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仲井真知事、立候補を阻む二つの障害

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☆沖縄県内の「告別式」最新情報

                       ☆

今朝の沖縄タイムスの一面は翁長那覇市長の県知事選関連で、以前より一歩踏み込んだ記事を書いている。

見出しはこれ。

一面

翁長氏知事選」出馬の公算

自民市議団きょう要請 9月めどに受諾か

二面トップ

「翁長路線」与党に波紋

自民市議団、きょう出馬要請

県連「寝耳に水」 ■公明静観

翁長氏は「現段階ではない」と否定しつつも、その理由を「家族とも相談しなければいけない」などともったいぶっている。

だが、翁長氏の長年の野望である県知事就任に家族が反対するはずはない。

仮に家族の反対があっても、それだけで引き下がるようなタマではない。

それに、翁長氏の保革を超えた「オール沖縄」による県知事出馬は、以前から取りざたされていた周知の事実。

翁長氏が毎日帰宅しているなら、家族の承諾は既に得てあるというのが常識だ。 

現時点で翁長氏が、家族の承諾を得ていないなら、あるいは知事選に興味がないのなら、翁長氏は別のコメントをしたはずだ。

知事選出馬を要請した那覇市議会の金城・新風会代表の次のコメントが真実を語っている。

「翁長市長にとって要請が迷惑な話なら、われわれの行動自体を拒否するはずだ。 要請書を受取ってくれることは、知事選に意欲のある表れだ」

金城氏のコメントを待つまでもなく、野心家の翁長氏の県知事選立候補は確定である。

             ☆

一方の仲井真県知事が続投を決意するには、健康上の理由もさることながら、県知事の前に立ちふさがる二つの障害をクリアすることが条件だった。

(1)「識名トンネル事件」と県知事の関わりをクリアすること

(2)公約である「県外移設を要請する」と昨年12月の「辺野古埋め立て承認」の齟齬にどう対処するか。

上記2件はいずれも沖縄2紙が、仲井真県知事が「辺野古埋め立て承認」の折には牙を剥いて襲い掛かるための切り札であった。

ところが、(1)の「識名トンネル事件」は県警が県庁を家宅捜索するという異例の事態に至っても同事件と県知事の直接のつながりを示す証拠がなく、沖縄2紙としても噂のあった某女性社長と県知事の親密交際にしても二人が独身である以上、これ以上の追求は名誉毀損の恐れさえある案件となった。

そこで沖縄2紙は(2)の公約違反の一転に絞って今年の一月より県知事に対する猛攻撃を開始した。

先ず第一段階として百条委員会の設置で、県知事を追い詰める魂胆だったが、老獪な県知事に上手くかわされ、第二段階でプロ市民を動員して「辺野古埋め立ての違法性」を提訴した。

一審で敗訴し、福岡高裁に控訴したがこれも「門前払い」で全面敗訴した。

原告は上告するというが、最高裁では証拠認定はしないというので、よっぽどの新証拠でも出てこない限り、原告の敗訴が確定する。

結論をいうと、仲井真県知事が3選を狙って立候補することを妨げる障害はすべてクリアされたことになる。

昨年12月に衝撃的ともいえる「辺野古埋め立て承認」をした、仲井真県知事について年明け早々、当日記は次のように書いた。

以下は、老獪な政治か強請りの名人か2014-01-10 を抜粋、一部編集したものの引用である。

県知事の公約「県外を要請する」を信じてきた沖縄メディアや反日サヨク勢力にとって、「埋め立て承認」は驚天動地の激震であった。 これまで沖縄メディアが、県知事の「失点」(識名トンネル事件で県が県警の家宅捜索を受ける)に示した比較的甘い報道に対する、許しがたい裏切り行為であった。

その怒りをぶっつける場が県知事が出席する県議会。

昨日の臨時県議会は傍聴席から怒号が飛んで、退場者がでるほど混乱した。

野党は勿論、与党の公明党は県知事の「埋め立て承認」を批判する立場であり、昨日の県知事はまさに四面楚歌の状況で、「県外に反対したことは一度もない」などと「感情をあらわにする」ことも再三あった。

今朝の沖縄タイムスは、社説を含む合計6面を県知事批判に費やしている。

 

■県知事発言の変遷

元々県知事は「県外がベストだが現実を考えれば辺野古容認」と発言しており、その意味で言えば今回の「埋め立て承認」は規定路線の実行といえないこともない。

だが、2010年の名護市長選挙で「県外派」の稲嶺氏が当選、続く名護市議選でも「県外」を主張する革新系議員が与党を占めるのを見て、同年11月の県知事選では「県外に要請」を公約に勝利した。

その後稲嶺名護市長を支援した民主党政権が崩壊したとき、県知事は「民意は変わった」と宣言し、「埋め立て承認」の布石を打っておくべきであった。

ところが、県知事を取り巻く自治労、マスコミら「県外派」の圧力や「識名トンネル事件」などがあり、マスコミに迎合するかのように「県外」に力を入れる発言を繰り返してきた。

 

■県知事の持つ二つの評価

「ゆすりたかりの名人」かそれとも「老獪な熟練の政治家」か。

>知事は「法に定められた承認基準に適合している。名護市長や利害関係者から反対の意見が提出されていることを勘案しても総合的に本申請を承認せざるを得ない」と強調した。(タイムス社説の引用)

仲井真県知事は沖縄の県知事が持つ二つの顔を使い分けて、「埋め立て承認」と「公約」との間の矛盾を逃げるつもりらしい。

 

■県知事の持つ二つの顔

仲井真県知事は、行政の最高責任者としての顔で、「県民大会」と称する政治集会へ出席を、「行政最高責任者が政治集会に出席するにはいかがなものか」と拒否してきた。

今回の埋め立て承認は、行政の最高責任者として「申請書に瑕疵がなければ、粛々と承認」を実行した。

その一方、選挙の洗礼を受けた政治家としての顔は、「県外」を主張してきたが・・・。

「これまで辺野古移設に反対したことは一度もない」と開き直っている。

そして7日には、名護の末松講演会事務所を訪問。 「辺野古誘致」の末松氏を激励している。

これでは政治家としての顔でも「辺野古誘致」が明白ではないか。

■知事を取り巻く8人の敵

?沖縄メディア ?県議会野党 ※?自民党県連 ?県選出国会議員 

?自治労 ?沖教組 ?サヨク学者 ?プロ市民団体

 (※ 1月の名護市長選で、県外を主張していた?と?は自民党本部の離党勧告という強硬手段で「辺野古誘致」に宗旨変えしたため、除外。?は翁長那覇市長、?は那覇市議会の翁長氏の子分新風会の11名)

県民の負託を受け県知事になっても四面楚歌状況の仲井真県知事。

全ての泥を一身にかぶり、のらりくらりとマスコミらの追求をかわして、何とか任期をまっとうし次期県知事(高良倉吉副知事)にバトンタッチするつもりなのか???(6月5日現在、高倉副知事の立候補の可能性はゼロに近い)

 

仲井真県知事の「普天間移設」に関する発言は元々こうだった。

「県外がベストだが、現実問題を考えると辺野古も容認」

それが「県外に要請する」に変化したのは、民主党ブームで悪夢のような民主党政権が誕生してからだ。

名護市長選挙で、仲井真知事が応援した「辺野古派」の島袋前市長が、民主党政権の強力な支援を受けた「県外派」の稲嶺進候補に約1600票の僅差ながら敗北した。続く名護市議会選挙でも保守系議員が多数派の席を奪われた。

その瞬間、仲井真氏は一連の流れを名護市の民意と察し、発言を変えたのだ。

県知事選では「県外を要請する」で戦って、「県外・国外派」の伊波洋一元宜野湾市長に圧勝したが、名護市の得票数でも伊波候補に勝っていた。 名護市長選、名護市議会選では敗北を喫したにもかかわらず、である。これはその時点で名護市民が「民主党政権がつかの間の悪夢」であることを察知していた証左である。 つまり県知事選の時点で民意は変わっていたのだ。

ところが沖縄メディアは、「県外を要請する」で勝利した仲井真氏に「県外」を主張するように執拗に迫った。 仲井真県知事は、本心では「県外は現実的ではない」と考えても、手のひらを返すように公約を変えるわけにも行かなかった。 当時の民主党政権が火をつけた問題だから、(民主党政府に)「県外を要請」して、お手並み拝見とでも言う気持ちだったのだろう。

ところが、ある時点から「県外に要請する」という曖昧な表現から、「要請する」の文言が外れ、「県外」を主張するようになった。 さらには、「辺野古は『不可能』」という見出しが一面トップを飾るようになったのは何故か。

沖縄2紙の恫喝が効を奏したからだ、と推察する。

一時新聞をにぎわした「識名トンネル事件」に絡み、県が国の刑事告発を受け、県警が県を深夜に至るまで家宅捜索し多数の証拠物件を押収した。 この問題には県知事の個人的知人も深くかかわっているといわれ、火の粉が知事に降りかかってくるのも時間の問題と言われていた。

ところが、この問題のフォローに関しては沖縄2紙は沈黙を守ったままである。

一部には、県知事がこれまで言葉を濁してきた「辺野古移設」に対し、明確に「不可能」という態度を示さなければ、「識名トンネルと県知事の黒い関係」などを暴露する大キャンペーンを打つという無言の圧力が沖縄2紙の沈黙には潜んでいるといわれている。

引用終了

仲井真県知事の立候補を拒む障害はすべてクリアされた。

仲井真氏の立候補は確定的である。

【おまけ】

「根っからの保守である」自分を共産党や社民党が知事候補に推薦してくれて感激の翁長氏。

 候補者選考が本格化 沖縄知事選、翁長氏擁立で革新陣営に不協和音

 半年後に迫った沖縄県知事選の候補者選定が本格化してきた。革新陣営は米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設反対を旗印に「党派を超えた新たな枠組み」として那覇市の翁長雄志(おなが・たけし)市長の擁立に傾くが、保守政治家を公言する翁長氏の擁立には不協和音が生じている。

 「政策の議論を置き去りにした野合だ」。自民党県連の翁長政俊副会長は、翁長市長は出馬の意思を固めていないと前置きした上で、革新陣営の動向をそう批判する。辺野古移設反対という一点のみで一致し、翁長市長の持つ保守票と、翁長市長とパイプのある公明党票を引き寄せる狙いが透けてみえるからだ。

 革新陣営は、新知事候補について、「埋め立て承認を撤回」との基本姿勢を崩さなければ、他の政策は候補者の考えを尊重する姿勢だ。これは翁長市長の政策を丸のみすることを意味する。

 辺野古移設を除けば、保守系の翁長市長の政策は現職の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事の政策とかけ離れたものにはならないとの見方が多い。自民党幹部は「他の政策で仲井真氏かその後継候補者との差をなくし、辺野古移設反対だけを争点にしようとしている」と指摘する。

 もともと翁長市長と革新陣営の主張は水と油の関係にある。顕著なのが日米安保と自衛隊への認識だ。翁長市長はどちらも支持するが、社民党は日米安保条約に関し安保協力を縮小した平和友好条約に転換させると掲げ、自衛隊については「違憲状態」としている。

 翁長副会長は「辺野古移設は日米安保の重要な要素だが、根本の日米安保に関する溝を埋めないまま擁立しようとしている」と批判する。5年以内に予定される石垣・宮古両島への陸上自衛隊の配備をめぐり、社民党県連の新里米吉(しんざと・よねきち)委員長は自衛隊に関する翁長市長のスタンスとの違いが「問題になる」と認めた。

 革新陣営内には(1)政策の隔たり(2)元自民党県連幹事長という経歴(3)那覇市政−への不満を理由に、翁長市長擁立に反対する声も根強い。陣営幹部は「政策を度外視した選挙は政党にとって自己矛盾を抱え、支持者離れに直結しかねない」と不安を漏らす。

 これに対し、自民党県連は翁長市長が出馬に踏み切れば、そうした矛盾点を追及する構えだ。候補者については仲井真氏の3選出馬の意向確認と公明党との協議を同時並行で進め、6月中旬から7月中旬の6月県議会中をメドに決定する。

(半沢尚久)

>もともと翁長市長と革新陣営の主張は水と油の関係にある。顕著なのが日米安保と自衛隊への認識だ。翁長市長はどちらも支持するが、社民党は日米安保条約に関し安保協力を縮小した平和友好条約に転換させると掲げ、自衛隊については「違憲状態」としている。

保守と革新を分ける重要な争点が水と油の野合に、県民は決して騙されない、と思う方、

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■御知らせ■

 

本日、那覇市議会の自民党系市議団が中心となり、

 

翁長市長に秋の知事選出馬の要請が行われます。

 

また、6月議会でも同様の要請を行なって行くとの事です。

 

県内メディアはその度ごとに翁長氏に肩入れする報道を行うものと思います。

 

一方では、辺野古埋め立てをめぐる仲井真知事へのネガティブキャンペーンを

 

プロ市民等と共闘して転回するものと思われます。

 

そこで、保守派や無党派を結束させる為にも今回の知事に感謝する大会を成功せる必要があります。家族や友人等を誘い是非ともこの大会に参加をお願います。

 

日時:8日(日)午後2時より 

 

会場:宜野湾市民会館 

 

会費:無料です    宜しくお願い致します。

 

大多数の県民が支持している、仲井真知事です。    どうぞ、振るってのご参加をお願いいたします。    残念ながら、県都には、保身系自分党と、それに連携する生業政治屋の方々が居るようです。点数稼ぎで、他市町村のことを決議したり、仲井真知事の足を引っ張ったりと、見方の振りしてとても口が達者で、多くの方が惑わされているようですが、既に22日には、告訴もされております。  (新聞はスルーしているようですが…)    是非とも真実を、この目と耳とハートで感じてください。

 

 「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)を4月25(金)より発売。

狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。

価格850円(税・送料込み)
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

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  沖縄の出版界が出版拒否した禁断の書! 『沖縄に内なる民主主義はあるか』
定価:1800円(税・送料込み)
著者:又吉康隆

 ネットから御注文を受け付けています。
ezaki0222@ybb.ne.jp
※↑↑こちらまで住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、受注当日か翌日までに発送いたします

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