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共産党の操り人形は?宜野湾市長選

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市長選挙は国政選挙や知事選と違って、最後の「三日間攻防」で決まる場合が多い。

宜野湾市長選は本日より「三日間攻防」に突入した。

昨日、小泉進次郎氏が宜野湾市民家如何前で、佐喜真候補の応援演説をした。(動画あり)

志村候補は「オール沖縄」の支援を受けているが、「オール沖縄」で発言権を持つのは共産党である。

選挙も後半戦に入り、志村候補は有権者の「共産党アレルギー」を消すため、県選出共産党議員の赤嶺盛賢氏らの応援演説を忌避しているように見受けられる。

だが、志村候補の発言を見れば、共産党の操り人形であることは一目瞭然である。

■「固定化」の最大要因は移設条件つき? 志村候補はこうのべている。

 「戦後70年間も過重な基地負担を負わされている県民の総意は、基地負担の軽減だ。県内移設に反対する翁長知事や県民と団結して日米両政府に働きかけ、普天間の閉鎖・返還を実現したい」(しんぶん「赤旗」)

「一刻も早い閉鎖・返還を求めます」(市民への10の約束)を公約している。

これは、共産党の政策である「米軍基地撤去」「日米安保反対」が志村候補と一心同体であることを示している。

ところが、安倍首相は「(普天間の)固定化は絶対に避けなければならない」として辺野古移設を、市長選の結果に関係なく実施すると明言している。

佐喜真候補が「普天間飛行場の危険性の除去」「基地負担軽減」と主張し、辺野古移設について言及を避けているのは「不渡り手形」で有権者を騙したくないからだ。

志村候補が「移設条件つき」をひていするのは、日米合意の否定であり日米安保の否定でもある。

志村候補は共産党の操り人形となり、市長としての越権行為を公約に掲げている。

本日の沖縄タイムスの選挙関連の見出し紹介。

■一面トップ

宜野湾市民選 2016.1.24

2陣営、集票激化

きょうから三日攻防

■二面トップ

宜野湾市長選 最終版へ

佐喜真淳 西普天間の事業確実に

志村恵一郎 基地と子育て支援に力

■社会面トップ

佐喜真淳 4年間の実績アピール

志村恵一郎 県政とのつながり強調

両陣営 追い込み一気

宜野湾市長選挙 2陣営、集票激化 きょうから三日攻防  宜野湾市長選挙 2陣営、集票激化 きょうから三日攻防


沖縄タイムス 2016年1月21日 05:30

  【宜野湾】宜野湾市長選は21日から選挙戦最終盤の「三日攻防」に入る。無所属の現職で再選を目指す佐喜真淳氏(51)=自民、公明推薦=と、無所属の新人で元県幹部職員、志村恵一郎氏(63)の両陣営は支持拡大に向け無党派層の取り込みなどに全力を挙げる。

(2・29面に関連)

 佐喜真氏は20日、同市宇地泊で街頭演説し、西普天間住宅地区の跡地利用計画策定など4年間の実績に触れ「経済、生活、福祉の向上が、市民が求めている最も重要なこと」と訴えた。また同日夕には自民党の小泉進次郎衆院議員が応援に入り街頭演説した。

 志村氏はこの日、告示後連日市内に入り、てこ入れを続ける翁長雄志知事と一緒に午前中市内で遊説した。米軍普天間飛行場問題では「翁長知事と二人三脚で取り組み残り3年での運用停止を実現させる」などと訴えた。その後も市内各所で遊説し支持を訴えた。

                               ☆

>また同日夕には自民党の小泉進次郎衆院議員が応援に入り街頭演説した。

【動画】小泉進次郎 応援演説 in 宜野湾市民会館前

  「固定化」の最大要因は移設条件つき

 「戦後70年間も過重な基地負担を負わされている県民の総意は、基地負担の軽減だ。県内移設に反対する翁長知事や県民と団結して日米両政府に働きかけ、普天間の閉鎖・返還を実現したい」

 シムラ予定候補はこうのべて、「一刻も早い閉鎖・返還を求めます」(市民への10の約束)を公約しています。2013年1月、県内41市町村長と市町村議会議長などが署名した「建白書」の実現でもあります。

 翁長知事が「代執行訴訟」の陳述書で指摘しているように、「普天間基地の原点は戦後、住民が収容所に入れられているときに米軍に強制接収をされたことにあります」。この事実を黙殺し、「世界一危険な基地」を声高に主張し、代替基地を差し出せという主張には、ひとかけらの道理もありません。ただちに閉鎖・撤去するのがスジです。

 ところが、日本政府は「移設条件つき」の返還に固執。安倍首相は「(普天間の)固定化は絶対に避けなければならない」として辺野古新基地を「唯一の解決策」といいますが、「返還合意」から19年間も普天間基地が動かなかったのは「移設条件」つきだったからです。「辺野古移設」への固執こそ最悪の普天間「固定化」なのです。

 現市長は、「普天間飛行場の危険性の除去」「基地負担軽減」はいうものの、辺野古新基地建設についてはっきり語ることは避けています。「移設条件つき」を容認する態度では、逆に「危険性の固定化」が続くことになります。

  宜野湾市長選、きょうから三日攻防  浮動票獲得へ全力   琉球新報 2016年1月21日 05:04 宜野湾市長選   遊説で支持を訴える佐喜真淳氏=20日、宜野湾市宇地泊(右)。遊説で支持を訴える志村恵一郎氏=20日、宜野湾市長田(左)

 【宜野湾市長選取材班】24日投開票の宜野湾市長選は21日から選挙戦終盤の三日攻防に突入する。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題や経済振興などをめぐり、再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=無所属・自民、公明推薦=と元県幹部で翁長県政与党が支援する新人の志村恵一郎氏(63)=無所属=が市内で激しい選挙戦を展開している。

 両陣営は20日、買い物客が行き交う商業地や交通量の多い交差点などでの遊説を通じて、票の掘り起こしや支持拡大に力を注いだ。
 佐喜真氏は地域回りに取り組んだほか、衆院議員の小泉進次郎氏を招いた演説会に参加した。市宇地泊での演説では「前に進める行政、政治を目指していく」と訴えた。
 志村氏は、遊説などで小まめに地域を回った。翁長雄志知事も応援に駆け付け、市長田などで街頭に立ち「誇りある豊かな宜野湾市をつくっていく」と呼び掛けた。

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