4月19日の「正す会」発会式の模様
■オスプレイの情報後進県、沖縄
統一地方選の開票結果は、与党優位で推移しており「対決2知事選」で与党が勝利。自民党は昨年来の知事選連敗の流れを断ち切った。
米軍基地がある佐世保市長選で3選を果たした朝長市長が、オスプレイに関し興味深い発言をしているので紹介する。
読売新聞 2015年04月21日
無投票となった佐世保市長選で3選を果たした朝長則男市長(66)は20日、当選から一夜明けて報道陣の取材に応じた。米軍の輸送機「MV22オスプレイ」の米海軍佐世保基地への飛来について、今後、米軍側に事前連絡は求めない考えを明らかにした。
米軍のオスプレイは3月、同基地に相次いで3回飛来。1回目は国を通じて県と市に事前連絡があったが、2回目は飛来後に地元へ連絡があり、3回目は連絡自体がなかった。これに対し、朝長市長は「国防上の問題は、国の責任において判断されるべきだ。オスプレイは自衛隊も配備する機体で、現在の事故率は通常ヘリより低い。特別視するべきではない」と述べた。
一方、原子力艦艇の入港に関しては、「事故が起きれば、目に見えない放射能が拡散する」と指摘し、事前連絡を求めていく考えを示した。
また、県と市がハウステンボスへの誘致を目指しているカジノを中心とした「統合型リゾート」については「経済効果が大きい。チャンスが与えられるのであれば、チャレンジするべきだ」と話し、今後も意欲的に誘致活動に取り組む意向を示した。
2015年04月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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>米軍の輸送機「MV22オスプレイ」の米海軍佐世保基地への飛来について、今後、米軍側に事前連絡は求めない考えを明らかにした。
>朝長市長は「国防上の問題は、国の責任において判断されるべきだ。オスプレイは自衛隊も配備する機体で、現在の事故率は通常ヘリより低い。特別視するべきではない」と述べた
オスプレイに関する情報では「先進県」のはずの沖縄県が一番の情報音痴である事実を、朝長市長は学んだのだろうか。
沖縄ではガセネタ記者の平安名純代米国特約記者らが垂れ流す「危険な欠陥機オスプレイ」というデマが一般県民はおろか、不勉強な首長や議員さんの間にも蔓延。 そして「オスプレイのデマ」を利用(悪用)して県民に不安を煽り、その不安を「新基地建設反対」にすり替えて県知事に当選したのが翁長知事である。
オスプレイの誤解を解く為、米海兵隊側が説明会や試乗会を催しても取材拒否をするのはメディア側であった。
沖縄タイムス等は、取材拒否の理由を、取材に応じたり試乗会に参加したりすると、オスプレイを是認したことになる、というのが取材拒否の理由だから驚きである。
さすがに最近では沖縄2紙も「危険な欠陥機オスプレイ」とのキャンペーンは張らなくなったが、代わって騒音被害や飛来の事前通報など些細な点を強調し始めている。
しかし、オスプレイの配備は日米安保の合意事項であり、わが国とっては国防事案の一環である。
高度な知見と経験を要する国防案件を、何の権限も知見もない市長や知事に逐一通報する事務を負わせること自体が無意味であり、事務の煩雑さ考慮すれば有害でさえある。
朝長市長がオスプレイの飛来について、今後、米軍側に事前連絡は求めないとしたこと、そして「国防上の問題は、国の責任において判断されるべきだ」と言う判断は、正論である。
稲嶺名護市長や翁長沖縄県知事は朝長市長を見習うべきである。
琉球新報 2015年4月24日
24時間の監視態勢など過剰対応を中止するよう求め、ガンバロー三唱をする労働組合員ら=23日、那覇市おもろまちの沖縄総合事務局前
名護市辺野古への新基地建設に反対する市民が米軍キャンプ・シュワブ前に設置したテントの撤去指導や監視業務を担当している国家公務員らを含む労働組合4者は23日、緊急集会を那覇市の沖縄総合事務局前で開いた。24時間監視態勢の即時解除や県民と職員の対立をあおる過剰対応の中止などを求める決議を採択し、総合事務局に提出した。監視業務を担当する部署の職員を対象にした労組のアンケートでは、8割が「過剰な対応」として改善を求めていることも明らかになった。
沖縄総合事務局開発建設部は2月26日から北部国道事務所を中心に24時間態勢の監視を開始した。3交代でゲート前を見回り、夜は午後9時~翌午前9時の12時間、定期的に巡回。4月上旬からは午後7時~翌朝6時の時間帯は委託を受けた業者が現地を見回り、職員は北部国道事務所などで待機しているという。
集会は沖縄総合事務局開発建設労働組合(開建労、仲里孝之委員長)とその上部団体で県労連傘下の県国公(梅澤栄議長)、連合沖縄傘下の沖縄国公労(白石幸嗣委員長)、沖縄国公労総合事務局支部(新垣等委員長)が主催。4者が連携し国に要請行動をするのは初めて。組合員ら約120人が参加した。
決議文は「県民・市民との望まぬ対立を強いられる職員の心身に深刻なストレスを与え、実際に心の健康を害した職員も少なくない」と指摘。「辺野古新基地建設に関連する一切の業務に職員を従事させない」ことなどを求めている。
あいさつで県国公の梅澤議長は「正当な市民活動の監視は、本来業務から外れている」と強調。沖縄国公労の白石委員長は「(監視業務の職員は)身を引き裂かれる思いではないか。理不尽だ」と訴えた。
集会後、河合正保沖縄総合事務局長は本紙取材に対し「過剰な対応ではない。必要な業務をしている」と組合側の主張を否定。「職員の勤務状況や健康管理に配慮しながら適正に対応していると思う」と述べ、現在の対応を見直す考えはないことを説明した。
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>県国公の梅澤議長は「正当な市民活動の監視は、本来業務から外れている」と強調。沖縄国公労の白石委員長は「(監視業務の職員は)身を引き裂かれる思いではないか。理不尽だ」と訴えた
>河合正保沖縄総合事務局長は本紙取材に対し「過剰な対応ではない。必要な業務をしている」と組合側の主張を否定。「職員の勤務状況や健康管理に配慮しながら適正に対応していると思う」と述べ、現在の対応を見直す考えはないことを説明した
双方の意見が対立しているときは、どちらかが嘘をついていることになる。
嘘つき新聞が擁護するなら、プロ活動家側が嘘つきだろう。 法令を踏みにじる違法行為を「正当な市民活動」と発言する側がおかしい。
些細なことでも訴え出るのがプロ活動家の常套手段。 何故「過剰な対応ではない。必要な業務をしている」と反論する沖縄総合事務局を提訴しないのか。
そもそもプロ活動家たちが「正当な市民活動」をしてさえおれば、警備の必要もなければ海上の¥フロートやコンクリー塊を設置する必要もなかった。
無駄に血税を浪費させているのはプロ市民側ということを考えたことはあるのだろうか。
東子さんのコメントを紹介する。
「辺野古の24時間監視中止を 国の労組が緊急集会で訴え 2015年4月23日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-242170-storytopic-3.html
>対する市民がキャンプ・シュワブ前に設置したテントの撤去を指導、監視する業務を担当する国家公務員らでつくる労働組合4者
>24時間監視態勢を即時に解除し、市民と職員の対立をあおるような過剰対応を中止するよう求める決議を採択し、沖縄総合事務局へ提出した。
テントがなければ、監視作業は無いという基本を意図的に無視して、提案します。
「嫌だ」という職員を外して、「法治を尊重する」という職員だけで撤去を指導、監視すれば、解決。
「防衛省、辺野古推進班を発足 作業一元化、県に対抗 2015年4月22日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-242107-storytopic-3.html
>米軍普天間飛行場の辺野古移設に向け、防衛省は21日までに「普天間飛行場代替施設建設事業作業推進グループ」を発足させた。
>設置要綱によると、チーム長は「作業のために必要があると認めるときは関係部局に関係者の作業チームへの参加、資料の提出、その他の協力を求めることができる」としており、今後増員する可能性もある。
>防衛省関係者によると、情報や作業を一元化することで効率化を図り、移設に反対する県に対抗する考え。
テントの撤去を指導、監視する業務を担当するために沖縄県民でない職員を派遣すれば、市民と職員の対立は解消できる。
官邸、各省庁へ、提案しておこっと。
官邸、各省庁へ意見
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
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翁長知事は菅官房長官との会談で理屈による議論を避け、「粛々と」などの言葉尻を捉え感情的議論に終始した。
菅氏は「粛々と」の使用は封印したが、実際は「粛々と」作業は進んでいる。
言葉にこだわり、実態を見失った翁長県知事。
名を捨て、実を取った菅官房長官。
新たな掘削調査か 辺野古沖 2015年4月23日
米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画に反対する市民ら=23日午前、名護市の米軍キャンプ・シュワーブのゲート前
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設計画で23日午前、22日に移動された作業用のスパット台船1基の掘削棒が海面に伸びているのが確認された。沖縄防衛局が移設予定地の大浦湾内の新たな地点で海底ボーリング調査を開始しているとみられる。辺野古沖の長島北側の別の台船1基にも作業員の姿が見られた。
新基地計画に反対する市民らはカヌー14挺や抗議船で行動しており、臨時制限区域を示すように設置されている浮具(フロート)付近で抗議の声を上げている。
米軍キャンプ・シュワブ前でも市民ら約30人が午前8時前から抗議行動を開始した。闘病で現場から離れている沖縄平和運動センター議長の山城博治さんに激励の言葉も送られた。連日ゲート前を訪れている小橋川共行さんは「一人一人が山城さんと同じ気持ちを持ち頑張ろう」と話した。【琉球新報電子版】
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