「うらそえ文藝」第20号が発売中!
星雅彦さんが編集長を務める最後の号になります。星さんは右翼・左翼の立場を問わず影響力のある人物との対談や論文を掲載する編集方針で、「うらそえ文藝」は沖縄では特異な立場の書籍でした。星さんが編集長を辞すると恐らく「うらそえ文藝」の特色が維持されることは困難でしょう。星さんのように真っ直ぐな気持ちで、右翼・左翼の立場を問わず対談ができ本音を引きる人物は中々いません。
上原正稔さんの論文も掲載されるので、是非読んでください。
定価1,000円(税込み) 県内書店で発売中です
【内容】
※特集 日本の戦争その実態 満洲事変から沖縄戦へ
対談 徳永信一 VS 星 雅彦
論文 上原正稔・大城武・ましこひでのり・平安名尚
研究エッセイ 短歌を琉歌に―訳の試み 大城立裕
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※徳永信一氏は「大江・岩波集団自決訴訟」の主任弁護士で、琉球新報に勝訴した「パンドラ訴訟」の原告側弁護士です。
対談の中の次のくだりが印象的である。
星:「・・・徳永さんは沖縄のメディアの性格を知らなかったわけですね。 とにかく沖縄のマスコミは徹底的に左翼偏向が強い。 それはみんな認めています。
徳永:「いや、沖縄の新聞が左翼であることは知っていました。 僕も元左翼ですし。しかし、政治やイデオロギーを理由に事実をねじまげるとまでは思わなかった。 教科書問題との絡みで警戒されるだろうとはおもっていたましたが、まさに、今さら、沖縄の新聞が集団自決は(軍の)命令で起きたんだと真顔で言い出すなどとは、これっぽちも予想できなかった。
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▼徳永弁護士は二つの「集団自決訴訟」の弁護人として座間味・渡嘉敷両島に何度も足を運び、沖縄2紙の関連記事を徹底的に検証した。 その結果、ある程度予想はしていたものの、沖縄2紙の嘘八百報道には、さしもの元左翼の徳永弁護士もあきれ返った様子がうかがえて興味深い。
▼昨日所用があって、午後4時ごろ県庁近くのパレット久茂地前広場を車で通った。 数人の若者がマイクで何か訴えながらビラ配りをしていた。 ほとんどの人はビラの受け取りを拒否(無視)していた。▼彼らの異様な雰囲気に違和感(恐怖感?)を感じたのか
▼異様だと感じるのは全員がヘルメットを着用し、マイクで訴える口調が、まるで過激派学生と同じであったせいか。 胸には「辺野古反対」の文字が躍っていた。
▼彼らの正体が何者かは不明だが、白昼繁華街の真ん中でヘルメット着用で顔を隠すような風体で、本土訛りの「過激派風街宣」をする若者集団に、通行人は明らかな拒否反応を示していた。
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今朝の沖縄タイムス一面トップの大見出しはこれ。
「復帰望んだかたちではない」
知事、43年迎え批判
政府や本土との溝示唆
「沖縄寄せ付けない幹事」
▼紙面から受ける印象は、県民のほとんどが祖国復帰に不満を持っているようにみえる。
▼だが、沖縄タイムスは自分が行ったアンケート調査を忘れてしまったのか。 ▼昨日のタイムスには、祖国復帰に対する県民へのアンケート調査の結果として、こんな見出しで報じていたではないか。
<日本復帰への評価>
復帰「よかった」86%
世代を越えて肯定的
<現在の暮らし実感>
72%が「生活に満足」
▼おやおや、沖縄タイムスは昨日の今日の出来事を健忘症で誤魔化すつもりなのか。
▼県民の大多数は復帰を「よかった」と喜んでおり、生活も「満足」している。 ▼ところが「オール沖縄」で民意を代表しているはずの翁長知事は「復帰 望んだ形ではない」と不満たらたら。 ▼米軍基地が全面撤去され、丸腰状態の復帰で中国様が喜ぶ形の復帰なら、翁知事が「望んだ形」になったのだろうか。
▼ちなみに今朝の沖縄タイムスは、翁長知事の政府批判に対する菅官房長官の反論を「知事の法案批判官房長官が反論」「趣旨理解していない」とベタ記事あつかい。
▼「中国船が尖閣領海侵犯」という重大ニュースも社会面最下部のベタ記事で読者の目を欺いている。
「中国の文化で重要なのは自己反省」最高指導部 安倍首相演説に不満表明(5/8産経)
中国共産党序列4位の兪正声・人民政治協商会議主席は8日、北京の人民大会堂で自民党の額賀福志郎元財務相らと会談し、安倍晋三首相の米議会やジャカルタでの演説について「中国人は侵略を受け、犠牲を与えた(日本は)教訓を酌むべきなのに、その部分が淡々としており不満だ」と述べた。
「中国の文化で重要なのは自己反省だ。他国にこれほどの災難を与えたのに反省しないのであれば、日本が過ちを繰り返すのでは、と懸念せざるを得ない」とも指摘した。中国最高指導部メンバーが、米議会演説などへの態度を表明したのは初めて。
首相は、米議会で先の大戦への「痛切な反省」を示したが、中国としては、「侵略」や「おわび」に触れなかった米議会演説をベースにした戦後70年の首相談話では受け入れがたいとの意思を示した形だ。(共同)
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菅氏「友好国の首相を名指し、非礼だ」 韓国の安倍首相糾弾決議に猛反撃(5/13産経)
菅義偉官房長官は13日の記者会見で、安倍晋三首相の米議会での演説に対し、韓国国会が「歴史や慰安婦問題に対する反省がない」と非難する決議を全会一致で採択したことについて、「友好国の首相を名指しする形の決議は非礼と言わざるを得ない」と批判した。
菅氏は「首相は米議会でわが国の歴史認識をしっかり発言し、米国から大きな評価をいただいた。こうした事実を全く踏まえず国会決議が行われたことは誠に遺憾だ」と不快感をあらわにした。
菅氏は、核拡散防止条約(NPT)の再検討会議の最終文書素案で、世界の指導者らに広島と長崎の被爆地訪問を促す日本側の提案が中国の主張で削除されたことにも、「日本の提案はそもそも歴史問題とは関係ない。理解に苦しむ」と反論。「歴史戦」を仕掛ける中韓両国への批判を強めた。
「安倍首相ー菅官房長官」のコンビがわが国の指導者として近来まれに見る最強の指導者コンビと考える。
他国の言われなきわが国への批判には当然反論すべきだが、この当然の反論を歴代官房長官は実行してこなかった。
翁長知事への反論を含め今回の菅氏の毅然とした対応は支持せずにはいられない。
可能ならば「大使館員の引き上げ」くらいは徹底してやってほしいものである。
「緊張あおるな」と中国=南シナ海の日比共同訓練(5/12時事)
【北京時事】海上自衛隊とフィリピン海軍による南シナ海での共同訓練について、中国外務省の華春瑩・副報道局長は12日の記者会見で「関係国が南シナ海の平和安定を守る地域の国の努力と意志を尊重し、あちこちで緊張をあおり立てないよう希望する」と述べ、南シナ海問題に関わる日本の動きをけん制した。
12日付の共産党機関紙・人民日報(海外版)は「日比軍事演習は南シナ海で『火に油をそそぐ』」と題した分析記事を掲載。「日本の介入は(南シナ海情勢に)さらに大きな動揺と不安定をもたらす」とする専門家の意見を紹介した。
華副局長はまた、フィリピン軍が参謀総長の南沙諸島視察に外国メディアを同行させたことについて「フィリピンは絶えず挑発行動を取っており、トラブルメーカーだ」と厳しく批判した。
「緊張を煽るな」だって?
南シナ海や尖閣近海で緊張を煽っているのは何処のドイツだ。
世界で最も軍事的緊張を煽っている国のくせに「フィリピンは緊張を煽るな」とは「ブラックジョーク」にしても下手の部類だろう。
▼翁長知事の安倍政権への批判は中韓の安倍政権批判と奇妙に一致する。
▼翁長知事は「安倍ー菅」という最強コンビへの対応を誤ったようである。
【おまけ】
戦争の被害を被ったのは「ウチナービケーン(沖縄だけ)」と勘違いする若者が増えている。
以下はネットの拾いものです。
戦争被害が「ウチナービケーン」でないことがよくわかる。
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インタビュアーが「なぜ“焼夷弾”を落とすという選択をしたのか」とマクナマラに問う。
マクナマラはこう答える。(以下M)
M:「問題は焼夷弾ではない。」
M:「一晩で10万人の市民を殺戮していいかどうかだ」
M:「ルメイの答えは、イエスだ」
M:「彼は言うだろう。“君は10万人ではなくもっと少なければいいと言うのか? 日本上陸ともなれば何万もの米兵が死ぬかもしれん。それが賢い選択か?”と」
M:「だが、焦土にした上で、原爆まで落とす必要があるのか?」
M:「ルメイは、東京以外も焼夷弾で焼いた」
クリーブランドと同規模の横浜は58%が破壊された。
当時のN.Y.に匹敵していた東京は、51%が破壊。
富山は 99%が破壊された。
名古屋は 40%が破壊された。
大阪は 35.1%が破壊された。
西宮は 11.9%が破壊された。
下関は 37.6%が破壊された。
呉は 41.9%が破壊された。
神戸は 55.7%が破壊された。
大牟田は35.9%が破壊された。
和歌山は 50%が破壊された。
川崎は 35.2%が破壊された。
岡山 68.9%
八幡 21.2%
鹿児島 63.4%
尼崎 18.3%
佐世保 41.4%
門司 23.3%
都城 26.5%
延岡 25.2%
宮崎 26.1%
福岡 24.1%
高知 55.2%
佐賀 44.2%
今治 63.9%
松山 64.0%
大分 28.2%
平塚 48.4%
徳山 48.3%
四日市 33.6%
宇治山田41.3%
大垣 39.5%
岐阜 69.6%
福井 86.0%
徳島 85.2%
堺 48.2%
八王子 65.0%
熊本 31.2%
伊勢崎 56.7%
高松 67.5%
明石 50.2%
福山 80.9%
青森 30.0%
岡崎 32.2%
静岡 66.1%
姫路 49.4%
千葉 41.0%
一宮 56.3%
清水 42.1%
大村 33.1%
奈良 69.3%
津 69.3%
桑名 75%
豊橋 67.9%
沼津 42.3%
銚子 44.2%
甲府 78.6%
宇都宮 43.7%
水戸 68.9%
仙台 21.9%
鶴賀 65.1%
名古屋 64.9%
日立 72.0%
熊谷 55.1%
浜松 60.3%
前橋 64.2%が破壊された。
【動画】「如何に日本人虐殺の効率を上げるか?」~マクナマラ元米国防長官の告白 THE FOG OF WAR~:Birth of Blues
原爆以外にこれだけ大規模な空襲を米軍がしていたなんて、、、知らなかった。
(via miro-cherry)
そう知られていないんだ。
(via kay-ikegami)
■■御知らせ■■
沖縄県祖国復帰
43周年記念大会 (講師 玉城有一朗氏)
と き:平成27年5月17日(日) 14:00開演(13:00開場)
ところ:JAおきなわ総合結婚式場ジュビランス4F (TEL 098-893-4433)
宜野湾市野嵩736 ※宜野湾市役所・市民会館道路向かい
参加費:500円
◎第1部 沖縄県祖国復帰43周年記念式典 基調講演
講 師:玉城 有一朗先生
沖縄公共政策研究所主任研究員
(学術博士、歴史学修士、政治学修士)
演 題:「維新改革を遅らせたのは誰か?-琉球処分再論-」
◎第2部 記念シンポジウム 「激論!防衛、基地、教育、憲法、沖縄のタブーを破る」
ご挨拶宮崎政久さん(衆議院議員)
憲法改正について
第二部記念シンポジウム
「激論!防衛、基地、教育、憲法、沖縄のタブーを破る!」
今のところ以下の4名が登壇し、花城大輔県議の司会で進行します。
※玉津元教育長はバッシング以来、初めての登壇とのことです。
◯高橋研史さん(小笠原村議会議員)中国漁船に生活基盤を破壊された小笠原村議会は
憲法改正の決議を行った
◯砥板芳行さん(石垣市議会議員)憲法9条の被害者が沖縄です
◯玉津博克さん(前石垣市教育長)玉津元教育長が目指した教育とは?
◯石本崇さん(岩国市議会議員)沖縄と同じ基地の街の意外な真実。
主 催:沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会
那覇市若狭1-25-11波上宮内 (TEL/FAX 098-867-4018)
★日の丸パレード行進 同日午前11時スタート!
(10時30分、普天満宮集合)
普天満宮からジュビランスへ向かいます。
※普天満宮の駐車場は使用できません。
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