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辺野古埋め立てに関する第三者委が検証結果を非公開で翁長知事に提出した。
本来公開されべきはずの第三者委の検証結果を非公開にするのはおかしいと疑問が噴出。
さすがに29日には公開されたが、500頁に及ぶ膨大な量のため筆者も雑用にかまけ斜め読みしただけで検証にまでは至っていない。
第三者委員会の検証については公開前から産経紙が、その内容が初めから結論ありきで強引に「瑕疵あり」と結論つけたいかがわしさについてすっぱ抜いていた。
だが不都合な事実は報道しない沖縄メディアは産経の特ダネには申し合わせたように沈黙し、今朝の沖縄タイムスなどは社説で、「瑕疵あり」の正当性を主張する有様だ。
社説[第三者委 報告書公開]瑕疵の構図浮き彫りに
2015年7月31日 05時30分
県は、名護市辺野古で進む新基地建設をめぐり、仲井真弘多前知事の埋め立て承認の手続きを検証した第三者委員会の報告書と議事録を公開した。 131ページの報告書から見えてくるのは、そもそも公有水面埋... 続きを読む
まさに「反戦平和は免罪符」そのもの・・・・というより、翁長知事の太鼓持ちに成り下がったのではないか。
そんな中、NHKが沖縄メディアに反旗を翻し、第三者委員会の検証結果の公正さや中立性に疑問を呈した。
つまり鉄の意志で団結していた沖縄メディアを裏切った。
言葉を変えれば、あのNHKでさえも真実の重さに耐えかね、ついに「オール沖縄」を裏切ったのだ。
【動画】第三者委 国と訴訟念頭に議論
アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐって、沖縄県が、29日公表した辺野古の埋め立て承認を検証した第三者委員会の議事録で、委員会では、当初から承認を取り消した場合に想定される国との裁判を念頭に、検証作業が進められていたことが明らかになりました。
沖縄県は、仲井真前知事が行った辺野古の埋め立て承認には瑕疵があるとした第三者委員会の報告書や議事録を29日、公表しました。
13回にわたって開催された第三者委員会の会合はいずれも非公開で、最終的には、開催日時も明らかにされず、中立性や公正さが保たれているのか疑問視する声も出ていました。
公表された500ページ近い議事録では、会議を非公開としたいきさつが記されています。
それによりますと、委員から、「県民の関心が非常に高く、可能な範囲で公開できないか」などとできるだけ公開すべきだとする意見がありました。
その一方、「全部オープンにすると、国から対抗措置を取られたときに、自分たちの弱点をさらすことになる」などとして、承認を取り消した場合に想定される国との裁判を念頭に会合は非公開とされ、出席者にも秘密を守るよう、繰り返し求めていたことがわかりました。
また、委員会では、翁長知事が国に対抗する手段をほかにも探る必要があるといった意見が出されたほか、当初から承認の過程だけでなく、埋め立ての申請そのものを問題視して、検証作業が進められていたことも明らかになりました。
NHKニュース 07月30日 19時06分
☆
公開された議事録を斜め読みしただけでも、「翁長知事の意見」や「稲嶺名護市長の意見」が頻繁に話題になっており、当初から結論ありきの印象を読むものに与える。
またオスプレイの騒音の環境に与える影響が検証されていないとか、ジュゴンへの影響が検証不足などと、左翼団体のシュプレヒコールのような文言が飛び交っている。
これでは公正中立な第三者委員会ではない。
まるで反日サヨクの会議のような印象だ。
第三者委員会のいかがわしさを指摘したのはNHKだけではない。
八重山日報も第三者委員の検証批判に参戦した模様である。
八重山日報 2015年7月30日
米軍普天間飛行場の…米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、仲井真弘多前知事の辺野古沿岸埋め立て承認に「瑕疵がある」と判断した有識者委員会の報告書が公表された。前知事の承認には「論理の飛躍がある」と批判している◆報告書では、埋め立て申請の適正な審査のためには、在沖米軍基地の「歴史と現状の理解が不可欠」として、米軍の土地接収に始まり、普天間飛行場の県内移設反対派が勝利した直近の知事選、衆院選までの経緯を長々と記述している◆前知事は基地の過重負担軽減や県内移設反対を求める県民の声を考慮に入れ、不承認の政治判断をすべきだった、と暗に主張しているのだ◆しかし、尖閣諸島海域で中国の領海侵入が相次ぐなど、沖縄、八重山をめぐる国際環境が厳しさを増していることについては一言も触れていない。沖縄に米軍基地が存在することの是非は別に考えなくてはならないが、尖閣問題が深刻化する現状で、米軍基地の位置は「沖縄より熊本のほうが地理的に優れている」などと言い出すのは、それこそ論理の飛躍だと感じる◆翁長雄志知事はこの報告書をもとに、8月にも前知事の埋め立て承認を取り消す意向だという。国との法廷闘争に突入すれば、対立の泥沼化が懸念される。大口を開けて笑うのは尖閣を狙う隣国だろう。
【おまけ】八重山日報 2015年7月31日
「新聞疑うこと大事」 マスコミ不信、若者が訴え カズヤ氏(右)と我那覇真子氏(左)がトークライブを行った=25日夜、パレット市民劇場動画投稿サイトYouTubeで自身のチャンネルを開設し、政治や時事問題を語るKAZUYA(カズヤ、北海道出身)氏を招き、25日、那覇市のパレット市民劇場でトークライブ(主催・同実行委員会)が行われた。ライブは名護市出身の我那覇真子氏と対談する形で進められた。10代から高齢者まで幅広い世代の聴衆が400人以上集まり、会場は立ち見が出る盛況となった。
ライブでは沖縄の政治や社会情勢について意見が交わされた。カズヤ氏は「新聞は100%間違いのないものではない。疑ってかかることが大事」と強調。我那覇氏も「人は信じたいことを信じやすい」と話し、マスコミが発信する情報をうのみにすることの危険さに注意を呼びかけた。
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■御知らせ■
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第7回 8.6 広島平和MEETING「反核平和70年の失敗」
沖縄生中継会場
2015年8月6日 18:00(17:30開場) - 20:20
場所:琉球大学工学部 1号館 3F 322教室
※入場無料
櫻井よしこ
「憲法9条は中国の軍拡も北の核兵器も止められなかった」
百地 章
「世界情勢は変わった、憲法9条が平和を脅かす」
主催:琉球大学公認サークル 沖縄から日本を考える学生の会
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ファイヤー和田 知久(わだ ともひさ)
琉球大学 工学部 情報工学科 教授 学科長
〒903-0213 沖縄県西原町千原1番地
E-mail: wada@ie.u-ryukyu.ac.jp
TEL: 098-895-8713
Mobil: 090-9785-5802
FAX: 098-895-8727
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