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防衛省が翁長氏を支援!?県への設計変更申請の遅れ

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普天間基地内のお化け屋敷のご案内です。

昨夜遅く帰宅したら、県外から普天間移設に関し深い関心を持って頂いている遊爺さんの貴重なコメントが目を引いた。

遊爺さんのコメント

防衛省は翁長氏を支援している

防衛省が最悪のタイミングで、最悪の行動をしてしまいましたね。
ニュースを観て、こちらを覗いたら、コメントのトップに書き込みされていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141024-00000093-san-pol

承認済みの埋め立ては、新知事には取り消せないのが反対派の泣き所ということでしたが、これで新知事が埋め立てに関与する権限を得ましたね。
防衛省は、申請内容やタイミングを政府(≒官邸)や自民党とは協議したのでしょうか?

                 ☆

上記コメントに関連して、今朝の沖縄タイムスは合計2面を使って関連記事を派手に報じている。

一面トップ

知事選後に変更可否判断

辺野古工事 知事周辺の見通し

占拠影響懸念も背景

二面トップ

辺野古移設頓挫も

変更判断 気をもむ防衛省

記事で目に付くのは、次の記述。

(工事変更の)判断持越しは「事務的な審査が遅れていることに加え、選挙中に判断するのは移設反対派を刺激しかねずリスクが高い」(知事周辺)との背景がある。
一方で、自民党県連内部では辺野古反対の知事が誕生しても、現職ではなく新知事に委ねたほうがよいとの意見が広がっている。 県連幹部は「反対する人物が知事になり、本当に移設を止められるかの最初の『踏み絵』。 本気度を試すことになる」と狙う。 来年度の予算とりまとめが12月末というタイミングにも注目しており、「変更申請を拒否した場合、政府が夏の概算要求から予算案を減額するなど沖縄振興の蛇口を閉める可能性もある」とけん制した。(沖縄タイムス)

              ☆

【追記】沖縄タイムス記事

辺野古工事変更、知事選後に判断見通し

 

沖縄県庁が自治労などサヨク組合の巣窟であることを考えれば、いくら県知事が担当部署に審査を急がせても、既にレイムダックとなった知事の指示を無視し、故意に審査を遅らせて選挙後の新知事の判断に委ねることは造作もないことである。 

ただ、記事中の県連幹部の意見とは、実は沖縄タイムスの願望であり単なる憶測だともいえる。

というのは、防衛省が折角仲井真知事が承認した案件をあえて変更申請した理由は、産経新聞(【おまけ】参照)の次の部分にある。

「これらの変更は、稲嶺進名護市長が辺野古移設に反対していることを受けた措置。ダムや漁港は名護市が管理しており、ベルトコンベヤーや作業場を設けるには市の許可や同意が必要だが、稲嶺氏から得られる見通しは立っていない。(産経新聞)

だが、防衛省が正面から名護市長に対し、漁港など名護市が管理する地域を作業場にするための申請をしたら申請手続きに瑕疵がない限り、行政法上名護市長はこれを拒否することは出来ない。

仲井真知事が行った行政法上の覊束裁量と同じケースに相当し、稲嶺市長の恣意的判断による拒否は行政法違反に当たる。

それを示すように同じく本日の沖縄タイムスには、こんな見出しも躍っている。

工事6件の入札公告

沖縄防衛局 本年度内にも着工

仮に稲嶺名護市長が拒否した場合、国は名護市を相手取って行政訴訟に踏み切ることは折込済である。

行政法違反の名護市に勝訴の見込みはなく、敗訴の場合の莫大な額の損害賠償のことを考えれば名護市が最期まで拒否し続けることは考えにくい。

敗訴したら、脆弱な名護市の財政が破綻することが目に見えているからだ。

工事変更申請の遅れは、稲嶺名護市長の不毛な反対運動により工期が遅れることを避けるために行った工事申請の結果であり、多少の遅れを気にしなければ、沖縄タイムスが懸念するような「辺野古移設頓挫」など、沖縄タイムスの願望を記事にしたに過ぎない。

本件についてはまだ語りたい部分もあるが、明日の「講演会」でブログでは書けないオフレコ情報も語りたいと思いますので、興味のある方はご参加下さい。

 

【おまけ】

辺野古埋め立て、県への設計変更申請 承認判断は知事選後 産経新聞 10月24日(金)7時55分配信

 ■反対派勝利なら工程影響

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設で、防衛省が9月に県へ提出した埋め立て工事に関する4件の設計変更申請について、県の承認判断が11月16日投開票の県知事選後にずれ込む見通しとなった。複数の政府高官が23日、明らかにした。辺野古移設反対の立場で知事選に出馬する翁長雄志(おなが・たけし)前那覇市長は変更申請を承認しない考えを示唆しており、翁長氏が知事選に勝てば計画変更が頓挫し、移設に大きく影響する恐れがある。

 設計変更は9月3日、防衛省が県に届け出た。当初の計画では、辺野古ダムの上にベルトコンベヤーを設置し、埋め立て用の土砂を運ぶことにしていたが、トラックなどで運搬することに変更。辺野古沿岸部に「中仕切り護岸」を整備することを追加し、同護岸周辺を先行して埋め立てて、予定していた辺野古漁港に代わり作業場とすることを検討している。

 これらの変更は、稲嶺進名護市長が辺野古移設に反対していることを受けた措置。ダムや漁港は名護市が管理しており、ベルトコンベヤーや作業場を設けるには市の許可や同意が必要だが、稲嶺氏から得られる見通しは立っていない。

 このため防衛省は名護市の許可などが不要となる計画に変更しようとしたが、申請を受けた県は今月21日、申請内容について環境への影響など33項目の質問文書を防衛省に送った。回答期限は28日で、それ以降に県は承認か不承認の判断をするが、「県の内部手続きに一定の時間がかかり、知事選前に承認を得ることは困難だ」(防衛省幹部)と指摘される。

 翁長氏は21日の知事選政策発表の記者会見で、変更申請に関し「知事の権限で(変更は)とてものめないということは十二分にあり得る」との認識を示した。

                                       ☆

■お知らせ■

 第37回世日フォーラム沖縄

沖縄と日本の未来を考える講演会

9月7日の統一地方選挙が終わり、いよいよ11月16日投開票の県知事選挙戦に突入しました。3選を目指す自民党推薦の仲井真弘多知事に対し、「オール沖縄」を掲げて、革新諸派の支持を受けた翁長雄志那覇市長、それに元郵政民営化担当相の下地幹郎氏が出馬表明し、保革中道の三つ巴の様相を呈しています。

そこで当フォーラムでは、全国的に人気の高いブログ「狼魔人日記」の管理人である江崎孝氏を招いて、最近の沖縄情勢から見た知事選の行方について講演していただくことになりました。ご多忙とは存じますが、読者の皆様始め、知人、友人の方、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。           

演 題 「沖縄がアジアの中心となる日」

        ~沖縄の将来にとって誰が知事にふさわしいか~

講 師   江崎 孝 氏(コラムニスト)

プロフィール;江崎 孝 えざきたかし
1941年 沖縄生まれ。 慶應義塾大学(経済学部)卒業、
東京にて商社勤務の後、沖縄にて貿易会社経営。
同時に雑誌『WILL』や『正論』などで評論活動開始。
現在人気ブログ「狼魔人日記」の管理人、チャンネル桜沖縄支局
のレギュラーキャスターを務めている。
著書『マルチ商法を斬る』、『沖縄「集団自決」の謎と真実』(共著)

【日 時】平成26年10月26日(日)午後6時30分より 

【会 場】沖縄県立博物館・美術館 講座室

      〒900-0006 那覇市おもろまち3-1-1

      電話 098(851)5401(博物館班直通)

【会 費】 500円

【主 催】世日フォーラム沖縄     

【後 援】世界日報社那覇支局、自主憲法制定沖縄県民会議、勁草会

【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局      電話&FAX:098 (862) 9195

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