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■【琉球新報、沖縄タイムスを糺す県民・国民の会結成式】
記念講演:西田健次郎元自由民主党沖縄県連会長
日時:4月19日(日) 開場:17時30分 開会:18時 会費:500円
会場:県立博物館三階講堂 お問い合わせ:090-2588-5051我那覇まで
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いま沖縄では共産党を含む「オール沖縄」の支援で当選した翁長知事を批判するのはタブーとする暗黙の了解がまかり通っている。
県知事選の際、沖縄2紙は対立候補の仲井真前知事のことを、「公約を踏みにじって金で沖縄を売った最悪の知事」(本人は公約違反を認めていない)などと口汚く罵っていたいた。
松本浦添市長は、那覇軍港の浦添移設に反対して当選したが当時の翁長那覇市長や仲井真県知事が移設容認の立場であるのを知り、当事者の翁長那覇市長に協議を申し入れていた。
翁長那覇市長が協議を渋っていたが、その間に2013年に翁長氏は「オール沖縄」の先頭に立って、辺野古移設には反対と、従来の考えを一変させ、ますます松本市長との協議は縁遠くなった。
翁長氏が松本市長との協議を拒んだのは那覇軍港移設では容認し、辺野古移設では反対するというダブスタを追及されるのを恐れたからだ。
那覇軍港の移設は日米安全保障に基づく国防事案であると学習した松本市長は、頑なに面会・協議を拒む翁長知事や城間那覇市長との協議を断念し、政府の方針通り「公約を転換」すると言う。
那覇軍港の浦添移設問題は、実は翁長知事のアキレス腱であり、筆者はこれを辺野古移設の「逆相似形」と書いた。
那覇軍港移設は、沖縄2紙の言葉を借りると「新基地建設」であり、「公約の転換」をした松本浦添市長に対しては仲井真前知事に行ったように「公約違反」などと、口汚く罵倒しても良いはずだ。
だが、それをやると結果的に、翁長氏の「辺野古では新基地反対」「浦添では新基地賛成」というダブスタを追及することになる。 当分翁長氏批判派避けて通りたい沖縄2紙としては、「那覇軍港問題」では、派手に書き立てたくないのである。
翁長氏の那覇軍港問題おけるダブスタについては、昨年11月の知事選前の産経報道で既に触れている。
産経新聞 2014年10月28日
「基地反対で振興策多く取れる」翁長氏の発言や矛盾点、仲井真氏支持の市長証言
沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の佐喜真淳(さきま・あつし)市長らが28日、那覇市内で記者会見し、基地問題に関する翁長雄志(おなが・たけし)氏の発言や対応の矛盾点を明らかにした。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設などについて、翁長氏が「反対することで振興策が多く取れる」と発言していたと証言。県内11市のうち仲井真弘多知事を支持する9市長の総意として翁長氏に対する不信感を表明した。
市長側の説明によると、昨年1月に政府へ提出した普天間飛行場の県内移設断念などを要求する文書に署名を求める際、翁長氏は他の市長に「われわれが反対しても国の方針は変えることができないと思う」と前置きした上で、「反対することで振興策が多く取れる」と述べたとされる。
市長側の証言は、今月17日の知事選候補者の公開討論会で下地幹郎氏が取り上げ、翁長氏は「全く違う趣旨で話をした」と否定。27日の地元民放の討論番組でも、沖縄振興予算が最も多かったのは名護市への移設に反対した知事時代だったという趣旨の話をしたと説明し、「話をすり替えている」と反論している。
これに対し市長側は昨年8月にも同じ発言を聞いたと明らかにし、「(否定するのであれば)納得のいく説明をしてもらいたい」と翁長氏に回答を求めた。
また、翁長氏が那覇軍港(那覇市)を隣接する浦添市の埋め立て地に移設することを推進しており、辺野古移設をめぐる「美しい海を埋め立てさせない」という翁長氏の主張と矛盾しているとも指摘した
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>また、翁長氏が那覇軍港(那覇市)を隣接する浦添市の埋め立て地に移設することを推進しており、辺野古移設をめぐる「美しい海を埋め立てさせない」という翁長氏の主張と矛盾しているとも指摘した
翁長氏のダブスタは記事のこの部分だが、沖縄2紙はこれを特に問題にはしていない。
>沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の佐喜真淳(さきま・あつし)市長らが28日、那覇市内で記者会見し、基地問題に関する翁長雄志(おなが・たけし)氏の発言や対応の矛盾点を明らかにした
知事選投票日前のこの記者会見で、中山石垣市長が有権者の重要な判断基準となる翁長氏の署名押印つきの「確認書」(裏建白書)の存在を公表したが、沖縄2紙は「確認書」の存在を報道することはなかった。
<form id="u_0_2a" class="live_801253426621395_316526391751760 commentable_item autoexpand_mode" action="/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{"tn":"]"}" data-live="{"seq":"801253426621395_801308973282507"}"> 浦添への軍港移設アセス 3月から中止状態 沖縄タイムス 2015年4月18日 12:18 【浦添】那覇港湾施設(那覇軍港)のキャンプ・キンザー沖移設に向けた環境影響評価(アセスメント)で、国が3月以降、作業を中止していることが17日分かった。沖縄防衛局は中止理由について(1)移設作業を取り巻く環境が大きく変化(2)那覇港管理組合による民港整備計画との整合性を図るため-などとしている。浦添市は、アセスの中止について3月末に防衛局から口頭で連絡を受けたという。3月上旬の市議会では「(アセスの方法書の前段となる)配慮書は発注されているが、浦添市の方向性がはっきりしないと止まると聞いている」と説明していた。
アセス中止の背景には、キンザー沖をリゾート地にする浦添市案について、同市と共同で埋め立てを進めてきた県や那覇、那覇港管理組合の動向を国が確認する必要があると判断したとみられる。
作業を中止している「配慮書」は2011年4月の改正環境影響評価法で新設された手続き。位置や規模など事業計画の内容が固まる前段階で環境負荷が少なくなるよう検討するもので、配慮書の後、方法書や準備書、評価書と続く。
一方、軍港受け入れを条件に防衛省が浦添市に支払う再編交付金で、軍港予定地が浦添ふ頭内で動いた場合の影響について、防衛局は「仮定の質問」として回答を控えた。
浦添市長、那覇軍港受け入れ20日までに発表http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=111815
沖縄タイムス 2015年4月16日 08:00
【浦添】那覇港湾施設(那覇軍港)の受け入れについて、松本哲治浦添市長は15日、記者会見を20日までに開いて最終判断を発表することを決めた。
浦添市議会の与党議員に対して開いた15日の説明会では、キャンプ・キンザー沖を埋め立ててリゾート地にする浦添市案を実現できるよう、国と調整に入ることで合意。関係者によると、軍港予定地を那覇市側(那覇港管理組合が港湾関連用地として埋め立てを予定している第3ステージを含む海域)へ動かすことについても了解を得たという。28日に予定されている移設協議会で県、那覇市、国に提案したい考え。
松本市長は、与党議員との会合で軍港受け入れには触れていないとした上で「浦添市案を実現する上で(軍港は)切っても切れない。浦添にとって、ベストが難しくてもベターを検討していく」と記者団に述べた。
翁長雄志知事や城間幹子那覇市長との面談については断念し「県と那覇市は3月議会で考えを表明済みとのことだった。あとは私の方で判断するだけ」と話した。
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>アセス中止の背景には、キンザー沖をリゾート地にする浦添市案について、同市と共同で埋め立てを進めてきた県や那覇、那覇港管理組合の動向を国が確認する必要があると判断したとみられる
県や那覇市との共同で埋め立てを推進してきた。 県や那覇市と尾協議を望む浦添市長の申し出は、翁長知事は避けてきた。
辺野古移設に関しては首相との会談をあれほど強く望んでいた翁長知事が、同じ沖縄に住む浦添市長との会談。協議を避け続けているのはブラックユーモア以外の何物でもない。
那覇軍港は普天間飛行場と同様に、住宅地や商用地域のある市街地にある。
そのため那覇軍港移設に対する要望は米国側からもあり、早い時期から移転が計画されていた。
1974年那覇軍港は返還されたが、返還条件にある県内の代替基地が見つからず延び延びになっているのも普天間移設の場合と同じである。
候補地選定に紆余曲折あったが、結局、那覇市に隣接する浦添市の牧港補給基地へと決まったが、浦添市長選で「移設反対」を掲げた松本浦添市長の反対に合う。
浦添市長選では、容認派の「西原氏を支援した翁長氏が今度は辺野古移設反対といっている。
那覇市の基地を隣の浦添市へ移設すことには賛成だが、普天間基地を辺野古へ移設することには大反対というのが、翁長氏のダブスタ論法である。
本来なら、沖縄2紙は「根っからの保守」と嘯く翁長氏のダブスタ論法を徹底的追及すべきなのだが・・・。
現在は「辺野古移設」で頑張っているので暫くは「那覇軍港移設」については見てみぬふりをする。
沖縄2紙もダブスタ報道を貫き通す魂胆らしい。
【追記】
2015.4.19 06:00更新
【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】〈510〉「沖縄のタブー 翁長知事を暴走させる中国・過激派・美人弁護士」…冴える『文春』の総力特集
「琉球新報」「沖縄タイムス」、沖縄の2大紙の偏向報道については散々批判されているが、朝日をはじめとする大新聞やテレビも、ほとんど沖縄の実情を伝えていない。
沖縄県民もすべてが米軍基地反対、辺野古移設反対ばかりではない。それは先の知事選を見てもよくわかる。
翁長雄志知事が獲得した票は36万820票。投票者数は約70万4千人だから得票率は約半分の51%。沖縄県民は142万だから翁長知事の主張に賛同しているのは沖縄県民全体のたった25%に過ぎない(左側が、安倍政権批判に使う手法を真似(まね)てみた)。
で、『週刊文春』(4月23日号)の総力特集第1弾「新聞・テレビが目を背ける沖縄のタブー 翁長知事を暴走させる中国・過激派・美人弁護士」。
さすがにいいところを突いてくる。
翁長氏当選の2日後、那覇市長時代から親密だという「中国国際友好連絡会」の一行が沖縄を訪れた。
〈「会長に李肇星元外相、副会長にトウ小平の三女のトウ榕氏、さらに顧問に習近平国家主席の妻の彭麗媛氏など(中略)各国との友好交流事業を担う団体とされていますが、実態は人民解放軍総政治部傘下の工作機関」(公安関係者)〉
中国国務院傘下の巨大シンクタンク「中国社会科学院」最高顧問戴汝為氏の発言。
〈「翁長知事在任中に琉球独立の流れを作ることが必要だ。中国共産党幹部の中には、翁長知事を“沖縄の馬英九”と呼ぶ者もおり、期待は大きい。日本政府に対する沖縄の経済的依存度を下げ、中国の影響力を強めることが有効だ」〉
肝心の松本浦添市長だが、「公約転換」をしたと新聞に叩かれたのなら、潔く辞任して新しい公約で民意を問うのが筋なのだろう。
だが、いまのところ沖縄2紙には「那覇軍港問題」で騒ぎ立てる気はないようだ。
最後に松本浦添市長のHPから「(翁長知事は)なぜ協議に応じないのか?」と題するコメントの引用を。
47歳責任世代が浦添市の新しい明日を創る! 松本哲治「百花繚乱日記」ブログ › なぜ協議に応じないのか?
なぜ協議に応じないのか? 昨日、第172回浦添市議会定例会(通称・三月議会)が終了しました。平成27年度予算を始めとする沢山の議案を審議、そして、可決して頂きました。議員や関係者のみなさま、お疲れ様でした。その中でも、大きな議論の一つ「那覇港湾施設(以下、那覇軍港)の浦添移設受け入れ問題」について、もう一度、以下に整理しておきます。
那覇軍港の浦添移設問題について、翁長県知事と城間那覇市長には再三、協議を行いたいと面談を申し込んでいますが、正式な返答がなく、面談に向けた調整は一向に目処が立っていない状況です。
新聞報道では、県議会において翁長県知事は「移設協議会(国、沖縄県那覇市、浦添市による)で協議するべき」と答弁しているようですが、実はこの協議会、県知事も那覇市長も浦添市長もメンバーではなく、事務レベル会議です。
つまり、「協議会で協議しましょう」ということは「直接お会いする必要はありません」という面談拒否の遠回しな意思表示なのではないかと危惧しております。
報道によれば、翁長県知事も城間那覇市長も「SACO合意の枠組みを維持する」と答弁しているようですが、これは「那覇軍港の浦添移設は計画通り推進する」ことを意味しています。一般的な県民にも容易に理解できる「那覇軍港の浦添移設計画は推進する」という表現を使わずに「SACO合意の枠組みを維持する」という言い方では、わかる人にしかわからず、理解できる人にしか伝わりません。事実、新聞紙面の見出しで大きくわかりやすく報道されることはなく、未だに多くの浦添市民が「翁長県知事と城間那覇市長は浦添への那覇軍港移設計画を推進している」ことは知りません。 これまでにも何度か書きましたが、移設に賛成や反対などの議論の前に、このような事実を多くの県民が知らされていないことはやはり問題とは言えないでしょうか。
だからこそ、私は翁長県知事と城間那覇市長に面談を申し入れ、協議を行い、真摯にご意見や理由、ご事情などを聞かせて頂きたいと申し入れを行っています。
・那覇軍港の浦添移設は、海の埋め立てを伴う新基地建設であり、県内移設でもある。辺野古には断固反対しながら、その一方で浦添への移設を推進するのはなぜか?
・辺野古の海と浦添の海の違いは何か?
・沖縄県への過重な基地負担を訴えるなら、那覇軍港の浦添への移設も等しく過重な基地負担ではないか?
・SACO合意を尊重するなら、辺野古への移設もSACO合意ではないのか?
・では、そもそも、なぜ二年前の浦添市長選挙時には、那覇市長として浦添への移設を求めないと発表したのか?
・浦添市長選挙後に再び推進に戻ったのはなぜか?
城間那覇市長におかれても、昨年11月の那覇市長選挙時には「浦添への那覇軍港移設は求めない」としていました。当選直後の11月18日の琉球新報紙のインタビューでも「『軍港を移す』ではなく、『返してほしい』と求めていく」と答え、「普天間飛行場の返還を求めるときに、それを名護市に持っていくという考えでは、沖縄が名護を切り捨てることを意味する」と明言しています。
琉球新報平成26年11月18日の記事はこちらをクリック
それが現在では「SACO合意を尊重」(浦添への移設計画を推進)と変化しています。
・なぜ選挙後にまた変化するのか?
・那覇軍港の返還を求めるときに、それを浦添市に持っていくと言う考えは、沖縄が浦添を切り捨てることになるとお考えなのか?
・普天間飛行場の名護への移設と、那覇軍港の浦添への移設の違いは何か?
これらの大切な論点について、翁長県知事と城間那覇市長と直接協議を行いたいと、移設先の浦添市長として考えることは、決して間違ってはいないのではないかと考えます。
こんな私に対して、「翁長県知事や城間那覇市長を責めるな、攻撃するな」という人がいます。しかし、私はそんな意図は決してありません。攻撃するつもりはありませんが、やはり直近の選挙で選出されたお二人に、これらの疑問点について確認しておくことは重要なのではないでしょうか。だからこそ、直接お会いする時にはあらゆる予断を持つことなく、責め心を持たずに、真摯にご意見を聞かせて頂きたいと、申し入れているわけであります。
今後も引き続き、翁長県知事と城間那覇市長への面談申し入れを行っていきたいと思います。
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●地理的な優位性をぜひ生かしたい沖縄
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発行所 / 株式会社 閣文社
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