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辺野古移設を推進=沖縄入り検討-菅官房長官菅義偉官房長官は30日午前、東京都内で講演し、同日告示された沖縄県知事選で争点となる米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、「日米同盟、わが国の安全、抑止力、普天間の危険除去を考えたとき、最良の有効な解決手段はこれしかない」と述べ、移設を進める方針を重ねて示した。知事選については「できることは全てやるという思いで沖縄の問題に取り組んでいる。こうした思いが選挙で通じるよう全力で取り組みたい」と述べた。
菅長官はこの後の記者会見で、知事選期間中の沖縄県入りを「検討したい」と表明。辺野古移設について「昨年暮れに仲井真弘多知事から埋め立て承認をいただいた。日本は法治国家だから、淡々と進めていくということに変わりはない」と強調した。(2014/10/30-11:46)
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菅氏官房長官は、昨年末仲井真知事が埋め立て承認を受けたときの官房長官の肩書きに、内閣改造時にもう一つの肩書きを加えた。
「沖縄米軍基地負担軽減担当大臣」という長ったらしい肩書きだ。
辺野古移設問題は事実上菅官房長官のリーダーシップのもとに、埋め立て承認までこぎつけた事は周知の事実。
いまさら新たに「「沖縄米軍基地負担軽減担当大臣」という屋上屋を設けるような肩書きをつけたのは、それだけ安倍内閣が辺野古移設への本気度を示す証といえる。
安倍首相も仲井真県知事も普天間移設による「米軍基地負担軽減」を辺野古移設の最大の目的と見ているからだ。
それに「官房長官」の肩書きで選挙運動のため沖縄入りするより、「沖縄米軍基地負担軽減担当大臣」の肩書きの方が職務遂行のための沖縄入りは大義名分が立つからだ。
「沖縄米軍基地負担軽減担当大臣」の肩書きを引っさげて選挙期間中に菅氏が、少なくとも那覇市、沖縄市、名護市の三箇所で講演をやって頂くと、仲井真陣営に大きな援護射撃となり、基地負担軽減に大きく貢献すると思われるが、どうだろうか。
その菅官房長官は、30日、この日告示された沖縄県知事選に関連し、次のように述べている。
(普天間飛行場の名護辺野古への移設について)
「昨年暮れに仲井真弘多知事から埋め立て承認をいただいた。日本は法治国家だから、淡々と進めていくということに変わりはない」
また、昨年12月に安倍首相が、2021年まで沖縄振興予算を三千億確保する方針を示したことについては、「沖縄の未来の振興と発展というなかで政府が決断した。 総理はやれることはすべてやるという決意で取り組んでいる」とし、同方針が知事選の結果に関係しないことをあらためて示した。(沖縄タイムス 10月31日)
当日記はコメント欄が面白いという意見が多い。
コメントの中で東子さんが、首相が昨年末仲井真知事に約束した事柄について卓見を披露されているので紹介する。
東子さんのコメント
辺野古移設は誰が知事になろうとも、進む。
ただ、仲井真氏が知事ならば5年以内の普天間閉鎖に政府は必死にならなくちゃならないが、その他の知事なら粛々と進めるだけで良くなり、沖縄が非協力的なら時々停滞しつつ5~9年で完成するのでは。
粛々と進めるだけで良いなら安倍政権は楽だから、仲井真氏を何がなんでも知事にする必要はない。
また、安倍政権は成立当初から基地と振興費をリンクさせない方針ですし、辺野古移設が叶えばとりあえずの大きな問題は解決するので、翁長氏が従来の手法で基地を人質に振興費を引き出すのは、難しい。
2021年までの3000億円と5年以内の普天間閉鎖は、
仲井真氏が知事であれば、実行されるでしょう。
安倍政権と仲井真知事との「口約束」だから。
「口約束」は、仲井真氏以外の知事とは守らなくても良いから、便利。
今回の知事選は、
辺野古移設して普天間閉鎖して嘉手納以南の基地の統廃合して、基地跡地を3000億円以上の振興費を使って、沖縄が振興費を頼らないですむ稼げる沖縄、体力のある沖縄にするか、
最大9年、あるいはそれ以上かけて辺野古移設と普天間閉鎖だけ成って、今の弱い経済基盤のままか、
の選択。
日本を強くするには、沖縄だけに振興費をいつまでも傾注するわけにいかない。
そのための地方創生。
近い内に沖縄も他県並みの振興費になる。
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>近い内に沖縄も他県並みの振興費になる。
来年は終戦70年の区切りの年。
戦争被害を訴えて「沖縄は特別」という考えに異論を唱える世論が起きることも予想できる。
それに安倍内閣は、3・11以来、広島大洪水、御嶽山噴火など天変地異による被害者の援助にも予算がままならぬ状況で、消費税の増税にも反対意見が多い。
これにデング熱、エボラ出血熱(未上陸)などの疫病が蔓延したらその対策も財政を圧迫する。
そんな状況で、仮に「口約束」でさえもしていない新知事が就任したらどうなるか。
国の財政が厳しい折「沖縄だけを特別扱いするな」という全国の世論を背景に約束した振興予算を大幅カットすることも充分考えられる。
昨年末安倍首相が「口約束」したときも、琉球新報は信用できないと頭から不信感を露にしていたくらいだ。(※1)
仲井真知事が埋め立て承認した直前の琉球新報の記事をみると興味深いものがある。
「辺野古」埋め立て結論出ず 知事、県幹部協議 琉球新報 2013年12月24日
(※1)知事・首相会談 粉飾に等しい「負担軽減」 琉球新報 2013年12月26日
仲井真弘多知事が「驚くべき立派な内容を提示していただいた」と述べた。この知事の発言自体が、「驚くべき」発言だ。いったいどこが「立派な内容」なのか。
首相官邸で会談した知事に対し、安倍晋三首相は基地の「負担軽減策」を説明した。だがどれも、新味のない従来の方策か、実現の担保のない口約束にすぎない。知事がなぜ高く持ち上げるのか理解できない。
知事は27日にも辺野古埋め立て承認の可否を表明する。これらの「負担軽減策」は何ら軽減になっていない点を見極めてほしい。今回承認すると、沖縄は「自発的隷従」となってしまう。子や孫の命と尊厳を売り渡すような愚かな判断をしないよう求めたい。
首相は普天間飛行場の5年内運用停止や牧港補給地区の7年内返還を検討する作業チームを防衛省内に設置する考えを示した。
だが運用停止も返還も主体は米軍だ。作業チームに米側も含めなければ実効性はない。その主体たる米側は「(実行を約束)できない」と早々と拒否の姿勢を示している。だからチームは日本側だけで編成し、実効性があるかのように装っているだけではないか。
環境汚染時の基地内立ち入り調査権の話も、過去に照らせば実効性のない口約束と見るほかない。
これは沖縄が日米地位協定の抜本的改定を求めた点の一つだが、日米両政府は1996年、改定でなく運用改善でお茶を濁した。その結果、立ち入りに米側は「妥当な配慮を払う」ことになったが、許可するか否かはあくまで米側の裁量で、その後も拒否は続発した。
環境調査権は欧州でも韓国でも地位協定を既に改定した項目だ。それをさも画期的であるかのように言うのは粉飾に等しい。
垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練の半分を県外で実施するという件も噴飯ものだ。沖縄は危険な機体の常駐をやめよと求めている。訓練移転などではない。仮に訓練のみ移転したところで、1年のうちわずか数日の飛来で済む他県と、三百数十日背負わされる沖縄の違いは歴然としている。
これは差別の問題なのだ。辺野古移設は、沖縄の民意も他県と等しく尊重するか否かの問題なのだ。
予算編成後のここで埋め立てを認めれば、沖縄はカネ目当てという印象を全国に刻み込む。知事は後世に恥じない判断をしてほしい。
辺野古埋め立て承認へ 知事あす表明 琉球新報 2013年12月26日
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後世に恥じない判断をしたら、どうなるか・・・。
【おまけ】
琉球新報 2014年10月30日
トラックに積まれ撤去された違法な選挙ポスターやのぼり=29日、那覇市
11月16日投開票の知事選を前に立候補予定者の氏名が記載されたのぼりやポスターが県内各地の路上で数多く目に付くが、これは公職選挙法に抵触する行為だ。住民から「のぼりが歩行時に引っかかり危険だ」などの声が上がっている。県土木建築部は「不法占用物」として29日、県道ののぼりなどを撤去した。
公職選挙法では告示の前後にかかわらず選挙事務所があることを知らせるために、事務所の敷地内にポスターや立て札、看板などの掲示を合わせて三つだけ認めている。今回は仲井真弘多知事の任期満了半年前の6月10日以降、事務所敷地外で氏名を記載したのぼりやポスターなどの掲示は禁止されている。
県選管は説明会で関係者へ注意喚起し、撤去の通知・命令をしているが、のぼりやポスターが減る様子は一向に見られない。昨年の参院選で命令件数は3648件に上った。公職選挙法だけでなく、県道路管理課は「道路法や屋外広告物条例でものぼりなどの設置は禁止だ」と指摘する。
本島中部に住む40代女性は家の周辺ののぼりが歩行時に邪魔になるため、候補予定者の後援会事務所に撤去依頼の電話をしたが“逆ギレ”されたという。女性を他候補者の支持者と疑い「選挙妨害だと訴える。ほか(の候補者)にも電話しろよ」と応対された。「公選法違反をしているのにおかしい」と女性は憤る。
立候補予定有力4氏の陣営関係者は「陣営としての設置はしていない」(仲井真陣営)「法令順守が基本だが他陣営の動きと相対的な面もある」(翁長陣営)「美観を損ねて心苦しいが県民の意識を高めるために必要」(下地陣営)「のぼりは支持者が欲しいと言えば渡す」(喜納陣営)と答えた。
県選管は「公正公平な選挙のためルールがある。候補者は順守してほしい」と呼び掛けている。(’14知事選取材班)
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上記写真ののぼりの色から判断すると違法のぼりは翁長候補と下地候補のものらしい。
選挙前には嘘捏造報道で有名な琉球新報だが、この記事に関する限りかなりの信憑性があるようだ。
街にでると目に付くのは翁長候補と下地候補の違法ポスター、違法のぼりばかり。
>立候補予定有力4氏の陣営関係者は
>「陣営としての設置はしていない」(仲井真陣営)
>法令順守が基本だが他陣営の動きと相対的な面もある」(翁長陣営)
>「美観を損ねて心苦しいが県民の意識を高めるために必要」(下地陣営)
>「のぼりは支持者が欲しいと言えば渡す」(喜納陣営)と答えた。
こうして見ると、法令順守を全うしているのは仲井真陣営だけということになるが、告示日まで仲井真候補のポスターは一枚も目にしなかったのは納得である。
それにしても四人候補のうち三人が違反行為をしているのを堂々と吐露するとは、やはり沖縄は照屋寛徳先生がいう「違法選挙特区」なのだろうか。
【拡散依頼です】
平成26年10月27日月曜日に放送された『沖縄の声』。本日月曜日の沖縄の声では緊急特番としまして、沖縄支局キャスターのボギーテドコンと江崎 孝を進行役に迎え、11月16日開票の沖縄県知事選挙に立候補した「喜納 昌吉」さん、そして「喜納昌吉応援団 団長」の斉藤まさしさんをゲストにお招きし、出馬を決めた理由、そして知事選にむけてのお話などをお伺いします。
【アーカイブ】沖縄の声-公開質問状に対する翁長前那覇市長の解答!沖縄県知事選公開討論会、オスプレイは危険なのか[桜H26/10/22] 平成26年10月21日火曜日に放送された『沖縄の声』。... m.youtube.com
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■緊急の御知らせ■
奮ってご参加下さい。
「なかいま弘多総決起大会」
日時: 11月7日(金) 午後6時開場、午後6時30分開会
場所: 沖縄県立武道館(奥武山公園内、アリーナ棟)
■当日はモノレール、バス、タクシーをご利用下さい。
主催:「沖縄21世紀vビジョンを実現する会」 電話098-866-0139
那覇市牧志2-17-12(いとみね会館)
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■電子書籍出版の御知らせ■
県知事選挙の告示日(30日)まで余すとこ三日に迫りました。
仲井真県知事をして「特定の団体のコマーシャルペーパー」と言わしめるほど、常軌を逸した沖縄2紙の偏向報道により、新聞から情報を得る以外に術のない高齢者層を中心に「翁長氏優勢」の噂が絶えない今日この頃ですが、この選挙は先の沖縄市長選と同様に「新聞vsネット」の戦いになるものと考えます。
そこで電子書籍『そうだったのか「沖縄!』〜国家レベルの問題が山積する沖縄。その歴史と現在を新しい視点で解説〜、を緊急発刊することになりました。
告示日を目前にして特に三章と四章(江崎が執筆)は知事選挙にかかわる部分なので、取り急ぎ多くの方にこの二つの章を読んでいただきたいと思っております。
新聞等の捏造報道に惑わされることなく正しい判断で選挙権を行使するため、是非ともご購読くださいますようお勧めいたします。
拡散依頼
『そうだったのか「沖縄!」』
〜国家レベルの問題が山積する沖縄。その歴史と現在を新しい視点で解説〜
価格:300円
著者:
仲村覚(沖縄対策本部代表)
仲村俊子(初代沖縄防衛協会婦人部長)
石井望(長崎純心大学准教授)
江崎孝(ブログ狼魔人日記管理人)
序章:沖縄問題の本質(仲村覚)
一章:今明かす、祖国復帰の真実(仲村俊子)
二章:「沖縄祖国復帰の真実について」解説(仲村覚)
三章:沖縄県知事選挙の裏に潜む琉球独立工作(仲村覚)
四章:習近平も注目の沖縄県知事選「ネットvs新聞」の代理戦争(江崎孝)
五章:祖国との一体感を求めて開催された東京オリンピック沖縄聖火リレー(仲村覚)
六章:日本開国の拠点として狙われていた「琉球」(仲村覚)
七章:明治維新」と「琉球処分」(仲村覚)
八章:琉球國はチャイナ領土だったのか(石井望)
電子書籍『そうだったのか「沖縄!」』を発売しました。
購入は下記サイトからお願い致します。
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