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[大弦小弦]2040年、地方消滅… 沖縄タイムス 2014年5月11日 06:00
2040年、地方消滅。若者は仕事を求めて東京へと向かい大都市だけが残る「極点社会」が到来。子育てがしにくい大都市の出生率は低く、国全体の人口が減り続ける「人口のブラックホール現象」が起きる
▼有識者らでつくる日本創成会議の座長を務める増田寛也元総務相らが『中央公論』(13年12月号)に発表した戦慄(せんりつ)のリポートである。その怖さはちょっとしたホラー映画をしのぐ
▼創成会議は、子どもを産む中心世代の20〜39歳の若年女性に着目し、独自の人口推計を公表する。一つの自治体で若年女性が50%以上減少すると、いくら出生率が上がっても、人口減に歯止めがかからないからだ
▼人が減ると、学校や病院といった生活インフラの維持が困難になる。働く場が減り、地域コミュニティーも衰退。自治体の運営は厳しくなり、町が消えるというシミュレーションである
▼全国の約半数にあたる896市区町村が、2010年からの30年間で若い女性が半分以下に減る「消滅可能性都市」と位置づけられる。若年女性が7割以上減って149人と試算される竹富町など県内10町村も含まれる
▼「全国一出生率の高い沖縄は大丈夫」と何となく思ってはいないか。沖縄の人口も、もう10年もすれば減少に転じる。遠い将来の話ではないだけに、楽観論を挟む余地がない。(森田美奈子)
☆
出産可能な女性がいなくなれば、その自治体の人口が急減し自治体が消滅することは自然の流れ。
2007年、当時の柳澤厚生労働大臣が、人口減少対策の講演会で女性を子どもを産む機械に例えたことが大問題となり、マスコミのバッシングを受けたことがあった。⇒2007(平成19)年柳澤厚生労働大臣「女性は産む機械」発言 ...
柳沢元大臣の発言の当否はさておき、あれから7年経って柳沢氏が懸念したとおり、出産可能な若い女性が減って、沖縄タイムスの上記コラムも「全国一出生率の高い沖縄」も「もう10年もすれば減少に転じる」と懸念しているし、菅官房長官も「大きな警鐘」と発言している。
上記コラムではあえて触れていないが、沖縄で消滅の可能性が一番大きい自治体は竹富町だということを数字が示している。
竹富島といえば文科省の是正指導に反旗を翻し、現在でも「違法状態」を継続中で、全国的に悪名をとどろかした自治体である。
現在竹富町の人口は既に4千人を割っており、そんな中で20歳から39歳までの若い女性の減少率が飛びぬけて高いというなら、竹富町が消滅する自治体の最有力候補といわれるのも仕方がない。
その竹富島の教育委が教科書採択で八重山地区採択協議会(石垣市、竹富町、与那国町の3市町村で構成)を離脱し、単独で教科書採択をするという。
竹富町というと県沖縄人の間でも竹富島単一で構成されていると誤解する人が多い。
だが、竹富町は竹富島、西表島など多数の離島で構成されており、そのうち有人島は9箇所もある。
お互いの島同士の連絡が不便なので、竹富町町役場は町外の石垣島(石垣市)にある。
町内の各島への航路は基本的に石垣島を起点としており、各島間を相互に連絡する航路はほとんどないためである。
ということは竹富町民は石垣市と同じ文化圏に存在することは竹富町民が一番承知しているはずだ。
高校のない竹富町の中学生の大部分は石垣市内にある県立の八重山高校や八重山商工高校、八重山農林高校ら三つの高校に進学する。
高校に進学しても石垣市や与那国町の中学生とは異なる教科書の竹富町の中学生が大きなハンディを持つことは誰の眼にもあきらかであり、文科省も「法の趣旨」から竹富町の単独採択には反対の意見である。
ところが竹富町の要望の決裁権を持つ県教委は竹富町の我がままを指導することなく、そのまま認める公算が大きい。
大人たちのイデオロギーの犠牲になるになるのは、いつも子どもたちである。
八重山日報2014年5月14日
竹富町「離脱」の意思確認 諸見里教育長が3教委訪問 教科書問題 21日決定
竹富町が教科書採択で八重山採択地区協議会から離脱する意向を示している問題で、県教育委員会の諸見里明教育長は12、13の両日、八重山3市町の教育委員会を訪問した。訪問後、諸見里教育長は石垣市で取材に対し「(離脱の)意思を確認できた」と述べ、21日の県教委定例会で、竹富町の離脱が承認されるとの見通しを改めて示した。
諸見里教育長は12日に竹富町、与那国町教委、13日に市教委をを訪れた。竹富町教委は重ねて離脱の意思を示した。諸見里教育長は石垣市、与那国町教委に対し、21日に竹富町の離脱を承認すると説明。両市町は「八重山は一つ」だとして離脱は好ましくないとの認識を示したが、県教委が離脱を承認した場合は、決定を尊重する考えを伝えた。
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文科省の反対に逆らってまで、県教委が竹富町のわがままを認める理由は、竹富町の現在の「違法状態」に扇動・指導したのはほかならぬ県教委自身(当時の大城県教育長、狩俣課長ら)であるからだ。
仮に県教委が竹富町の離脱(単独採択)を拒否したら、「こんな私に誰がした!」と竹富町教委に反撃されるのが目に見えている。
繰り返すが、消滅寸前の自治体といわれる竹富町が八重山採択協議会を離脱し、単独で教科書採択をするのは竹富町の子どもたちにとっては大きなハンディになる。
大人たちのイデオロギーの犠牲になるのは子どもたち!(怒)
イデオロギー闘争に明け暮れる竹富町教委の面々に、
バカヤロー!
と言っておく。
【おまけ】
八重山日報2014年5月14日 順法精神の大切さ強調 玉津教育長が新採用職員に 講話で順法精神の大切さを訴える玉津教育長=13日午後、県立石垣青少年の家石垣市教育委員会の玉津博克教育長は13日、県立石垣青少年の家で開かれた新規採用職員研修会で講話し、教科書問題をめぐる法改正を例に、順法精神の大切さを説いた。
教科書問題を受け、国会は教科書無償措置法を改正した。来年4月から施行する。法改正では、採択地区を構成する複数の市町村は、採択地区協議会の選定に従って教科書を採択することが明文化された。
玉津教育長は「教科書問題では県、竹富町、石垣市で教科書無償措置法の解釈が異なっていたが(法改正で)立法府の判断が示された」と強調。立法府が市教委の法解釈を支持した結果としての法改正との認識を示した。▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html
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玉津教育長が説く「順法精神の大切さ」は違法状態を恥とも思わない慶田盛竹富町教育長と諸見里県教育長に聞いてほしい文言だ。
だが、馬の耳の念仏いや、噛み付き猿の耳に説法といった方が的を射ているだろう。
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■御知らせ■
5・15 祖国復帰記念
頑張れ日本全国行動委員会 IN沖縄
(下記の画像をクリックするとPDFデータを開きます。)
■御知らせその2■
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関係各位
下記スケジュールで「那覇市議会・議会報告会」が行われ、第2部で「意見交換会」があります。この時、「若狭の龍の柱」を取り上げたいと思います。龍の柱は重要な問題であり、白紙撤回させる必要があると考える方々は5月21日、牧志駅前 ほしぞら公民館(午後7時から8時30分)にお集まり下さい。拡散希望します。
第二部 意見交換会(午後7時50分〜)
5月21日(水)
本町:牧志駅前 ほしぞら公民館 午後7時から8時30分
お問い合わせ:那覇市議会事務局(電話098-862-8153)
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■御知らせ3■
【緊急宮古島講演 沖縄在住ジャーナリスト・恵隆之介氏】
「海の武士道DVD□BOOK」・山形県中学校道徳教本指定
・東京都、神奈川埼玉両県教育委員会指定道徳副読本
「昭和天皇の艦長□沖縄出身提督漢那憲和の生涯」
昭和天皇最期の御枕元にあった天覧本。作家阿川弘之氏に文芸春秋で紹介され時を経て再び復刊と至った。
「中国が沖縄を奪う日」
沖縄南西諸島に迫る危機、今もっとも宮古島の皆さんが知るべき現実が詳細に語られています。
などの著者
平成の久松五勇士再び船に乗り込む時来たり。
宮古島の皆さん、惠先生の熱い心情に触れ、今再びアララガマ!で船を漕ぎ出しましょう!
講師・惠隆之介先生
演題・「忘れられた戦後史」(沖縄の戦後は米国のおかげで発展)
日時・6月4日(水)
19時〜21時(18時〜受付)
会場・宮古島市中央公民館二階視聴覚室
会費・1000円、児童生徒、大学、専門学校生無料
主催・宮古島を取り巻く国際政情を学び子供を守る親の会
問合わせ、申し込み(nmanukan11@yahoo.co.jp)
宮古島にご家族や親戚、友人知人がいる方、お声かけをお願いします!
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目次
〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想
〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味
〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2
〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!
〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど
〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した
〇ブログ
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
「県民金で転ばぬ」というが
〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか
〇特別寄稿・ドキュメント
集団自決を追って 星雅彦(作家)
〇バーデスの五日間
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