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■「反戦平和」は沖縄では免罪符■
沖縄の首長が「反戦平和」を叫ぶことは一種の免罪符であると何度も書いた。
「反戦平和」に「米軍基地反対」や「自衛隊反対」が加われば、沖縄地元紙の覚えがこの上もなく良くなることは言うまでも無い。
従って沖縄で首長になるのなら、候補者はスネに傷のあるなしに関わらず、これらの免罪符を保険として掛けるのが通常である。
「反戦平和」どころか、米軍と自衛隊に憎悪むき出しの極左思想の持ち主である大浜前石垣市長が16年もの長期独裁政権を築き上げることが出来た理由も、地元新聞から拝受した免罪符のあらたかな霊験のたまものであった。
ところが、この免罪符で幾重にも保険を掛けたはずの大浜前石垣市長が、2月の市長選で新人の中山候補に大差で敗退した。
その理由は何か。
それが良識ある石垣市民の「天誅」であることは、石垣市民自身が一番承知しているはずである。
地元紙が付与した免罪符も「ブログ告発」には勝てなかったのだ。
■「石垣島市長婦女暴行疑惑」■
昨年の10月、突然、起きた「ブログ告発」がネット上を駆け巡った。
元石垣市職員による「石垣市長婦女暴行疑惑」の告発だ。
勿論、沖縄二紙は徹頭徹尾「報道しない自由」で大浜前市長を援護した。
だが、「ブログ告発」が致命的打撃となり、大浜前市長は、結局、4期16年にも及ぶ独裁政権の座をを追われることになる。
極左市長に代わって新市長になった中山氏は、石垣市会議員の頃から、「反戦平和」や「米軍基地反対」、「自衛隊反対」とは真逆の言動をしていた人物である。
当然、沖縄紙に対する免罪符を一片も身に付けていなかった。
■沖縄紙の復讐!■
果たせるかな5月22日、こんなコメントが入った。
◆5月22日 Unknownさんのコメント
《狼魔人さま
ペンギン市長を倒した、中山石垣市長がピンチみたいです。他市の施政方針を引用したことを地元新聞に叩かれているみたいです。
市長は、問題ないとの認識を示しているみたいですけど、バカサヨが動き出す前に市長の擁護をお願いします。》 スワッ、免罪符無き新市長に対する地元マスコミの復讐劇が勃発か。 長年、独裁権力を振るった大浜前市長の歴史的敗退により、石垣市政への関心は薄くなりかかっていた矢先の出来事だ。 新市長の施政方針が、例え他の類似行政地区の市政方針の「盗用」であったとしても、本人がその事実を認め謝罪した以上、致命的な政治的責任はないと思っていたのだが、昨日になって「タケ坊さん」さんよりこんなコメントが・・・。 ◆5月25日 タケ坊さんのコメント(太字強調は引用者) 《本日の日テレ、ズームインスーパーの全国ニュース枠で何故か沖縄の一市議会のゴタゴタを報じていました。
狼魔人様がサラさん事件を追ってた石垣市です。
内容は新市長が施政方針演説をどこかの街の演説をそのままパクってたというもの。
文書をテキスト化して比較し、アンダーラインを引き、議場の混乱を写し、最後には
『石垣の恥だ!!』と吐き捨てる老人「だけ」を写すというものでした。
私はたまたま狼魔人様のブログを拝見し、サラさん事件を知っていたのでこの悪質なプロパガンダを見抜くことが出来ました。
確かに盗作は同義的に許されないのかもしれませんが、それでは婦女暴行未遂は許されるのか。
全国枠でこれなのですから沖縄の報道は相当なものだと思います。
よろしければ狼魔人様にエントリー一本よろしくお願いします。》 ◆沖縄タイムス 石垣市施政方針 小田原のパクリ 「引用知らず発表」と釈明市長の政策チーム作成
2010年5月23日 09時43分 【石垣】石垣市の中山義隆市長が、2010年度施政方針を、神奈川県小田原市の加藤憲一市長の08年所信表明と10年度施政方針から「引用」していたことが22日、分かった。市役所で会見した中山市長は「市役所外部の政策チームから上がってきた文章で、引用を知らずに発表した」と釈明。事実と責任を認め「大変恥じ入るところ」と陳謝した。加藤市長にも電話で説明し陳謝、文章使用の承諾を得たという。 内容を比べると、中山市長の施政方針「はじめに」と加藤市長の所信表明の冒頭部は、「小田原」を「石垣」に換えただけでほぼ同じ内容。言葉や表現、展開だけでなく、句読点の位置まで一致する。 また、中山市長の施政方針は「はじめに」「社会経済情勢」「市政運営に当たっての基本方針」などと項目が立てられているが、「予算規模」項目を除き、構成もすべて加藤市長の施政方針と一致。「暮らしと防災・防犯」分野の前段や「医療と福祉」分野の福祉への言及部分も酷似している。 中山市長は3月20日に就任し、4月9日に市議会で施政方針演説。発表前後には「私自身が書き上げた」「中山カラー100%」などと述べていた。 中山市長は「市長選にかかわったメンバーに策定をお願いした。他市町村の事例などを勉強した結果上がってきた案で、いい内容だったのでゴーサインを出した」と釈明。21日に政策チームから連絡を受け、初めて事実を確認したと説明した。 その上で「地方自治体が抱えている問題は一緒。私自身の気持ちも反映されているので、正式な方針として政策を実現させていきたい。市民の信頼を回復し、期待に沿えるよう努力していく」と理解を求めた。 ◇ ◆沖縄タイムス2010年5月25日 施政方針引用で調査特別委設置 石垣市議会が賛成多数 (2010年05月25日09:49)
【石垣】石垣市の中山義隆市長が、施政方針の大部分を神奈川県小田原市長の施政方針などから「引用」していた問題で、同市議会(入嵩西整議長)は24日の臨時議会で、事実関係の確認を目的とした調査特別委員会を設ける議案を賛成多数で可決した。登壇した中山市長は「市民の信頼を裏切り、市の名誉を著しく傷つけた」と述べ、石垣市民や市議会、小田原市民へ改めて陳謝した。 委員会の設置は地方自治法100条などに基づき、議会が自治体の事務について調査権を行使するためのもの(百条委員会)で、市によると、設置は1997年以来約13年ぶりとなる。 傍聴席は市長の説明を求める30人以上の市民でほぼ埋まった。議案を提出した市議会野党連絡協議会の前津究議員は「施政方針の『盗用』は多くの市民の誇りを傷つけた。全国的にも注目を集め、本市のリーダーとしてモラルが問われている」と批判。議案は10対9で可決され、調査特別委員長には宮良操議員が就いた。 中山市長は、自身で施政方針を執筆したと述べていた点について、「政策スタッフの提案を確認し、私自身が目指す石垣の方向性と合致していたので施政方針として決定した」と説明。「流用があることを認識しておらず、結果として正確さを欠いた」と陳謝した。 委員会設置を受け、市長は「市民と議会へ説明する責任がある。真摯(しんし)に回答し、理解していただけるよう努力していきたい」と述べた。 傍聴していた女性(66)は「市長は公約に学力向上を掲げていたが、『カンニング』を教えるようなもの。市民をばかにしている」と厳しい口調で話した。 ◇ 鳩山首相の一連の「迷走発言」に接すれば、政治家の言辞がいかに重いものであることを改めて言うまでもない。 だが、政治家の言辞がいかに独創的で美辞麗句に満ちていようとも、「実行してナンボ」の世界であり、 実現性が無ければ、いかにオリジナリティのある言辞といえども絵に描いた餅に過ぎない。 これには民主党のマニフェストを例に出すまでも無い。 その点では、政治家の言辞は文学賞における盗作や、入学試験のカンニングとは本質的に違う性質のものである。 従って「盗作」が露見した作家はその瞬間、文学賞受賞の栄誉は剥奪され、カンニングが発覚した入学者は直ちに入学を取り消される。 それだけではない。 両者とも虚偽により相手を騙して、利得を得た行為を断罪され、場合によっては刑事告発の対象にもなりうる。 一方、政治家が他の首長の政策・方針を「盗用」した場合は、決して褒められた行為ではないにせよ、本人が事実を認めて謝罪した以上、後はそれをどのように実行するかに全てはかかっている。 従って本人への法的責任あるいは政治的責任とは全く別の次元の問題であり、それこそ「論より証拠」で、政策の実行によって市民の信を問うのが政治家としての筋である。 石垣市議会は、議決により「調査特別委員会」の設置をしたというが、本人が事実関係を認め謝罪しているのに一体何の事実関係を確認しようというのだ。 >事実関係の確認を目的とした調査特別委員会を設ける議案を賛成多数で可決した。 ひょっとしてあまりにもバレバレと言おうかお粗末な「盗用劇」の背後には、新市長を陥れる謀略でもあったと言うのだろうか。 野党側は鬼の首でも取ったように狂喜乱舞しているが、議決が「10対9」という僅差であることでも明らかなように、良識ある市民なら「経験不足にしてもオソマツすぎる。 しっかやり直せ!」くらいの叱責で一件落着すべき案件ではないか。 「調査委員会」は、中山市長が史上最高の得票数でもって当選した市長であるということを認識し、バカバカしい「復讐劇」を早々に止めにして、市政の再建に協力するのが石垣市のためではないか。 徒(いたずら)に新市長へバッシングを続けると、当然市長選における新市長と前市長の一騎打ちの経緯に触れることになり、折角沈静化した「某重大事件」が再度ぶり返され泥仕合となる可能性もある。 そうなれば、今度は地元紙の「報道しない自由」に」よる前市長の援護も困難になる。 「街の声」や「市民の声」が、「新聞社の声」であることは、今では賢明な読者なら周知のことだが、 「市長は公約に学力向上を掲げていたが、『カンニング』を教えるようなもの。市民をばかにしている」という女性の声に、 免罪符を持たない新市長に対する沖縄タイムスの悪意と復讐の強い意志を感じ取ることが出来る。 因みに同じ「調査委員会」を報じる25日付八重山毎日新聞には、野党側の賛成意見と同時に、 与党議員の伊良皆氏の「市長の報告や報道で大方の事実は解明されている。市長には反省すべきところは反省して市民本意の行政運営を要望する。公費を使っての特別委はなじまない」という主張も併記されている。 沖縄タイムスにはこの部分は削除されている。 ◆八重山毎日新聞 2010年5月25日 真相解明へ百条委設置 市長の施政方針引用問題 野党の賛成多数で 石垣市議会(入嵩西整議長)は24日の臨時会で、小田原市の施政方針と酷似している中山義隆市長の施政方針をめぐり、地方自治法百条に基づく特別委員会(10人)の設置を野党の賛成多数で可決した。百条委は、1997年の9月定例会で総合体育館用地取得に関して設置されて以来13年ぶり。百条委は、証言や資料提出の拒否に罰則規定があるなど調査権を有する。いわば「伝家の宝刀」を行使して調査に乗り出すことになった。委員長に選出された宮良操氏は「不信任を視野に入れながら真相を解明していきたい」と話している。 特別委の設置は、中山市長が謝罪発言をした後、前津究氏が「市民の誇りを著しく傷つけた。議会軽視も甚だしい。全国でも注目されており、議会の対応が求められている」として緊急動議で提案した。
これに与党側から異議があり、伊良皆高信氏は「市長の報告や報道で大方の事実は解明されている。市長には反省すべきところは反省して市民本意の行政運営を要望する。公費を使っての特別委はなじまない」と主張。
野党側からは池城孝氏が「言語道断、議会の冒涜(ぼうとく)、市民への背信行為だ。石垣市の信用を失墜させた責任は大きい。発言も二転三転しており、謝罪だけで市民は納得しない。真相を解明するのは議会の責任だ」と訴えた。
この日の臨時会は、与野党から各1人が欠席。採決の結果、野党など10人が賛成、与党9人が反対した。 中山市長は議会終了後、「市民や議員への説明責任がある。真摯(しんし)に回答していきたい。市民に対しても説明し、理解を得られるよう努力したい」と述べた。
百条委員設置をめぐっては、緊急動議の成立を認めず中山市長の発言を先に取り扱おうとする入嵩西議長に野党市議らが猛反発。議場はヤジや怒号が飛び交い、紛糾した。
◇ 上記5日付け沖縄タイムスと比較すれば一目瞭然であるが、沖縄タイムスは文末を「市民の声」を使って「カンニング」と悪意に満ちたな文で結んでいるが、 八重山毎日新聞は与党議員の異議の他に、閉会後の市長の反省の弁も記している。 異論を認めぬ沖縄タイムスは、与党議員の異議より、悪意に満ちた「市民の声」を優先するのだろう。 それにしても中山市長さん。 いくら若くて行政経験不足とはいえ、「参考」にするにしては、あまりにもオソマツが過ぎませんか? そっくりコピーではすぐバレますよ。 まさかハメられたのではないでしょうね。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。
ペンギン市長を倒した、中山石垣市長がピンチみたいです。他市の施政方針を引用したことを地元新聞に叩かれているみたいです。
市長は、問題ないとの認識を示しているみたいですけど、バカサヨが動き出す前に市長の擁護をお願いします。》 スワッ、免罪符無き新市長に対する地元マスコミの復讐劇が勃発か。 長年、独裁権力を振るった大浜前市長の歴史的敗退により、石垣市政への関心は薄くなりかかっていた矢先の出来事だ。 新市長の施政方針が、例え他の類似行政地区の市政方針の「盗用」であったとしても、本人がその事実を認め謝罪した以上、致命的な政治的責任はないと思っていたのだが、昨日になって「タケ坊さん」さんよりこんなコメントが・・・。 ◆5月25日 タケ坊さんのコメント(太字強調は引用者) 《本日の日テレ、ズームインスーパーの全国ニュース枠で何故か沖縄の一市議会のゴタゴタを報じていました。
狼魔人様がサラさん事件を追ってた石垣市です。
内容は新市長が施政方針演説をどこかの街の演説をそのままパクってたというもの。
文書をテキスト化して比較し、アンダーラインを引き、議場の混乱を写し、最後には
『石垣の恥だ!!』と吐き捨てる老人「だけ」を写すというものでした。
私はたまたま狼魔人様のブログを拝見し、サラさん事件を知っていたのでこの悪質なプロパガンダを見抜くことが出来ました。
確かに盗作は同義的に許されないのかもしれませんが、それでは婦女暴行未遂は許されるのか。
全国枠でこれなのですから沖縄の報道は相当なものだと思います。
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2010年5月23日 09時43分 【石垣】石垣市の中山義隆市長が、2010年度施政方針を、神奈川県小田原市の加藤憲一市長の08年所信表明と10年度施政方針から「引用」していたことが22日、分かった。市役所で会見した中山市長は「市役所外部の政策チームから上がってきた文章で、引用を知らずに発表した」と釈明。事実と責任を認め「大変恥じ入るところ」と陳謝した。加藤市長にも電話で説明し陳謝、文章使用の承諾を得たという。 内容を比べると、中山市長の施政方針「はじめに」と加藤市長の所信表明の冒頭部は、「小田原」を「石垣」に換えただけでほぼ同じ内容。言葉や表現、展開だけでなく、句読点の位置まで一致する。 また、中山市長の施政方針は「はじめに」「社会経済情勢」「市政運営に当たっての基本方針」などと項目が立てられているが、「予算規模」項目を除き、構成もすべて加藤市長の施政方針と一致。「暮らしと防災・防犯」分野の前段や「医療と福祉」分野の福祉への言及部分も酷似している。 中山市長は3月20日に就任し、4月9日に市議会で施政方針演説。発表前後には「私自身が書き上げた」「中山カラー100%」などと述べていた。 中山市長は「市長選にかかわったメンバーに策定をお願いした。他市町村の事例などを勉強した結果上がってきた案で、いい内容だったのでゴーサインを出した」と釈明。21日に政策チームから連絡を受け、初めて事実を確認したと説明した。 その上で「地方自治体が抱えている問題は一緒。私自身の気持ちも反映されているので、正式な方針として政策を実現させていきたい。市民の信頼を回復し、期待に沿えるよう努力していく」と理解を求めた。 ◇ ◆沖縄タイムス2010年5月25日 施政方針引用で調査特別委設置 石垣市議会が賛成多数 (2010年05月25日09:49)
【石垣】石垣市の中山義隆市長が、施政方針の大部分を神奈川県小田原市長の施政方針などから「引用」していた問題で、同市議会(入嵩西整議長)は24日の臨時議会で、事実関係の確認を目的とした調査特別委員会を設ける議案を賛成多数で可決した。登壇した中山市長は「市民の信頼を裏切り、市の名誉を著しく傷つけた」と述べ、石垣市民や市議会、小田原市民へ改めて陳謝した。 委員会の設置は地方自治法100条などに基づき、議会が自治体の事務について調査権を行使するためのもの(百条委員会)で、市によると、設置は1997年以来約13年ぶりとなる。 傍聴席は市長の説明を求める30人以上の市民でほぼ埋まった。議案を提出した市議会野党連絡協議会の前津究議員は「施政方針の『盗用』は多くの市民の誇りを傷つけた。全国的にも注目を集め、本市のリーダーとしてモラルが問われている」と批判。議案は10対9で可決され、調査特別委員長には宮良操議員が就いた。 中山市長は、自身で施政方針を執筆したと述べていた点について、「政策スタッフの提案を確認し、私自身が目指す石垣の方向性と合致していたので施政方針として決定した」と説明。「流用があることを認識しておらず、結果として正確さを欠いた」と陳謝した。 委員会設置を受け、市長は「市民と議会へ説明する責任がある。真摯(しんし)に回答し、理解していただけるよう努力していきたい」と述べた。 傍聴していた女性(66)は「市長は公約に学力向上を掲げていたが、『カンニング』を教えるようなもの。市民をばかにしている」と厳しい口調で話した。 ◇ 鳩山首相の一連の「迷走発言」に接すれば、政治家の言辞がいかに重いものであることを改めて言うまでもない。 だが、政治家の言辞がいかに独創的で美辞麗句に満ちていようとも、「実行してナンボ」の世界であり、 実現性が無ければ、いかにオリジナリティのある言辞といえども絵に描いた餅に過ぎない。 これには民主党のマニフェストを例に出すまでも無い。 その点では、政治家の言辞は文学賞における盗作や、入学試験のカンニングとは本質的に違う性質のものである。 従って「盗作」が露見した作家はその瞬間、文学賞受賞の栄誉は剥奪され、カンニングが発覚した入学者は直ちに入学を取り消される。 それだけではない。 両者とも虚偽により相手を騙して、利得を得た行為を断罪され、場合によっては刑事告発の対象にもなりうる。 一方、政治家が他の首長の政策・方針を「盗用」した場合は、決して褒められた行為ではないにせよ、本人が事実を認めて謝罪した以上、後はそれをどのように実行するかに全てはかかっている。 従って本人への法的責任あるいは政治的責任とは全く別の次元の問題であり、それこそ「論より証拠」で、政策の実行によって市民の信を問うのが政治家としての筋である。 石垣市議会は、議決により「調査特別委員会」の設置をしたというが、本人が事実関係を認め謝罪しているのに一体何の事実関係を確認しようというのだ。 >事実関係の確認を目的とした調査特別委員会を設ける議案を賛成多数で可決した。 ひょっとしてあまりにもバレバレと言おうかお粗末な「盗用劇」の背後には、新市長を陥れる謀略でもあったと言うのだろうか。 野党側は鬼の首でも取ったように狂喜乱舞しているが、議決が「10対9」という僅差であることでも明らかなように、良識ある市民なら「経験不足にしてもオソマツすぎる。 しっかやり直せ!」くらいの叱責で一件落着すべき案件ではないか。 「調査委員会」は、中山市長が史上最高の得票数でもって当選した市長であるということを認識し、バカバカしい「復讐劇」を早々に止めにして、市政の再建に協力するのが石垣市のためではないか。 徒(いたずら)に新市長へバッシングを続けると、当然市長選における新市長と前市長の一騎打ちの経緯に触れることになり、折角沈静化した「某重大事件」が再度ぶり返され泥仕合となる可能性もある。 そうなれば、今度は地元紙の「報道しない自由」に」よる前市長の援護も困難になる。 「街の声」や「市民の声」が、「新聞社の声」であることは、今では賢明な読者なら周知のことだが、 「市長は公約に学力向上を掲げていたが、『カンニング』を教えるようなもの。市民をばかにしている」という女性の声に、 免罪符を持たない新市長に対する沖縄タイムスの悪意と復讐の強い意志を感じ取ることが出来る。 因みに同じ「調査委員会」を報じる25日付八重山毎日新聞には、野党側の賛成意見と同時に、 与党議員の伊良皆氏の「市長の報告や報道で大方の事実は解明されている。市長には反省すべきところは反省して市民本意の行政運営を要望する。公費を使っての特別委はなじまない」という主張も併記されている。 沖縄タイムスにはこの部分は削除されている。 ◆八重山毎日新聞 2010年5月25日 真相解明へ百条委設置 市長の施政方針引用問題 野党の賛成多数で 石垣市議会(入嵩西整議長)は24日の臨時会で、小田原市の施政方針と酷似している中山義隆市長の施政方針をめぐり、地方自治法百条に基づく特別委員会(10人)の設置を野党の賛成多数で可決した。百条委は、1997年の9月定例会で総合体育館用地取得に関して設置されて以来13年ぶり。百条委は、証言や資料提出の拒否に罰則規定があるなど調査権を有する。いわば「伝家の宝刀」を行使して調査に乗り出すことになった。委員長に選出された宮良操氏は「不信任を視野に入れながら真相を解明していきたい」と話している。 特別委の設置は、中山市長が謝罪発言をした後、前津究氏が「市民の誇りを著しく傷つけた。議会軽視も甚だしい。全国でも注目されており、議会の対応が求められている」として緊急動議で提案した。
これに与党側から異議があり、伊良皆高信氏は「市長の報告や報道で大方の事実は解明されている。市長には反省すべきところは反省して市民本意の行政運営を要望する。公費を使っての特別委はなじまない」と主張。
野党側からは池城孝氏が「言語道断、議会の冒涜(ぼうとく)、市民への背信行為だ。石垣市の信用を失墜させた責任は大きい。発言も二転三転しており、謝罪だけで市民は納得しない。真相を解明するのは議会の責任だ」と訴えた。
この日の臨時会は、与野党から各1人が欠席。採決の結果、野党など10人が賛成、与党9人が反対した。 中山市長は議会終了後、「市民や議員への説明責任がある。真摯(しんし)に回答していきたい。市民に対しても説明し、理解を得られるよう努力したい」と述べた。
百条委員設置をめぐっては、緊急動議の成立を認めず中山市長の発言を先に取り扱おうとする入嵩西議長に野党市議らが猛反発。議場はヤジや怒号が飛び交い、紛糾した。
◇ 上記5日付け沖縄タイムスと比較すれば一目瞭然であるが、沖縄タイムスは文末を「市民の声」を使って「カンニング」と悪意に満ちたな文で結んでいるが、 八重山毎日新聞は与党議員の異議の他に、閉会後の市長の反省の弁も記している。 異論を認めぬ沖縄タイムスは、与党議員の異議より、悪意に満ちた「市民の声」を優先するのだろう。 それにしても中山市長さん。 いくら若くて行政経験不足とはいえ、「参考」にするにしては、あまりにもオソマツが過ぎませんか? そっくりコピーではすぐバレますよ。 まさかハメられたのではないでしょうね。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。