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Xデイは20日!翁長知事にもう一つの提訴、取り消しで、

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よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします   本日の話題   ■埋め立て取り消し・・・争点は一つ   ■もう一つの提訴・・・Xデイは10月20日                   ☆   今朝の沖縄タイムスは、翁長知事の承認取り消しを受け、合計10面を使って大発狂。   見出しのすべてを拾うのは面倒なので、一面と社会面の見出しと知事の本音が覗く見出しのみを抜粋して紹介する。   ■一面トップ   知事、承認取り消し   辺野古作業 中断   国、きょう無効請求   菅氏、建設推進を堅持   島尻氏「危険除去に水注す」   ■社会面トップ   知事不屈 信念貫く   沖縄の苦難 決断に投影   県民の声 知事後押し   「二転三転」地元は複雑     ■四面トップ   知事、ついに切り札   法廷闘争 世論が頼み   辺野古取り消し   市民運動に期待   ■30面トップ   反新基地民意支え   法廷闘争に突入することは必至と見た沖縄タイムスは、法律論では分がないと察し、感情論で世論を扇動する作戦のようだ。   知事が圧勝するかのような勇ましい見出しが乱舞する中、「法廷闘争 世論が頼み」「市民運動に期待」などから自信の無さが垣間見れる。⇒【解説】辺野古めぐり抗告訴訟:前例なく手探り「どう転ぶか分からない」       ■埋め立て取り消し・・・争点は一つ   辺野古埋め立て、承認取り消し 国はきょう無効請求へ 沖縄タイムス2015年10月14日 05:14

埋め立て承認取り消しをめぐる動きと今後の想定

翁長雄志知事は13日、名護市辺野古の新基地建設で、仲井真弘多前知事による沿岸部の埋め立て承認を取り消した。これにより、普天間飛行場の代替施設を辺野古に造るため、国が進めている移設作業が法的根拠を失った。沖縄県は、本体工事前の「事前協議を行うことはできない」と、沖縄防衛局に文書で通知した。中谷元・防衛相は閣議後の記者会見で、移設作業を一時、中断する考えを明言した。

? 基地と原発のニュースをフクナワでも

 一方、防衛省は取り消しを「違法」と判断。行政不服審査法に基づき14日、公有水面埋立法を所管する国土交通相に、取り消し無効の審査を請求し、裁決が出るまで暫定的に取り消しの効力を止める執行停止を、申し立てる方針だ。週明けの19日にも、移設作業を再開できるよう模索する。

 新基地建設の阻止を掲げる知事が、移設を止める強制力を伴う手続きを実行したのは初めて。昨年12月の就任から約10カ月で、最大の権限行使に踏み切った。

 知事は取り消し後、県庁で記者会見し「承認には瑕疵(かし)があると認められ、取り消しが相当であると判断した。今後も、辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む」と述べた。

 政府内には、移設の停滞で普天間飛行場の返還が遅れる責任は知事にある、との認識が根強い。知事は「まさしく日本の政治の堕落だ。他の市町村や知事に『頼むから受けてちょうだいよ』と言って歩くのが沖縄県知事の責務なのか」と反論。「沖縄が邪魔するnaら(返還)できないというのは姑息(こそく)だ」と批判した。

 取り消しの意義は「地方自治体がこのようなところまで追い詰められ、国という大きな権力を相手にしている。日本の民主主義というものに対し、国民全体が考えていただけるものになればいいと思う」と述べ、沖縄に理解が進むことへの期待感を示した。

 県は知事の会見に先立つ13日午前、土木建築部、知事公室の職員が嘉手納町の防衛局を訪ね、取り消し通知書を担当者に手渡した。

                      ☆

翁長知事は「侵略国・日本vs被侵略国・沖縄」という構図で法を盾に沖縄を苛める日本政府という世論に期待しているようだが、論点は明白だ。

埋め立て承認に「瑕疵はない」と主張する国と、「瑕疵あり」と主張する翁長知事の対決だ。

両者の争点は、「瑕疵の有無」、この一点に尽きる。

ならば、知事はどの部分に瑕疵があるのか、会見で主張すべきだった。

知事の声明文を読んだが、およそ30分に及ぶ長談義にしては、「瑕疵」がどの部分に有るかを読み取るのに困難を極めた。

該当する部分を「 知事一問一答(全文)」から拾うとこうなる。

―承認の取り消しに至った理由について知事から説明してほしい。

「4年前(の知事選で)、県外移設を公約して当選した知事が埋め立てを承認してしまった。私自身からすると、そのこと自体が容認できなかったわけだが、法律的な瑕疵(かし)があるのではないかと。それは客観的、中立的に判断していただいて、そういった方々がどのように判断していただけるかということで、環境面から3人、法律的な側面から3人の(計)6人の委員にことし1月26日、お願いした。そして、7月16日に法律的な瑕疵があったと報告された。大変詳しく説明があった。私どももそれを検証した結果、法律的な瑕疵があると、県としても判断した。そういったことをベースにしながら、このような形で取り消しに至った」( 知事一問一答(全文)

結局、知事は記者の質問に直接答えることなく、だらだらと常套句を並べ、県民を煙に巻いている。

「流暢だが、空虚」という評価が的を射ていると感じる30分間の会見であった。

結局、知事が取り消しをした理由についは、次のようになるらしい。

(1)普天間基地の移設先が名護市辺野古である必要性が乏しい

(2)沖縄に集中する米軍基地負担が固定化する

(3)周辺の自然環境への影響

仲井真前知事が下した埋め立て承認は、行政法に照らした覊束裁量であり、知事の恣意的判断の立ち入る隙間のない行政判断である。

翁長知事が埋め立て承認に瑕疵として例示した上記3点はいずれも、知事の覊束裁量を超えた恣意的判断に基づくものである。

したがって法律論で戦う法廷闘争に突入したら、翁長知事の主張が秒殺されるのは誰の眼にも明らか。

「秒殺」を承知している沖縄タイムスだからこそ、「法廷闘争 世論が頼み」「市民運動に期待」などと、辺野古ゲートで騒いでいる反日活動家の声をことさら「正義の声」として大きく報道せざるを得ないのである。

⇒「待ちに待った日が来た」 辺野古ゲート前に歓声

■もう一つの提訴・・・Xデイは10月20日

翁長知事は先送りを続けてきた「取り消し」を実行することにより、支援団体から「取り消し詐欺」で訴えられることは辛うじて免れた。

ところが、一難去ってまた一難。

国の他に、翁長知事を提訴すべく「取り消し」を待っている市民グループがいる。

「取り消し」により普天間基地が固定化され、普天間基地の基地負担を一身に押し付けられる宜野湾市民だ。

元宜野湾市議を含む約10名の宜野湾市民が、住宅密集地に隣接し「世界一危険な米軍基地」といわれる普天間基地が固定化で発生する「基地被害」の損害賠償を求めて翁長知事を提訴するというのだ。

筆者は、提訴のXデイは取り消しの一週間後の10月20日と予測する。

予測が正しければ、提訴は次のように進行するだろう。

20日の午前中に那覇地裁に訴状を提出。

午後1時時ごろ、県庁記者会見室にて原告代表と弁護団が記者会見を催す。

Ⅹデイがドンピシャと当たるかどうかはさておき、「普天間の固定化」に何の配慮もなく取り消しに邁進する翁長知事に対し、怒り心頭の宜野湾市民の有志が提訴の準備を終えていることだけは事実である。

  【追記〕 【動画】【沖縄の声】特番!翁長知事、またも埋め立て承認「取り消し」実行せず[桜H27/10/7]- 平成27年10月6日火曜日に放送された『沖縄の声』。翁長知事が辺野古移設承認「取り消し」を実行した場合、その「取り消し」に対して知事を訴える裁判を提訴する予定だった宜野湾市民と徳永弁護士。

 

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