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安倍談話、リトマス試験紙の朝日と沖縄2紙

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昨日70年安倍談話が発表された。

事前から四つのキーワード入れろと反日メディアの強要があり、それに加えて史上最悪総理5人衆に「総理の資格なし」などと罵声を浴びせられる安倍首相の現状。 さらに安倍首相としては、支持率が落ちても成立させたい覚悟の安保法案の国会審議を控え、あえて首相談話など発表する必要などない、という保守系の議論もあった。

こんな状況ではどんなに練りに練った談話でも、左右両派からは批判されるだろうし、特に反日メディアの批判に晒されることは予想できた。

【戦後70年談話】首相談話全文

【産経新聞号外】70年談話 発表[PDF]

反日サヨク新聞の朝日新聞が批判するものは国益に叶い、逆に朝日が褒め称えるものは国益を損なう、という大原則がある。 つまり朝日の論調はわが国の国益判断のリトマス試験紙というわけだ。

そこで、70年安倍談話の評価だが、朝日の評価は後述するとして、とりあえず朝日よりリトマス試験紙的度合いが強い沖縄タイムスの本日の関連見出しを紹介する。

■一面トップ

首相「おわび」引用

70年談話 歴代内閣から

謝罪に区切り強調

■二面トップ

日本の侵略 認めず

与党 安保法案・辺野古と矛盾

自公 「悔悟」に真髄 未来志向

■三面トップ

首相自身 謝罪なし

「おわびしない」談話に思い

歴史対立 「終止符」狙う

保守層と中韓にらみ

■四面トップ

目立つ間接的言及

問われる歴史認識の継承

■五面 

社説「主語漂流 真意はどこに」

■六面トップ

中韓メディア批判的

直接的な「おわび」なし

■第二社会面トップ

「本音どこ」沖縄警戒

■社会面トップ

首相談話 懐疑と評価

安保法制の道(矛盾」

市民団体「苦し紛れ」

遺族会、複雑な心境

想定内とはいえ、タイムスのリトマス試験紙は安倍談は失格と報じた。

これではっきりしたことは、沖縄タイムスの基本論調はわが国の国益ではなく、中韓の国益を代弁しているという事実。

仲井真前知事が「沖縄2紙は特定団体のコマーシャルペーパー」といった言葉が正しかったということの証明だ。

事前に、村山談話を踏襲すると公表していた通り、「おわび」の言葉は「引用」で充当し、安倍首相自身の言葉でのお詫びはない。 

村山談話が安倍首相とは考えの異なる旧社会党代表の談話ではあっても、政府見解の統一性を重んじれば一国の首相として村山談話を踏襲せざるを得ない。

村山談話を踏襲すると言うだけで、談話発表をしないという選択肢もあった。

ところが、今年は戦後70年の節目の年。

どんな内容でも反日メディアや日韓両国からは批判されるのを覚悟で安倍談は発表された。

結果は、GJである。

安倍首相としては、「引用」という奇策に思いついたのは天晴れである。

結局、沖縄タイムスが切歯扼腕して詈雑言を浴びせるのを見れば、安倍談話に対する評価は合格ということになる。

ここで、お待ちかね、国益・リトマス試験紙のご本家朝日新聞の評価を紹介しよう。

 

戦後70年の安倍談話―何のために出したのか 朝日新聞・社説 2015年8月15日(土)付 社説バックナンバー

 いったい何のための、誰のための談話なのか。

 安倍首相の談話は、戦後70年の歴史総括として、極めて不十分な内容だった。

 侵略や植民地支配。反省とおわび。安倍談話には確かに、国際的にも注目されたいくつかのキーワードは盛り込まれた。

 しかし、日本が侵略し、植民地支配をしたという主語はぼかされた。反省やおわびは歴代内閣が表明したとして間接的に触れられた。

 この談話は出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった。改めて強くそう思う。

■「村山」以前に後退

 談話全体を通じて感じられるのは、自らや支持者の歴史観と、事実の重みとの折り合いに苦心した妥協の産物であるということだ。

 日本政府の歴史認識として定着してきた戦後50年の村山談話の最大の特徴は、かつての日本の行為を侵略だと認め、その反省とアジアの諸国民へのおわびを、率直に語ったことだ。

 一方、安倍談話で侵略に言及したのは次のくだりだ。

 「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」

 それ自体、もちろん間違いではない。しかし、首相自身が引き継ぐという村山談話の内容から明らかに後退している。

 日本の大陸への侵略については、首相の私的懇談会も報告書に明記していた。侵略とは言わなくても「侵略的事実を否定できない」などと認めてきた村山談話以前の自民党首相の表現からも後退している。

 おわびについても同様だ。

 首相は「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べた。

 確かに、国民の中にはいつまでわび続ければよいのかという感情がある。他方、中国や韓国が謝罪を求め続けることにもわけがある。

 政府として反省や謝罪を示しても、閣僚らがそれを疑わせる発言を繰り返す。靖国神社に首相らが参拝する。信頼を損ねる原因を日本から作ってきた。

■目を疑う迷走ぶり

 謝罪を続けたくないなら、国際社会から偏った歴史認識をもっていると疑われている安倍氏がここで潔く謝罪し、国民とアジア諸国民との間に横たわる負の連鎖を断ち切る――。こんな決断はできなかったのか。

 それにしても、談話発表に至る過程で見せつけられたのは、目を疑うような政権の二転三転ぶりだった。

 安倍氏は首相に再登板した直後から「21世紀にふさわしい未来志向の談話を発表したい」と表明。村山談話の歴史認識を塗り替える狙いを示唆してきた。

 そんな首相の姿勢に中国や韓国だけでなく、米国も懸念を深め、首相はいったんは閣議決定せずに個人的談話の色彩を強めることに傾く。

 それでは公式な政府見解にならないと反発した首相側近や、公明党からも異論が出て、再び閣議決定する方針に。節目の談話の扱いに全くふさわしくない悲惨な迷走ぶりである。

 この間、国内のみならず欧米の学者も過ちの「偏見なき清算」を呼びかけた。世論調査でも過半数が「侵略」などを盛り込むべきだとの民意を示した。

 そもそも閣議決定をしようがしまいが、首相の談話が「個人的な談話」で済むはずがない。日本国民の総意を踏まえた歴史認識だと国際社会で受け取られることは避けられない。

 それを私物化しようとした迷走の果てに、侵略の責任も、おわびの意思もあいまいな談話を出す体たらくである。

■政治の本末転倒

 国会での数の力を背景に強引に押し通そうとしても、多くの国民と国際社会が共有している当たり前の歴史認識を覆す無理が通るはずがない。

 首相は未来志向を強調してきたが、現在と未来をより良く生きるためには過去のけじめは欠かせない。その意味で、解決が迫られているのに、いまだ残された問題はまだまだある。

 最たるものは靖国神社と戦没者追悼の問題である。安倍首相が13年末以来参拝していないため外交的な摩擦は落ち着いているが、首相が再び参拝すれば、たちまち再燃する。それなのに、この問題に何らかの解決策を見いだそうという政治の動きは極めて乏しい。

 慰安婦問題は解決に向けた政治的合意が得られず、国交がない北朝鮮による拉致問題も進展しない。ロシアとの北方領土問題も暗礁に乗り上げている。

 出す必要のない談話に労力を費やしたあげく、戦争の惨禍を体験した日本国民や近隣諸国民が高齢化するなかで解決が急がれる問題は足踏みが続く。

 いったい何のための、誰のための政治なのか。本末転倒も極まれりである。

 その責めは、首相自身が負わねばならない。

                           ☆

いやはや、いくら反日新聞の代表格とはいえ、冒頭から安倍談話の全否定ですね。(笑)

天下の朝日に対抗するのは恐れ多いが、当日記も冒頭で評価させてもらうと、村山談話を踏襲しながら延べたにしては合格である。

以下に抜粋する朝日のいちゃもんは次のひと言で、すべて帳消しにするほど国民の気持ちを表している。

 首相は「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べた。

次にリトマス試験紙になる朝日のいちゃもんを抜粋するが、これにまじめに反論するのは時間の都合上、別の機会に譲りたい。(黙殺が一番かも)

>安倍首相の談話は、戦後70年の歴史総括として、極めて不十分な内容だった。

>しかし、日本が侵略し、植民地支配をしたという主語はぼかされた。反省やおわびは歴代内閣が表明したとして間接的に触れられた。

>この談話は出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった。改めて強くそう思う。

>首相は「私たちの子や孫に、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べた。

>謝罪を続けたくないなら、国際社会から偏った歴史認識をもっていると疑われている安倍氏がここで潔く謝罪し、国民とアジア諸国民との間に横たわる負の連鎖を断ち切る――。こんな決断はできなかったのか。

>最たるものは靖国神社と戦没者追悼の問題である。安倍首相が13年末以来参拝していないため外交的な摩擦は落ち着いているが、首相が再び参拝すれば、たちまち再燃する。それなのに、この問題に何らかの解決策を見いだそうという政治の動きは極めて乏しい

>慰安婦問題は解決に向けた政治的合意が得られず

>出す必要のない談話に労力を費やしたあげく、戦争の惨禍を体験した日本国民や近隣諸国民が高齢化するなかで解決が急がれる問題は足踏みが続く。

この談話にイチャモンをつけている人は黙殺すべきで、談話の貴重は未来志向で前に進もうという安倍首相の明確なメッセージと受け取れる。

村山談話を踏襲しながら、先の大戦での反省と、平和国家としての今後の歩みと貢献について述べ、

中韓以外の台湾も含むアジアに目を向けた表現で、欧米など戦後の歩みの中で協力してくれた周辺国への感謝の言葉を盛り込んでいる。

その一方で、村山談話では曖昧な表現に終わっていた歴史的経緯を具体的に延べている。

歴史的事実として経済のブロック化によって戦争が始まりエスカレートしていった経緯に触れたのも評価できる。

反日メディアは安倍首相のことを、極右のように罵倒するが、国内のみならず世界の女性の人権に寄り添う国家としての表明など、安倍首相の考え方が反映された談話はリベラルといっても過言でじゃない。

安保法案の国会答弁でしばしば登場した「中国の脅威」についても談話はいくつかのメッセージを贈っている。

それがこれだ。

「自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、 その価値を共有する国々と手を携えて」


わが国に敵意を露にする中韓二国のうち、中国は「正しい歴史認識」を強調するが韓国ほどの「おわび」の強要はない。 

中国の歴史認識とわが国の歴史認識が一致するはずはないので、無視すればよいが、談話では、韓国の方を無視しているように見える。

韓国の希望を談話に取り入れるなら、安倍首相も鳩山元首相のようにセミになって永久に謝罪し続けなければならない。


談話の中に含まれていた「子や孫にまで謝罪することを引き継いではいけない」 ・・・。


繰り返すが、これこそが安倍談話の要諦だと考える。

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