☆沖縄県内の「告別式」最新情報。
☆
いま沖縄の石垣市を中心にした八重山地区が、「無法地帯」になりつつある。
法治国家の国民としての誇りが踏みにじられているのだ。
下村博文文科相は、竹富町の教科書採択に関わる違法状態を黙認し、わが国が法治国家であるという誇りを捨て去った。
八重山地区が違法状態なのは、教科書問題だけではない。
領土問題が存在しないはずの尖閣周辺に連日中国船が領海侵犯を繰り返しても、海上保安庁は口先だけの警告は発するが、中国側の暴状に対し打つ手を知らず、拱手傍観するのみである。
尖閣周辺海域に中国船2隻 5日連続 2014.6.7 11:58尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で7日、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船が尖閣周辺で確認されたのは5日連続。6日には約2時間、領海に侵入した。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、2隻は「海警2101」「海警2151」。巡視船が領海に近づかないよう警告すると、海警から「中国の管轄海域で定例のパトロールを実施している」と日本語と中国語で応答があった。
☆
沖縄2紙は、同盟国の米軍機から空のペットボトルが落ちても大騒ぎするが、中国の領海侵犯は特に異常とも考えないのか、本日の沖縄タイムスに中国の連日の狼藉を報じる記事は1行もない。
わが国は、「尖閣棚上げ論」を主張する孫崎享氏のように領土問題の存在を認め、中国側の主張を唯々諾々と受け入れたのか。
いや、そうではあるまい。
念のため外務省HPの開くと、こうあった。
◆日本の基本的立場◆
尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いのないところであり,現に我が国はこれを有効に支配し
ている。
尖閣諸島をめぐり,解決すべき領有権の問題は存在していない。
☆
依然として尖閣に領土問題は存在しないと記述されているではないか。
ということは、日本国民なら八丈島近海に魚釣りに行くのと同じ理屈で尖閣諸島に魚釣りに行っても不都合はないはずだ。
ところがわが国の水産庁が、日本国民の船が尖閣に近づくのを阻止するという愚挙に出たのだ。
中国船に対しては見てみぬ振りの同じ水産庁の矛盾に満ちた行動である。
しかも今回出港を阻止された水島社長一行は魚釣目的で過去に16回も出港した実績があるというではないか。
八重山日報 2014年6月8日
尖閣出港を阻止され、水産庁の職員(右)に説明を求める水島幹事長=7日午後、登野城漁港尖閣諸島(石垣市登野城)周辺での漁業活動を通じ、日本の実効支配をアピールしている「頑張れ日本!全国行動委員会」の漁船3隻が7日、登野城漁港から尖閣周辺へ出港しようとしたが、水産庁の職員に阻止された。「頑張れ」はこれまで、漁業名目で18回、尖閣周辺に出港しているが、政府に阻止されたのは初めて。水産庁は漁業者や漁業従事者(漁師見習い)以外が漁船に同乗することを認めない方針に転じ、今年4月1日付で都道府県知事に通知している。「頑張れ」は8日も出港を試みる。
当初、「頑張れ」が所有する漁船やチャーター船3隻に政治家やマスコミ関係者など8人が「漁師見習い」として分乗し、出港する予定だった。乗船予定者はこの日午前5時ごろ、登野城漁港に集合した。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html
「頑張れ日本!全国行動委員会」の尖閣諸島周辺への出港が7日、阻止された。尖閣周辺では中国公船が連日、航行を続けており、6日にも今年13回目の領海侵犯があったばかり。一方で日本の実効支配強化を目指す活動が抑え込まれる事態に、乗船予定者からは「こっちを取り締まるより、中国公船を取り締まってほしい」(長尾敬前衆院議員)などと政府方針の矛盾を突く声が上がった。
漁船には本来、漁業者や漁業者に雇用される漁業従事者しか乗船できないが、過去、「頑張れ」の漁業ツアー参加者には、一般人のほか、政治家やマスコミ関係者なども含まれていた。この場合、参加者は漁業従事者である「漁業見習い」の名目で乗船し、水産庁や海保も黙認してきた経緯がある。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html
☆
>尖閣周辺では中国公船が連日、航行を続けており、6日にも今年13回目の領海侵犯があったばかり。
>一方で日本の実効支配強化を目指す活動が抑え込まれる事態に、乗船予定者からは「こっちを取り締まるより、中国公船を取り締まってほしい」(長尾敬前衆院議員)などと政府方針の矛盾を突く声が上がった。
外交の表舞台では中国の恫喝的発言を向こうに回し、安倍首相と菅官房長官が正々堂々と日本の主張(尖閣に領土問題は存在しない)を述べ、国際世論では日本を理解する国が増えている。
その一方、現場の尖閣近海では中国に気兼ねし、自国の船舶の尖閣行きを阻止するとは、何たる自己矛盾だ。
八重山地域はいままさに「違法状態」が罷り通るという異常事態になりつつある。
八重山地区を無法地帯にするな!と思う方
クリック応援お願いいたします。
【追記】
東子さんがコメント欄で紹介していますが、長尾敬前衆議院議員の【激しく、激しく、激しく、拡散希望】に応えて、改めて全文貼り付けておきます。
拡散、お願いします。
☆
開いた口が塞がらない、水産庁の黙り作戦2014-06-07 16:29:14
【激しく、激しく、激しく、拡散希望】
本日の尖閣諸島漁業活動、出港を断念したことをご報告いたします。
スミマセンでした。
午前5時30分から10時間にわたる水産庁沿岸遊漁室室長藤田氏との顛末はザクッと以下のとおりです。
水産庁長官から平成26年4月1日に出された、
・「利用者の安全確保の為の『遊漁船業の適正化に関する法律』の適正な運用について」
・「船員法が適用されない漁船及び小型兼用船の漁船員における待遇及び作業の安全の確保について」
という通達を受けて、我々はあくまでも合法的に漁業活動を実施すべく準備をしてきました。
要は、従来のような船員登録だけでなく、雇用契約、社会保険加入、賃金の支払いをし、実態的にも船員としてでなければ出港は認めませんよという通達です。
我々はそれを行うというスタンスで交渉してきました。
法治国家ですから、法律は守ります。
ところがこの藤田室長、
出航前にたったの15分程度の調査で数名が船員と認められないので出港しないでくれという。
それも、船員の名前も立場も何も確認せず、面接もせずに、です。
認められない根拠を示して欲しいと質すと黙りを決め込むのです。
只管黙るのです。
長官通達で、
我々(文書では都道府県知事)に対して法令・通達を遵守した漁業活動を周知し、指導する義務がある立場の者が、長官通達を無視して説明も指示もしないのです。
「合法的に出港したいので、この対応で宜しいですか?」
と問うと、
「・・・・・・・」黙りを決め込む。
10時間カメラをまわしましたが、彼の画の8割は沈黙。
そもそもこの通達、実に乱暴。読み込んでいくと、
・船舶の免許を持たぬオーナーが船長に頼んで漁業に臨む場合、船長がオーナーを雇うという雇用契約を結ばなければならない。
・見習いで乗船した船員が船酔いで仕事が出来なくとも賃金を払わなければならない
など、不合理なことばかり。
「これ、実態的に不合理ですよねぇ」
と質すと、また黙る。
水産庁の狙いは、
・どんな手段を使ってでも我々を出港させない
・我々が水産庁の通達を無視して強硬に出港することを期待している
かのどちらかなのです。
だから、我々に法例通達を守らせて出港させることはしないのです。
我々が合法的に出港してしまうとおそらく首が飛ぶんでしょう。
だから、何の説明もせず、黙り込み、その場を乗り切る。
炎天下のもと10時間が経過し終いには、警察官に保護されながら、車で逃げていきました。この時は流石に騒然としましたが、後日番組動画で御覧下さい。
因にこの10時間、我々10数名、水産庁3名、国交相2名、警察6名、公安調査庁1名、海上保安庁40名程度が、ずーっと港で議論を見守るという異常な光景であったことを記しておきます。
明日朝、5時30分、もう一度アタックする予定です。
よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします
※本日のイベントです。
「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。
狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
価格850円(税・送料込み)
メール ezaki0222@ybb.ne.jp
☆
沖縄の出版界が出版拒否した禁断の書! 『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1800円(税・送料込み)
著者:又吉康隆
ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
※↑↑こちらまで住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします