沖縄の出版界が
出版を拒否した
問題の書!『沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆 定価:税込み1575円
ネット販売註文先 ezaki0222@ybb.ne.jp
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橋下大阪市長が朝日新聞に取材拒否をし、表現の自由に関わる問題として注目を浴びた。
問題の発端は橋下徹大阪市長の出自ににふれた同誌の連載記事で、橋下氏が週刊朝日と朝日新聞を激しく攻撃したことに始まる。
共同通信が問題の経過をまとめているので引用する。
橋下市長vs朝日の取材拒否問題/経過日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は20日、「週刊朝日」が自身の出自に関する記事の連載中止を決めたことを受け、17日から拒否していた朝日新聞の取材に応じる意向を明らかにした。ツイッターで「取材拒否問題はノーサイドだ」と投稿した。朝日新聞社の取材拒否問題をめぐる経過は次の通り。
<取材拒否問題をめぐる経過>
◆10月16日 「週刊朝日」で日本維新の会の橋下徹代表の出自を題材にした「ハシシタ 奴の本性」の連載開始
◆17日午前 橋下氏が記事の内容を批判し、朝日新聞社の取材拒否を表明
◆17日午後 橋下氏が朝日新聞社の見解を要請
◆18日午前 橋下氏が記者会見で「報道の自由はあるにしても、一定のルールを超えている」と批判。朝日記者は説明の要請に応じず
◆18日午後 週刊朝日出版元の朝日新聞出版が「記事中に不適切な記述が複数あった」と謝罪コメントを発表
◆19日午後 朝日新聞出版が2回目からの掲載中止を発表。朝日新聞社も謝罪コメントを発表
◆20日午前 橋下氏が「取材拒否問題はノーサイド」とツイッターに投稿
(共同) [2012年10月20日11時37分]
☆
橋下氏が問題にした記事はノンフィクション作家の佐野真一氏による「ハシシタ 奴の本性」と題するもので、橋下の「敵対者を絶対に認めない非寛容な人格」の根にある本性をあぶり出すとして、橋下家のルーツを取りあげている。
これまでも橋下氏の家系についての報道はあったが、橋下の人格形成に「血脈や被差別部落出身」があるとした点で、今回は意味が全く違った。橋下はおととい「説明がない限り、朝日の取材は拒否する」と表明。きのうの会見では、週刊朝日を非難し、さらに親会社の朝日新聞の責任にも言及した。
橋下氏は「育てられた記憶もない実父の生き様や先祖のことだったり、地域が被差別部落であったとか、ボクの人格を否定する根拠として暴いていく、その考え方自体を問題視している」と述べ、さらに「人格のもとが血脈、DNAだという発想で、ボクとは無関係な過去を暴き出すのを認めることはできないし、違うんじゃないか」と怒りを露にした。
週刊朝日が橋本氏の発言通りの記事を書いたとしたら、橋下氏の怒りにほとんどの人が理解を示すだろう。
橋下氏が朝日の記者に怒りの質問を浴びせる場面をテレビで見た。
朝日記者は「朝日新聞と週刊朝日とは編集権は別だ」と抗弁したが、橋下氏に「それは卑怯だ。トンネル会社を作ってやるのと一緒じゃないですか」と切り返された。
この時点で筆者は全面的に橋下氏の朝日批判を支持したが、それでも「週刊朝日」が謝罪することはあっても、親会社の朝日新聞は「編集権は別」を盾に、謝罪を拒否するするものと考えた。
さらにもう一つ、仮に「週刊朝日」が謝罪することはあっても、佐野氏の連載記事は一部修正して続行すると踏んでいた。
橋下氏自身も、よもや週刊朝日が連載を中止するとは予測していなかったようで、「連載はまだ続くと思うが」という問いかけに対し、「血脈ということは、人間は生まれてからの個人の努力でやっていけるということを全否定するもの。朝日新聞社が認めるんですから仕方ない」と応えている。
ところが筆者の浅はかな推測は次々と崩れ去っていった。
先ず週刊朝日が連載の打ち切りを発表し、続いて「編集権は別」と抗弁していた朝日新聞が19日、次のような謝罪コメントを発表した。
「当社から平成20年に分社化した朝日新聞出版が編集・発行する『週刊朝日』が今回、連載記事の同和地区などに関する不適切な記述で橋下市長をはじめ、多くの方々にご迷惑をおかけしたことは深刻に受け止めている」と
そして本日発売の週刊朝日で異例ともとれる2ページにわたる「おわび」の広告である。
かくして橋下vs朝日とバトルは朝日側の全面降伏で一件落着と思われた。
ところが問題はそう単純にはいかないのである。
問題の記事にはでは出版業界タブーとされる部落差別問題に触れる部分が多く含まれていた。 朝日側は通常の政治家には見られない突破力と発信力を持つ橋下氏と部落差別に関してバトルを展開したら世論を敵に回すことになると懸念した。 そして早々に「おわび」と「連載打ち切り」という全面降伏に踏み切ったと想像できるが、連載打ち切りで浮上してきたのが新聞社が金科玉条のように掲げる「言論の自由」という憲法に関わる問題だ。
週刊朝日は、数々のノンフィクション関連の受賞をし「ノンフィクション界の巨人」ともいわれる佐野真一氏を看板にしてこの連載を確信犯的に始めたはずである。
佐野氏の名前は表紙にも大きく表示され確信犯の様相が見て取れる。
これまで「橋下vs朝日」のバトルの陰に隠れて、目立たぬ存在であったが、佐野氏がこの記事を単発的なコラムか何かで書いて、不用意にも部落差別をするような表現をしたのなら、「おわび」でことは済んだかもしれない。
だが「ノンフィクション界の巨人」とも言われる佐野氏が週刊朝日とタッグを組んで書いた連載記事が、不用意とか無意識とかの軽い気持ちで部落差別問題を扱ったとは到底信じることは出来ない。
紛れもなく橋下批判のために確信的に書いた渾身の連載記事であることを疑うものはいないだろう。
だとしたら、橋下vs朝日のバトルで、一方的に朝日が謝罪し、一方的に(少なくともそう見える)連載打ち切りをしたとしたら、記事の内容の当否はさておいても、佐野氏の言論の自由は朝日の事情によって踏みにじられたことになるのではないか。
それとも「ノンフィクションの巨人」は朝日と共に橋下氏に対して全面降伏をしたと言うのか。
いやいや、そうではあるまい。
もしそうなら、佐野氏は本日発売の週刊朝日で、橋下氏に対して編集長と連名で、全面降伏の「おわび」と連載打ち切り宣言をするべきだった。
橋下氏と朝日のバトルは朝日側の全面降伏だが、佐野氏はノンフィクション作家の面子にかけて、連載を打ち切った週刊朝日を相手に言論の自由をかけて宣戦布告をすべきである。
佐野氏ほどの地位も財産もないドキュメンタリー作家の上原正稔氏が、連載中の沖縄戦記を琉球新報により一方的に掲載拒否され、言論封殺の訴訟を提訴し、来月は判決が出る。
佐野氏は自著「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」で同業者の上原氏のことを、作品の内用や業績には一言も触れることなく、その風貌を見て「立って歩く小型犬」だとか「この世のものとは思えない」などと茶化した経緯がある。
徒手空拳の「小型犬」が出来ることを「ノンフィクション界の巨人」が出来ぬはずはない。
佐野氏にはノンフィクション作家の名誉にかけて週刊朝日を言論封殺で提訴すべきである。
それが出来ないようだったら、橋下氏に面会の上個人名で謝罪し、「ノンフィクション界の巨人」らしく、以後筆を折る宣言をすべきではないのか。
【おまけ】
米兵の犯罪に関する過去記事にアプローチが多い。
その中の一例を紹介する。
辻元清美の大うそ!米軍基地は犯罪者の巣窟か? 2010-06-02 07:35:32 | 普天間移設よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします
沖縄の新聞が大嘘つきであることは、当日記の読者ならご先刻ご承知の事実だが、さらにそれに輪をかけたような大嘘つきの国会議員がいるという。
読者のわさび漬けさんコメント。
《表題と関係ない書き込みですみません。
先程、つけっぱなしのテレビから社民党の辻元が、沖縄米軍は月に約80件、年間1000件にも及ぶ犯罪を続けていると話してましたが、沖縄在住のブログ主様、本当ですか?
有り得ない事だと思いますが、辻元は何を根拠に全国放送のTVで あのような発言をするのでしょうか?
さらに 何年か前に二ヶ月続けて米兵によるレイプ事件があった事をあげて、現在もそういう犯罪多発地帯であるような印象操作をしました。
事実でなければ、あきらかなTVを使った詐欺手法です。
恐れ入りますが、こけ数年間の米軍兵士による犯罪件数はどのようになっておりますでしょうか?
教えていただけたら有り難いです。》
本日のエントリーは、それ自体がわさび漬けさんの質問への回答になります。
>社民党の辻元が、沖縄米軍は月に約80件、年間1000件にも及ぶ犯罪を続けていると話してましたが、沖縄在住のブログ主様、本当ですか?
結論から言うと辻元氏の発言が事実だとしたら、その発言は真っ赤な大嘘である。
犯罪率で言えばむしろ沖縄人の犯罪の方が多いのは下記の数値でも明らか。
★沖縄における米軍兵士の犯罪
警察庁資料によれば1995〜2003年の米軍兵士の刑法犯検挙数は全国で740件(1年平均82.2件)。その中で沖縄県内の検挙数は354件(1年平均39.3件)。沖縄の駐留米軍兵士の数を2万人とすれば、沖縄の米軍兵士1万人あたりの犯罪率は19.65件。他方、(0歳児から100歳を超えるお年寄りまで合わせた)沖縄の人口は136万人、そして、2007年の沖縄における全犯罪件数は約4535件であり、(0歳児から100歳を超えるお年寄りまで合わせた)沖縄県民1万人あたりの犯罪率は33.34件なのです。
>何年か前に二ヶ月続けて米兵によるレイプ事件があった事をあげて、現在もそういう犯罪多発地帯であるような印象操作をしました。
これは08年に沖縄二紙が号外まで出して、狂ったように報道した「米兵女子中学生暴行事件」と「米兵比女性強姦事件」を指していると思われるが、これは二件とも沖縄二紙の誤報である。
これでも辻元議員は大嘘をついたことになる。
で、実際はどうだったのか。
「米兵女子中学生暴行事件」は、
不良米兵と不良女子中学生の「ナンパトラブル」である。 夜遅くの繁華街で米兵が私服の女子中学生をナンパして、バイクの後ろに乗せ自宅に連れ込んだのが痴話げんかを起した。今度は乗用車で中学生を自宅に送る途中で又痴話げんかが再発したもの。 したたかな少女の訴えを受け、県警は当初から「強姦容疑」で拘留期限を延長してまで起訴に持ち込もうとした。 が、結局不起訴処分。
因みに女子中学生は「売春の補導歴」があり。これを「週刊新潮」に暴露され、中学生の方が告訴を取り下げしたのが真相である。
「比女性強姦事件」のケースは、フィリピン人の売春婦を米兵が買ってホテルで一夜を過ごしたが、翌朝になって比女性が「強姦された」と訴えた事件。 これも強姦罪は成立せず県警は不起訴処分で、後に米軍法会議で「買春罪」と「外出禁止の命令違反」で処罰されているが「強姦罪」では無罪であった。
いずれのケースも沖縄紙が大騒ぎし県民大会まで開いて抗議したが、結局米兵による「婦女暴行事件」や「強姦事件」は幻であったという、沖縄二紙にとっては誠に恥ずべき結末である。
辻元議員がどの程度これら事実を把握した上の発言か知らぬが、「米軍犯罪が多い理由はは米軍基地があるから」⇒「米軍基地撤去すれば米兵の犯罪が無くなる」・・・という沖縄紙が得意なすり替え論で印象操作をしていることは明らかである。
沖縄の犯罪件数の中で米軍兵士の犯罪が微々たるものであることは上記(★)でも明らかだ。
それよりも、むしろ「米兵女子中学生暴行事件」の教訓は、夜間米兵徘徊する歓楽街に未成年者が出歩かないようにすべきであり、それを短絡的に「米軍基地撤去」に結びつけるのは本末転倒もはなはだしい。
実際、沖縄県警のデータでも、2007年に沖縄県では全刑法犯のうち20歳未満の少年が占める割合は41.5%に達しており、この数値は同じく2007年の全国平均32.6%に比べ異様に高く、学力と並んで断トツの全国最悪。
更に、2007年、沖縄県における「刑法犯少年に占める中学生の割合」は62.2%とこれまた全国最悪である。
辻元議員と沖縄紙の大嘘を糾弾するつもりが、沖縄の未成年犯罪や学力最下位まで話が脱線したが、「諸悪の根源は米軍」という印象操作に現を抜かす暇があれば、沖縄の青少年の抱える諸問題をもっと根本からに考えて欲しいもの。
沖縄の米軍犯罪を、沖縄紙が針小棒大に取り上げて印象操作している様子は、当日記のカテゴリー★米兵事件で分類してあるので、是非覗いて欲しい。
沖縄紙の大嘘報道と共に許せないのが沖縄の人権派と称する「識者」の面々。
彼らの偽善に満ちた言動を次のエントリーで良く読んで欲しい。
⇒世界に飛び出すウソのニュース! 国際女性会議inグアム
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