ

ヘリパッド22日にも着工

北部訓練所 政府、方針固める

県議会 反対決議へ

■二面トップ

G地区着工 来月以降

北部訓練所 防衛局、県に届けで

■社会面トップ

迫る再開 戸惑う住民

反対か迷惑料か 意見対立も

県道上に米軍境界線

北部訓練場ゲート

県、台帳と照合

  選挙翌朝の作業強行に怒り 高江のヘリパッド建設 国の柵設置巡り緊迫 琉球新報 2016年7月12日 05:01 米軍 北部訓練場 オスプレイ ヘリパッド 高江   作業に抗議して座り込む住民や支援者らと排除する県警の機動隊=11日午後、米軍北部訓練場メインゲート前

 沖縄県東村と国頭村にまたがる米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリパッド建設問題で、沖縄防衛局が工事再開に向けた準備作業を始めたのは、参院選から一夜明けた11日の早朝午前6時だった。

 防衛局は住民や支援者がまばらな時間帯に機動隊約100人、民間警備員約20人を配備した。最初に着手したのは、北部訓練場のメインゲイト周辺で住民らが集会などで使っていた空き地を柵で囲う作業だった。柵を撤去しようとする住民らと県警機動隊は何度ももみ合い、現場は緊迫した。参院選翌日の作業強行に住民からは憤りの声が上がった。

 集まった延べ60人の住民らは、防衛局が柵で囲った空き地が県道70号の一部と主張。防衛局が県北部土木事務所に使用許可を出していないことを確認した上で「不法行為だ」とし、柵の撤去を何度も試みた。県北部土木事務所は琉球新報の取材に対し、柵の設置場所が県の管理下にあるかについて「調査中」と回答した。防衛局は設置場所は米軍への提供施設内で「県への設置許可などは必要ない」と回答した。

 住民らはこれまで休憩や集会で使用しても排除されなかったことや、空き地が在沖海兵隊が立ち入りを禁じる立て看板の外側にあることから「防衛局には囲い込む権限がない」などとし、批判している。

 参院選翌日の作業強行についても批判の声が次々に上がった。東村高江に住む伊佐真次東村議は「沖縄の民意を無視したやり方で安倍政権は異常だ。県民は許してはいけない」と憤った。

 「ヘリパッドいらない住民の会」の安次嶺現達さんは「参院選の翌日とは。これが政府のやり方か」と絶句。「工事再開も強行しかねない。絶対資材を現場に搬入させないよう抗議行動していきたい」と力を込めた。

                                                ☆

7月13日付沖縄タイムスの第二社会面トップはこの大見出しだった。

進む準備 市民ら警戒

「明確に反対して」

知事に意見相次ぐ

高江ヘリパッド建設について、あいまい発言を繰り返す翁長知事に対し、沖縄タイムスが「明確に反対せよ」と迫った画期的記事である。

同じ第二社会面にはこのような知事追求の記事も掲載されている。

 

就任後賛否明言せず

知事発言の経緯

参院選から一夜明けた早朝、北部訓練場のヘリパッド建設のための資機材を基地内に搬入した防衛省の対応を厳しく批判した翁長雄志知事。 同日夜の緊急会見では「今の状況では分かりましたということにはならない」という表現で事実上、反対する意向を示したが、明確な方針は避けている。 2014年11月の知事選では「反対」と明言していたが、同年12月の就任後、あいまいな発言を繰り返してきた。 建設の見返りとなる北部訓練場の過半返還そのものは、基地の整理縮小につながるため評価するが、ヘリパッドを使うオスプレイについては知事選のときから配備撤回を求めてきたというジレンマがある。 このため、「地元の意見も伺いながら検討したい」「交通整理が必要」などと名言を避けている。

                               ☆

【高江ヘリパッド建設に関する翁長知事の発言】

●2014年知事選候補者時代
「オスプレイの使用するヘリパッドの建設には反対」

 

●知事就任後初の県議会代表質問(12月16日)
「北部訓練場の過半返還を求めているが、ヘリ着陸帯の移設はさまざまな)意見がある上、オスプレイの不安が払拭されていない。 地元の意見も伺いながら検討していきたい」

 

●2016年中谷元防衛相との会談後、記者団に対し(3月27日)
「返還合意の着実な実施が必要だが、北部訓練場の返還は後天的な条件としてオスプレイ(による訓練)に変わってきた。交通整理が必要だ」

 

●防衛省による資機材搬入を受け会見(7月11日)
「用意周到にこの日を待っていたのが見え見えで、到底容認できない。 今の状況では分かりましたということにはならない」

                     ☆

 

本件に関しては東子さんが、既にコメント欄で問題提起されており、筆者(管理人)がついていけない状況であるが、一周遅れで東子さんのコメントを紹介します。コメントを熟読すれば「孝江ヘリパッド建設」問題の全容がつかめます。

 

 東子さんの「コメントです。

佐藤正久オフィシャルブログ「北部訓練場でのヘリパッド移設と反対派の妨害行為 2014-08-09」
http://ameblo.jp/satomasahisa/entry-11909788872.html

>日米のSACO合意で、北部訓練場過半(約3,987ヘクタール)返還のためには、返還地域にある6つのヘリパッドを残余の訓練場内に移転する必要があるが、その一つの高江ヘリパッド建設工事が終了し、今月8日に、請負業者から沖縄防衛局に完成報告がなされた。
>佐藤も防衛大臣政務官時代、反対派の沖縄防衛局への妨害行為だけでなく、請負業者への妨害行為の報告を数多く受けたが、その内容は尋常ではない。
>沖縄県警が十分に動かないのも納得いかないものだった。
>反対派は業者の会社前に監視員を配置し、車両ナンバーも全て掌握して関係工事車両や作業員への妨害行為もしばしば。
>反対派に車を停...められ窓を開けると、中にスピーカーを入れられたこともあった他、反対派の車に足を轢かれた作業員もいる。
>秋の臨時国会でも取り上げる予定だ。
>返還求める一方での妨害行為、種々意見はあるだろうが、負担の軽減と抑止力維持のためには、一歩、一歩、作業を勧めないといけない。

2年前の佐藤議員のブログ。
2年経って、やっと動き出した。 
 

「ヘリパッド建設へ資材搬入、沖縄 県知事「容認できない」 2016/7/11 22:39」
http://this.kiji.is/125226258497062389

>翁長氏は、10日の参院選でも「基地全般について圧倒的な県民の意思が示された」と指摘。

基地全般?
「全基地撤廃」は、翁長知事が6月19日の県民大会と呼ばれる政治集会へ参加するのに高い敷居になった。
翁長知事は、「全基地撤廃」に抵抗感をもっている。
が、翁長知事を支える「オール沖縄」と共産党から、相当の圧力があるのではないか?

だから、「全基地撤廃」と「基地縮小」の間をとって見つけたのが「基地全般」でないか?
人によっては、「全基地撤廃=基地全般」と解釈する。
そうやって、時を稼ぐのだと思う。

 

「選挙翌朝の作業強行に怒り 高江のヘリパッド建設 国の柵設置巡り緊迫 2016年7月12日 05:01」
米軍 北部訓練場 オスプレイ ヘリパッド 東 高江
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-315099.html

>集まった延べ60人の住民らは、防衛局が柵で囲った空き地が県道70号の一部と主張。
>防衛局が県北部土木事務所に使用許可を出していないことを確認した上で「不法行為だ」とし、柵の撤去を何度も試みた。
>住民らはこれまで休憩や集会で使用しても排除されなかったことや、空き地が在沖海兵隊が立ち入りを禁じる立て看板の外側にあることから「防衛局には囲い込む権限がない」などとし、批判している。

防衛局が柵で囲った空き地が県道70号の一部
  ↓
防衛局が県北部土木事務所に使用許可を出していない
  ↓
「不法行為だ」

ならば、「住民らが休憩や集会で使用」も違法でしょ。


サヨクってわからん。
相手に違法だと言いながら、自分らも同じように使っていることを堂々と言っちゃう神経。

防衛局の違反は悪い違反。

 


サヨクの違反は良い違反?

 

 

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