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新たな火種?那覇軍港移設

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「反日」教科書キャンペーン ~沖縄と八重山の無法イデオロギー

第1章 石垣の政権交代
第2章 教科書と「反日」イデオロギー
第3章 暴走する県教委
第4章 沖縄世論はこうして作られる
第5章 法をねじ曲げる無法左翼たち

こうして作られる沖縄「世論」
尖閣、米軍基地、自衛隊…。
日本が抱える大問題に潜む闇を八重山の小さな新聞社が告発する。

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■理想と現実のバランス・・・理想の首長の要件

松本浦添新市長の登場で、地域首長の役割について改めて考えてみた。

先ず、首長は地域のことを考えるリアリストでなければ務まらない。

その一方、首長は理想や夢を持たねば偉大な政治家にはなれない。

松本浦添市長の登場は、この理想と現実のバランスをわきまえた新しいタイプの首長の出現を予感させるものがある。

松本哲治就任あいさつ

沖縄の首長の中は、この理想と現実のバランスを欠いて、「米軍基地撤去」という理想のため己の立場も忘れ徒党を組んで上京し、米大使館に「地位協定の見直し」を迫る外務大臣気取りの市長や村長がいる。

今回の浦添市長選も、新聞報道では「那覇軍港の受け入れ」に反対する「オール沖縄」推薦の西原候補と「受け入れ賛成」の現職・儀間候補の事実上の一騎打ちと見られていた。 ところが「松本旋風」の衝撃が新聞予想を裏切り松本候補に漁夫の利をさらわれてしまった。

松本氏は「那覇軍港移設」を選挙の争点にしていなかったが、当初はリアリストらしく「受け入れ」を主張していたが、マスコミの質問に答えて「反対派」の変わった。 

その経緯を松本氏のブログにはこう説明されている。

基本的な考え方についてい?

さて、基本的な考え方について?ですが、
やはり「那覇軍港受け入れについて」の問い合わせが多いので、
このテーマについて先にお知らせしておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「那覇軍港受け入れについて」

10月1日に行われた公開討論会にて
フロアーからの上記の質問に対して、
私は「基本的に容認」とお答えしました。

理由は、現行計画は国、県、那覇市と共に長い時間を
かけて協議してきた結果、あるいは、2000年那覇市長選挙、
2001年浦添市長選挙の結果を受けて、現在に至る計画です。
そのために、私は私が市長になったからと言って、いきなり
白紙にもどしたり、現行計画を一方的に破棄したりするつもりはない、
とお答えいたしました。

公開討論会に挑んだ三氏とも同様の見解でした。

しかし、情勢は一気に変化を見せています。

12月30日、自民党県連が西原氏推薦を決定します。

1月4日、社民党県連の旗開きで西原予定候補者が「反対」へ方向転回します。

1月12日、翁長那覇市長が「浦添市への軍港移設とは分離」を明言します。

このように、仲井眞県知事、翁長那覇市長、自民党県連という
これまでは「浦添への軍港移設を前提とした西海岸開発計画」を推進してきた関係者が、
あきらかな方針転換を決断していただいたお陰で、
私たち浦添市でもこれまで県全体の発展を考えて受け入れてきた
「苦渋の選択」でもある那覇軍港受け入れをする必要がなくなりました。

よって、この時点で私自身も
「那覇軍港の浦添移設」に反対いたします。

           ☆

マスコミは早速、松本氏を「オール沖縄」に組み込もうと必死の様子で、今朝の沖縄タイムス「『松本旋風』の衝撃 最終回」のタイトルがこれだ。

軍港容認一転 反対へ

そうして記事はこう結んでいる。

「・・・浦添市民が選択した「受け入れ反対」が沖縄の総意となるかが注目される。」

政策パンフレットにも記載されておらず、選挙の争点にもなっていない「軍港受け入れ」を反対したのが「浦添市民の選択」だったかのように報道し、松本市長を「沖縄の総意」(オール沖縄)に組み込もうと必死の様子が見え見えの記事である。(笑)

そんな中、現実主義者で老獪な政治化の仲井真県知事が若い浦添市長に「リアリストになれ」とでも諭すような発言が有った。

知事、那覇軍港の浦添移設が「現実的」

政治 2013年2月15日 12時10分

 仲井真弘多知事は15日午前の定例記者会見で、米軍那覇港湾施設(軍港)の浦添移設について「当初決めた方向に進める方が現実的ではないか」と述べ、既定方針の日米合意に沿って進展させることにあらためて理解を示した。

 松本哲治浦添市長が移設反対の意向を示していることに関し、「移設は何年にもわたる長い話であり、路線を変えるのは簡単ではないのではないか」と指摘。同時に「松本氏となるべく早い時期に意見交換したい」と述べた。

         ☆

ここで若い松本市長が沖縄2紙や「オール沖縄」の幻想を抱く勢力に取り込まれたら「軍港移設」は第二の「普天間移設」になって新たな問題の種になるのを危ぐした発言だ。

是非意見交換をして欲しいものであるが、沖縄テレビが早速、県知事発言に関し、松本市長のコメントを取った。

松本浦添市長は、「知事の方から直接お伺いしたわけではないのでこの件についてはきちんと知事とお話ししてからそれまでは私はコメントすることはございません」と新人市長としては適切な発言をしているにもかかわらず、偏向した沖縄テレビは、次のように勝手にコメントを捏造している。

>松本市長はこの問題について知事と面談したいとする一方移設反対の考えは変わらないと強調しました。

沖縄テレビよ、市長の言葉を捏造するんじゃない!(怒)

松本市長はうそつきだと言いたいのか。

松本市長の「きちんと知事とお話ししてからそれまでは私はコメントすることはございません」は嘘だったことということか。

沖縄テレビ  13/02/15 (金) 18:15
◇◇那覇軍港移設 知事「計画通り進めるのが現実的」◇◇

Low】 【High


浦添市の松本新市長が那覇軍港の移設受け入れに反対している事について仲井真知事は現行の計画通り、浦添への移設を進めるのが現実的との見解を示しました。

那覇軍港について日米両政府は1996年にその機能を浦添埠頭に移設する事を条件に返還する事で合意しています。一方、浦添市の松本新市長は移設受け入れ拒否を表明して選挙戦を戦い今月10日当選しました。仲井真知事:「当時の2+2で移設条件付きですが移すという話、SACOの合意にもあるそういうことを踏まえれば粛々としてこの路線をやっぱり実現に向かってやるべきではないかと私は思います」仲井真知事は定例会見でこのように述べ、那覇軍港の移設については従来の計画通りに進める事が現実的との認識を示しました。また松本市長と意見を交わす為なるべく早く面談したいとしています。松本浦添市長:「知事の方から直接お伺いしたわけではないのでこの件についてはきちんと知事とお話ししてからそれまでは私はコメントすることはございません」松本市長はこの問題について知事と面談したいとする一方移設反対の考えは変わらないと強調しました。

           ☆ 

 

■現実主義者・仲井真県知事の豹変

安倍首相が沖縄訪問をし県知事と面会して以来、県知事の言動に、変化が見られるようになった。

先の衆院選で民意が大きく変わったことを察知したかのように。

元々県知事は辺野古移設に関しては「県外がベストだが現実を見ると辺野古は次善の選択として容認」(趣旨)だった。

ところが3年前の悪夢のような民主党ブームにより、名護市長選、名護市議選と次々「県外派」が勝利するのを見た仲井真県知事。 態度を一変、「県外を(政府に)要請する」と曖昧な態度にしてきた。 その結果「県外」を主張する「9・9県民大会」などには参加せず「県外派」とは一線を画してきた。

■やっと目覚めた佐喜真宜野湾市長・・・1年経って

ところが、同じく保守層の支持で首長になった佐喜真宜野湾市長は、沖縄2紙にすっかり取り込まれてしまった。「9・9県民大会」では翁長那覇市長と並んで反日サヨクの赤旗振りなどで支持した宜野湾市民の顰蹙をかった。

米軍の行為で提供してもらっている「市民広場」に駐車したプロ市民達が野嵩ゲートで米兵やその家族に嫌がらせをするに及んで、米軍は「保安上の理由」として「市民広場」を閉鎖した。 それまでプロ市民団体の笛に踊らされていた佐喜真市長は、「市民広場」を利用してきた宜野湾市民の苦情を受けるはめに陥った。

そこで佐喜真市長は己の非を悔いて、米軍に陳情し、改めて「市民広場」を開放してもらった。

お詫びの印に市長自ら「ゲート4エリア」の清掃に励み恭順をしめした。

それがこれ。 「ゲート4エリア」清掃に汗 宜野湾 2013年1月21日 09時47分

佐喜真淳市長(左)や市職員は参加を呼び掛けた市民らとともに市民広場内を清掃した=宜野湾市野嵩

[画像を拡大]

 

 【宜野湾】宜野湾市は19日、在沖米海兵隊が8日に開放した米軍普天間飛行場内の空き地「ゲート4エリア」(通称・市民広場)のうち、野球場などの市民貸し出しを再開するため、ボランティア清掃を行った。職員だけでなく市老人連合会や市少年野球連盟など市民の参加も募った。

 海兵隊はオスプレイを配備する直前の昨年9月末、「保安上の理由」で同広場を閉鎖。同時期に台風17号が襲来し、倒木などがそのまま放置されていた。市は広場内の野球場や二つのグラウンドの貸し出しを25日から再開したい考え。

 佐喜真淳市長は「今後も継続して活用できるよう市民の理解と協力をお願いしたい。利用できることに感謝しながら掃除してほしい」と参加者に呼び掛けた。

 市は米軍への抗議行動などの目的外使用を認めないなどの措置を取るとして米軍に開放を求めた。警備員を常駐させ、駐車車両には16日から駐車許可証を発行している。

 佐喜真市長は沖縄タイムスの取材に対し、市民広場から約500メートル離れた野嵩ゲートでのオスプレイへの抗議行動について、「市が抗議を止めるという話ではない。以前から市民が活用していた市民広場や駐車場をそのまま使いたいということだ」と強調した。

米軍側は「市民広場」を開放する条件として、誤解を避けるため同広場の呼称を「ゲート4エリア」と呼ぶように義務付けたと言う。

同広場は、米軍が普天間基地の一部を好意で無償提供している事実を風船テロの先導者で沖縄タイムス元記者の屋良某氏も知らなかったくらいだから、宜野湾市民でもない野嵩ゲートのキチ外抗議団が知るはずもなかった。

>佐喜真淳市長は「今後も継続して活用できるよう市民の理解と協力をお願いしたい。利用できることに感謝しながら掃除してほしい」と参加者に呼び掛けた。

佐喜真市長は、米軍基地は「県外へ出て行け!」と叫ぶ一方、「感謝しながら」宜野湾市民がゲート4エリアを利用させてもらうのに矛盾を感じたのだろう。

一時は翁長那覇市長とタッグを組んで「島ぐるみオスプレイ阻止」運動の先頭に立ち、シュプレイヒコールの音頭を取っていた佐喜真宜野湾市長。 革新市長に見まごう言動で、新聞の露出も頻繁だったが、最近新聞の露出も少ない。

佐喜真市長は最近、普天間基地の「県外移設」を叫ぶことが非現実的であり、逆に普天間基地の固定化に繋がることを理解し、「県内移設容認」の立場に豹変している。

佐喜真市長の豹変!

昨日の沖縄タイムスは久しぶりに佐喜真市長のインタビューを囲み記事で掲載している。

主な質疑はこうだ。

記者「普天間基地はまったく動いていない。

市長「・・・我々は渡す側なので、受け皿は政府が責任を持ってやって欲しい。・・・」

記者「市長選では「県外」を求めた。 方針転換か」

市長「方針は変わっていない。・・・普天間を出すことに比重を置く。 結果として県外であればそれにこしたことはない。県外、県内、国外は政府が責任をもつべきだ」

普天間移設の一方のキーマンである佐喜真宜野湾市長は、就任一年経って初めて「県外」が非現実的と言う事実に気がついた。 

理想家でありながらも現実主義者の面も備えていると思われる松本市長に提言したい。

「米軍基地撤去」という理想に走り、いたずらに「普天間基地固定化」の片棒を担いだ佐喜真宜野湾市長の轍を踏んではいけない。

君子は現実を見据え豹変してこそ君子である。

現実主義者の仲井真県知事のアドバイスをけ入れ、豹変することに躊躇は不要だ。

■民意は変わった

稲嶺名護市長はあいも変わらず「県外」を主張しているが、そもそも稲嶺市長が当選したのは民主党ブームに乗った「民意」だったことを忘れてはいけない。 稲嶺名護市長の登場は、ブームの民主党本部の強力な支援が有っての賜物である。

だが、民意は永久不変ではない。 

変わるものである。

三代続いた辺野古容認派」の名護市長が、民主党ブームで「県外派」の稲嶺市長に変わったことが何よりの証拠だ。

言うまでもないが直近の民主党に対する民意は地に落ちている。

稲嶺市長は糸の切れた凧の様に民意を失って右往左往していると言うのが現状だ。

実現不可能な「県外」を叫び続け「稲嶺不況」で名護市民を苦しめている稲嶺市長は、そろそろ交代の時期に来ている。

イデオロギーではメシは食えない。 これが公務員、沖教組以外の名護市民の民意である。

君子豹変といえども、臨機応変、豹変してこそ真の君子たり。

            ☆

危険な普天間飛行場の辺野古地先移設促進

名護市民大会趣意書


 私たち名護市は(普天間基地を)唯一受け入れ容認する地域でありながら、マスコミをはじめ反対団体の声に打ち消されているのが、沖縄の現状であります。

 それを打開するためにも我々は普天間飛行場問題の原点に立ち返り、周囲には学校・病院等市街地の住宅密集したところにある危険な普天間飛行場を除去するのが宜野湾市民のためにも1日も早い早期移設促進を願うものであります。
 絶対固定化は許されるものではありません。

 何卒この大会開催の趣旨をご理解いただき是非ご協力ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。
 

北部地域振興協議会 会長 荻堂盛秀

           ☆


危険な普天間飛行場 辺野古地先促進 

名護市市民大会

期日:平成25年2月21日(木)

開場:午後6時〜  開演:午後6時30分〜

場所:ホテルゆがふいんおきなわ

ホテルゆがふいんおきなわ 〒905-0011 沖縄県名護市宮里453-1 地図を見る · 道順を見る  

主催:北部地域振興協議会 ?0980ー51−0122

 

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