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沖縄海兵隊移転、17年に延期も 日米合意の見直し必至
【ワシントン共同】米国防総省は28日までに、沖縄駐留米海兵隊約8千人のグアム移転について、日米両政府が合意した2014年の完了を断念する内容を盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)の最終報告を公表した。新たな移転完了時期は明記しなかったが、3年遅れの17年完了を選択肢の一つとして示した。 沖縄の負担軽減策の目玉である海兵隊移転の遅れは、06年の日米合意で一体とみなされている米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設をめぐる議論に影響を与えるのは避けられない。普天間移設の完了も14年からずれ込む可能性が一段と濃厚になり、合意見直しは必至の情勢となった。 最終報告は現行計画に基づくグアムへの流入人口が、14年のピーク時には工事関係者らも含め約7万9千人に上ると試算。現状では急激な人口増に電力や上下水道の供給などが追いつかず、住民生活に悪影響が出るとして(1)海兵隊員の移転ペースの緩和(2)施設建設の日程や内容の変更―が必要と指摘した。 2010/07/28 18:57 【共同通信】 ◇ 今朝(29日)の沖縄タイムスは総合面(三面)トップを上記共同配信で飾っているが、タイムス独自に「普天間移設に影響」という副見出しをつけている。 念のため見出しだけを紹介するとこんな印象だ。 グアム移転17年も 米報告 普天間移設に影響 それにしても、沖縄タイムスは、自分で潰しておいて「普天間移設に影響」とは、どの面下げていえるのだろう。 普天間移設問題は沖縄二紙を先頭に「県外・国外」のキャンペーンを張ったが、結局は「現行案」の辺野古回帰で決着した。 辺野古回帰を指して「元の木阿弥」と言う人もいたが、木阿弥どころか「元の普天間」ではないかと指摘する向きもあった。 筆者も、実現不可能な「国外・県外」を叫ぶことが結局は普天間基地の長期固定化に繋がると何度も指摘した。 だが、今回の「グアム移転延期」は、さらに一歩後退して肝心の普天間住民の基地負担軽減を先延ばししたことになる。 17年先といえば7年後のことであり、その時点で「グアム移転」が実行されるという保障は何もない。 米側の移転延期の理由は「グアム島内のインフラ整備が人口の急増に追いつかない」とか「環境にも悪影響」とか、グダグダ述べているが、これは単なる言い訳にすぎない。当初から米側は、「辺野古移設」と「グアム移転」はセットだと言っていた。 日本側が現行案通り粛々と行っておれば、米側が今頃こんな弁解を言い出す余地はなかったはずだ。 元々「グアム移転」は、日本側から言い出したこと。 沖縄の要望を受けて日米が合意した「米軍普天間移設」、つまり普天間飛行場の県内移設に伴う地元負担軽減策の目玉として決まった経緯がある。 これに沖縄側が反発するなら「普天間移設」と「グアム移転」はセットであるというアメリカ側に普天間固定化の言い訳に使われる懸念があった。 その懸念が現実となったのだ。 今回の鳩山前首相の迷走による沖縄側の反発が、結果的に普天間移設の行方にも大きな影響を与えるとみられる。 最悪のケースは14年前に時間が逆戻りして、「普天間移設」そのものも、「グアム移転」も全てご破算となることだ。 今度は、日本側は米側の合意破棄に対しても文句をいえない立場になる。 「政府間合意は政権が変れば破棄されるのは世界の常識」なんていっていた識者がいたが、確か沖縄タイムスも「辺野古移設」の政府間合意は破棄すべきと主張していたはず。 沖縄二紙とプロ市民の方々は「世界一危険な基地」の撤去を叫びながら、肝心の普天間住民の負担を長期固定化させるために大騒ぎしていたことになる。 普天間基地が長期固定化することで一番喜ぶのは誰か。 勿論、伊波洋一宜野湾市長その人である。 県知事選を目前にして、「売りもの」の「世界一危険な基地」が当分政治的パーフォーマンスに使えるから。 では、普天間基地固定化に一番貢献したヤツは? 「県外・国外」で扇動した沖縄タイムス等の沖縄メディアである。 普天間市民に対してどのように弁解するつもりか。 きっと「ウヮーバグトゥするな!」(★)と怒鳴られるのがオチであろう。 【おまけ】 ★臨時沖縄語講座: ウヮーバグトゥ⇒上辺事⇒上辺だけの軽薄な行為⇒余計な事 ⇒しなくてもよい事。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。
【ワシントン共同】米国防総省は28日までに、沖縄駐留米海兵隊約8千人のグアム移転について、日米両政府が合意した2014年の完了を断念する内容を盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)の最終報告を公表した。新たな移転完了時期は明記しなかったが、3年遅れの17年完了を選択肢の一つとして示した。 沖縄の負担軽減策の目玉である海兵隊移転の遅れは、06年の日米合意で一体とみなされている米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設をめぐる議論に影響を与えるのは避けられない。普天間移設の完了も14年からずれ込む可能性が一段と濃厚になり、合意見直しは必至の情勢となった。 最終報告は現行計画に基づくグアムへの流入人口が、14年のピーク時には工事関係者らも含め約7万9千人に上ると試算。現状では急激な人口増に電力や上下水道の供給などが追いつかず、住民生活に悪影響が出るとして(1)海兵隊員の移転ペースの緩和(2)施設建設の日程や内容の変更―が必要と指摘した。 2010/07/28 18:57 【共同通信】 ◇ 今朝(29日)の沖縄タイムスは総合面(三面)トップを上記共同配信で飾っているが、タイムス独自に「普天間移設に影響」という副見出しをつけている。 念のため見出しだけを紹介するとこんな印象だ。 グアム移転17年も 米報告 普天間移設に影響 それにしても、沖縄タイムスは、自分で潰しておいて「普天間移設に影響」とは、どの面下げていえるのだろう。 普天間移設問題は沖縄二紙を先頭に「県外・国外」のキャンペーンを張ったが、結局は「現行案」の辺野古回帰で決着した。 辺野古回帰を指して「元の木阿弥」と言う人もいたが、木阿弥どころか「元の普天間」ではないかと指摘する向きもあった。 筆者も、実現不可能な「国外・県外」を叫ぶことが結局は普天間基地の長期固定化に繋がると何度も指摘した。 だが、今回の「グアム移転延期」は、さらに一歩後退して肝心の普天間住民の基地負担軽減を先延ばししたことになる。 17年先といえば7年後のことであり、その時点で「グアム移転」が実行されるという保障は何もない。 米側の移転延期の理由は「グアム島内のインフラ整備が人口の急増に追いつかない」とか「環境にも悪影響」とか、グダグダ述べているが、これは単なる言い訳にすぎない。当初から米側は、「辺野古移設」と「グアム移転」はセットだと言っていた。 日本側が現行案通り粛々と行っておれば、米側が今頃こんな弁解を言い出す余地はなかったはずだ。 元々「グアム移転」は、日本側から言い出したこと。 沖縄の要望を受けて日米が合意した「米軍普天間移設」、つまり普天間飛行場の県内移設に伴う地元負担軽減策の目玉として決まった経緯がある。 これに沖縄側が反発するなら「普天間移設」と「グアム移転」はセットであるというアメリカ側に普天間固定化の言い訳に使われる懸念があった。 その懸念が現実となったのだ。 今回の鳩山前首相の迷走による沖縄側の反発が、結果的に普天間移設の行方にも大きな影響を与えるとみられる。 最悪のケースは14年前に時間が逆戻りして、「普天間移設」そのものも、「グアム移転」も全てご破算となることだ。 今度は、日本側は米側の合意破棄に対しても文句をいえない立場になる。 「政府間合意は政権が変れば破棄されるのは世界の常識」なんていっていた識者がいたが、確か沖縄タイムスも「辺野古移設」の政府間合意は破棄すべきと主張していたはず。 沖縄二紙とプロ市民の方々は「世界一危険な基地」の撤去を叫びながら、肝心の普天間住民の負担を長期固定化させるために大騒ぎしていたことになる。 普天間基地が長期固定化することで一番喜ぶのは誰か。 勿論、伊波洋一宜野湾市長その人である。 県知事選を目前にして、「売りもの」の「世界一危険な基地」が当分政治的パーフォーマンスに使えるから。 では、普天間基地固定化に一番貢献したヤツは? 「県外・国外」で扇動した沖縄タイムス等の沖縄メディアである。 普天間市民に対してどのように弁解するつもりか。 きっと「ウヮーバグトゥするな!」(★)と怒鳴られるのがオチであろう。 【おまけ】 ★臨時沖縄語講座: ウヮーバグトゥ⇒上辺事⇒上辺だけの軽薄な行為⇒余計な事 ⇒しなくてもよい事。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします ブログセンターランキングへクリックで応援願います。