朝日新聞 2014年2月4日05時56分
NHK経営委員の作家・百田尚樹氏が3日、東京都知事選候補者の応援演説に立ち、持論を展開した。経営委員の政治活動を禁じる法律や規則はないが、識者からは疑問の声もあがる。
■演説で歴史・憲法観の持論展開
百田氏はこの日、都内3カ所で、歴史観や国家観が近いという元航空幕僚長の田母神俊雄候補の応援演説に立った。
NHKの籾井勝人会長は同日、就任会見での政治的中立性が疑われる発言について国会で改めて陳謝したが、百田氏は特定候補の応援をすることについて報道陣に「思想信条の自由。NHK経営委員はあくまで放送法によって縛られています。つまり放送に関しては徹底して不偏不党、あるいは中立。僕のプライベートな行動まで縛る法律ではないですよね」と答えた。
朝一番の新宿駅西口では米軍による東京大空襲や原爆投下を「悲惨な大虐殺」と話し、東京裁判について「これをごまかすための裁判だった」と自身の歴史観を披露。「1938年に蔣介石が日本が南京大虐殺をしたとやたら宣伝したが、世界の国は無視した。なぜか。そんなことはなかったからです」「極東軍事裁判で亡霊のごとく南京大虐殺が出て来たのはアメリカ軍が自分たちの罪を相殺するため」と持論を展開した。
また、第2次世界大戦での日本の真珠湾攻撃に触れ、「宣戦布告なしに戦争したと日本は責められますが、20世紀においての戦争で、宣戦布告があってなされた戦争はほとんどない」と話し、「(米軍の)ベトナム戦争の時も湾岸戦争の時もイラク戦争もそうです。一つも宣戦布告なしに戦争が行われた」「第2次世界大戦でイギリス軍とフランス軍がドイツに宣戦布告しましたが形だけのもんで宣戦布告しながら半年間まったく戦争しなかった」と主張した。
憲法についても言及。「憲法改正派です。今の憲法は戦争は起こってほしくないなあと願っているだけの憲法だと、私は作家としてそう解釈します」「絶対に戦争を起こさせない。そういう憲法に変えるべきだと僕は思っています」と述べた。
午後5時、秋葉原駅前。「戦争では恐らく一部軍人で残虐行為がありました。でもそれは日本人だけじゃない。アメリカ軍もやったし、中国軍もやったし、ソ連軍もありました。でもそれは歴史の裏面です。こういうことを義務教育の子どもたち、少年少女に教える理由はどこにもない。それはもっと大きくなってから教えれば良い。子どもたちにはまず日本人に生まれたこと、日本は素晴らしい国家であること、これを教えたい。何も知らない子どもたちに自虐史観を与える必要はどこにもない」と訴えた。
NHK経営委員について放送法には「政党の役員は経営委員になれない」「委員12人のうち5人以上が同じ政党に属してはいけない」といった規定があるが、党員でも委員になることは可能。政治献金も含めて政治活動は制限されていない。経営委員の服務に関する準則にも同様に、政治活動を制限する記述はない。
過去には、数土文夫・経営委員長(当時)が民主党や自民党の幹部ら3人の資金管理団体にそれぞれ5万〜10万円を献金していた。また、古森重隆・経営委員長(当時)が自らの本業の関係者である衆院議員の「励ます会」に出席し「経営委員長を仰せつかっております」などとあいさつした事例もある。
経営委員会事務局は「個々の委員がどんな信条を持っていたとしても、経営委員会全体が偏らない判断をするならば問題ない」と話す。NHK広報部は「経営委員の発言についてNHK執行部としては答える立場にない」としている。
■「立場無視した言動」「視聴者に誤解与えかねない」
今回の百田氏の応援演説について、須藤春夫・法政大名誉教授(メディア論)は「NHKの最高意思決定機関メンバーの行為としては極めて異例」と話す。
須藤氏は、放送法31条が経営委員について「公共の福祉に関し公正な判断をする」者の中から総理大臣が任命すると定め、経営委員の服務準則は「委員は、NHKの名誉や信用を損なうような行為をしてはならない」と定めている点を指摘。「誰しも言論や表現の自由はあるが、百田氏の言動はそうした経営委員としての立場を無視している。服務準則にも明確に違反する。任命した総理の責任も問うべきだ」と話した。
鈴木秀美・大阪大教授(メディア法)は放送法や経営委員の服務準則が政治活動を禁じていない点を認めつつ、放送法第1条が「不偏不党」と同時に「自律」を求めている点を強調する。「放送法で公平、中立性を求められる報道機関だからこそ、携わる人は公の場で何を語ってよいのか、悪いのか判断する必要がある。特定の候補者を応援する行為は視聴者に対し、NHKの報道姿勢との関連性があると誤解を与えかねない」
◇
〈NHK経営委員会〉 NHKの経営に関わる最高意思決定機関。NHKの年間予算や事業計画、番組編集の基本計画などを議決し、会長の任免権を持つ。メンバーは委員長を含めて12人で、国会の同意を得て首相が任命する。常勤の委員もいる。放送法により、委員が個別の番組の編集に干渉することは禁じられている。
☆
田母神氏の応援で「百田尚樹氏VS朝日新聞」再燃 都知事選 (1/2ページ).02.04
田母神氏の応援に駆け付けた百田氏【拡大】
大ヒット映画「永遠の0」の原作者で、NHK経営委員の百田尚樹氏(57)が3日、東京都知事選(9日投開票)に立候補している元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)の応援演説に立った。ベストセラー作家の登場に聴衆もわいたが、これに朝日新聞が4日、「識者からは疑問の声があがる」などと、批判的な記事を掲載したのだ。
百田氏はこの日、西新宿など都内3カ所でマイクを握り、「子供たちに国や日本人が立派であると教えないと、日本は本当に素晴らしい国にはなれない」「田母神さんは立派な国家観、歴史観を持った本当の男です」などと訴えた。
応援団長の石原慎太郎氏(81、日本維新の会共同代表)がインフルエンザで倒れたなか、田母神陣営には願ってもない援軍となったが、朝日新聞は黙っていなかった。
4日朝刊に「NHK経営委員が選挙応援」「百田氏、演説で歴史・憲法観」「政治活動『立場を無視』識者」という見出しの記事を掲載した。記事は極めて巧妙で、文中に「経営委員の政治活動を禁じる法律や規則はない」と書きながら、識者の「極めて異例」「誤解を与えかねない」などと、百田氏の選挙応援に否定的なコメントを掲載しているのだ。
百田氏と朝日新聞には因縁がある。
安倍晋三首相が昨年末に行った靖国神社参拝について、百田氏がコメントしたところ、朝日新聞デジタルは《百田尚樹さん「参拝は大歓迎。たまたま今日だっただけ」》との見出しを付けて報じた。
☆
毎日新聞 2月4日
各紙の報道を総合すると百田氏の発言が放送法に触れるとは言及していない。
毎日によると、NHK経営委事務局は「ほとんどの経営委員は兼職が認められており、個人の思想・信条に基づいた行動は妨げられない」としている。
百田氏の発言が、どこの政党や政治家や候補者を支持しても思想信条の自由だし、持論を展開した発言は表現の自由である。
籾井NHK新会長の発言にしても、百田氏の発言もにしても、朝日や毎日など左派が好むような候補者を支持したり、安倍首相を批判する発言をしていた場合は、全く問題視されなかったはずだ。
民主党政権時代にサヨク漫画家の倉田真由美氏がNHK経営委員だった時にTV番組のコメンテーターとして、自身の思想信条により政治的な発言をしたが、朝日や毎日などはこれを問題視しなかった。
朝日などがいう言論表現の自由とは自分の気に入らない百田氏のような意見を封殺することであり、サヨク的発言は認めるというダブスタの典型である。
自分の気にいらない相手を新聞というペンの暴力で叩き潰すようなことは、もうそろそろ反省すべきではないのか。
百田氏は確信犯のようなので、日本が真実を語れる国に脱皮するため、百田氏を熱烈支援したいと思う。
【おまけ】過去の南京大虐殺】関連のエントリーを再掲する。
「南京大虐殺」 デーブ・スペクターが論破される動画 2007-02-13 08:30:34 デーブ・スペクターと言う男、日本人以上に駄洒落を飛ばし、英語がしゃべれないという噂が実しやかに流れるほど日本語に堪能なテレビタレント。その速射砲のように相手に浴びせる日本語技能でお笑いをやっている分には何の罪も無い。
だが、こと歴史問題となると親日の仮面を脱ぎ捨てて反日の牙むき出しに、中国、韓国の味方をする。
その憎悪むき出しの反日姿勢をたかがお笑いタレントとして看過していいものか。
その反日姿勢が買われたのかテレビの歴史トーク番組にはよく顔を出して日本攻撃の急先鋒となっている。
たかがタレントと言うがアメリカ国籍で日本語堪能、しかも普段は親日の仮面を被った男の発言は過小評価出来ない。
奥さんも日本人で共に日本で生活している、一見親日家の「反日歴史観」は特に英語圏の国での影響は看過できない。
この男日本のテレビでメシを食っていながら一体何の恨みを日本に持っているのかと思っていたら、どうも本人の「ユダヤ系アメリカ人」と言う出自にあるようだ。
ナチス・ドイツに虐殺されたユダヤ人にとって、枢軸国としてその同盟国だった日本はどうしても「従軍慰安婦」や「南京大虐殺」の加害者で無ければ困るのだろう。
彼の口から出てくる日本人の姿は残酷な「性奴隷」の加害者であり南京の虐殺者であり強姦魔である。
かれの祖父母或いは親類がナチスの被害に遭ったのだろうか。
その、デーブ・スペクターがトーク番組でその付け焼刃の歴史観を見事に論破される瞬間の動画を紹介したい。
その前に彼の反日姿勢を「従軍慰安婦」をテーマにした「そこまで言って委員会」を「夜郎自大ブログ」さんより転載。感謝!http://moon.ap.teacup.com/miyamon/37.html
その後に「南京大虐殺」で論破される【動画】です。
(以下抜粋で転載。)***反日を唱える外人と日本人の言いたい放題***
268 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/01 22:34【動画】「たかじんのそこまで言って委員会」http://joseino.hp.infoseek.co.jp/20050306_takajin.wmv南京大虐殺について、ここまで突っ込んだ番組は「たかじんのそこまで言って委員会」だけか?
亜細亜大学 東中野教授 『証拠として通用する写真は一枚もなかった』
反日系?のユダヤ系アメリカ人 = デーブ・スペクターが論破され、最後は 『無かっ
た』と意見が変わる。
(番組開始時点)
<大虐殺あった派>
落語家:桂ざこば ・・・ 「大」虐殺とは言わないまでも 少しはあったのでは
椙山女学院大学教授:川崎泰資(元NHK) ・・・ 外電は伝えていた、無かったなんて言ったら大問題
作家・タレント:遥洋子 ・・・ 証拠が多い
TVプロデューサー:デーブスペクター ・・・ 言うまでも無い
<大虐殺無かった派>
評論家:宮崎哲弥 ・・・ 南京事件はあったが、南京大虐殺は無い
前台湾総統府国策顧問:金美齢 ・・・ 日本人はそんなことしない
政治評論家:三宅久之 ・・・ 民間人を誤って処刑した程度
民主党衆議院議員:西村眞悟 ・・・ 南京には20万人も人がいない
◇
◆【動画】「南京大虐殺」でデーブ・スペクターが論破された瞬間。(ダイジェスト版)http://www.youtube.com/watch?v=ZzPgi4Wn9Zk
◆プロパガンダ写真研究所http://www2u.biglobe.ne.jp/~sus/index.htm
◆
◆2チャンネルの反応
273 名前: 名無しさん 投稿日:2007/02/03 00:17
中国研究者、南京事件で講演「30〜40万虐殺」に懐疑的
1937年末の南京事件を研究している中国人研究者2人が30日、都内で講演し、
30万から
40万人の虐殺説に疑問を呈した。両氏は、これらの過大な数字は中国内での反日感
情の
高まりなどに伴う「政治的な問題に影響されたものだ」などと指摘した。
昨年末に始まった日中歴史共同研究の中国側座長である歩平・中国社会科学院近代史
研究所所長も同じ立場をとっているといわれ、数字で争って、対日関係を悪化させて
はなら
ないとの中国側の空気を反映したものとみることもできる。
張氏は「中国の初期の研究は学術的ではなかった」と語り、80年代の中国の研究は
感情的で、
政治的な色彩を帯びていたと指摘した。
さらに、資料も中国側からみた3冊の本に依拠していたという。
中国で現在、一般に流布されている南京事件の30万〜40万人虐殺説について、
「中国の
学者にとって、確かに難しい面がある」と述べて、中国人研究者への当局からの圧力
を
示唆した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/37406/ [ソースチェック]
アメリカが核兵器で一般市民を30万人も殺してしまったたことを正当化させるために
日本軍も南京で同じだけ殺したことにしておきたかったんだよ。
小火器しかなかった日本軍が30万人を殺すことは明らかに無理であったのに
いまだにアメリカは南京大虐殺は無かったとは一言もいわない。
その昔、白人がアメリカに入植したときインディアンを大量虐殺したこともごまかし
ている始末。
イラク政策なんか見ていても近代アメリカは中華思想とたいしてかわらないんじゃな
いだろうか。
まず日本国民はよくこのことを学ぶべき。南京大虐殺は極東軍事裁判時にふって沸い
た
事件であった。当時南京には多くの外国人記者がおり、それこそ大規模な虐殺行為が
あればすぐ世界中に報道されていたはずだ。
しかし南京で虐殺行為はあった。それは中国国民党が南京に入った際に起きたもの
だ。
要は中国人が中国人を殺したのである。
何の殺人行為が無かったとまで言わない。当時の南京には便衣兵がおり、彼等が抵抗
を
し、その結果殺害された者はいた可能性がある。もし仮に30万もの人間が殺されたと
し
たらその死体はどこへ行ったのだろうか。南京は大規模な開発が進んでいるがいまだ
か
つて大量の死体が南京から発見されたと聞いたことは無い。
中国が日本の南京での調査を受け入れないのを見ても嘘は明白だ。もし真実なら堂々
と
受け入れればいい。そしてもう1つ日本人は忘れてはいけないことがある。南京のよ
う
なはっきりしないことではなく、1937年に通州事件が起きたことだ。これは中国人に
よ
る日本人(民間人も含む)を虐殺したという事件があった。これは実に残虐な方法で
行われていたようだ。
敗戦国は嘘や捏造まで受け入れる必要は無い。日本と中国ではもはや謝罪も補償の必
要
も無いということで日中平和友好条約が結ばれたのだ。中国が日本へ要求しているこ
と
は謝罪や補償という言葉でごまかした恫喝、恐喝行為と同じである。ましてや日本の
一
部だったにも関わらず、いつのまにか戦勝国気取りで調子に乗っている半島には何の
謝罪、補償も必要ない。
日本人はいい加減に目覚めろ。いつまで嘘で脅される。奴等は世界中で工作活動をし
日本の国益を著しくそこねている。
※参考※ 中国人の残虐性がよくわかります、必見です。
通州事件とは?
http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/honbun/tsushu.html [ソースチェック]
日本人居留民を通州城内に全員集め、城門を閉めた上で(要は城外へ逃げられない様
にして)、日本人居留民の住宅一軒々々に火を放ち、女性には暴行を加えた上で局部
に丸太を突き刺す等して殺害、子供は両手・両足を切断し、男性には首に縄を巻き付
けた上で引き回す等、「残虐」の限りを尽くしたのです。
http://ryutukenkyukai.hp.infoseek.co.jp/tusyu_jiken_1.html [ソースチェック]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6 [ソースチェック]
一部で「通州虐殺事件」、「第二の尼港事件」とも言われる。殺され方が極めて残虐
であったとされ、日本の対中感情は大きく悪化した。 その後1937年12月24日、冀東
政府と日本側との間で交渉が成立、冀東政府は日本側に正式陳謝の上、120万円の賠
償金を支払い、事件は解決した。
近年ではこの事件に対する報道は日中両国で皆無であり、歴史の闇に埋もれようとし
ている。
■消された「通州事件」消された「通州事件」
http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/tushujiken.htm [ソースチェック]
「従軍慰安婦」という言葉を「創造」したのは元毎日新聞記者で作家の 「千田夏光」(故人)
反韓から朝鮮統一工作の一環として親韓の第一歩となる捏造記事を出した 「朝日新聞」
書いた記者は「韓国太平洋戦争犠牲者遺族会」理事の娘と結婚していた 「植村 隆」
朝日の捏造「慰安婦」記事に検証なしで韓国に謝罪したのは 「宮沢喜一」
「強制連行の証拠はないが、慰安所には軍が関与した」とした 「加藤紘一」
その捏造を強化する「偽証」を法廷で行ったのが 「吉田清治」
証人として吉田清治にその「偽証」をさせた弁護士が 「高木健一」
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