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沖縄タイムスの目くらまし報道

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  文部科学省は22日午前、同県教委の諸見里明教育長を呼び、前川喜平・初等中等教育局長が現行法上「違法状態」にある竹富町への指導を求めた。 文科省の是正要求を拒否している竹富町への是正指導は本来県教委の職務。   今回の文科省の事情聴取は、訴訟も辞さない決意の文科省としては是正指導の最後のチャンスを県教委に与えるつもりだった。   竹富町の慶田盛教育長は先日の文科省による事情聴取の後、文科省が訴訟に打って出るなら受けて立つ、と豪語していた。当然県教委と共同戦線で戦うつもりなのだろう。   だが、県教委はこれまで大城浩前教育長がしでかした不始末の尻拭いのため、行きがかり上竹富町を支援する体裁をしているが、もとより文科省相手の訴訟に勝てるとは微塵も考えていない。   したがって今回の事情聴取でも何とか訴訟だけは勘弁してほしいと文科省に泣き付く予定だった。   ところが文科省の竹富町に対する「違法状態」という認識は不変であり、現在でも訴訟の可能性限りなく大きい。   今朝の沖縄タイムスの大見出しを見ると、まるで県教委が文科省の説得に成功し、訴訟によらない妥協点を見つけたかのような報道だが、これは読者を誤誘導するための目くらまし報道である。   ■一面トップ   県「共同研究」案   竹富教科書 文科省 法的に可能   来月地区再編の方針   ■社会面トップ   竹富町単独採択に道   教科書共同研究 県、3市町提案へ   【解説】国訴訟の構えは不毛   竹富町単独での教科書採択、容認検討へ 沖縄県教委 朝日新聞 2014年4月22日13時34分

 沖縄県八重山地区(石垣市、竹富町、与那国町)の教科書採択問題で、県の諸見里明教育長が22日、文部科学省を訪れ、2市町と違う教科書を使う竹富町が来年度分から単独で教科書を選べるように検討する意向を省幹部に伝えた。

 諸見里教育長は面会後に記者会見し、「文化的に八重山地区は一体で選ぶ方が望ましいが、竹富町教育委員会が単独を判断すれば尊重する」と述べた。5月21日の県教委会議で判断するという。教科書選びに必要な事前調査の態勢確保のため、「3市町の共同調査を提案する」とも述べた。

 今月の教科書無償措置法改正で、一緒に教科書を選ぶ「共同採択地区」の区割り方法が柔軟化。しかし、文科省は八重山地区について「文化・経済的に一体で共同採択が望ましい」として現状維持を求めている。

 一方、今年度分の教科書選びでは文科省の是正要求に竹富町教委は従っておらず、文科省が町教委を相手に提訴するかが焦点。諸見里教育長は「国は訴訟を避けてほしい」と要望した。

           ☆

本件を報じる各紙は諸見里県教育庁の目くらまし作戦に引っかかってしまい、来年度施行で再来年適用の改正教科書無償措置法への対処のみを大きく報道している。

だが、今回の事情聴取の目的は、施行まで未だ時間のある新法に対する議論ではない。

文科省の目的は、竹富町が現行法を踏みにじって現在も違法状態にあることの是正措置の問題だったはず。

そう、朝日の記事の最後のこの部分。

>一方、今年度分の教科書選びでは文科省の是正要求に竹富町教委は従っておらず、文科省が町教委を相手に提訴するかが焦点。諸見里教育長は「国は訴訟を避けてほしい」と要望した。

論点をずらさず、問題点を簡潔に報道している読売の記事を引用する。

文科省、沖縄県教育長に竹富町への指導求める 読売新聞 2014年04月22日 19時41分

 沖縄県竹富町が独自に選んだ中学公民教科書を使い続けている問題で、文部科学省は22日午前、同県教委の諸見里(もろみざと)明教育長を呼び、前川喜平・初等中等教育局長が竹富町への指導を求めた。

 前川局長は冒頭、「文科省は町教委に対し、是正要求をしている。県教委も文科省と共通の認識に立って指導してほしい」と述べた。

 竹富町は、石垣市や与那国町とつくる八重山採択地区協議会が選んだ教科書とは異なる教科書を使用しており、同採択地区からの離脱を表明。県教委も理解を示し、新たな採択地区を設定する方針を表明している。

 前川局長は「八重山地区は一つの採択地区であるべきと考えており、その方向で検討してほしい」とも要望した。

2014年04月22日 19時41分                   ☆ >前川局長は冒頭、「文科省は町教委に対し、是正要求をしている。県教委も文科省と共通の認識に立って指導してほしい」と述べた。   読売は改正教科書無償措置法への県教委の提案などには触れておらず、あくまで今回の事情聴取が竹富町が現在違法状態に有ることの是正措置であることを明確に記している。   沖縄タイムスの記事は、鈴木実(社会部)、大野亨恭(東京支社)、新崎哲史(八重山支局)の3人の貴社が連名で猿知恵をしぼって書いているが、この問題の火付け役で一時は解説記事などをで書いていた又吉嘉例記者の名が最近見えないのは寂しい。   沖縄タイムスが今頃になって「国訴訟の構えは不毛」(解説記事)などと訴訟を避けたい態度を示すのはおかしい。   竹富町をこれまで熱烈支援してきた沖縄タイムスなら、慶田盛氏と同様に「訴訟は受けて立つべき」と堂々の支援宣言をするのが、これまでの経緯からいえば、自然の流れではないか。   自分らが正しいのなら法廷でそれを立証するのが筋ではないか。   それとも識者の先生方が文科省の訴訟も辞さないという毅然とした態度に驚いて集団逃亡したのを見て、心細くなったのであろうか。   沖縄タイムスの涙ぐましい印象操作にも関わらず、文科省は竹富町が現在違法状態であるという認識は微塵も変わっておらず、文科省が竹富町を相手取って「違法な地位確認」の訴訟に踏み切るのは時間の問題である。   沖縄タイムスさん、いまさら裁判を避けるとは卑怯ですよ。   教科書採択をめぐる貴紙と玉津石垣市教育長との仁義なき戦いは完全敗北なのですよ!

 

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 ■御知らせ■

 

新しい憲法をつくる沖縄県民の集い   〜なぜ憲法改正が必要なのか〜

謹啓

新緑の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、平成24年12月に国民の支持を失い「悪夢の政権」と言われた民主党政権が倒れ、第二次安倍晋三自民党政権が誕生して1年余りが過ぎました。その間、デフレからの脱却を目指す経済政策が打ち出され、景気回復の兆しが見えてきたとともに、安倍首相の「積極的平和主義」に基づくアジア太平洋地域の外交が進められ、アジア地域における日本の役割の重要性が一層高まってきました。

一方、軍事大国の中国は相変わらず2桁の軍事費を計上、軍事力による勢力拡大を南シナ海、東シナ海へと進めており、日本にとって、日米同盟に基づいた抑止力の強化が求められています。そうした中、南西諸島の国土防衛と各地の災害救援に尽力する自衛隊の憲法上の意味、「集団的自衛権」の解釈が今こそ問われる時はありません。

そこで、当会では、東京の「新しい憲法をつくる国民会議」(=自主憲法制定国民会議)より平成国際大学教授の慶野義雄氏を招き、「憲法改正と地域主権」と題して、第9条を含めた憲法改正と新しい憲法制定の必要性、地域主権、憲法改正への手続きなどを学ぶ講演会を開催する運びになりました。

ご多忙とは存じますが、議員の皆様始め、憲法問題にご関心のある方には、万障お繰り合わせの上、多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。    

 

演 題 「憲法改正と地域主権について」

講 師   慶野義雄 氏(平成国際大学法学部教授)

<プロフィール> けいの よしお 昭和21年、栃木県生まれ。京都大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。防衛医科大学講師、助教授、大阪国際大学教授を経て、今日に至る。著書に『各国政治制度概説』、『ゼミナール現代日本の政治経済』、『軍事用語辞典』(翻訳編集)など多数。

 

【日 時】平成26年5月3日(土)  午後1時30分開場、午後2時開始

【会 場】カルチャーリゾート・フェストーネ

        宜野湾市真志喜3−28−1  電話 098 (898) 1212

【会 費】1,000円(資料代込み)

【主 催】自主憲法制定沖縄県民会議(会長=西田健次郎・元自民党県連会長)   

【連絡先】同会議事務局 担当/當山 070-5536-3868

            ■

■御知らせその2■

 

本年も祖国復帰を記念する大会を行います。
琉球独立派が立ち上がり、中国の沖縄併呑工作がしきりに行われていますが、そのような時だからこそ私達は42年前の祖国復帰運動の精神に立ち返り、自らの意思で日本に返ってきた歴史的事実を確認すべきだと思います。

ぜひご参加ください!!

 


「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」

 


日 時 5月10日(土)14時から

場 所 宜野湾市民会館大ホール

参加費 500円


第一部 沖縄県祖国復帰42周年記念式典

幼稚園の子供達、祖国復帰運動体験者らが登壇します。

第二部 記念講演「 日本はなぜアジアの国々から愛されるのか 〜 今、私達が学ぶべきこと〜 」

講師 池間哲郎先生

 


 

ー本年の記念講演は池間哲郎先生です!ー

facebookで大人気の池間先生ですがご多忙を極めておられます。その中で祖国復帰記念大会にご出

講いただくことが決定致しました。

池間先生のお話は具体的な体験に基づき、「一生懸命に生きる」ことをテーマにされており、いつも励まされます。

日本人がアジアの国々から愛されていること、期待されていること、を是非多くの県民の方々に聞いていただきたいと思います。

ぜひご家族、ご友人をお連れの上ご参加くださいませ!


 

 

「かみつく4」は「沖縄民主主義4」と改題しました。

 

 書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。

 

ヒジャイ出版 代表者 又吉康隆


 

新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中

狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne

 


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