名護市辺野古の米軍キャンプシュワブゲート前で5日朝、政府による新基地建設に反対する市民約90人が座り込んだ。機動隊が強制的に排除した上、朝の抗議行動のまとめ役だった県統一連の瀬長和男事務局長と70代男性を、公務執行妨害容疑で逮捕した。
午前9時45分ごろには、沖縄平和運動センターの山城博治議長が、2人を逮捕した機動隊に抗議するためシュワブ内に入り、市民に立ち退くよう警告する名護署の車両にペットボトルの水をかけた。米軍側が取り押さえて拘束した。
市民は抗議行動のリーダーを相次いで逮捕、拘束した機動隊や米軍に強く反発し、朝の座り込み開始から5時間がたった正午現在も、シュワブ前の路上で「山城さんや瀬長さんを返せ」「市民の怒りを助長したのは機動隊だ」と怒りの声を挙げている。
山城議長ら計3人の身柄拘束 辺野古ゲート前 琉球新報 2015年12月5日 警察車両に駆け寄り抗議し、拘束される沖縄平和運動センターの山城博治議長=5日午前9時45分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、5日午前、建設に抗議し米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込む市民らのべ約200人と、それを排除する機動隊との衝突時に、抗議行動のまとめ役でもある県統一連の瀬長和男事務局長と男性が公務執行妨害の疑いで警察に身柄を拘束された。また、沖縄平和運動センターの山城博治議長が同基地の境界線を越えて抗議したとして、身柄を拘束された。
市民らが機動隊の排除が手荒だとして機動隊を取り囲んで抗議していた際に、瀬長事務局長らは身柄を拘束された。瀬長事務局長と男性の身柄は名護署に移されている。集会で市民らは「瀬長事務局長は市民と機動隊の間に入って混乱を収めようとしただけだ」と主張した。
山城議長は、大音量で警告を繰り返し集会を遮った警察車両に、基地の境界線を越えて駆け寄り抗議、拘束された。山城議長の身柄は午前11時現在、同基地内にあるとみられている。
市民らは「不当逮捕だ」として抗議する座り込みを続けており、機動隊は午前11時までに小規模のものも含めて少なくとも15回の排除を行った。
一方、新基地建設が計画される大浦湾に面した浜では、作業員らが「仮設道路付け替え」作業を行う姿が確認された。
【琉球新報電子版】
辺野古 工事車両25台が基地内へ 座り込み70人超排除 沖縄タイムス 2015年12月4日
新基地建設に反対し、名護市のキャンプ・シュワブ新ゲート前で抗議する市民ら=4日午前8時20分ごろ
【名護】名護市のキャンプ・シュワブ工事用車両専用ゲート前では4日午前、新基地建設に反対する市民ら70人超が座り込んだが、県警や警視庁機動隊に排除され、車両25台ほどが基地内に入った。
また、辺野古沖では市民が船とカヌーを出して抗議。基地内のビーチでは、県に未申請の「付替道路」の整備とみられる作業で、クレーン車やショベルカーで鉄板や土砂を移動させる様子が確認できた。
☆
>城博治議長が、2人を逮捕した機動隊に抗議するためシュワブ内に入り、市民に立ち退くよう警告する名護署の車両にペットボトルの水をかけた
「ゲゲゲ鬼太郎」には「砂かけババー」が登場するが、辺野古には「水かけジジー」も出没するらしい。
法令違反をし工事を阻止しようとする暴徒を「市民」と報じ、その暴徒を扇動する山城某をあたかもヒーローであるかのように報じる沖縄タイムス。
何度も繰り返すが「黒を白と報じ、犯罪者を正義の人に仕立て上げる捏造新聞」の面目躍如というべき今朝の沖縄タイムスである。
発狂2紙以外にも、翁長知事の応援団が「赤信号皆で渡れば怖くない」とばかりに、付和雷同している目取真先生のことを忘れては失礼なので一応紹介しておこう。
目取真ブログより。 警視庁機動隊による沖縄弾圧とマキシ中隊長が引き起こした混乱2015-12-05 5日はキャンプ・シュワーブ・ゲート前の早朝行動に参加した。何時ものようにぎりぎりまでビデオ撮影し、最後は機動隊に強制排除されたのだが、この日は警視庁機動隊が前面に出て市民弾圧を行っていた。 https://www.youtube.com/watch?v=5xkqw1SxuS4&feature=youtu.be https://www.youtube.com/watch . . . 本文を読む【おまけ】その1
ジジ・ババ活動家と冷やかされるので、国会前で安保法制反対デモを繰り広げ、一躍有名になった最近何かと評判の悪い学生団体「SEALDs」が沖縄でも活動し始めジジ・ババ活動家の平均年齢を下げようとしているらしいが・・・。
【ワロタw】慶大法学部の女子学生「SEALDsには知性の欠片も感じない」…浪人の五寸釘さん、何か言い返してよ2015年12月05日
<noscript></noscript> 国会前で安保法制反対デモを繰り広げ、一躍有名になった学生団体「SEALDs」。彼らの言動を同世代の若者はどう見ているのか。
オピニオンサイト『iRONNA』特別編集長の山本みずき氏に聞いた。
山本氏は1995年生まれ。現在慶應義塾大学法学部政治学科の3年生だ。
* * *
シールズのパフォーマンスは運動のスタイルは斬新でも、安倍首相をヒトラーにたとえたり、「アベ死ね」などと聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせたりする表現手段には、残念ながら知性の欠片も感じられませんでした。
国家の安全保障に関するシールズの認識と主張も、とうてい看過できるものではありません。
シールズは、安保法制とは“戦争法案”であり、「この法案が通れば徴兵制が始まる」と主張してきました。
しかし、安保法制は、抑止力を高めることで他国から攻撃される可能性を低くするのが狙いであることは言うまでもありません。
同じ学科のある友人は、「政権に異議を唱えることは、日本国憲法が保障した表現の自由の行使なので運動自体には肯定的」としながら、「自分たちの意見のみが正しいという視点に基づくシールズの言説(戦争法案というワンセンテンスポリティックス)は許容できない」と言います。
この意見には私もまったく同感で、シールズに対する違和感の源泉がここにあります。
自分たちの主張こそが民意であると疑わず、異論や反論から耳をふさぐという排他性に危うさを感じるのです。
「戦争をするような国には住みたくない」という気持ちはわかりますが、それを叫んだところで中国の横暴が止まるわけではありません。彼らの論に倣えば警察も自衛隊も暴力装置ということになりますが、それらに守られながら、「暴力はいけない」と叫ぶことにも大きな矛盾を感じます。
【おまけ】その2
場外乱闘の流血はまだ実現しないが骨折は実現したらしい。
その後の「骨折」の検証です。
日本の定跡2015-11-30 による検証です。
沖縄2紙の誤報と偏向11月28日、辺野古移設に反対するプロ市民が、機動隊の排除で肋骨を負傷したそうだ。このことは、琉球新報と沖縄タイムスがそれぞれ報じていたが、読んで思わず失笑してしまった。両紙はそれぞれ間違っていたうえに、愚劣なプロ市民の行動を暴露していたからだ。
本エントリでは、2紙の記事を比較しながら問題点を解説する。
まず、負傷の内容だ。
琉球:辺野古座り込みの市民 機動隊の排除で肋骨にひび 63歳男性(抜粋)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-179628.html
【辺野古問題取材班】名護市辺野古での新基地建設に反対する抗議行動で28日、米軍キャンプ・シュワブの旧ゲートに座り込んでいた儀間真徳さん(63)=うるま市=が機動隊の排除時に胸を強く押されたことで痛みを訴え、救急車で病院に搬送された。検査の結果、左胸の肋骨1本にひびが入り2週間の治療が必要と診断された。
沖縄:辺野古 シュワブゲート前強制排除で肋骨骨折(抜粋)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=143531
名護市辺野古の新基地建設に抗議するキャンプ・シュワブゲート前の座り込みで28日午前、参加していたうるま市の男性63が機動隊員に強制排除される時に肋骨ろっこつを骨折するけがを負った。名護市内の病院に救急搬送され、全治2週間と診断された。
琉球新報によると「肋骨にひび、2週間の治療が必要」と書かれ、沖縄タイムズでは「肋骨骨折、全治2週間」と書かれていた。ひびと骨折、加療と全治、負傷内容は全く異なる。この時点でお笑い草だが、ではどちらが正しいのか。
答えは「両方間違っている」だ(笑)。
男性は胸を強く押されて肋骨を負傷した。このことから、十中八九、ひびではなく骨折と推察される。圧をかけた時、肋骨は釣り竿の様にしなり、圧が限界を超えるとポッキリ折れる。ひびは硬いもので叩かれたときに生じる。よって、琉球新報は間違っている。
次に治療期間だが、肋骨骨折が2週間で完治するわけがない。男性の年齢も考慮して、最低でも4週間はみるべきだ。ちなみに、ひびなら8週間だ。よって、全治2週間とした沖縄タイムスも間違っている。いくらなんでも杜撰すぎるだろ(笑)。
上記の誤報に加え、2紙には負傷したプロ市民の醜態が晒されていた。もっとも、両紙にその自覚は無いだろうが。当該部分を抜粋する。
琉球:辺野古座り込みの市民 機動隊の排除で肋骨にひび 63歳男性(抜粋)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-179628.html
痛みで自力では立ち上がれず、機動隊2人に抱えられて排除された後、搬送された。
午前9時半ごろ、胸にコルセットを巻いてゲート前に戻ってきた儀間さんは「絶対に許せない。やられたせいで余計に燃えた。仲間と断固闘う」と述べた。告訴も考えているという。
沖縄:辺野古 シュワブゲート前強制排除で肋骨骨折(抜粋)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=143531
名護市内の病院に救急搬送され、全治2週間と診断された。
先のエントリにも書いたが、肋骨骨折はたいしたケガではない。自力で立ち上がれないほどの痛みも無い。負傷プロ市民は「自力で立ち上がれなかった」のではなく、機動隊に抵抗し嫌がらせするために「立ち上がらなかった」のだ。
さらに注目すべきは、たかが肋骨骨折に救急車を呼びつけたことだろう。機動隊の苛烈な警備を印象付けたいから、被害を誇張するため救急車を呼んだ。真に緊急を要する患者への迷惑を考えず、身勝手な「演技」で救急車を悪用したのだ。
このクズ野郎は、7時過ぎに救急車で搬送されるほどの「重傷」を負い、9時半には現場に戻ってきていた。普通なら恥ずかしくて戻れまい。これが、平和や人権や環境を叫ぶ辺野古反対派プロ市民の、サヨクの人間性である。何たるモラルの低さか。
本来、マスコミたる者は安易な救急車利用について社会に問題提起する立場だろう。ところが、沖縄2紙にそういった記述は皆無だ。加えて、負傷内容すらも正確に報じることができなかった。沖縄の2大紙が、そろってやらかしているのだ。
酷いもんだ。沖縄メディアとプロ市民、奴らの実態はもっと社会に知られるべきである。知られなければならない。そうでなければ、国民は辺野古移設など沖縄の問題について正しい評価を下せないのだから。
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※翁長知事のリコールについては次の【動画】の最終部分を参照下さい。
【動画】【沖縄の声】翁長知事誕生から一年を振り返って、石垣漁師の本当の声・海を荒らす中国船の恐怖[桜H27/11/25] よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします