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安倍潰し!必死の沖縄メディア

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 沖縄の新聞が偏向している等といえば、昨今のネットの普及で「何をいまさら」と笑い飛ばされるのがオチだ。

参院選を前に、沖縄2紙が「反安倍政権」にフル回転の印象操作記事を書くのは想定内だが、公共の電波を使用し総務省の管理下にあるテレビが、あからさまな偏向報道をしてはならないはず。

テレ朝系QABテレビの「反安倍政権」の印象操作は極めて巧妙である。

QABテレビ 2013年7月11日 19時28分

2013参院選 有権者100人に聞きました

参院選も選挙戦まっただ中、有権者は何を求めて1票を投じようと思っているのか。QAB恒例の沖縄本島縦断取材「あなたの声を聞かせてください」。注目の争点、教育、経済、アメリカ軍基地、憲法について、100人にマイクを向けました。

大矢記者「今朝の穏やかな海は、嵐の前の静けさのようです。沖縄、そして日本の未来を大きく左右する参院選。焦点となる、経済福祉、経済雇用、アメリカ軍基地、そして憲法について、県民のみなさんはどう感じているのでしょうか。ここ沖縄本島最北端から『あなたの声を聞かせてください!』スタートします!」

【辺戸岬】「やっぱり商売していますので、経済。僕たちみたいな工芸品も落ち込んでる」「憲法9条も問題だったりとか、そういうの気になっています」「戦争体験しました。また戦争はしないように、あってくださいって、政治家に言いたいです」

【東村】「世の中、不景気なんで、もっと景気よくなってほしい」「米軍基地反対!」「私は憲法だ」「9条があるから、これまで60何年間、まがいなりにも平和でいられたということで、これをなぜ返る必要があるのか疑問を感じる」

【名護市】「経済。食べていくのがやっと」「名護は結構結婚が早いんで、みんなちゃんとした定職に就きたい。就職が決まって、安定すれば、家庭も安定して、子どもとかも増えるかな」「孫なんかの教育が遅れているじゃないかな。私もいま5人いますけど、そういうところに力を入れるべきじゃないか」「子育てにも基地はいらない。平和が第一だから、お金があっても戦争が来たら何もならない」「地元の人は辺野古に移すの絶対反対していますから、そのまま絶対に貫いてほしい」

【沖縄市】「生活が出来ないさーね。仕事もないし。60歳も過ぎたらもう仕事が探しにくくて、困っているの」「軍の兵隊さんとかは街に出なくなって来ちゃったし」「若い人たちの働ける場所、将来の夢を持てる場所を作れるような政策」

【宜野湾市】「やかましいさね、飛行機は。根っこが動かんと。もうアメリカ行って、大統領に『こっちに住んでごらん』っていわないと」「憲法がちょっと気になるねって思った。(Qどうしてですか?)なんかいろんな戦争とかね、また巻き込まれるような感じがして」「お母さんが働かないとやっていけないという現状があるので、そういうお母さんたちいっぱいいるんじゃないかと思って」「認可の方に行きたいと言っているんですよね、娘は。(Q厳しいですか?)厳しいです」「就活があるので、よくなってほしいと思って」「沖縄は他の県に比べて雇用とかが少ないと思うので、そこをちょっと重視したほうがいいかな」

【糸満市】「経済だな。生活がよくなるようにさ。(Q農家はいま生活は楽?)いま全然楽ではない」「アベノミクスとか言っているけど、あまり思ったような景気はないんじゃないかなと思って」「こどもがいるので、保育園とかそういう施設がもっと増えたりとかいいな」「あのひめゆり学徒の方々が職場にいましたので、その方々がいま危ないよって。前の教育に戻ってきているような気がしますって、とても危機感感じていらっしゃるのね。やっぱり憲法です、いまのところは。これ絶対変えてほしくないですね」

【那覇市】「簡単に言えば全世界の人といい(ビジネス)関係持ったなら、いいつながりになるんじゃないかと思います。あんまり政治を混ぜないで、民間の視点でみて。それが一番いいんじゃないかな」「いまの憲法と改正の憲法案見たんですよ、比較して。それまでそんなに関心なかったんですけど、鳥肌立ちました。どの政治家に入れても無駄とかね、誰がやっても一緒よとおっしゃるけど、違うんじゃないかな」

大矢記者「参院選、あなたの声を聞かせてください。今回は県内の有権者100人話を聞きました。ごらんのように、福祉や教育、経済や雇用の問題に、若い世代が関心をもっていることがわかりました」

県内各地では、選挙戦の舌戦が繰り広げられています。選挙で約束したことを実現できる候補者か見極める力も有権者には、求められています。

  先ず注目してほしいのは、このアンケートは支持候補、支持政党のアンケートではなく、「参院選の争点は何か」というアンケートであること。   沖縄メディアの報道から受ける印象は「沖縄県民は年中基地問題で怒りに震えている」という印象だが、アンケートの結果は県民が関心がある争点は?経済・雇用、?教育・福祉、?米軍基地、?憲法という順である。   QABテレビにはお気の毒だが、米軍基地にはそれほど関心がないことがわかる。   だが、何気ないアンケートの中に「安倍内閣を支持したら戦争が起きる」といった印象のコメントを盛り込んで、見事に「反安倍」の番組を作っている。   最近の人は番組の顔色を読んで、「カットされない」コメントをするようになっていると聞く。   折角、「アベノミクス支援」のコメントをしても放映されなきゃ、何にもならない。   最近筆者の知人Tさんが、RBCテレビのインタビューで普天間移設を問われ「辺野古が現実的」と持論を展開したら全てカットされたとぼやいていた。                  ☆ 黒田総裁「経済に前向きな循環の動き」 7月11日 17時4分 黒田総裁「経済に前向きな循環の動き」  

日銀の黒田総裁は、金融政策決定会合のあとの記者会見で、2年半ぶりに「回復」という表現を使って景気判断を上方修正したことについて、企業が設備投資を増やすなど経済に前向きな循環の動きが出始めているためだと説明しました。

この中で黒田総裁は、景気判断を「回復」という表現で上方修正した理由について「企業部門において所得から支出へという前向きの循環メカニズムが次第に働き始めている」と述べ、設備投資などで前向きな動きが出ているためだと説明しました。
そのうえで「先行した為替や株など金融市場だけでなく、実体経済も緩やかに回復しつつあることがはっきりしており、日銀が想定した方向で経済が動いている」と強調しました。
その一方、賃金が増えず景気回復を実感できないという指摘があることについて、黒田総裁は「有効求人倍率や失業率は明らかに改善している。賃金がすぐに上がるのは難しいかもしれないが、ボーナスなどの報酬や所得自体は着実に伸びていく」と述べ、景気の回復は次第に実感を伴ったものになるという認識を示しました。
また、中国経済が減速し先行きに懸念が出ていることについては「内需を中心に安定して成長すると見ていて、実体経済に大きな不確実性があるとは思わないが、シャドーバンキングの問題などに十分注視する必要がある」と述べ、銀行を介さずに行われている資金の取り引きが中国の金融システムなどに与える影響について懸念を示しました。

                       ☆

安倍内閣が登場し、年末・年始の休暇を挟んでまだ半年余りである事を考えれば、アベノミクスが一応の成果を上げ始めていることに異論を唱えるものは少ない。

勿論長年続いた不景気から好景気に転換するのは、テレビのチャンネルを切り替えるように、一気にできるものではない。 

沖縄タイムスの昨日の社説によると、アベノミクスは、まるで国民を苦しめる政策であるかのような印象だ。

社説[アベノミクス]格差なき成長を論じよ 2013年7月12日 09時49 >有効求人倍率が改善したとはいえ正社員の求人比率は上がらず、失業率は横ばいのままだ。

>毎月勤労統計調査で、基本給など所定内給与は5月まで12カ月連続で減少が続く。

>円安で輸入原材料価格が上がり、小麦粉や食用油など身近な食料品の値上げが相次いでいる。

>電気料金の引き上げも招いた。

>これでは大多数の庶民にとり、政策の恩恵を受けるどころか、逆に家計は厳しさを増しているのではないか。

>アベノミクスは大都市や大企業重視の印象が強い。

で、沖縄タイムスは一体どのような経済政策をすれば良し、とするのか。

対案なき批判は、バカでもできる。

バカ丸出しの沖縄タイムスの安倍批判に説得力はない。

>政策の効果が、都市部や大企業、富裕層にとどまらず、既に疲弊している地方や中小企業まで波及し、暮らし向きが良くなったと国民が実感できるようにならなければアベノミクスが成功したと評価することはできない。

繰り返すが、安倍内閣は成立後半年余しか経っていない。 

この短期間で「都市部や大企業、富裕層にとどまらず、既に疲弊している地方や中小企業まで波及し、暮らし向きが良くなったと国民が実感できる」状況にするのは、魔術でも使わなければ不可能である。

沖縄タイムスが、そんな魔術を知っているなら是非ご披露願いたいものである。

                ☆

沖縄タイムスは昨日の選挙特集「選択の視点」で安倍内閣の「外交的失敗」を、日米首脳会談で、会談の時間が中国側の方が長かったことを理由に、「日本の存在感が薄れてきた」だとか「日本は蚊帳の外におかれた」などと、いまだに繰り返している。

「安倍政権は、『強固な日米関係』を強調している。 だが、肝心の米国の視線は日本を飛び越え、中国に向いているように移る。」

何とかして日米の間に楔を打ちたい気持ちが見え見えだが、まともに反論するのも疲れるので過去記事を引用してこれに代える。

 

 ■ オスプレイ、海自護衛艦に初の着艦 日米共同訓練
< 今回の日米の共同訓練をめぐっては中国側がアメリカ側に中止を要請しましたが、日米両政府は自衛隊とアメリカ軍の連携を強化したい、としています。(15日11:17)>

                    ☆

この離島奪還の日米共同訓練が尖閣侵略を目論む中国を意識したものであることは自明のことだが、中国側がアメリカ側に訓練中止を要請したが、日米両政府は自衛隊とアメリカ軍の連携を強化したい、として拒否している。

日米首脳会談で、会談の時間が中国側のほうが長かったことを理由に、「日本の存在感が薄れてきた」だとか「日本は蚊帳の外におかれた」などと、沖縄紙は印象操作記事を書きまくった。 ⇒日本は蚊帳の外?米中首脳会議で

琉球新報は、会談直後の6月10日の社説でこう述べている。

<2月に訪米した安倍晋三首相とオバマ大統領との会談は2時間余だったが、米国は今回、習主席を破格の厚遇で迎え、会談は約8時間に及んだ。
 米軍基地問題をめぐり、日本政府は沖縄の民意などお構いなしに米国の施策を受け入れてきた。主権国家の影が薄い日本は、軽く扱われているのではないか。>(2013年6月10日  琉球新報・社説

 

 一方の琉球新報は「護憲」のためには恥じも外聞もかなぐり捨てたかのように、三日連続の社説で「9条の意味をかみしめる」らしい。

かみしめ過ぎて、歯が欠けないように気をつけてほしい。

7月12日 琉球新報
社説:憲法(中)参院選 9条の意味 かみしめたい 

戦争の放棄、戦力の不保持を掲げる9条は、近隣諸国への侵略を含め国内外の戦闘でおびただしい数の市民が犠牲となった反省から生まれた。安倍晋三首相をはじめ、すべての政治家は、この歴史的事実と真摯(しんし)に向き合わなければならない。
 
自民党の改憲草案は、現行憲法9条2項の戦力不保持と交戦権否定のくだりを削除し「自衛権の発動を妨げない」と記述し、「国防軍」を保持するとしている。かつて吉田茂首相は国会で、戦争の多くは「自衛の名において戦われた」と指摘し、現行憲法は「自衛の名においても(戦争を)放棄している」と説明した。9条があったので日本は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争に参加せず、犠牲者を出さず、他国の人の命を奪うこともなかった。しかし国防軍創設は、自衛という名の下に戦争ができる国になることを意味し、9条の精神を骨抜きにしてしまう。
 
自民党改憲草案の解説資料として作成した「Q&A」は「自衛権には集団的自衛権が含まれる」と明記している。集団的自衛権を行使すれば、米国が一方的に始めた戦争に日本が引きずり込まれてしまう。集団的自衛権は抑止力にならず、日本人がテロの標的になる可能性が高まる。同盟国を守ることは当然の義務だというが、国家の第一の役割は自国民の命と財産を守ることであることを忘れてはならない。
 
草案9条の2は「公の秩序」維持のためにも、国防軍が出動すると定める。すると政府が「公の秩序」を害すると判断すれば、市民運動を鎮圧することもあり得る。沖縄戦の教訓から導き出されたように、軍隊は国家を守る組織であり、決して住民を守らないことを指摘しておきたい。 
国防軍は規律を維持するために市民法とは別の軍法を持つ。機密保持を目的に、国民の知る権利が狭められる恐れもある。戦争や内乱など有事には緊急事態を宣言して内閣に権限を集中させると定めるから、人権保障の制限も可能だ。権力を縛るという憲法本来の役割を失い、国民主権を否定しかねない内容だ。参院選は9条がどうあるべきかを問う選挙でもある。日本の平和のために、その規定の意味を深く吟味し、かみしめたい。

7月11日 琉球新報
社説 参院選・憲法(上)96条改正は変則的だ

安倍晋三首相は1月の衆院本会議で「まずは(憲法)96条改正に取り組む」と明言した。だが今、議論は沈静化した感がある。しかし選挙後再び浮上するであろう。各党は改正の是非を堂々と争点に掲げ、正面から論じるべきだ。
 
96条は憲法改正の手続きを定める。衆参両院の総議員の3分の2以上の賛成、国民投票で過半数の賛成という2段階の手続きが必要と規定する。これに対し、自民党の憲法草案は「衆参両院の総議員の過半数、国民投票の有効投票の過半数」へと改めるよう求める。日本維新の会も手続き緩和を求めている。過半数で改正できる他の法律と異なり、憲法は改正手続きが厳格だから「硬性憲法」と呼ばれる。「軟性」はイスラエルやタイなど4カ国にすぎず、世界の圧倒的大多数が硬性憲法である。
 
自民党は「世界的に見ても改正しにくい憲法だ」と主張するが、疑問だ。例えば米国は上下両院の3分の2以上の賛成と、4分の3以上の州議会の承認を必要とする。確かに米国は第二次大戦後6回改正したが、いずれもこの厳格な手続きを経た上で実施したものだ。つまり、それほど広範な国民の支持を得て改正しているのだ。憲法の改正要件を緩和した例は世界中で一つもない。改正したければその中身を堂々と掲げ、広範な支持を得て改正するのが筋であろう。それだけの支持を得るのが難しいから、手続きの方を先に改正しようとするのは、小林節慶応大教授の言葉を借りれば「裏口入学のようなやり方」だ。小林氏は、岸信介元首相が会長だった自民党の自主憲法制定国民会議にも参加していた改憲論者である。
 
そもそも憲法がなぜ「硬性」か。民主主義国で権力を握るのは国民の多数派だが、多数派も過ちを犯すことがあるからだ。多数意思の暴走の怖さは、ナチスが選挙を経て権力を握った歴史が示している。今も、例えば米軍普天間飛行場に関し、沖縄県民の意思を圧殺し、沖縄だけに移設先を限定しようというのが国民の多数派である点を見れば、多数決の怖さが分かる。少数派を圧殺しかねない多数決の怖さ、暴走しがちな人間の弱さに着目し、権力を縛るのが憲法の役割であり、憲法が硬性であるゆえんだ。それが立憲主義であり、近代の英知、到達点である。その重みをかみしめるべきだ。

 

【ままけ】

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【初音ミク】選挙に行かない男と付き合ってはいけない5つの理由

【チーム沖縄】辺野古の漁師さんに聞いてみた

 

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「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹 沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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尖閣でアメリカが警告!中国に「武力使うな」

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沖縄タイムス・社説のアベノミクス批判に対し、「対案なき批判はバカでもできる」と書いた。

沖縄タイムスは13日の社説で性懲りもなく安倍政権の外交を批判し「社説[東アジア外交]関係改善の道筋を示せ」などとバカを丸出し。

>日米、米中、米韓、中韓の首脳会談は実現したが、日本と中国、韓国との首脳会談はいまだに実現していない。

>東アジアで日本が孤立しかねない状態が生まれているのである。この状態をどう打開するのか。東アジア外交をどのように進めていくのか。

>参院選は関係改善に向けた具体策を論じる機会でもあるが、議論は極めて低調である。日中関係の将来像もあいまい模糊(もこ)としたままだ。

尖閣問題にしても、「対話による解決」を繰り返す以外に能のない沖縄タイムスに、対案などあるはずもない。

そもそも対話をしようにも対話の扉を閉ざしているのは、中国の方ではないのか。

一方、余裕の安倍首相は「対話の扉は常に開いている」と公言している。
 

>安倍首相は、保守支持層を意識してか、特に中国に対して、強硬姿勢が顕著だ。

>安倍首相が「力で現状を変更するのは間違い」だと中国を批判すると、中国もすかさずこれに反論する。

>選挙公約をめぐる政党間の論戦よりも安倍内閣と中韓両政府のぎくしゃくした関係だけが目立つのである。

安倍首相の中国に対する「力で現状を変更するのは間違い」というメッセージは日本の首相として当然のことを言ったまでであり、これを強硬姿勢というなら、中国に言いなりになれというのが沖縄タイムスの対案なのか。

アメリカは尖閣諸島は日米安保の対象地域とは発言したが、それ以上の踏み込んだ発言は控えてきた。

ところが最近の中国の傍若無人な対応に危機感を感じたのか、安倍首相の「力で現状を変更するのは間違い」という発言をバックアップし、」こんな発言をした。

アメリカが中国に尖閣諸島問題で武力行使を控えるよう要請

アメリカが中国に尖閣諸島問題で武力行使を控えるよう要請  アメリカのオバマ大統領が、日本と領有権をめぐり対立している尖閣諸島問題での武力行使を行なわないよう警告しました。

フランス通信によりますと、オバマ大統領は11日木曜、中国に対して日本政府との対立を控え、対立解消のために平和的な手段を行使するよう求めました。

この要請は、ここ数日間、日本の防衛省が防衛白書を発表した後、中国政府が日本との関係に神経を尖らせているを示唆している中で行なわれました。

日本の防衛省は今週、2013年度版の防衛白書の中で、日本政府は安全保障面における、中国と北朝鮮の脅威の増大に直面していると発表しました。

日本は尖閣諸島近海における中国の措置を強く批判し、この措置は地域における不安定の要因であるとしました。

日中関係は尖閣諸島の領有権をめぐり、ここ1年の間悪化しています。

                             ☆

沖縄戦をネタに国にゆすりたかりの訴訟を起すとなると、沖縄タイムスはできるだけ大騒ぎしたい「美味しいネタ」のはず。

だが、昨実の沖縄タイムスは、できるだけ読者の目に届かないにと考えたのか、29面のベタ記事で報じた。

■沖縄タイムス 2013年7月13日

弔慰金の不支給

取り消し求める

援護法訴訟控訴審で原告

沖縄戦で母親ら家族3人を亡くした沖縄紙の内間善孝さん(76)が、戦傷病者戦没者遺族等援護金に基づく3人の弔慰金を支給しなかった国の取り消しを求めた控訴審第一回口頭弁論が11日、那覇高裁福岡支部(今泉裁判長)であった。国側は公訴の棄却を求めた。 原告側は、一審判決について、事実誤認や援護法の解釈・適用を誤っているなどと指摘。国側は一審判決の正当性を主張し、控訴棄却を求めた。

                ☆

沖縄タイムスは、無理筋の裁判と認識してか、ずい分やる気のない記事で、この記事を読んで意味のわかる読者はほとんどぴないだろう。

琉球新報が一日前に報じたので仕方なく掲載したアリバイ記事であろう。

で、その琉球新報の記事はこうだ。

琉球新報 2013年7月12日(金)33面 社会

援護法訴訟

記憶正確さ主張  内間さん、一審判決反論

沖縄戦で家族が日本軍に壕を提供して犠牲になったのに補償を認めないのは違法だとして、内間義孝さん(76)が補償請求却下の取り消しを国に求めた訴訟の控訴第1回弁論が11日、福岡高裁那覇支部(今泉秀和裁判長)で開かれた。

内間さんの家族5人は戦中、日本軍の要請で避難していた壕を明け渡した。その後、米軍の攻撃で母親と弟1人が死亡し、もう1人の弟も米軍に収容された後に死亡した。内間さんは「壕の提供要請がなければ助かった」と訴え、援護法の適応を求めていた。

内間さん側は弁論で、妹=当時6歳=の記憶の正確性を疑問視した一審判決について「母たちが眼の前で死亡するという悲惨な場面が、6歳という幼さだからこそ鮮烈な記憶を残したと考えられる」と反論した。

一審判決は、壕の提供から家族が死亡するまでに日数が経過しており、一般戦災者と変わらないとして「(壕の提供による)国との雇用類似関係は消滅している」とし判断した。内間さん側は「戦場下で死の危険を命懸けでかいくぐり、わずか十数日間を生き延びたために援護法の適応を否定されるのは、あまりにも残酷、無慈悲な処遇だ」として、援護法の適応を求めた。

国側は、控訴の棄却を求めた。

                ☆

沖縄タイムスよりも一歩踏み込んだ報道ではあるが、いずれにせいよ原告敗訴が見え見えの無理筋な裁判であることには間違いない。

昨年、最高裁で原告敗訴が確定した「沖縄靖国合祀取り消し訴訟」に原告側証人として出廷した石原昌家沖縄国際大学名誉教授が、これまでの「援護金受給者のほとんどが不適格者だった」と証言してしまっているのだ。

無理筋な「ゆすりたかり裁判」をできるだけ意味不明に報じた沖縄タイムスの方が問題の本質を理解しているのか、それとも全く意味がわからず意味不明な記事を書かざるを得なかったのか。

沖縄の新聞は小さなベタ記事に「不都合な真実」が隠れている。

                ☆

世界日報に連載中の「『援護法』に隠された沖縄戦の真実」は、12日(金)は休載で、昨日13日(土)から再開している。

■2013年 7月13日(金)掲載

【連載】貶められた旧日本兵−「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (5)
援護の申請書/

「自分で逃げた」は突き返し

 遺族連合会による座談会では、援護金の威力も赤裸々に話されている。

 <Z 援護法制定は昭和二十七年ですが、沖縄の方々が受給できたのは昭和三十二から三十三年、数年遅れでした。数年分のお金がまとまって入ったら、親戚から厄介者にされていた未亡人が一転して親戚から大事にされるようになったとか、家を建てたとか、お墓を建てたという話も聞きました。といっても当時の遺族の生活は本当に大変で、ともかく遺族会の業務は遺族を陰に日なたに助けることでした。>

 さらに、0歳であっても戦闘協力者とみなされ、援護法の対象となった経緯にも触れている。

 <U 「六歳未満戦没者の戦闘協力扱い」は遺族会運動の一つである「国家補償」の中から芽生えて実現しました。地上戦があって県民戦没者が多い沖縄の遺族会の取り組みは、皆さんから詳しく聞いて記録に残して置くべきですね。

 Z 補足しますと、「戦闘協力者」の申し立ては昭和三十二年七月から適用を受けて、申立書を作成提出するときに、壕の提供や食糧提供など二十項目を挙げました。当初は七歳以上しか処遇しない、「小学校一年生なら自分の意思で戦闘に協力する。それ以下は自分の意思ではない」というのが理由でした。小学校一年生までを「戦闘協力者」と処理する一方で、戦争犠牲者の処遇問題について「戦争犠牲者の処遇をやってくれ」と遺族会で大会をうっていました。

 沖縄県社会福祉協会の大会でも取り上げてもらい、十年余り運動を展開して、昭和五十六年八月に六歳未満の処遇が認められました。長い運動の成果です。>

 Z氏の発言は、「沖縄戦の戦闘参加者処理要項」とそれの記載マニュアルである「戦闘参加者概況表」の内容を裏付けものとなっている。

 座談会はまた、死没処理について厚生省と援護課のあうんの呼吸の協力についても語っている。

 <Z 係の者が厚生省資料を「保管する」という名目でお二人に置いて帰ってもらい、夜、援護課職員が必死で資料を書き写すのに我々も加勢し(笑)、写したものをガリ版刷にして各市町村へ送り、それをもとに書類を作らせて死没処理はうまくいきました。>

 <M 当時はコピー機もなく必要な書類は一切書き写し、書き写したら謄写版で印刷、大変な作業でしたね。青年部の人たちと書類を写しに関係官庁に行って「妻特給(注・戦没者戦傷者の妻に対する特別給付金)の名簿」などを全部書き写しましたよ。

 申請書も、戦闘と関係がある書き方ならいいのですが「防空壕から自分たちで逃げた」という書き方だとその一行で返される。一人ひとり遺族をよんで教える時間はないし、説明会をして、各自で手書きをしてもらいましたが、代書してもらう人もいました。一寸でも違うとすぐ返されるので、代書の方も気を使ったと思います。>

 援護法を拡大適用するため、沖縄戦の真実がいかに書き換えられたかが如実に分かる部分である。

(「沖縄戦の真実」取材班)

                     ☆

【おまけ】【動画」1点

 

野嵩ゲートの老害活動活動家の後始末をするボランティア活動

【動画】迫り来る支那工作(沖縄編)★衝撃インタビュー「これが真実だ」 第

 

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日本嫌い急増?中韓+沖縄?

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櫻井よしこ氏は、在日中韓の学生とのテレビ討論会で、学生たちが「日本はアジアでは嫌われている」と連発したことに対し「あななたのおっしゃるアジアって、何処の国事かしら」と聞き返し、日本を嫌っているのは中韓だけということを視聴者に知らしめた。

「あなたのおっしゃるアジアって、どこの国のことかしら?」

TasiaD80.jpg

アジアの国とは中韓しかないという前提で「日本はアジアの嫌われ者」と主張する識者が、沖縄には多い。

沖縄の識者の思考構造は在日中韓学生と同じであることがわかる。

反日教育をしている中韓で、日本嫌いが多くても当然である。

その一方で日本では、教科書に中韓朝に都合の悪いことは書かない「近隣諸国条項」採用という世にも不思議な配慮をする国。

その結果がこれだ。

「日本嫌い」急増 中韓、歴史問題背景か

琉球新報 2013年7月12日 
 
 【ワシントン共同】米調査機関ピュー・リサーチ・センターがアジア各国で実施した世論調査で、日本に好感を持っていないと答えた人が中国と韓国で大半を占め、両国で「日本嫌い」が急増していることが15日分かった。歴史や領土をめぐる問題が背景にあるとみられる。
 日本に「非常に悪い印象を持っている」と答えた人は中国で74%、韓国で38%。2008年の前回調査と比べ、中国で40ポイント、韓国で25ポイントも増えた。「あまり良くない」印象があるとの回答と合わせると、中国で90%、韓国で77%に達した。
(共同通信)

                              ☆

櫻井よしこ氏が指摘して以来、さすがに「アジアの国は日本嫌い」と書く新聞は見なくなった。

アジアにたくさんの親日国家がある。 

福沢諭吉の指摘にしたがって、無理して、中国や朝鮮半島と付き合う必要などない。


 

今回のアンケート調査から見えてくる「真実」は、「反日感情」は、民族が原因ではなく、反日教育が原因ということ。

中国人は、台湾はもとより、シンガポールやマレーシアにも数多く暮らしている。 

ましてや、香港に至っては、中国領にもかかわらず、反日より親日が多いのは、香港では、中国本土とは違い、反日教育がなされていないからだ。 

はっきり言えることは、世界の国々の中で日本への反日教育を行っているのは、中国と韓国・北朝鮮だけ。

従がって、日本に憎悪を剥き出しにする国は、中国・韓国・北朝鮮の特亜三国、つまり「近隣諸国条項」の対象国に限られるという皮肉な結果になる。

  
   2012年11月6日 アウンコンサルティング株式会社http://www.auncon.co.jp/corporate/2012/110602.html


おっと、忘れる所だが、日本でありながら反日教育をしている県がある。

反日サヨクの巣窟である沖縄県教育委員会と沖教組が、教育界を支配すする沖縄だ。

従がって日本に憎悪を剥き出しにする国は、特亜三国+「沖縄の反日サヨク複合体」ということになる。

そう、沖縄の「平和教育」とは、沖縄防衛戦で戦死した将兵のことを「残虐非道な日本軍」として罵倒することこと、である。

 ■世界日報 2013年7月14日掲載

 【連載】貶められた旧日本兵−「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (6)
 座間味村の援護係/
「隊長命自決の申請」を謝罪

  沖縄戦における座間味村の民間人の犠牲者は358人で、そのうち少なくとも300人が集団自決したとされている。
座間味村の遺族会長であり、当時の援護係として「座間味戦記」を取りまとめた宮村幸延(戦後、宮里より改姓)という人がいる。座間味島の守備隊長を務めた梅澤裕氏らがノーベル賞作家の大江健三郎氏と岩波裁判を相手取った「大江・岩波集団自決訴訟」では被告側に立って証言した人物だ。

  終戦を福岡で迎えた幸延氏は、故郷の座間味村に帰ると、長男の盛秀を含む男兄弟4人のうち3人が戦死したことを知る。しかも、助役を務め兵事主任を兼任していた盛秀は集団自決を先導した張本人と噂されていた。宮城晴美著「母の遺したもの」(高文研)によると、宮里助役は梅澤隊長に自決用の爆薬を求めた村の有力者の一人。村役場に常備されていた銃と銃弾帯を常に携帯し、16歳以上の若者で組織された民間防衛隊の隊長を務め、軍人より軍人らしい民間人と言われていたという。

  座間味村役所の援護係となった幸延氏は、補償申請の書類を遺族に代わって書き、厚生省援護局へ郵送した。ところが、書類が全部送り返されてきた。

  業を煮やした幸延氏は、厚生省との直談判のため何度も上京をした。その結果、0歳児を含め6歳未満も、昭和38年以降、準軍属として確定する。座間味村役所は昭和41年、幸延氏を功労者として表彰した。

  昭和56年、幸延氏は座間味村の慰霊祭の日、梅澤氏と鉢合わせた。援護金申請書に「隊長命令による自決」と記入し、多額の給付金受給の手続きをした張本人が、梅澤隊長の姿を見て動揺したことは想像に難くない。

  その当時、梅澤氏は、マスコミにより「慶良間島で住民に自決命令を出した残虐非道の隊長」との汚名を着せられ、家族崩壊の危機にあったと伝えられている。「せめて家族にだけも汚名を晴らしたい」と考えた梅澤氏は、援護法の真実を記した「詫び状」を幸延氏に要求した。

  梅澤氏の許可なく「隊長命令による」と書いた罪意識にさいなまれた幸延氏は、言われた通り自筆押印の「詫び状」を昭和62年3月28日付で書いて梅澤氏に手渡した。

  この「詫び状」が後になって「大江・岩波集団自決訴訟」の原告側の証拠資料として提出された。

  通常、民事裁判で争われる事例では、契約の「有効」か「無効」かを争う場合が多い。本人が自筆押印した書類があれば、極めて有力な証拠となる。

  「詫び状」が援護金の受給申請業務に影響を与えることを恐れた幸延氏は、当初「梅澤氏が勝手に書いた偽物」などと強弁したが、筆跡鑑定で本人の自筆と鑑定された。

  しかし、大阪地裁は平成20年(2008年)、「梅澤氏に無理やり泥酔させられて書いたため記憶がない」という幸延氏の弁解を受け入れて「詫び状」の有効性を否定した。裁判官がこのような判断を下した理由の一つは、ノーベル賞受賞を最高のブランドとする日本の裁判官のノーベル賞作家への配慮」にあると現代史家の秦郁彦氏は指摘している。

(「沖縄戦の真実」取材班)

                 ☆

【おまけ】

ネットから拾ったアジアの識者の日本に対するコメント。

1 ラジャー・ダト・ノンチック


かつて日本人は清らかで美しかった。

かつて日本人は親切でこころ豊かだった。

アジアの国の誰にでも自分のことのように一生懸命つくしてくれた。

何千万人もの人のなかには少しは変な人もいたし、おこりんぼやわがままな人もいた。

自分の考えをおしつけていばってばかりいる人だっていなかったわけじゃない。

でも、その頃の日本人はそんな少しのいやなことや不愉快さを越えて、おおらかでまじめで希望に満ちて明るかった。

戦後の日本人は自分たち日本人のことを悪者だと思い込まされた。

学校もジャーナリズムもそうだとしか教えなかったから、まじめに自分たちの父祖や先輩は悪いことばかりした、残酷無情なひどい人たちだったと思っているようだ。

だから、アジアの国に行ったらひたすらペコペコあやまって、私たちはそんなことはいたしませんと言えばよいと思っている。

そのくせ、経済力がついてきて技術が向上してくると、自分の国や自分までがえらいと思うようになってきて、うわべや口先では済まなかった悪かったと言いながら、ひとりよがりの自分本位のえらそうな態度をする。

そんな今の日本人が心配だ。

本当にどうなっちまったんだろう、日本人はそんなはずじゃなかったのに。

本当の日本人を知っているわたしたちは、今はいつも歯がゆくてくやしい思いがする。

自分のことや自分の会社の利益ばかり考えて、こせこせと身勝手な行動ばかりしているヒョロヒョロの日本人は、これが本当の日本人なのだろうか。

自分たちだけで集まっては、自分たちだけの楽しみやぜいたくにふけりながら、自分がお世話になって住んでいる、自分の会社が仕事をしているその国と国民のことをさげすんだ眼で見たりバカにしたりする。

こんなひとたちと本当に仲良くしてゆけるだろうか。

どうして、どうして日本人はこんなになってしまったんだ。



2 シャフィー(元マレーシア外務大臣)

とくに私が惜しいと思うのは、日本くらいアジアのために尽くした国はないのに、それを日本の政治家が否定することだ。
責任感をもった政治家だったら、次のように言うだろう。

「その頃、アジア諸国はほとんど欧米の植民地になっていて、独立国はないに等しかった。日本軍は、その欧米の勢力を追い払ったのだ。それに対して、ゲリラやテロで歯向かってきたら、治安を守るために弾圧するのは当然でないか。諸君らは何十年何百年にわたって彼らからどんなひどい仕打ちを受けたか忘れたのか?日本軍が進撃した時にはあんなに歓呼して迎えながら、負けたら自分のことは棚に上げて責任をすべて日本にかぶせてしまう。そのアジア人のことなかれ主義が、欧米の植民地から脱却できなかった原因ではないか。」




3 許文龍

戦前の日本の台湾統治に対し謝罪する必要などありません。
戦後の日本政府は、深い絆を持ちながら世界で一番の親日国家である台湾を見捨てました。
謝罪すべきはむしろ戦後の日本外交です。



4 蔡焜燦

どうぞ心に留めていただきたい。
“日本”は、あなた方現代の日本人だけのものではない、我々“元日本人”のものでもあることを。
私は、台湾にやってくる日本人に説く。

「自分の国を愛しなさい」

と。
自分の国をも愛せない人が、どうして他人や他の国の人々を愛せるだろうか。
自らの祖先を敬い、親兄弟を愛し、そして、そうした人々が幸せに暮らす祖国を愛してこそ、世界の人々を愛せるのだ。・・・
どうぞ台湾に日本の正しい歴史を学び、自身と誇りを取り戻していただきたい。
そして誇りある日本がアジア地域の安定と平和を担う真のリーダーたらんことを願う。
日本人よ胸を張りなさい!



5 金美齢

ぜひ、皆さんも歴史的に、伝統的に持っていた日本人の徳目、日本人の素晴らしさを再評価して、それをなんとか次の世代に伝えてゆくという仕事に、日本人ひとり一人が参加してほしいのです。
それが台湾のためなのです。
日本がちゃんとしていなければ、台湾は、存在できない。
日本と台湾は運命共同体だと考えています。・・・
日本は、責任をもってこの地域のリーダーであるというその使命を果たしてほしい。
日本以外にはないのです。
覇権主義国家の中国にこの地域のリーダーシップをとってもらっては皆が迷惑するのです。
ですから皆さん、“覚悟”を決めて、この地域のリーダーを担えるような国をつくり上げていってください。



6 オランダのアムステルダム市長(後に国務大臣)

あなた方日本は、先の大戦で敗れて勝ち、勝ったオランダは大敗しました。
というのも、その後日本は世界1、2を争う経済大国になったのに対して、私たちオランダは戦後、貧乏国になってしまったのです。
戦前はアジアに、本国の36倍の植民地インドネシアがあり、石油等の資源産物で、本国は英耀栄華をきわめていました。
それらを全て失ってしまったからです。
日本はアジア各地で侵略戦争をして申し訳なかったとペコペコ謝罪していますが、これは間違いです。
あなた方こそ、血を流して東亜民族を解放し、人類最高のよいことをしたのです。
本当は私ども白人が悪いのです。
日本は敗戦しましたが、東亜の解放は実現しました。
日本軍は戦勝国の全てをアジアから追放しました。
その結果、アジア諸民族は各々独立を達成しました。
日本の功績は偉大です。
血を流して戦ったあなた方こそ最高の功労者です。
自分を蔑むのを止めて、堂々と胸を張って、その誇りを取り戻すべきです。


【おまけ】2 沖縄紙で日本への怨念を吐き散らすだけでは満足できず、他県の地元紙でも、日本のことを「植民地主義者」「侵略者」などと日本への憎悪を剥き出しにする沖縄の識者の例。   こんな駄文を有難げに掲載する新聞も新聞だが・・・。  

 

【沖縄慰霊の日】 「この40年は無意識の植民地主義者や侵略者としてのヤマトンチュ(日本人)の姿があらわになった日々です」

【東奥日報】<天地人>
■「慰霊の日」は、沖縄の今を考える日でもある。  第2次世界大戦末期、沖縄に「鉄の雨」が降り注いだ。住民を巻き込んだ地上戦は3カ月続き、軍民合わせて二十数万人が命を落とした。1945年6月23日の沖縄戦終結から67年。きょう沖縄は犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎えた。

 現地には本県戦没者の碑「みちのくの塔」も立つ。昨年の「慰霊の日」に、本県遺族会の23人が糸満市での平和祈願慰霊大行進と追悼式に参列した。その一人は「追悼の世代交代が進んでも、沖縄の人々にはいまだに強い思い入れがあります」と振り返る。

 6月23日は戦後史で忘れられない日だ。沖縄戦終結から15年後、60年のこの日、改定された日米安全保障条約と日米地位協定が発効した。本土復帰からことしで40年。米軍基地が圧倒的な存在として残る沖縄の今は事実上、この日から始まったのだ。

 「この40年は、無意識の植民地主義者や侵略者としてのヤマトンチュ(日本人)の姿があらわになった日々です」。先月、沖縄出身の詩人高良勉(たからべん)さんは本紙朝刊につづった。痛烈な問いかけである。迷走する基地問題、米軍機の墜落事故や米兵による犯罪など、沖縄の痛みと真正面から向き合ってきたか、と。……… (2012年6月23日)<記事全文>

               ★

 安 倍 晋 三 総 理 大 臣 来 た る !キラキラ  キラキラ  キラキラ 


遊説日程は下記の通りです。

7月16日(火)

赤ハイビスカス14:30 安慶名十字路(うるま市)

赤ハイビスカス15:00 ゴヤ十字路(沖縄市)

赤ハイビスカス17:00 パレット前(那覇市県庁前)

赤ハイビスカス19:00 2区あさと政晃総決起大会(宜野湾市 コンベンションセンター 劇場棟)
 皆様、友人、知人をお誘い合せのうえ、是非応援にお越しください!

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八重山日報編集長 仲新城誠

 

【新連載】対中最前線 国境の島からの報告?

 

中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

 

仲新城誠

 

ついに牙を剥き出した中国−沖縄併呑計画の先兵は誰だ

 

 琉球独立論の空虚

 

 ジャーナリスト 大高未貴

 

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

 

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「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹 沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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「安倍総理来る。7月16日(火)午後5時パレット前

法廷で証言!「自決軍命は虚偽」石原昌家氏、

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■世界日報 7月15日掲載

【連載】貶められた旧日本兵 「援護法」に隠された沖縄戦の真実(7)
靖国合祀取消で原告証人/
「自決軍命は虚偽」と証言


   集団自決は、沖縄だけではなく樺太や満州でも起きていた。それでは、なぜ沖縄の集団自決だけが大きく問題にされるのだろうか。 理由の一つが「援護法」の沖縄県民への拡大適用。もう一つが沖縄タイムス社編「鉄の暴風」(朝日新聞)、大江健三郎著「沖縄ノート」(岩波出版)などの沖縄戦関連書籍による元隊長に対するいわれなき誹謗(ひぼう)である。
   集団自決で特に問題にはならなかった沖縄本島中部の金武村(きんそん)(現在の金武町)では、援護金申請の依頼を受けた村の指導者が、すべての申請書に「軍の命令による」と記入し、命令を発した軍人の名を「田中軍曹」という架空の名前を使用した。

   架空の軍人を申請書に書いて援護金の受給を受けた成功談は、戦後金武町教育委員会町史編纂(へんさん)室に務めた奥間俊夫氏が高橋秀美著「からくり民主主義」(新潮社)の中でこう証言している。

   <もらえるものはもらいなさい、という役所の指導があって病気や空襲で死んだ人たちの遺族も便乗して申請したんです。申請書類には誰の命令で行動したか、を記入する欄があるんですが、なぜかほとんどが“田中軍曹”でして、調べてみるとそんな人は実在しないんです。>

   「援護金」を受給するために“田中軍曹”という架空の日本兵をでっち上げ、村民が「口裏合わせ」をしたことで金武村の場合は丸く収まった。

   しかし、この場合、「戦闘参加者概況表」で示された集団自決の地域(座間味村、渡嘉敷村、伊江村)には該当しない。援護法が拡大適用され、それが黙認されたことが分かる。

   一方、渡嘉敷、座間味両村の場合は、実在の梅澤裕氏と赤松嘉次氏を「軍命を下した日本兵」と明記したため、その後に大きな問題を残した。歪曲(わいきょく)・捏造(ねつぞう)された証言も一旦、公的刊行物に掲載されると公式見解としての「沖縄戦史」として独り歩きすることになってしまう。

   石原昌家沖国大名誉教授は、「沖縄靖国合祀(ごうし)取消訴訟」では原告(遺族)側の証人となって法廷に意見書を提出した上、証人にもなっている。石原氏は、沖縄戦で犠牲になった住民を靖国に合祀するため政府主導で「軍命による自決」などと「戦闘参加者」をつくって援護金を与え口封じした、という趣旨の意見書を提出した。

   ところが被告側弁護士の尋問で「歴史の改竄(かいざん)」について次のような証言をした。


 <被告弁護士 「事実と異なる内容の申請書を最初から出して、何の問題もなく適用された人も当然いますよね」

 石原証人 「そうです。圧倒的ですよ」>

 
   「戦闘参加者」という援護法の受理条件を与えるため、「虚偽記入」を指導して援護法を適用させた事実を認めた。

   石原氏は、「大江・岩波集団自決訴訟」では被告側を支援し「軍命あり派」の論陣を張った一方で、「沖縄靖国合祀取消訴訟」では、「軍命は『戦闘参加者』を作るための虚偽記入」であると主張したのだ。

      (「沖縄戦の真実」取材班)

                ☆

沖縄メディアに登場する日本兵は、鬼の形相で幼児を抱く母親を銃剣で威嚇する蝋人形(沖縄県平和祈念資料館)が象徴するように、米軍と戦うというより沖縄住民を虐殺するために沖縄に派遣されたかのような印象さえ与える。



さらに、沖縄県民は常に被害者で日本軍は敵である、という主張が延々と続く。いちいち蝋人形で場面を再現しなくてもよさそうなものだが、とにかく悲惨だ、悲惨だ、ひどい目に遭った、と感情論に訴える展示が続く。

実際はどうだったのか。

典型的な日本兵の暴状として頻繁に証言される「壕の追い出し」は、一般住民を米軍の馬乗り攻撃から守るためだった。 

米軍の馬乗り攻撃とは、壕の上に米軍が馬乗り状態になり壕の中に潜む日本兵の火炎放射器、手榴弾などで攻撃し、日本兵の全滅を図る攻撃。

その際民間人が壕に留まったら、玉砕の巻き添えを食うことになる。

 

以下に出典を記して、「援護法と軍命の捏造」の実態を列記する。

■出典:那覇市史2−6 島尻郡旧真和志村戦争記 8頁(戦争と市民生活198頁)

証言者:金城 嘉味(明治32年生)

    金城 光順(明治26年生)

    比嘉 康進(明治20年)

内容: 

【金城 嘉味】空襲の時には区民は各自で掘った防空壕や墓などに入ったが、区民の大部分は戦車壕に避難した。私も戦車壕に入ったが、二十年三月二十五日にここを追い出された。その日壕の入口から海を見たら、一面米軍の艦船で埋まっていた。一緒にいた兵隊から「米軍はここに上陸するかもしれないから、一般民は出ろ」といわれて戦車壕から出された。それから私たちは国頭に行った。壕を出てからの行動は皆バラバラであった。夜は艦砲射撃がないとわかったので、昼間は寝て夜だけ歩いて四月一日に大宜見村の根路銘に着いた。

【金城 光順】私は戦車壕を出てからチブガーバル(壺川原)の親戚の墓に行った。そこに一ヵ月位住んでいた。そこにいる時には墓の入口に畳をたててあったので、それで爆風をまぬがれることもあった。米軍が勢理客に近づいた時に、軍命令によって玉城村に行けといわれた。

【比嘉 康進】私は戦車壕に入らず、石部隊の兵隊と一緒に協同で掘ったナーチュの壕にいた。壕には七家族,三十七人が隠れた。戦いが激しくなってからは、毎晩十人位の兵士が斬り込みに出かけたが、帰ってくるのはほとんどいなかった。斬り込み隊員が出かける時には、同僚たちは「斬り込みにいったらけがをしてはだめだよ、死んで帰ってこいよ」と励ましとも慰めともつかない見送りをしていた。

 石部隊が全滅したので、かわって球部隊がきた。彼らは壕に入ってくると私たちに「壕から出て行け」といったので、「出ない」といったら「殺すぞ」と脅迫した。―略

 

■優しかった兵隊さん

那覇市史第2巻中の6

114頁、公募原稿・市民の戦争体験沖縄戦32頁

8少年時代の悲惨な戦争体験    那覇市識名五 玉城秀時

昭和20年5月下旬頃、識名部落から西方凡そ六百米の大石森から機関銃の銃声が聞こえて来たので、私達は日本軍の機関銃の銃声だと思い込んでいたら日本の兵隊さんが、その銃声は敵だから君達は南部へ避難しなさいといって道順まで教えてくれた。識名東原を通り通称泊下橋を渡り現在の四十四号線に出た。そこに与那原へ向かっておよそ百米の地点で、日本の兵隊さん約三十人にであった。その際私達に向かってみなさん元気でなあ、と声をかけてくれた。その時兵隊さん達は鉢巻をしていたが、武器らしい物は持たず、なにか爆薬らしい小さな遺骨箱の様な物を持っていて、みんな歌を歌っていた。―略―

■その他、壕からの善意の追い出し

*6月18日 ひめゆり学徒の居た第三外科壕で比嘉軍医は、学徒に解散を命じ壕から出てゆくようにたしなめたが、なかなか出ようとしない学徒を追い出す為に日本刀を抜き、出なければ斬ると脅し出した。 出なかった者たちは米軍のガス弾で戦死した。

 

*沖縄第六十二師団 特設警備第二二三中隊 永岡敬淳隊長は、6月22日山城(旧喜屋武村)に集結したものわずか四名遂に負傷し戦闘する力尽き自決する。

永岡隊長は暗い壕の中で手探りで一人びとり握手され「ご苦労さまでした。君たちは若い、死んではいけない!捕虜になりなさい。アメリカ軍は君たちをころすようなことはしないと思う。だから武器を(手榴弾)捨てて出なさい」と、「隊長さんは?」と訊くと、「私は、沢山の部下を失ったので・・」とおっしゃったあと、懐から数珠を出され、私たちの無事投降を祈られるように、「安子、生きて私の家族に巡り逢うことがあるはずだから、この数珠を預かってくれ。よろしく頼む」と私の首に掛けられました。それから、「だれも私の後について来るな」と言われ壕の出口方向に行かれました。多分そののち自決なさったと思います。(翁長安子)

*野戦病院長小池勇助隊長(少佐)は、6月26日真壁村糸洲の壕から積徳高等女学校の学徒に解散命令をだした。

「長い間、軍に協力してくださりご苦労だった」「・・・決して死んではいけない。必ず生きて家族のもとに帰りなさい。そして凄惨な戦争の最後を、銃後の国民に語り伝えてくれ。」と言われ看護隊一人一人と別れの握手をされた。

 

 

■壕の追い出しは、県民を救う為に行なったものである

 

 1、 西平 守盛 元警視正(沖縄戦当時 警部補)玉城村付近一帯受

 

「銃突き付け日本兵は、住民を救うため」

 

 「ひらめき」14号21頁(国旗国歌推進沖縄県民会議会誌)平成12年2月11日

 

米軍の飛行機は「非戦闘員は、知念半島に避難せよ」という趣旨の「ビラ」を摩文仁方面で撒いた。それで、日本兵は、壕の中にいる住民に、「知念半島は安全だから壕を出て知念半島に行け」と言った。しかし、住民は聞き入れなかったから「銃突き付けたら聞き入れるだろう」と思って銃突き付け「出て行け」と言ったのである。・・・日本兵が自分の身の安全を図るために、沖縄住民を犠牲にしたと曲解して、「日本兵は悪者である」と悪宣伝しているのが、沖縄の現状である。

 

  *ビラを拾った人は、壕の外に出て行動した人々であり、より勇敢な人たちだった*

つづく

【おまけ】

「白旗の少女」として有名な比嘉富子さんは、1フィート運動の記録映画にでてくる自分の映像を利用し、「白旗を掲げる少女を盾に投降する卑劣な日本兵」の汚名をそそぐ為発刊した自著で、日本兵の壕追い出しについて次のように述べている。

(比嘉さんが壕に潜んでいたら、日本兵が入ってきた。)

以下引用。

「5、6人の兵隊さんがやって来て、「どけどけ、ここでまもなく戦闘が始まるぞ!はやくほかえいけ!」とどなりました。わたしは夜になるのを待ちきれず、まだ日のあるうちにぬけ出し、あちこちのガマ(壕)からガマへとわたって、「ネェネェ、ネェネェ(オネーチャン・引用者注)」といいながら覗いては、先にガマに住んでいる人から、シ、シとまるで犬か猫のように追い出されるしまつでした。」

(負傷兵がいる壕に逃げ込んだ比嘉さんに、日本兵が語りかける。)

「『ねぇ、そこの」女の子。逃げるならいまのうちよ!もうすぐ、入り口をふさいで、爆弾でみんながしぬのよ。 それとも、わたしたちといっしょに死ぬ?』 わたしは、ぴくっと体をふるわせて、あわててガマをとびだしました。そしてできるだけ遠くへ逃げようと崖をおりました。 しばらくすると、うしろで大きな爆発音がして谷間にごうごうとこだましました。」

               ★

 

 『パンドラ訴訟』の高裁判決は、7月29日に下されます。

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沖縄異常事態 第二弾

 

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安倍首相が訴えられる!ブーメラン男に、

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オバマ米大統領の演説を米国民が、星条旗の小旗を持って聴いても、SPにとがめられることはない・・・と思う。

昨日安倍首相が沖縄入りし、那覇市内で演説をした。 

安倍首相を応援する知人が、日の丸の小旗を掲げながら演説を聴いていたら、不審人物と間違えられ、SPに誰何されたとのこと。

日本国の総理大臣の演説を国旗を持って聴いたら不審人物に見える・・・日本はやはり、普通の国ではない。

それにしても、SPもご苦労さんです。

以下は、日の丸の小旗の「不審人物」の手記です。

<平和通りを通ってパレットへ行きました。物々しい警備にも関わらず、一体誰が来るのか平和通りの人々は誰も知らない。安倍総理が来られて握手して貰いました。一人日の丸小旗は目立ちすぎ?安倍総理も戸惑った表情だったような?「日本を、沖縄をお願いします」と言いたかったのに何も言えず。偶然会って「安倍総理が来るよ」と教えたご婦人は私の日の丸小旗に「準備いいね」と笑顔でした。帰りにも「握手したよ。して貰った?」と嬉しそうに声をかけてくれ、安倍総理を追っかけていきました。
パレット久茂地前まで歩く。
那覇市議候補者の弁士が短く話す。仲井真知事も来られて、「こんなに集まったのは初めて」と述べる。県庁前広場ギッシリ。パレット久茂地前広場ギッシリ。5時半頃安倍総理到着。携帯動画を撮りながら時々日の丸小旗をふる。一人だけ。違和感。SPがさっきから後ろに張り付いているのがわかる。安倍総理演説途中そのSPが近づき言う。

SP「さっきから日の丸をふっているのは何故?」
仰天して私「えっ!駄目なんですか?」

SP「安倍総理のファンという事で…」

私「そうです。ここは日本国です。日本国の総理が来られて日の丸をふるのが駄目なんですか」

SP何かいえ大丈夫ですみたいな事を言い去る。

とてもショック!意味が分からない。交差点の向こうには「NOオスプレイ」の薄汚い連中がわいていた。3人位(笑)注意するのは向こうじゃないの?
一人浮いている状態で更にSPに意味不明な質問をされ奇妙な気持ちになるが安倍総理の沖縄上げ演説に余計に日の丸をふったりして…。演説が終わってお帰りの際、皆さんと握手しながら通り過ぎる時、前列の方々と握手しながら目が合いました。笑顔で「ああどうも」とお声をかけていただきました。またしても何も言えず微かに「お願いします」と言ったきり、ただただ頷くだけでした。安倍総理は去っていきました。沢山の人々に送られて。

宜野湾まで行こうと思っていたのですが
混乱した頭と暑さで少し疲れたので帰って来ました。行ってもまた、浮くだろうなぁと思い…。
日の丸はみんなと一緒にふるのが楽しい。何か悲しくなってきました。疲れたので少し寝ます。

追記:汚長那覇市長はきていませんでした。那覇市議選挙の候補者もいたのに。これないのか?、来たくないのか?。宜野湾コンベンションにはくるのでしょうか?だとしても随分お偉いですね?県知事よりも日本国の総理よりも。>

 

安倍首相は参院選直前に、憲法9条改正の必要性を明言した。

これまでの選挙戦でも憲法改正の発議要件を緩和する96条改正を憲法の争点としてきたが、いよいよ「9条改正」という本丸に切り込んだ格好だ。 筆者は当初から、憲法の争点は堂々と「9条改正」にすべき、と考えていたが、安倍首相も終に覚悟を決めた様子だ。

「平和憲法」を金科玉条のように奉る沖縄メディアが、発狂しまくると思ったら、やはり昨日16日の沖縄タイムスの一面トップはこれだ。

そして、今朝の沖縄タイムスは、選挙特集記事で、こんな見出しが・・・。

会見阻止へ 動き再び

活動停滞の「九条の会」

そして社会面の左トップは「2013年参院選をー争点をかんがえる憲法」という連載記事で、こんな大見出し。

奪われたふるさと

「軍国」再来気がかり

記事は戦争体験者の、日本軍に酷い目にあったという「うらみつらみ」を書き並べている。

「2013年参院選・・・」のタイトルがなければ、戦争体験特集と勘違いする内容だ。

安倍首相の「憲法改正」に投票したら、戦争が始まるという印象操作なのだろう。

こんな見え透いた手を使うとは、沖縄タイムスは読者を舐めきっている。

その安倍首相が菅直人元首相に「名誉毀損」で訴えられたという。

菅元首相が安倍首相を提訴 原発事故めぐり「メルマガで中傷記事」

2013.7.16 14:59

  安倍晋三首相のメールマガジンの内容について削除を求め提訴、記者会見する菅直人元首相=16日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

安倍晋三首相のメールマガジンの内容について削除を求め提訴、記者会見する菅直人元首相=16日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)【拡大】

 民主党の菅直人元首相は16日、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故をめぐり、安倍晋三首相が「菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題したメールマガジンを配信し、現在もネット上で掲載しているのは名誉毀損(きそん)だとして、安倍首相に対し、該当するメールマガジンの削除と謝罪を求め提訴したことを発表した。

 安倍首相のメールマガジンは平成23年5月20日付配信。首相は「東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。しかし、やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だった」と記載。その上で「海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいた」としている。

 菅氏は「内容は全くの虚偽の情報に基づく。私の名誉を著しく傷つける中傷記事だ」と述べた。

             ☆

現役の首相が二代前の首相に訴えられるというは、前代未聞だ。

この話しを聞いた瞬間二つの事が脳裏を過った。

先ず一つ目は、同じバカでも「自分で頭がいいと勘違いしているバカほど始末に終えないものはない」ということ。 鳩山、菅と偏差値の高い学校を出た総理大臣のバカ振りを見れば誰でも納得だろう。

もう一つは、この裁判は百に一つも菅元首相に勝ち目はない、ということ。 

なぜなら、菅氏には「毀損すべき名誉」など存在しないと思うから。

 

そもそも安倍首相が問題の発言をしたのは、震災直後の2011年5月。

それを今頃になって提訴したのは、現場を一番知る人物の吉田所長がなくなるのを見計らって「死人に口なし」を狙ったのではないか。

 

安倍がメルマガを配信したのは 2011年5月20日
1

菅がそのメルマガに怒って提訴したのが 2013年7月16日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130716/stt13071614480001-n1.htm

それに、菅元首相が原発事故処理で、不始末を仕出かしたことは、既に教科書にも出ていることであり、提訴するなら教科書も一緒に提訴すべきではないのか。

山川の歴史教科書、菅直人政権「震災処理の不手際もあって総辞職」と“認定”

 


菅元首相【拡大】

 民主党の菅直人元首相が、高校の歴史教科書で“ダメ首相”と認定された。来春から高校生が使う教科書に、東日本大震災や福島第1原発事故への対応の不手際で内閣総辞職に追い込まれた−との記述があるのだ。菅氏は在任時、口癖のように「俺は歴史に名を残したいんだ」と語っていたというが、トホホな形で願望がかなってしまった。

 菅内閣を取り上げたのは、歴史教科書のシェアトップを誇る山川出版社の「日本史A」と「新日本史」。先月末、文科省の検定で合格となった。

 日本史Aには「震災処理の不手際もあって菅内閣は同年(=2011年)8月に総辞職に追い込まれ(た)」とある。新日本史は「菅内閣は、原発事故による放射能汚染の情報を十分に国民に開示しなかったことや、震災からの復興計画の立案と実行が遅れたことから、国民の批判を浴びて倒れた」と厳しい。

 震災後、20もの「本部」や「会議」を設置して指揮系統を混乱させたり、生半可な知識を持ち出して原発事故の現場に介入するなどして「史上最低の宰相」と呼ばれた菅氏の内閣を、教科書的に淡々と記述している。

 菅内閣の部分は担当していないが、日本史Aの執筆陣の1人である東京大学の加藤陽子教授(日本近現代政治史)は「政府事故調や国会事故調も指摘したように、(1)十分な設備や装備がなかった緊急対策拠点の現状(2)責任を負うべき閣僚を中心とした事故対策本部を設置できなかった(3)事故に関する同時的な記録を残す姿勢がなかった−などの事実を受けて、そのような表現がとられたのだろう」と語った。

 ただ、「菅内閣が他の内閣と比べて不適切な処理をおこなった、という意味ではない」ともフォローした。

 文科省によると、山川出版社は12年度の日本史教科書販売数で、計50万冊とシェアトップ。今後、他の教科書にも同じ記述がなされれば、全国の高校生が「菅内閣=震災・原発事故対応で失敗した」という歴史観を吸収し、次世代に語り継ぐことになる。

 今回の歴史的評価について、菅事務所は「教科書の記述については承知しておりません」とコメントした。

■関連記事
 ⇒【視線】“不手際”で教科書に載った菅直人元首相 政

                     ☆

>全国の高校生が「菅内閣=震災・原発事故対応で失敗した」という歴史観を吸収し、次世代に語り継ぐことになる。

これで菅氏は震災・原発事故で失敗した歴史上の人物として次世代に語り継ぐことになる。(爆)

おそらく、このくだりを書いた執筆者は、あまりの「ブーメラン男」に涙を流しながら書いたのだろう。(勿論笑い過ぎの涙)

菅氏の原発事故の不手際については「吉田元所長死去で菅元首相、ネット上で大暴走」に詳述されているが、裁判では彼が、キレ菅の本性を表し、どのようにどなり散らし、でたらめな危機管理をしたかが関係者の証言で明らかになるはず。

その意味でこの裁判は、国民にとっては絶好の情報公開で、知る権利のチャンスかもしれない。

絶滅危惧種の仲間入りの一歩手前の民主党。

元総理の提訴は「窮すれば通じる」というより「貧すれば鈍する」のお諺がお似合いである。

【会議映像公開】菅直人首相が本店に乗り込んだ!東電役員らにはモザイク…-産経フォト

             ☆

 

                       

■世界日報 7月15日掲載

【連載】貶められた旧日本兵−「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (8)
「パンドラ訴訟」/
梅澤、赤松両隊長の名誉回復を

 近年、沖縄戦関連で三つの裁判が行われ、そのうち一つは係争中である。
 既に最高裁判決が出た「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」(大江・岩波訴訟)と「沖縄靖国合祀取消訴訟」、それに福岡高裁那覇支部で係争中の「パンドラの箱連載掲載拒否訴訟」(以後、「パンドラ訴訟」)である。

 三つの訴訟はそれぞれ原告と被告、そして表面上の訴因は違っているが、実質の争点が沖縄戦をめぐる認識であり、さらに論点を絞ると「沖縄戦と援護法の関係」になるという共通項を持つ。

 「大江・岩波集団自決訴訟」は最高裁判断で原告側の座間味島元戦隊長の梅澤裕氏や渡嘉敷島戦隊長の故赤松嘉次氏の弟、秀一氏が敗訴した。一方、最大の争点である「集団自決の軍命」については被告側は立証することができなかった。

 2012年6月15日、「沖縄靖国合祀訴訟」で原告側である遺族の敗訴が確定した。この裁判は沖縄戦などで亡くなった戦没者の遺族5人が「家族を靖国神社に無断でまつられ、肉親を自由に追悼する権利を侵害された」と主張して、靖国神社のほか、神社に戦没者の名前を提供した国に、合祀の取り消しと慰謝料の支払いを求めたもの。

 原告のリーダーである金城実氏は、父親の戦死を「犬死に」と罵ったが、援護金を返納してから訴訟に踏み切るのが筋だった。

 他の原告は、避難壕の外で死を迎えた主婦や2歳の幼児らの遺族らだが、援護法適用のため「準軍属」とされ、合祀された経緯があった。

 「パンドラ訴訟」は、琉球新報夕刊に2007年5月から掲載中の連載「パンドラの箱を開ける時」が急きょ中断したことに対して筆者の上原正稔氏が損害賠償を求めているもの。未掲載の部分は、米軍兵士の手記に基づき、慶良間諸島における集団自決の真相を解明するもので、両隊長の名誉回復に向けてのメッセージでもあった。

 沖縄戦史の捏造(ねつぞう)は軍命を必須条件とする援護法適用により生み出された悲劇であり、その一番の被害者が「軍命で住民を自決させた極悪人」という汚名を着せられた梅澤、赤松両隊長ということになる。

 上原氏は2011年1月、提訴時の記者会見の席で、梅澤、赤松両隊長に沖縄県民を代表して謝罪。「存在しない軍命令」で援護金を受給した沖縄人の複雑な心境を代弁した。

 しかし、沖縄のメディアはまるで申し合わせたように提訴の事実を黙殺し続けている。沖縄県民でさえ、この裁判のことを知る者はほとんどいないのが現状だ。両隊長の実質的な名誉回復こそが歪められた沖縄戦史を是正する第一歩ではなかろうか。

 上原氏は提訴に際し次のように述べている。

 <最終稿(181回目)で、赤松さんと梅澤さんは集団自決を命じておらず、それは援護法の適用外の住民が援護金を貰うために嘘の報告を出し、そのために赤松さんと梅澤さんをスケープゴートにしたのだ、という旨の原稿を出したら、(琉球)新報はその最終稿をボツにするという前代未聞の暴挙に出た>

 7月29日、「パンドラ訴訟」の高裁判決が下される。

(「沖縄戦の真実」取材班)

=終わり=

                 ☆

 沖縄メディアが報じる「残虐非道な日本兵」による「壕の追い出し」について、沖縄メディアが決して報じることのない証言を、昨日に引き続き紹介する。

■2、中曽根源良元警部(沖縄戦当時警防課課僚)の証言

「沖縄県警察史」平成5年3月 第二巻 711頁〜712頁 

  知念半島が安全地帯になるということで、その方向に住民を誘導した。住民は「友軍が負ける事は無い。友軍と一緒にいた方が安全だ」という事で友軍と一緒に南下する者が多かった。

 その頃から米軍は、非戦闘員・住民にビラを撒いた。米軍のビラには、安全地帯とそこに行く方法が指示されていた。道は、どこを通りなさい。昼間行動しない。手を挙げて、男は裸になりなさい等と色々親切に書かれていた。

 このビラを本島に信じて、その通りに行動した人たちは効果的に良かったと思う。

 警察は、住民を知念方面に誘導しょうとするが、うまくいかなかった。

住民誘導が上手く行かなかった理由は、米軍側最高司令官のバクナー中将の戦死のせいだといわれている。

日本軍沖縄守備隊と激烈な戦闘を展開した連合軍最高指揮官のバクナー中将が、6月18日喜屋武半島真栄里の高台の前線において海兵隊視察中に戦死した。

司令官の戦死により報復の念に燃える米軍は、投降を呼びかけてもそれに応じなければ一転して、容赦無い攻撃を続けた。

馬乗り、催涙ガス、黄燐弾、手榴弾、火焔放射等による攻撃が多く、時にはガソリンを流して火を放つなどもしている。また、三和地区では、国吉部落、真栄里部落が米軍の無差別攻撃を受けている。 

 

■3、 池原徳英 (沖縄戦当時 宮里徳英 警察特別行動隊員警部補)の証言

 「沖縄戦・敵中突破 −沖縄警察別動隊の記録−」 (新沖縄文学20号1971年7月 沖縄タイムス社)157頁 

辻町方面に派遣された小隊等は、大きな自然壕に避難していた千名以上の市民に誘導しようとしたが、応じなかったので、抜刀して壕外に追い出し、隊員が一糸乱れぬ統制下の下に、冷静な行動で、郊外に避難させた。

 

■4、壕の追い出しという山川氏の証言

 1971年11月号 潮 「生き残った沖縄県民100人の証言」

 繁多川の壕には島田知事はじめ、那覇署の本部員、真和志村の玉城村長は職員とその家族など百数十名がこもっていた。

 5月10日ころ、球部隊のある中隊から那覇署に対し、作戦上の必要といって繁多川の洞窟を明け渡すように要求される。

 翌朝「真和志村長は何処だ!真和志村長はいるか」とどなる大声で、皆いっせいに飛おきた・・略・役場職員とその家族およそ70人を、那覇署員が手分けして誘導し、壕を探すことにした。こうしてこの人々は、50日間住み慣れた繁多川の洞窟をあとにした。・・・ 略・・彼等を誘導した警官たちの報告によると「途中で砲弾や機銃をうけ、幾人かが倒れ、また幾人かが傷つき、そのうえ行く先々のどの壕も、どの墓も負傷兵や避難民がいっぱいで中に入れてもえらえず、ついに散り散りになった」という。玉城村長も夫婦二人きりになって、転々と避難をつづけていたが負傷して死んでいったといわれる。《那覇市史 2−6(八)島尻郡旧真和志村戦争記28〜29頁》

  

■ 《球部隊の壕の退去勧告は、避難勧告であった可能性が高いと判断できる記録》

 ?1993年3月22日発行 沖縄県警察史 第2巻(昭和前編)によると、

  5月12日、荒井警察部長は警察特別行動隊を編成し出発させる。その頃、戦線の切迫に伴って那覇警察署は繁多川の壕から真玉橋に移動した、と記されている。

 ?2003年4月25日発行 沖縄の島守 によると、4月24日 日本軍防御第二線が米軍によって突破された為、第32軍司令部は島田知事に「首里・那覇地区の非戦闘員は即刻立ち退き、29日ころまでに南部地区に非難せよ」と下令、島田知事は27日に南部の市町村長・署長会議を招集。

 5月4日黎明、日本軍防御第三線を死守する為、日本軍は総攻撃をかけるが、失敗。戦線はさらに押し下げられ首里周辺に危機が迫った。

 ?防衛省 沖縄戦の記録より 

 4月22日、第32軍司令部は、第24師団と独立混成第44旅団(島尻在)の北方陣地(首里付近)への転用を決心した。(前田高地以西は第62師団、以東は第24師団)この時独立混成旅団も北進を命ぜられた旅団司令部は識名にあった。独立混成第15連隊が真和志村一帯に展開する(28日から29日)第1大隊は松川付近、第2大隊は壷屋付近に展開。即ち、真和志村一帯は、独立44旅団が陣地を占領して、近く激戦が予想される地域である。

 

             ★

 

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中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

 

仲新城誠

 

ついに牙を剥き出した中国−沖縄併呑計画の先兵は誰だ

 

 琉球独立論の空虚

 

 ジャーナリスト 大高未貴

 

「天皇メッセージ」の悪用に反駁せよ

 

ライター・ブログ「狼魔人日記」管理人 江崎孝

 

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「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹 沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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参院選、消去法で投票!

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三日戦争に突入した参院選について書いてみたい。

今回の選挙ほど誰に投票するか迷う選挙はない、と書いた。

翁長那覇市長の「オール沖縄」のせいである。

だが、よくよく考えてみると、県知事選にせよ、宜野湾市長選にせよ、候補者の意見を全面的に支持して投票した経験は記憶にない。

ほとんど全てが、消去法による投票だった。

この候補者にだけは当選してほしくない候補者を消去。

残った候補者に投票したら当選したのが、県知事選であり、宜野湾市長選だった。

全く同じ意見の候補者などいないのが当然かも知れぬ。

今朝の沖縄タイムスの社説・「『辺野古』を争点化せよ」を読んで、誰に投票するかの踏ん切りがついた。

社説は安里候補が「県外」を主張し、応援に駆けつけた安倍首相が、普天間飛行場の「一日も早い移設」を強調したが、「辺野古移設」は言及しなかったと批判している。

一方の糸数候補に関しては「沖縄には海にも陸にも軍事基地は造らせない」と訴えたことに対し、「論は明快だ」と賛辞を送っている。

だが、糸数氏は、「米軍基地全面撤去」「日米安保反対」であることには一言も触れていない。

そして社説は「普天間飛行場にはオスプレイが追加配備される見通しだ」と結んでいる。

繰り返すがオスプレイの沖縄配備は賞味期限の切れた旧型ヘリ2チーム(1チーム12機で計24機)の更新である。

したがって残りの12機配備も、「追加」ではなく、従来機の補充に過ぎない。

沖縄タイムスはこの事実を隠蔽し、選挙直前の糸数候補支援に利用している。 選挙直前に、県民に不都合な事実を隠蔽した時点でアウトである。

もう一つ選挙には無関係のようで、実は関係の深いニュースを。

戦時統制権移管を再延期 韓国、米に提案 2013.7.17 22:00

 【ソウル=加藤達也】韓国の聯合ニュースは17日、朝鮮半島有事の際、事実上米軍が韓国軍を指揮する現在の戦時作戦統制権の米軍から韓国軍への移管の時期について、韓国の金寛鎮(キム・クァンジン)国防相が最近、米国のヘーゲル国防長官に、予定されている2015年末から延期するよう提案したと報じた。

 これについて韓国国防省は17日、「北朝鮮の核問題などの安全保障状況を重要な条件として考慮して移管準備をすることを提案し、両国で論議している」と発表した。

 戦時作戦統制権の移管をめぐって米韓は当初、12年4月としていた。だが10年3月に韓国哨戒艦撃沈事件が発生するなど北朝鮮の軍事的脅威が高まったことを受け、15年12月に延期。韓国の朴槿恵大統領も5月の訪米時、オバマ米大統領との会談で「15年に移管を実現する」と強調していた。

 だが、韓国内では移管が実現すれば現在北朝鮮の侵攻に対抗する強力な抑止力として機能している米韓連合司令部が解体されることになる、として強い反対論が出ている。

 今回、韓国側から移管延期を提案した背景には、金正恩体制の北朝鮮が核兵器開発を継続、事実上の長距離弾道ミサイルを発射するなど米韓への挑発を強めていることから、当面、現状を維持する必要があるとの判断が働いたもようだ。

 米韓国防相は6月1日、アジア安全保障会議が開かれたシンガポールで会談しており、移管延期はその際に提案したとみられる。

                          ☆

要するに、韓国に返還予定の米韓連合軍の指揮権を、韓国の安全保障の見地から、米軍に委任することを延長してほしいということだ。

韓国紙「東亜日報」はこの件に関し次のように述べている。

<重要なのは、戦作権の返還が予定通りに行われようが少し遅れようが、北朝鮮の脅威に対処する韓国軍と米軍の連合作戦能力が弱まってはならないということだ。窮極的に韓国軍が国防の最終責任を負うという基本方向と覚悟は変わらない。向こう10年間で少なくとも4800億ドルから最大1兆ドルの国防費の削減を決めた米国が在韓米軍戦力を縮小しても、国防態勢に隙が生じないよう徹底して備えなければならない。>

韓国軍の指揮権は、朝鮮戦争中の1950年に国連軍司令官に移譲。78年に米韓連合軍司令官に移管し、現在も戦時については在韓米軍司令官を兼ねる米韓連合軍司令官が保持しているという。

06年9月、「自主国防」を掲げた韓国の盧武鉉元大統領がブッシュ前米大統領に指揮権の移管を提案し、いったん12年4月の移管で合意した。

しかし、韓国の保守勢力の間で戦闘能力低下を懸念する声が高まり、李明博前政権時の10年6月、移管時期を15年12月に延期することで合意していた。

今年3月の米韓合同軍事演習では初めて韓国軍が演習を主導するなど移管に向けた準備を進めてきた。

その矢先の指揮権返還時期の延長要請だ。

韓国としても自国の安全は自国軍で防衛するのがベストだが、現実を見ると米軍の指揮権下にあるのも仕方がないのだ。

 

参院選に話題を戻す。

沖縄タイムスと糸数候補は「米軍基地全面撤去」と理想論を述べるが、現実の安全保障の問題には一切言及しない。

これで「論は明快」などと豪語できるのか。

三日戦争に突入した本日になって、やっと誰に投票するかの決心がついた。

決心の契機は、沖縄タイムのあからさまな糸数候補支援の社説と、韓国軍の米軍の指揮権延長要請のニュースだ。

筆者が誰に投票しようがカラスの勝手(古い?)ではあるが、現実に目を逸らし「米軍基地撤去」「反安保」を叫ぶ候補に投票するわけには行かない。

二転三転したが、最終的には事実上の一騎打ちといわれる安里候補と糸数候補を並べ、消去法で残った候補者に投票する。

【おまけ】

 

照屋寛徳氏が応援する候補者に選挙違反が多いわけは、照屋氏はかつて「選挙違反の勧め」をやった経験があるから。

「逮捕覚悟で選挙運動を」 弁護士の照屋議員2010-10-30  以下は、ブログ「光と影」さんの引用です。            ☆ 似非平和団体と参院選 大山ゲート前で行われているヘイトスピーチです。
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/CvnD9femdLg" frameborder="0" width="400" height="225"></iframe>
米兵向けのヘイトスピーチは沖縄のメディアで賞賛されていますが
在日朝鮮人に対するヘイトスピーチは糾弾される様です。
お気をつけ下さい。

この方たちは米軍にヘイトスピーチを行いながら参議院選挙候補者の名前の書かれたノボリをガードレールに固定しています。
20130715大山ゲート前集団が支持する候補者
選挙の際にノボリを固定する事は???
そもそもノボリって枚数制限がありませんでしたっけ?

辺野古フェンス前の候補者

辺野古のフェンスを汚す団体に挨拶しに行く候補者もアレですが
わざわざ取材にまで行くテレビ局もなんだかグルのような気がしますが、、、

公平な報道を期待する方がムリですけど。

こういった行動を正せるのは沖縄県民の一票の積み重ねであり、まともな政治家を選ぶ事がマスコミ正常化にも繋がるのではないかと期待しています。

選管ステッカーのないポスターは違法ですよ〜
20130711参院選ポスター下
沖縄の選挙が正常化するのは後何年掛かるのでしょうか。  

             ★

 

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尖閣領海で中国公船に包囲された緊迫の6時間

 

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中国領海侵犯と教科書採択事件の深い関係

 

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参院選、評価分かれる、アベノミクス

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当日記は一応政治ブログを標榜している手前、政治がらみの記事が多い。

だが、明後日に迫った参院選で県民が一番関心を持っているのは経済政策であることは各種アンケートが証明している。

例えば、これ。

安倍潰し!必死の沖縄メディア

 ここでも書いたが、沖縄メディアの報道から受ける印象は「沖縄県民は年中基地問題で怒りに震えている」という印象だが、アンケートの結果は県民が関心がある争点は?経済・雇用、?教育・福祉、?米軍基地、?憲法という順である。

7月10の琉球新報が選挙特集で、糸数、安里両候補の経済政策を取り上げている。

3・21参院選沖縄選挙区 「経済政策」

「評価に大きな隔たり」

経済政策はアベノミクスの評価で、容易に判断できるが、両者は「評価に大きな隔たり」がある。

糸数慶子氏:
「全く評価できない。物価高で暮らしが厳しくなっている」

安里政晃氏:
「百点満点。地方への波及が必ずある。」

なるほど「全く評価できない」と「百点満点」では評価に雲泥の差がある。

では、実際はどうなのか。

今朝(19日)の沖縄タイムスの経済面の見出しでアベノミクスを検証してみよう。

■経済面(8面)の見出しを拾うとこうなる。

GDP成長3%前後

4〜6月民間予測 長期目標上回る

百貨店売り上げ高7・2%増

6月震災反動除き大幅伸び

景気判断を上方修正へ

7月、3ヶ月連続

■経済面(9面)の見出し。

中小企業DI最高26・8

県同友会 全業種でプラス

全業種でプラス 4〜6月期中小企業景況

なるほど数字は嘘つかない。

イデオロギーまみれの大嘘を垂れ流す沖縄タイムスも、数字は誤魔化しようがなく、経済記事は歪曲・捏造には無縁であった。

糸数氏は、これを「全く評価しない」のなら、一体何を評価するというのか。

経済指標が示すように、安里候補の「百点満点」の評価はともかく、県民が一番関心のある経済政策でアベノミクスは、誰が見ても評価できるし、少なくとも及第点をあげざるを得ない。

これらの経済指標を無視するかのような糸数候補の「全く評価できない」というコメントは、自らが経済音痴であることを暴露し、「何でもカンでも反対!」を唱えておれば国会議員は務まると考える「イデオロギーおばさん」の域をでないことを物語っている。

アベノミクスで、真綿で締め上げられるような苦境に陥っているのは、韓国と中国だ。

糸数候補は日本国民が好景気になるのより、中韓の国民が苦境に立たされるのが嫌なので、アベノミクス全く評価できない」という落第点をつけたのだろうか。

それに「全く評価しない」のなら、具体的な対案を出しなさいよ。(怒)

                 ★

 

【動画あり】QABテレビ2013年7月18日 18時32分
伊江島補助飛行場 周辺住民移転補償等求め申し入れ

オスプレイ配備以降、激しい訓練が続く伊江島で、アメリカ軍基地の周辺に暮らす住民たちが、基地から離れた土地への家屋などの移転を求め18日、沖縄防衛局に申し入れました。

住民らは、連日のオスプレイ訓練で発生する激しい騒音と粉じんの被害で「苦悩は限界に達している」と訴え、国に対し、基地から離れた土地への家屋移転補償などを求め80人分の署名を手渡しました。

「伊江島射爆場周辺住民の会」の小橋川嘉栄会長は「何らかのことが起きてからでは大変だと思って」「我慢できなくて立ち上がったんです」「腰掛の上では話はできないから現場を見てほしいと言った」と話していました。

対応した沖縄防衛局の田中文明地方調整課長は、「伊江島の航空機騒音は補償について定めた法律の基準に達していないので、移転対象にはならない」と回答したということです。

                ☆

「世界一危険な米軍基地」の近隣に住む筆者が、オスプレイの音に何の苦痛も感じないのに、この方々は「苦悩は限界に達している」と訴えている。

どちらかが嘘をついているのだろうが、筆者は嘘をついているわけではない。勿論騒音の補償を求めたことは一度もない。

ゆすりたかりは、もうそろそろいい加減にして欲しい。

沖縄メディアは8月に配備されるオスプレイ12機を「新たな追加配備」と印象操作しているが、旧型ヘリ24機の機種更新として、残りの12機の補充をしているに過ぎない。

沖縄メディアは当初、「アメリカでも飛行禁止されている欠陥機オスプレイ」を沖縄で飛行させることに反対、と叫んでいた。

ところが最近では「アメリカでは禁止されている低空飛行がケシカラン」などと、作戦変更をしていた。

ところがアメリカでもオスプレイを「低空飛行」している映像が公開された。

「週刊オブイェクト」より引用。

2013年07月18日 MV-22オスプレイ低空飛行訓練動画(操縦席から) MV-22オスプレイの低空飛行訓練を操縦席から撮影した動画がYouTubeにUPされていました。投稿者の素性は不明ですがアメリカ海兵隊の公式のものではなく、海兵隊員が個人で撮影したものだと思われます。


MV22

オスプレイは固定翼機モードで機体を傾けながら谷を縫うように低空飛行を行っています。詳細な撮影地域は不明ですが、地形の様子からアメリカ国内であると思われます。これまでオスプレイの低空飛行訓練はアメリカ本土、日本、タイ、サイパン、フィリピンで行われており、今夏からイタリアでも開始される予定です。

MV-22オスプレイ低空飛行訓練

※アメリカ国内で低空飛行訓練が行えないというのは全くの誤解です。

(2013年03月08日)誤解と無理解が横行するオスプレイ低空飛行訓練

             ☆

オスプレイの沖縄配備と本土各地での低空飛行訓練に関するページ

 

【おまけ】

デタラメのオスプレイ欠陥機説を散々垂れ流しておいて、さらに「オスプレイの新たな追加配備」などの印象操作をしておいて、お得意の世論調査だって?

笑わせるんじゃないよ!

オスプレイ 追加配備「反対」82%

2013年7月17日 

 琉球新報社が共同通信社と行った県内電話世論調査で、米軍新型輸送機オスプレイの普天間飛行場への追加配備について「すべきではない」との回答が82・3%に達した。追加配備賛成は6・5%。日米両政府は昨年10月の最初の12機に続き、8月上旬にもさらに12機を配備するが、県民の大多数が反対していることが明らかとなった。
 普天間の移設問題への質問では国外移設を求める意見が29・9%と最も高く、次いで県外(国内)移設が24・3%。「無条件閉鎖・撤去」が19・6%。日米が合意している名護市辺野古移設への支持は9・9%にとどまり、県内移設反対は73・8%に上った。
 憲法改正については「全面的に改正」が10・4%。「9条を含めた部分的な改正」が20・5%、「9条以外を部分的に改正」が14・1%。一方で「改正する必要はない」が32・9%に上っている

 

 『パンドラ訴訟』の高裁判決は、7月29日に下されます。

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 『正論』7月号は、沖縄特集第2弾です

 

筆者も寄稿しました。

 

月刊正論2013年7月号6月1日発売 定価740円

 

ちょっと見る

 

沖縄異常事態 第二弾

 

重大資料発掘!

 

地元メディア反日偏向報道の淵源

 

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緊急報告!

 

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消え去るべきは誰?消去法!

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今朝の沖縄タイムスの一面トップは、これ。

参院選あす投開票

安倍政権の評価を問う

そう、今回の参院選のキモは「安倍政権の評価」の是非にある。

ところが筆者の今日までの投票姿勢は、どうだったか。

自民党県連の反乱のため、「棄権」⇒「白票投票」⇒「消去法による記名投票」、と二転三転した。

選挙とは・・・本来、全面的に支持する候補者に投票するのが理想なのだが、右往左往の体たらく。

常日頃エラソーなことを書き並べている割には、見苦しいとお叱りを受けそうだ。

が、特定の政治団体には属していない平均的有権者としては決して珍しいことではない・・・と弁解しておこう。(汗)

そこで、消去法について検証してみる。

先ず泡沫候補は消去する。(結局は白票と同じことになる恐れがアル)

ここで、四人の候補者が2人に絞られ、安里、糸数両候補の事実上の一騎打ちになる。

沖縄タイムスの一面トップにもあるように、今回の選挙はひと言で言えば「安倍政権の評価を問う」と結論ずけすることができる。

で、安倍政権の経済政策は、どうなっているか。

県内の全業種に上向きの兆しが見えており、これを合格点であることを否定するものはイデオロギーで凝り固まった人間かよっぽどの経済音痴である。

⇒⇒全業種でプラス 4〜6月期中小企業景況

糸数候補はアベノミクスに説得力のアル対案も示さず「10点」と落第点をつけている。

この人物の脳ミソは、経済音痴の上に、赤いイデオロギーにどっぷり漬かっており、沖縄経済の向上など微塵も考えてはいない。

「県民のため」など口先だけである。

さらに「米軍基地撤去」「日米安保反対」などと「反対」を叫ぶだけで、これに対しても説得力のある対案を示していない。

何よりも日本共産党や、絶滅危惧種・社民党の公認ということだけでも、消去の対象になる。

ただ、このような「泡沫政党」(社会大衆党)の議員が1人いても何の影響力もないから、自民党沖縄県連の暴走にお灸をすえる意味で、糸数候補を当選させる、という話もあった。

だが、糸数候補を支援するのは共産党、社民党だけではなく、沖縄2紙が熱烈支援しているという事実を忘れてはいけない。

名護市の我那覇真子さんが「沖縄2紙は沖縄の敵だ」といみじくも指摘したが、沖縄2紙が熱烈支援する糸数候補も「沖縄の敵だ」ということができる。

このように安倍政権の最重要政策である国防政策、経済政策に常に「ハンタイ!」を叫ぶしか能のない人物は、我那覇さんの指摘を待つまでもなく「沖縄の敵」いや、「日本の敵」と言っても言いすぎではない。

さらに「沖縄独立」を宣言し、選挙違反の勧めをする照屋寛徳氏が推薦するとなると、糸数候補の何処を検証しても良識ある沖縄県民なら消去の対象にするだろう。

仮に、仮にですよ、

もし糸数候補が当選したらどうなるか。

沖縄2紙が狂喜乱舞し、

「米軍基地ハンタイ」

「日米安保ハンタイ」

「自衛隊の与那国配備ハンタイ」が、

「県民の総意」である!

などと大発狂することが目に見えている。

 

そんなことは、我慢できないという方、

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【おまけ】

左翼団体の先頭に立って「オスプレイ反対」のシュプレヒコールの音頭を取る、佐喜真宜野湾市長のことを「本物のバカ」と書いた。

保守系市長でありながらサヨク団体の操り人形のように、自称「オスプレイ市長」といってみたり、正拳突きで」オスプレイを落とすなどと叫ぶ姿が、本物のバカの称号に相応しいと考えたからだ。

その「オスプレイ市長」が、またぞろ「オスプレイ配備」に抗議の声明を発表した。

それの参院選の直前にになって。

何もこの時期を選んで発表することもないと思うのだが・・・。

やはりこの男、単なる操り人形なのか。


オスプレイ追加に抗議 宜野湾で声明発表へ
2013年7月19日 09時50分
 

 【宜野湾】宜野湾市(佐喜真淳市長)は18日、米軍普天間飛行場へのMV22オスプレイ12機の追加配備について市の各種団体と意見交換し、配備計画の見直しを求める抗議声明文を出すことを決めた。

 意見交換会には市議会や市教育委員会、自治会長会、市老人クラブ連合会など市を含め7団体の代表者が参加。23日に、市長と各団体代表が共同で記者会見し、声明文を発表する。

 同日、沖縄防衛局や米海兵隊太平洋基地司令部など関係機関へ抗議行動する。

 佐喜真市長は追加配備について「負担軽減と逆行する。市民の基地負担は限界に達している。効果的で有効な方法を各団体と検討したい」と述べ、計画の撤回を求める考えを示した。

                           ☆

 

「本物のバカ」が新登場!小池議員の沖縄紙批判に反論?よりの引用です。

■反旗を翻した宜野湾市長

一時はプロ市民団体の先頭に立って、米軍基地撤去を求めるシュプレヒコールの音頭取りをしていた佐喜真宜野湾市長。

市長就任一年を経過し、やっと自分の立ち位置に気がついたのか最近の発言に変化の兆しが見えてきた。

これまで「県外」を叫ぶ佐喜真宜野湾市長を「平和運動のヒーロー」のように扱ってきた沖縄タイムスが、最近の同市長の豹変ぶりに牙を向き始めた。

1日の沖縄タイムスは、佐喜真宜野湾市長が3月の市議会で普天間飛行場の移設に関し従来のように「県外」と明言せず「県や関係市町村と連携していく」と態度をあいまいにした。 これに対し、沖縄タイムスが早速次のような批判記事を書いた。、

「米軍への抗議行動への車両は駐車をご遠慮下さい」
昨年、ゲート封鎖など抗議行動が激しくなり、米軍が1時閉鎖した市民広場には、こう警告する看板が2ヶ月前から設置されている。 佐喜真市長は「抗議を妨げるものではないが、駐車場は抗議のためにあるものでもない。 周辺地域から、(ゲート前の)抗議がうるさいとの声もでている」と、市民団体の抗議行動を突き放す。 (沖縄タイムス 4月1日)

>市民団体の抗議活動を突き放す。

野嵩ゲート前で奇声を発して近隣住民に迷惑をかけ続けている暴徒の群れを市民団体と呼ぶ新聞も新聞だが、これら暴徒の中に宜野湾市民はおらず、米軍の厚意で提供されている軍用地(市民広場)を彼らが駐車場に使い「米軍出て行け」と蛮声を張り上げたら、当然米軍が「市民広場」を閉鎖しても仕方がない。

長年同広場を市民の駐車場として利用していた近隣住民の抗議で、市長が暴徒が駐車場を利用するのを禁じただけであり、佐喜真市長は、市長とし当然のことをしただけだ。

佐喜真市長が新聞による憑依から解き放たれた切っ掛けは「市民広場」の閉鎖だった。

過去エントリーでは、こう説明されている。

<野嵩ゲートで「米軍出て行け」と反米行為を行為を繰り返すプロ市民団体が「市民広場」に駐車して抗議活動するので、米軍が「市民広場」を閉鎖した。 米軍の行為は当然の措置だが、極左集団の先頭に立って赤旗を振っていた佐喜真宜野湾市長は広場閉鎖に困った市民の抗議を受け、米軍に泣きついて広場の解放を懇願した。

なんともみっともない話である。

米軍に泣きついた宜野湾市長

米軍の「お仕置き」に少しは懲りて大人しくなったかと思いきや、性懲りもなく親分(翁長)後について上京し、日比谷集会に参加するとのこと。

再度「市民広場」を閉鎖されたら市民に対し何と申し訳をするのだろう。 

自治労などの労働エリートはいざ知らず、一般の宜野湾市民は外部から来たプロ市民の暴挙に困惑している。 市民広場の閉鎖は迷惑の象徴だ。


(宜野湾市の「市民広場」駐車場)

            ★

沖縄タイムスの政治面に「記者のメモ」と題するコラム記事がある。 そこには新聞の吹く笛に踊った県内政治家が写真入で好意的に紹介されることで知られている。

かつて佐喜真市長も新聞の吹く笛に踊って「オスプレイ市長の佐喜真」などとトチ狂い、「記者のメモ」でも煽てられたことがあった。

オスプレイに正拳突き

<16日にあった普天間高校25期同窓会で登壇し、「オスプレイ市長の佐喜真です」と自己紹介した佐喜真淳宜野湾市長。・・・アトラクションで空手着に着替え、得意の演武を披露して会場を沸かせた。・・・・緊迫するオスプレイ配備の動きには、きっぱりと「正拳突き」の構え。>(沖縄タイムス 9月18日)

この佐喜真市長、確か赤旗を振る左翼集団の前に立って「ガンバロウ」の音頭を取って拳を天に突き上げた人物。

今度は、オスプレイを、正拳突きで撃ち落とすもり?

正拳突きね〜、やっぱり本物のバカだ。


■自称「オスプレイ市長の佐喜真」

 

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沖縄を駄目にする候補は消去すべし!

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沖縄タイムスの一面トップは、これ。

参院選きょう投開票

安倍政権に審判

「安倍政権に審判」が投票の目安なら、落第点をつけた候補者は落第でしょうが。

各メディアの調査によると参院選で、有権者が一番関心のあるのは経済政策であるという結果がでている。

ところがメデイアは米軍基地問題が一番の争点であるかのように、印象操作をしている。

今朝の沖縄タイムスの一面に、こんな文言が。

集団自衛権のレトリックと安倍政権

「国のかたち」を変える策動

「憲法改正して『国防軍』をつくる」

「集団自衛権を容認する」と主張する首相に対し、そのレトリックをあばく!

もっともこれは書籍の宣伝文だが、一面に掲載の広告を利用した巧妙な安倍政権批判である。

かつて大田昌秀氏が県知事に立候補したとき、投票当日の新聞に大田氏の著書と宣伝文を大きく広告し、法の盲点をついたと大田氏の側近が自慢げに語ったのを読んだ記憶がある。

「普天間移設」について、ネットから拾った県民としてごく常識的なコメントを紹介しよう。  沖縄県内において、

「普天間基地の県外移設」

そういう意見の方も決して少なくないのは事実。
今度の参院選挙の候補者が、これを無視することはあってはならないと思います。

その沖縄については、
多くの国家予算が投じられた、日米でこの問題の解決方法について合意した、そうすることを前提とした予算が投じられた、という歴史、
尖閣諸島の近辺に中国の公船が押し寄せる、領海侵犯もたびたび起こっている、という状況があります。さらには、中国が沖縄を狙っているということも言われています。

これらの歴史や現在進行形の状況も考えなければならないかと思います。

県外移設、そうするのであれば、基地反対を主張する側の声ばかりではなく、八重山の置かれた状況にしっかりした対応を望む側の声も取り入れることが不可欠です。(沖縄本島の新聞はそういう声にしっかり向き合っているか、疑問ですが)

また、県外移設が、普天間基地が長年にわたり宜野湾市にあることにより存在する危険性を除去することが目的であることについての認識も重要です。

そうした前提の上で、「普天間基地の県外移設」にあたり何が求められるか。

「まずは」できることを「ありとあらゆる選択肢、可能性」の中からしっかり選んで、「焦らず」かつ「急いで!」、進めていくことが求められると思います。

普天間基地の危険性の除去」は緊急に解決が求められる問題であるので、「まずは」できることからしっかりと、これから進めるべきプロセスと「県外移設」という目的をしっかり提示してから進めていくべきです。またそのプロセス策定にあたっては、「これまでの日米政府のやり取り、これまで示された沖縄の民意、県民の「あらゆる」意見も踏まえ、ありとあらゆる選択肢を排除しない」という前提が必要不可欠です。
そうすることにより、宜野湾市の静かで安全な空、が実現に向かい出すのではないでしょうか。

今回の参院選挙は、上記のような観点から、しっかりと候補者を選ぶことが大事だと思います。
「軍事に関するものは一切ダメ!」というような姿勢ではお話になりません。
「まずはできることから!」と訴える姿勢も大事ですが、その後どうするか?ということも大事です。

誰を選ぶかは皆様の自由ですが、これまで沖縄がたどってきた歴史、現在沖縄が置かれている状況をしっかり認識された上で投票なさる方が1人でも増えていただけると幸いです。                 ☆

昨日のエントリーで糸数慶子候補を支援しているのは日本共産党、社民党などの極左政党のほかに沖縄2紙などが熱烈支援しているので、消去の対象だと書いた。

糸数候補を支援している団体をひと言で言えば、「極悪複合体」と要約することができる。

極悪複合体とは、当日記の読者なら先刻ご承知のことだが、沖縄を駄目にしでしている「反日サヨク複合体」のこと。

糸数慶子氏が元バスガイドだったことは夙(つと)に知られたことだが、糸数氏の現役時代の一般的バスガイドの説明は、それほど過激な反日、反日本軍の説明ではなかったはず。

それでは一体何ゆえに糸数氏は現在のような極左思想を持つようになったのか。

どうやら糸数氏の夫で元沖縄タイムス記者の糸数隆氏に、現在の糸数氏の極左思想のルーツがあるらしい。

糸数隆氏は、ただの一新聞記者ではなく、刑事訴訟法違反で逮捕された経験のある筋金入りの政治活動家だったという。

ということは糸数候補が叫ぶ「平和思想」は二人羽織のように裏で操る元沖縄タイムス記者の思想ということができる。

操り人形を国会に送ることはできない。

仮に糸数氏が当選したら、沖縄タイムスが狂喜乱舞し、大発狂すると書いたのも、的を的確に射ていたことになる。

沖縄選出参議院議員 糸数 慶子は沖縄を滅ぼすより該当部分を引用する。

糸数慶子さんのブログか何かに「今から23年前です。わたくしの夫であります糸数隆が、あの喜瀬武原の山には、砲弾を一発たりとも撃ち込ませないと、体をはって、阻止闘争をいたしました。復帰して2年目のことですから、刑事特別法違反ということで、逮捕されまして、(以下略)

新聞の予測によると、糸数候補が一歩リードしている模様。


このままリードを許しては反日・反米・親北朝鮮の極左候補が当選してしまうことになる。

沖縄を中国に売る反日サヨク候補は消去しなければならない。

             ☆

 

【おまけ】

【必見】⇒沖縄選出参議院議員 糸数 慶子は沖縄を滅ぼす 

 

【おまけ】2

こんにゃくメモの引用です。

          ★

社会党(現社民党、民主党)はうすうす拉致があることを感づいてたのに拉致はないって言い張ってた

86 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2013/05/30(木) 11:48:46.94 ID:YwZrrg7h0 [1/2]
»61
社会党は日本側の工作支援者だろ

89 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2013/05/30(木) 11:52:04.19 ID:GbUI9DAE0
»61
社会党っておかしかったよね
土井たかこがマドンナ呼ばわりされてたり、
「パチンコ屋さんが可哀相だから、パチンコ屋は納税免除にしましょう」とか言ってた
今思えば本当に糞だった

251 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2013/05/30(木) 17:31:43.07 ID:SdVL6Iy00 [1/4]
»61
薄々どころの話じゃない。

北朝鮮から当局の目を盗んで拉致被害者の石岡亨さんが
決死の思いで手紙を日本の家族宛に送ったという事件があったが、
石岡さんの家族は当時マスコミで「人権派」として
「持ち上げていた社会党の中でも北朝鮮と強いパイプがあると言われていた
土井たか子党首に相談。

土井は、石岡さんを温かく迎え、親身になって相談にのるふりをし、
その足で朝鮮総連兵庫支部にこの手紙を届けた。

その後、社会党は石岡さん家族との連絡を全て絶ち、
家族が訪ねて来ても門前払いを食わせ、二度と会うことは無かった。

石岡亨さんがどういう事になったかは、北朝鮮の厚いベールの中明らかになっていないが
小泉の訪朝で拉致問題を北朝鮮が認め、
提出したリストの中に石岡さんの名前はあったが「死亡」と記されていた。
丁寧語とか、礼儀正しく書いてみる日記2:07/19 【拉致】 脱北も脱南もしてはいけない (via 774rider)

(brn303から)

posted 8時間前

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「かみつく? 」の目次
「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹

 

 

貶められた日本兵、捏造された公的刊行物

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糸数慶子氏が当選した。

早速今朝の沖縄タイムスの見出しは、これ。

糸数氏3選

沖縄の民意受け止めよ

沖縄タイムスが言う「民意」とはおそらく「県外移設」「米軍基地撤去」だろうが、比例区で当選した儀間光男氏が掲げる「辺野古移設」も民意ではないのか。

安里氏の選対事務所のテレビ中継で、安里夫婦が詰め掛けた支援者に向かって「力が足りなかった」と深々と詫びる姿が映し出された。

だが、思ったほどの悔しさは感じなかった、 それより画面にチョロチョロ映っていたW翁長の方こそ詫びるべきだと考えたからだ。

今回の敗因は自民党県連にあると考え怒りがこみ上げた。

比例区で「辺野古移設」を訴えた儀間光男候補の当選のニュースを聞いて、ますますW翁長への怒りがこみ上げてきた。

「県外移設」は「オール沖縄」の「県民の総意」などとデタラメを叫んで県民を混乱させた自民党県連の責任は重い。

儀間光男氏が比例区で「辺野古移設」を掲げ当選したという事実は、翁長那覇市長らが言う「県外移設」が「県民の総意」が真っ赤な嘘であることの証明である。

当然,W翁長を筆頭に県連幹部は切腹の必要がアル。

W翁長が腹を切る姿を想像すると、安里氏が負けた悔しさも中くらいになった。

くやしさも 中くらいなり おなが(翁長)切り 

                   ★

さて、「パンドラ訴訟」の高裁判決の日がいよいよ一週間後に迫った。

しばらく休止していた上原さんのブログが更新し始めたので紹介する。

Xdayのカウントダウン・・・あと8日 2013-07-21 09:16:14 | 告知

今、このブログを見ている者は皆、昨年の暮れぼくが一フィート運動解散記者会見の席に乗り込んで、福地曠昭、新崎盛暉、石川元平、まよなかしんやら人間のクズどもがぼくが創り上げた一フィート運動を乗っ取って潰してしまったことを暴露したことを知っているに違いない。その場面はインターネットで動画で公開したのであっという間に全世界に広がったが、記者会見現場に押し寄せていた20数人の記者らは誰一人それを報道しなかったことも知っているはずだ。これが今の表向きのマスコミの実態だ。「沖縄をダメににした百人」はまだ半分も真実を伝えてきれていない。つまり、まだまだ続くのだが、今日はぼくが「集団自決」とどのように関わってきたのか伝えよう。
ぼくは84年4月アメリカに出張し、一フィート運動のフィルム12本を入手し、5月に那覇市民会館で大々的に上映会を催したが、ぼくがアメリカで入手したのは単にフィルムだけでなかった。戦時中の新聞やG2戦時資料も大量に入手していた。ぼくが一フィートを乗っ取られた具体的な経緯は後に「沖縄をダメにした百人」に記すことにするが、乗っ取られてからぼくはその資料を沖縄タイムスの編集長に見せると、ぜひ沖縄タイムスで連載してくれということになった。
ぼくは85年冒頭から「沖縄戦日誌」というタイトルで連載を開始した。その中でニューヨークタイムズの伝える渡嘉敷の集団自決の目撃証言がぼくと「集団自決」の関わりの始まりだった。第77歩兵師団のアレクサンダー・ロバーツ軍曹が伝える「集団自決の目撃証言」は実に衝撃的なものだった。だが、ぼくがその時、気付かなかったことがある。「救出されて食事を取っている住民の中にこれも救出された数人の日本兵が入ってくると、住民は怒って彼らをなぐり殺そうとした」というのだ。後になって分かったのだが、実は”日本兵”とは”防衛隊員”であり、アメリカ兵は日本兵と防衛隊員の区別がつかず、記事は「Japanese soldiers」と記していたので、ぼくはそのまま「日本兵」と訳してしまったのだ。後に判明したところでは渡嘉敷島には70名の防衛隊員がいたのだ。また、そのニューヨークタイムズの記事にはジョン・エバンス伍長の腕に抱かれた小っちゃな少女はその時は全く知らなかったが、その後「赤松嘉次戦隊長は集団自決命令を出していない。実に立派な人だ。」とぼくに教えてくれた渡嘉敷の金城武則さんの奥さんだったのだ。金城武則さんは渡嘉敷島の集団自決についてその全容を知る唯一の信頼できる証人だ。金城武則さんも裁判でぼくが勝利するXデーには心から喜んでくれるだろう。

「貶められた旧日本兵─『援護法』に隠された真実3」は狼魔人日記で詳しく説明されています。


              ☆

世界日報に連載された『「援護法」に隠された沖縄戦の真実』シリーズは、援護法を拡大解釈して沖縄住民に適用させようとする国側の「善意」に目をつけた反日左翼勢力の陰謀を暴くことが目的である。

遺族が、国の指導に従って方便として記入した「軍命」を、あたかも「残虐な日本兵」が実際に軍命で壕を追い出したり、軍命で集団自決を命令したなどと歪曲して報道されてきた。これらの歪曲・捏造された沖縄戦史を正すことにアル。

日本兵を貶めるためには聞き取り調査を捏造してまで、歴史を歪曲した例を、過去記事から紹介する。

                 ☆

集団自決、捏造された公的刊行物

沖縄縄戦を記した出版物が、一般刊行物から公的刊行物にいたるまで、虚偽の記述にあふれている事を再三指摘してきた。

 市中に出回っている雑多の出版物に記載してある証言より、公的刊行物にある証言の方が正しいと考える人は多い。

ところが一般的に信憑性があるといわれる公的刊行物が歪曲と捏造に満ちているというのだ。

沖縄戦を綴った公的出版物の編纂・監修に、安仁屋沖国大教授やその弟子の宮城晴美氏といった(大江・岩波手段自決訴訟の)被告側応援団が加わっており、意図的に証言を歪曲・捏造していた事実が判明しているのだ。

集団自決訴訟の第2弾ともいえる「パンドラの箱掲載拒否訴訟」では、公的刊行物を歪曲・編集した左翼学者の犯罪も白日の下に晒らされることになるだろう。

日本兵と米兵を入れ替えた捏造の沖縄戦史

「残虐非道の日本兵」と「人道精神に満ちたアメリカ兵」というイデオロギーを強調するあまり、聞き取りした執筆者の主観で想像を交えた作文をした例は珍しくない。

だが、「日本兵」と「アメリカ兵」そのものを、意図的に入れ替えて「残虐非道な日本兵」を作り上げた例は前代未聞である。

証言者が「(残虐行為をしたのは)アメリカ兵」であると二度も念を押したにもかかわらず、元琉球新報の記者の取材者は、公的刊行物である『那覇市史』に「残虐非道の日本兵」として記録しているのだ。

ことほどさように沖縄で発刊されている沖縄戦史はすべて眉につばして読む必要がある。

                           *

 沖縄県文化協会会長の星雅彦氏は、県の依頼を受けて県内の知識人として初めて、『鉄の暴風』の著者よりも早い時期に、集団自決の行われた座間味、渡嘉敷両村の現地取材をした人物である。

沖縄の文芸誌『うらそえ文藝』(15号)が、同誌編集長星雅彦氏の執筆による「『集団自決』 その真相を墓場まで」と題する論文でこの公的刊行物の捏造記事を紹介している。

例えば、次のような氏独特の婉曲な表現で、従来の沖縄戦史を批判し、集団自決の核心に迫っている。(引用文の太字強調は引用者)

《隊長命令や軍命の有無について考えてみる。 すると思い付くことは、根拠がないのに当然あるかのような形を示し得るスタイルで、うまく誤魔化している場合があるということだ。また根拠や理由は不明瞭でも当然起きた筈だと言うような、妥当性の範疇の推量でもって真実性を想像させ得る背景もある。 たとえば軍命令の有無が裁判で争点になっていようとも、その背景や根本問題に真摯にむきあっていると受け取られることによって、賛同が得られる場合もある。 そしてそれらの間隙に、「捏造」が挿入され得るのである。》

公的刊行物の記述に疑念を持った星氏は、その中から御存命の証言者を精力的に追跡調査し、改めてその証言を採録した。

そして公的刊行物と実際の証言との矛盾点を指摘している。 

ということは、ほとんどの証言者が、自分の証言が捏造されている事実を知らないままに長年過ごしてきたことになる。 

そして今回の星氏の指摘によって初めてその事実を知ったというから驚きである。

本文中の「避難壕の自決とその謎」という章から例を挙げてみる。

《去年(2009年)12月中旬に、筆者は那覇市の繁多川図書館で同地在住の知念勇(76歳)からミー壕(新壕)にまつわる話を聴かせてもらった。 そのいろいろ含みのある話の中には驚くべき事実が隠されていた。》

このような書き出しで始まるこの章には、当時国民学校6年生であった知念勇さんが、学校の授業はほとんどない毎日を壕掘り狩り出された様子が記されている。

そして昭和19年のいわゆる10・10空襲の時、警察署員と一緒に住民が逃げ込んだ壕に日本軍の将校が現れ、この壕は軍が使用するから民間人は移動せよと命ぜられた話を次のように記している。

《将校たちが去ったあと、壕内は打ちひしがれたように悄然となったが、それでも住民たちの多くは、身の回りの品をまとめはじめた。 署長代理は「今出て行くと危険だから、様子を見てから署員の誘導に従ってください」と告げた。
数時間後にはミー壕から次々と住民は出て行き、民間人は具志堅夫婦とその息子の古康さんと勇さん(証言者・引用者注)と父親の五名が残った。(略)

突然、歩哨が駆け込んで来た。 とすぐ、那覇署員たちは移動し始めた。 その後、日本軍も間もなく撤退して出て行った。 米軍が押し寄せてくる予報があったのだろう。 小一時間後に、数人の米兵がどかどかと入ってきた。 彼らはすぐ合図しあって、具志堅古康さんと勇さんの父親を黙って引っぱって壕から外へ連れ出した。 
一人の米兵は残って勇さんたちを見張っていたかと思うと、2、3分もたたぬうちにカービン銃の音がバラバラと外から聞こえた。 すぐに米兵が立ち去った後、少し間をおいて勇さんたちは父親たちを探しに外へ出た。 一面瓦礫の空間には人影らしきものは見当たらず誰もいなかった。 勇さんの父親は50歳くらいで一般住民の姿をしていたが、古康さんの父親は軍服を着ていたからまぎれもなく日本兵に見られたのだろう。 二人は抵抗しようとしたのか分からないが、何かトラブルで射殺されたに違いない。 連れていかれた二人はその後永久に姿を見せなかった。
・・・年老いた知念さんの話はここまでである。》

■日本兵と米兵を故意に入れ替える悪質な歴史捏造■

この面談の後、星氏は公的史料である『那覇市史」に掲載された知念さんの聞き取り調査の記述に明らかな作為的捏造部分を発見し、確認のため再度知念さんに面談することになる。

その驚きに満ちた経緯を上記文に続けてを星氏はこう記述している。

《ところが、筆者は『那覇市史 資料編弟3巻7』の中に「子どもと沖縄 繁多川の警察壕で」と題して知念勇さんの手記が載っているのを見つけた。 「《前略》父親はある日突然日本兵に連れ出された。 父親が連れ出された後、2、3発の銃声がしたが、父と共に連れ出された20歳くらいの青年と共に、再び壕には帰ってこなかった(後略)」(410頁)と記されている。 末尾に採話者「嘉手川重喜」とある。 筆者の知人であるがすでに鬼籍の人である。 
後日、再び知念勇さんに会って確かめてみた。 「自分も不思議に思っている。なぜ、米兵に連れ出されたということを、取材する人に2度も3度も言ったのに、どうして日本兵に入れ替わったのだろう?」と本人はいぶかしがるのであった。》

この部分を読んだ時、星氏が昨年、雑誌『正論』12月号に寄稿した『「鉄の暴風」はGHQの宣撫工作だった』と題する論文の次のくだりを、とっさに連想した。

沖縄戦の証言者がほとんど物故された現在、知念勇さんの例のようにご存命の方に証言を再確認して公的刊行物の意識的捏造を発見するのは奇跡に近い。

もし星氏の再調査が遅きに失し、不幸にして知念さんがなくなられていたら「知念さんの父親ら二人が、日本兵に壕から連れ出され射殺された」ということが、歴史の真実として刻まれることになる。

危うく沖縄タイムスが目論む「残虐非道な日本兵」の捏造の歴史に新たな頁が加わるところであった。

星氏はさらに、集団自決の史料として研究者なら一度は目を通したはずの『座間味村史』下巻の「村民の戦争体験記」を取り上げ、そこに記された20数名の体験記を「それらすべては伝聞であるが、隊長命令があったと記された証言が多い」として、各証言者の動きを検証している。 ここでその内容は省略するが、沖縄で集団自決を研究するに当たり異論を述べることが、いかに困難であるかを自分の経験を基に次のように述べて、論を結んでいる。

《ここで、沖縄の新聞を代表する世相を端的に言えば、沖縄では一般的に、二人の隊長の命令によって、集団自決が決行され、惨たらしく多数の住民が犠牲になったという見解だ。 それでは、もっともらしいが、よく考えると奇々怪々にさえ思えてくる。 今や軍命に意を唱えて探求すると、変人扱いされるか、他人の傷跡を暴く悪趣味に過ぎないと批判されるのだろう。 しかし沖縄戦の真実は、隠蔽されない限り、見えてこないのであろうし、そのような視線にこそ重要な意味があるような気がしてならない。(了)》

星氏は、沖縄で沖縄紙を代表する論壇に異論を唱えることは「変人扱い」と婉曲な表現に止めているが、昨年の5月に『うらしえ文芸』14号で沖縄タイムスと琉球新報を真っ向から批判して以来、それまで両紙から定期的にあった原稿依頼も全く途絶えたと聞く。 これは同時に沖縄二紙に反旗を翻した上原正稔氏についても同じことが言える。

全体主義の沖縄で軍命に異論を唱えるのは変人扱いされるに止まらず、文筆で糧を求める人にとっては死活に関わる大問題でもあるのだ。

集団自決といえば沖縄タイムスやサヨク出版社の高文研や岩波書店によって発刊された本しか読まない人々にとって、星氏の今回の論文は是非とも一読を薦めたい最新の「集団自決研究」の書である。

■安仁屋教授の歴史捏造■

《私が同書に疑問を持つようになったのは、県資料編纂所が刊行する『沖縄県史第九巻 沖縄戦記録ー』の執筆のため、北谷村から南部・中部の集落を回って聞き取り調査をしたことがきっかけだった。

あれは確か1970年の暮れのことだった。 私は県資料編纂所の職員のAとBの訪問を受けた。 Aは私の書いた原稿について「なぜ日本兵の善行などを書き入れるのか」と詰問してきたのである。 取材は各区長の家に集まってもらい、これを記録するという形で行った。 取材は私一人ではなく資料編纂所の名嘉正八郎と一緒であった。 

この取材で日本兵が住民を助ける話も幾つか出たので「そういうものも記録すべきだと思った」とだけ答えた。 県資料編纂所のA職員は県史編纂時の検閲の役割りを担っていたことになる。

因みにAはマルクス主義で、一つのイデオロギーに全ての物事をはめて判断しようとする傾向があったのだ。
この取材を通して私は『鉄の暴風』は、日本軍を「悪」とするために創作された、ノンフィクションを巧みに交えた推理小説風読み物ではないかと考えるようになった。 そこには日本軍部と国民、また日本軍と沖縄住民を二極に分離させ対立させる仕掛けが巧みに織り込まれているのである。 まさしく江藤淳が『閉ざされた言語空間』で指摘したように、日本と米国の戦いを、日本の「軍国主義者」と「国民」との戦いにすり替えようとする米軍の底意が秘められているのである。(190〜191頁)》

これについて筆者はA氏の正体を続々・星氏が『鉄の暴風』を批判!県資料編纂所職員の正体のなかで次のように暴露しておいた。

1970年の暮れに星氏を訪問し、氏が提出した原稿に「なぜ日本兵の善行など書き入れるのか」と詰問したマルクス主義者の県資料編纂所のA職員のことである。

ご本人の星氏は「A氏はまだ元気で沖縄で活躍されている方なので・・・」と実名を語るのを憚っておられるが、沖縄は狭いところで調べればすぐ正体はばれるもの。

1970年当時に県資料編纂所の職員であり、しかもこのような過激な発言で星氏に詰問する人物は自ずと限られてくる。

安仁屋政昭沖国大名誉教授は、沖国大の前は1967年から5年間、沖縄県資料編纂所の職員であり、そのマルクス主義的発言は現在も衰えてはいない。

なお、安仁屋教授は「集団自決」訴訟の被告側応援団の理論的中心人物であり、宮城晴美氏の恩師であることは夙に知られたことである。

その後、星氏が聞き取りした「日本兵の善行」は、安仁屋氏により「沖縄県史」から削除された。

                        ◇

【おまけ】

「繁多川の新壕でも威張っていたのは、警察だった」

以下は琉球新報に掲載された知念 勇さん証言

[23 たった一人の生還(6)]昼は壕、夜食料探し

“収穫”たたり、地雷踏む

  昼は壕内に隠れ、夜は食料探し、時には浜辺で語らう瀬底正賢さんらの共同生活が1カ月余たった7月下旬のことだ。海岸を中心に求めていた食料も、そのころには戦闘もなくなったこともあり、かなり遠くまで行っていた。米軍のキャンプからの“戦果”や近くの畑からの“収穫”があり、食料事情もよくなっていた。

 その日も6人でイモ畑まで出かけ、袋に詰められるだけの“収穫”を得た。瀬底さんは月に照らされたみんなの顔に白い歯が浮かんでいたことを今でも覚えている。だが、“収穫”が大きなことが不幸につながった。重いので帰りは近道を選んだ。そこは敗残兵が出没するということで地雷が埋められている。

 地雷に知識のあるという知念1等兵が先端になった。「次に私、当間、上前、夫婦連れと続いた」。10メートル間隔で進むことにした。慎重にしばらく進んだ瞬間、ものすごい爆発音。瀬底さんがおぼえているのはそこまでだ。

 爆風で5メートルほど吹っ飛ばされ意識を失った。知念1等兵は即死、肉片しか残らなかった。夫婦連れの女性の方も死んだ。腹わたがはみ出していたという。

 意識不明の瀬底さんを左足に傷を負った学友が30メートル余の断がいを背負って下まで運んでくれた。「当間嗣冠が背負ったが、今見ても1人で上り下りするのも難しい場所を、よく運んでくれたと感謝している」。

 その当間さんも、地雷で受けた左足の傷がもとで亡くなる。死ぬ間際は顔が硬直、言葉もでない。体全体がけいれんする。けいれんを全員で押さえることぐらいしかできなかった。「生き残れば遺骨は渡してやるから」と瀬底さんが話しかけた時、目が安心した表情に変わったように思えた。

 遺体は米軍の毛布で二重三重に包み、壕内の割れ目に葬った。瀬底さんはすぐに、移動が割と自由だったCP(民警)を志願、遺骨を親元に手渡した。それとともにCPもやめてしまった。

 具志堅という工業生も8月上旬ごろ亡くなった。共同生活が始まって間もなく、傷を受けた腹部を三角布で巻き、さ迷っているのを瀬底さんが見つけ、一緒に行動するようになった。

 「140センチぐらいと小さく、目がパッチリしてかわいかった。首里の人で言葉もはっきりしており、親せきに議員だったか偉い人がいると話していた」。

 小さな工業生は「子どもと思って米軍は撃たない」と昼間から水くみに走った。しかし、3度目の昼間の水くみの時、丘の上の機関銃から狙われた。波打ち際に少年は倒れ、沖へ沖へとさらわれていく死体を目の前に見ながら、だれも壕から出ることはできなかった。瀬底さんは工業学校の戦没者名簿から具志堅という名を探してみたが見つからない。

   ◇   ◇

 瀬底さんらが捕虜になったのは終戦からかなりたった10月3日だ。6月下旬の司令部壕の落盤で負傷した上前寛市さんも、かなり弱っていた。瀬底さんも地雷に吹き飛ばされた時、30カ所に大小の傷を負い元気はなかった。

 南部の収容所に着いた時、元警察署長だった責任者に「上前君は弱っており、早く医者に見せてもらいたい」とたのんだ。だが、返って来た言葉は「学徒兵でも陸軍2等兵は陸軍2等兵。そんな言い訳は聞けない」と断られ、トラックで屋嘉収容所に運ばれた。2、3日して上前さんは傷口が悪化、死亡した。

 「軍部とともに威張り、私たちを戦場へ駆り立てていた警察幹部が、そのころには米軍の下で威張っている。たった1人生き残った学友も彼が奪った。今でも彼に対して怒り、うらみは消えない」―純心であるがゆえに、戦場での犠牲も大きかった学徒だけに、変わり身の早い大人たちの身勝手さは許せなかった。

(「戦禍を掘る」取材班) 1984年12月19日掲載

 

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 『パンドラ訴訟』の高裁判決は、7月29日に下されます。

 

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「終戦のエンペラー」を見て涙した

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本日(29日)午後1時10分、福岡高裁那覇支部に於いて、「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の高裁判決が下されます。 

判決後の記者会見は、午後2時10分、県庁記者クラブに於いて行われます。

当初予定しておりました報告会は、午後3時に変更させて頂きます。

会場は、奥武山護国神社社務所2階会議室で御座います。

ご出席頂けますようご案内申し上げます。

お問合せ 090‐9780―7272 ニシコリまで

 

映画「終戦のエンペラー」 トミー・リー・ジョーンズ、マ元帥に魅了され

2013.7.26 08:03 
 
「終戦のエンペラー」から

「終戦のエンペラー」から

 

 ■復興へ奮闘

 終戦直後の日本を舞台に、日本人の精神性を描いた物語がハリウッド映画になった。27日に全国公開される「終戦のエンペラー」(ピーター・ウェーバー監督)は、連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサー元帥から真の戦争責任者を探すよう命じられた米国人准将の活躍を中心に、壮大な歴史秘話がつづられる。来日したマッカーサー役のトミー・リー・ジョーンズ(66)は「マッカーサーが戦後の日本の復興のために奮闘した姿にひかれた」と、この作品の魅力を語った。(藤井克郎)

 ジョーンズの取材は、マッカーサーが昭和天皇と対面し、有名な写真が撮られた東京都港区のアメリカ大使館で行われた。映画にも描かれた歴史的な空間について、「とても居心地のいい場所だね」と話す。

 日本を占領したGHQ(連合国軍総司令部)が戦争責任者を訴追する中、真の責任者を探すよう命じられたボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)が日本の政治家や皇室関係者らと接触しながら困難な任務を遂行していく。フェラーズは実在の人物だが、歴史秘話と並行して日本人女性との恋模様も描かれており、がれきだらけの東京を再現した映像などとともに見応えのある大作になっている。日本人役では初音映莉子(31)、西田敏行(65)、桃井かおり(62)らが出演している。

   日本の文化、とりわけ日本人の精神性や天皇に対する特別な感覚にまで踏み込んでおり、会見に出席した西田は「アメリカの方が書いた脚本なのに、なんて日本人の心をぐっとつかんでくれたんだとの思いが強かった」と驚いたほど。缶コーヒーのCMに出演し、以前から日本文化には造詣の深いジョーンズは「マッカーサーも日本文化の重要性は分かっていた。もし京都が空襲で焼け野原になっていたり、天皇を裁判にかけようとしたりしていたら、日本社会は崩壊してしまっていただろう。私も日本の文化は貴重なものだと考えている」と言う。

 この映画はもともと、「ラストサムライ」(2003年)などでキャスティングディレクターを務めたプロデューサーの奈良橋陽子さん(66)の企画から生まれた。知己を頼ってハリウッドで活躍するスタッフが集結、撮影前に徹底した調査が重ねられ、日本文化の神髄に触れる作品に仕上がった。「現在も世界各地で紛争が絶えないが、交戦国同士の文化的な理解が十分でないからテロへとつながっていく。最初に文化交流があれば理解になる。それが今の日米の友好関係に結びついている」と奈良橋さんは強調する。

 「マッカーサーが日本を理解しようと尽力した部分が、この映画ではよく描かれている」と指摘するジョーンズも、奈良橋さんの考えに同調する。「文化の違いを乗り越えることで得られるものは大きい」とうなずいた。

                                    ☆

「終戦のエンペラー」を見た。

主人公のフェラーズ准将の日本人の恋人探しを重点を置いて、若い観客の獲得を狙ったようだが、観客のほとんどは中高年であり、ラブロマンの要素よりも、史実の解明に重点を置いたほうが作品に更なる重みをを与えたという感じた。(歳のせいなのか)

したがって元恋人の親戚夫婦として登場する芸達者の西田敏行や桃井かおりの熱演が、空回りしていた。

従来のハリウッド製戦争映画に見られるような「大日本帝国は世界侵略を狙う悪の帝国」といった決め付けがなく、中村雅俊扮する近衛文麿に「東京裁判」の批判をさせてみたり、昭和天皇の描き方にも一定の配慮が見られた。

特に正装の昭和天皇がマッカーサーを訪問し、ラフな普段着のマッカーサーに対し、『すべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身をあなたに代表する諸国の裁決に委ねるためおたずねした』(マッカーサー回想記)と、たどたどしい英語で話すシーンには、連れ合い共々も思わず涙した。

この映画は、敵国である米国製の映画にしては、以前に見た「パールハーバー」のように日本人対する偏見は抑えた表現に徹しており、少なくとも最近の沖縄2紙のように、日本軍に対する憎悪を煽るような表現は見られなかったのは、救いである。(⇒フライング・タイガース アメリカの「卑劣なだまし討ち」

戦後間もなく米軍に占領され外交権も剥奪された日本で、昭和天皇が独自の外交を行った。

歴史の事実はこうだ。

昭和20年(1945年)9月27日敗戦直後、第一回目の昭和天皇とGHQマッカーサー司令官の会見が行われた。

場所は赤坂の米大使館。

藤田侍従長、石渡宮相、フェラーズ准将らは隣室で控え、会見に立ち会ったのは通訳をつとめた奥村勝蔵外務参事官だけで37分つづいた。(映画ではフェラーズ准将がドアの隙間から昭和天皇の「自分が全責任を負う」というお言葉を聞いたという設定になっている)。

マッカーサーは当初、昭和天皇が戦争犯罪者として起訴されないよう懇願するのではないかと予想していた。

だが、昭和天皇の口からは全く予想外の言葉が飛び出してきた。

同行した侍従長の回想ではこうなっている。

「敗戦に至った戦争の、いろいろの責任が追及されているが、責任はすべて私にある。文武百官は私の任命する所だから、彼等に責任はない。私の一身はどうなろうと構わない。私はあなたにお委ねする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい」

奥村通訳の会見録には上記の責任発言が記載されていない。 東京裁判を控えて発言の重要性から削除したようである。

マッカーサーは、昭和天皇が別の会見で皇室財産を差し出すので食糧を緊急輸入して国民を飢餓から救ってくれと申し出たのを聞き「私は初めて神のごとき帝王を見た」と感動している。

欧米の歴史から考えると王や皇帝などは私服を肥やすものと相場が決まっており、特に敗戦時の国王、皇帝などは先ず財産を持って他国へ亡命するか、さもなくば命乞いをするのが相場と考えていた。 マッカーサーが感動したのも無理もないことである。

昭和天皇が大使館に到着したとき、迎えに出なかったマッカーサーは、会談が終わると昭和天皇をお見送りした。

その時のマッカーサーの様子を側近のフォービアン・バワーズは「我々が玄関のホールに戻った時、元帥ははた目にみてもわかるほど感動していた。私は、彼が怒り以外の感情を外に出したのを見たことがなかった。その彼が、今ほとんど劇的ともいえる様子で感動していた」と証言している。

この映画製作される6年前、同じ題材を書いたメルマガがあるので、それを紹介する。


 人物探訪: 昭和天皇を護った二人のキリスト者(上)

 占領軍司令部の中でフェラーズはただ一人、昭和天皇
を戦犯裁判から護らねばならないと考えていた。
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■1.「ミチ・カワイという女性を探して欲しい」■

 昭和20(1945)年8月30日、厚木飛行場に着陸した飛行機
から、マッカーサーがコーンパイプをくわえてタラップを降り
た。続く幕僚たちの中に49歳のボナー・フェラーズ准将がい
た。

 一行は車を連ねて横浜のホテル・ニューグランドに投宿した。
フェラーズはさっそくホテル側に、「東京にいるミチ・カワイ
という女性を探して欲しい」と頼んだ。すると意外なことに、
支配人の中山武夫が「ミチ・カワイ」を知っているという。中
山は以前、商社の米国駐在員としてニューヨークに長く暮らし
たことがあり、その英語力を買われて、占領軍の応接役のマネ
ジャーとして雇われ、今日が出社初日だった。

 不思議な縁に驚きながら「ミチ・カワイとはどういう知り合
いかね」とフェラーズが尋ねると、中山は「十年ほど前に河井
先生がニューヨークで講演をなさった時に、私の女房がお世話
をさせていただきました」と答えた。河井は無事で、恵泉女学
園を経営しているという。

 フェラーズが早速、手紙を河井あてに届けさせたのは9月3
日。この日はちょうど恵泉女学園の2学期の始業式で、河井は
学校にいた。まるで天が後押ししているようなとんとん拍子で
ある。河井はすぐに英文の返事をよこした。

 あの恐ろしい戦争の日々、私たちは何度、あなたのこと
をうわさし合ったことでしょう。あなたがご無事でご活躍
の様子を知って、こんなに嬉しいことはありません。

 あなたにお目にかかりたいのはやまやまですが、お願い
ですから、いましばらく私たちに会いに来ないでください。
私たちはいまは、ただただ疲れきって、たとえお目にかかっ
ても、あなたを喜ばせるような姿をお見せできません。
[1,p11]

■2.「天皇裕仁はルーズベルト以上の戦争犯罪人ではない」■

 しかし、フェラーズにとっては、そんな悠長な事を言っては
いられなかった。やがて始まるであろう戦犯裁判で、彼は昭和
天皇を護らねばならないと考えていたからだ。それは極めて困
難な仕事だった。

 アメリカのある世論調査では、天皇を死刑にすべきだという
意見が33%を占め、それを含めて70%が何らかの処分を求
めていた。さらにオーストラリアとソ連が強く天皇訴追を主張
していた。マッカーサー司令部の中でも、フェラーズ以外の全
員が天皇を起訴すべきだと考えていた。

 その中で、ただ一人、フェラーズは「天皇裕仁はルーズベル
ト以上の戦争犯罪人ではない」と信じていた。家族への手紙で
は、こう書いたこともある。

 きょうまで私はルーズベルト大統領がアメリカ国民を戦
争に巻き込まないように努力した行動をひとつも見いだす
ことができない。そうではなくて逆にあらゆる施策がまっ
すぐ戦争に向けてリードされた。[1,p195]

 これは当時の共和党系の人びとの共通認識だったと言える。
[a,b,c]

 しかし、フェラーズはさらに天皇と日本国民の関係について
深い洞察を持っており、そこから日本のためにも、またアメリ
カのためにも天皇を戦争犯罪者として裁くようなことがあって
はならない、と考えていた。そのために協力してくれる日本人
として河井道を探していたのである。

■3.「教育とはまずよき人間になるために学ぶことです」■

 河井道とボナー・フェラーズが初めて会ったのは、大正11
(1922)年4月、東京においてであった。河井は44歳、フェラ
ーズは26歳。陸軍中尉だったフェラーズは、赴任地のマニラ
から休暇を利用して、初めて日本を訪れたのだった。

 おりしも桜が満開で、「日本は魅惑的で美しい。神秘に満ち
た心温まる国だ」とフェラーズは記している。そこで出会った
何人かの日本人の一人に河井道がいた。「ミチ・カワイは傑出
している」というのが、彼の印象だった。

 明治24(1891)年、14歳の河井道は札幌のミッションスク
ール、スミス塾の5年生だった年に、隣接する札幌農学校(現
在の北海道大学)の教授を務めていた新渡戸稲造が出張授業に
来るようになった。やがて河井は毎週土曜日の夜に新渡戸の自
宅に食事に呼ばれ、その後、新渡戸が英語で口述する日記を筆
記するようになった。河井は新渡戸を終世の師と仰ぐ。新渡戸
はよくこう説いた。

 あなた方は良妻賢母となる前に、一人のよい人間となら
なければ困る。教育とはまずよき人間になるために学ぶこ
とです。[1,p40]

 明治31(1898)年、病気療養のために妻の故国・米国に渡る
新渡戸に同道する形で、21歳の河井はアメリカに渡り、奨学
金を得て、ブリンマー女子大に学んだ。帰国後、女子英学塾
(現在の津田塾大学)の教授となり、英語、歴史、購読を受け
持った。同時に、日本YWCAの設立に奔走し、初代総幹事と
なった。その関係で、32歳から1年半も欧米を回った。

 こうして当時の日本人女性としては異例の経歴と行動力を持っ
た河井に、フェラーズは出会ったのである。「ミチ・カワイは
傑出している」と思ったのも当然である。

■4.ラフカディオ・ハーンに導かれて■

 日本に魅惑され、もっと理解を深めたいと思ったフェラーズ
は、ラフカディオ・ハーン[d]の著作を見つけた。その後、数
年で「ハーンの本はすべて読んだ」というほど魅了された。フェ
ラーズは日本を再訪した際には、ハーンの未亡人を訪れ、遺児
の面倒まで見るようになる。

 フェラーズは後にアメリカ陸軍きっての日本通となり、各種
の論文や報告書を書くが、その一つ、対日戦のテキストとして
広く読まれた「日本兵の心理」ではおおよそ次のように述べて
いる。まさにハーンの日本観に基づいた見解である。

 日本人は祖先は神であると考える。死者に対する尊敬や
親に対する孝道が日本人の特色である。

 欧米では天皇は現人神としてゴッド・エンペラーなどと訳さ
れおり、「人間をゴッドのように崇める狂信」として反感や警
戒心を与えていた。フェラーズは「ゴッド」と日本の「カミ」
とは違うことに気がついていた。そこから天皇についても、こ
う理解した。

 天皇は権威の象徴である。明治時代以前は天皇は実際に
は国を治めていなかった。最強の武家が天皇の上にいて国
を統治していた。各武家は天皇を自らの味方につけようと
戦った。だがたとえどの武家が天皇を味方につけようとも、
国民が最大の敬意を払うのは天皇であり、天皇以上に国民
から愛着を持たれる者はこの国には存在しない。[1,p49]

 太平洋戦争中、フェラーズは対日心理作戦の責任者となる。
そして日本国民に空からビラを撒く作戦を展開するが、そのビ
ラの一つにはこんな文句があった。

 今日4月29日は御目出度い天長節であります。・・・
戦争の責任者である軍首脳者はこの陛下の御誕生日の日に
戦捷(せんしょう、戦勝)を御報告申し上げる事も出来ず、
むしろ自身の無能の暴露を恐れてゐるのでせう。軍首脳部
は果たして何時まで陛下を欺(あざむ)き奉る事が出来る
でせうか。[1,p144]

 国民の天皇への敬意を尊重しつつ、軍首脳部を攻撃するビラ
は、その戦意を挫く上で多大の効果があった、と東条英機・首
相も認めている。

■5.日米戦争を避けるために■

 河井は昭和4(1929)年4月に恵泉女学園を創設した。米国留
学までした河井は当時の女性としては傑出した存在だったが、
「女が少しばかり学問に励んだからといって家事ができないな
どというのは恥です」と、学生寮では炊事、洗濯からトイレ掃
除、風呂焚きまで教えた。教室の窓ガラスを生徒と一緒にせっ
せと磨き、雑巾を拭いた後が残ると見苦しいと叱って、やり直
しを命じた。

 第一期生を送り出した昭和9(1934)年4月7日、一通の手紙
がアメリカから届いた。アメリカ・キリスト教連合婦人会から、
「私たちの国の戦争の風説に反対するために、あなたのメッセ
ージが必要です」との講演の依頼だった。アメリカでの日系移
民排斥や日本の満洲事変をきっかけに、日米関係は険悪になり
つつあった。

 師の新渡戸稲造は2年前に渡米して、全米で約百回の講演を
こなした。昭和天皇からもじきじきに、両国の和解に骨折って
貰いたい、とも依頼された。新渡戸は知人にこう語っている。

 本当に陛下は御立派な方だよ。私心なんかこれほどもお
ありにならない。そういう陛下を戴いている日本は本当に
幸せなんだ。[1,p100]

 しかし、新渡戸は前年の昭和8年10月にカナダのビクトリ
アで客死していた。師の志を継ぐべく、河井は8月から12月
までの4ヶ月間で全米60余の都市を回り、約2百回の講演を
行った。この際に、ニューヨークで世話をしたのが、冒頭、横
浜のホテル・ニューグランド支配人の中山武夫夫妻だった。

 カンザス市ではエリート養成学校・陸軍指揮幕僚大学に学ん
でいたフェラーズが河井を迎え、二人は時の過ぎるのを忘れて
語り合った。河井はこの時のフェラーズの態度を「実に公平な
議論をして、自国の反省すべき点」を語り、日本兵士の忠誠に
敬意を表した、と回想している。

「公平な議論」とは、ルーズベルト大統領が大恐慌以来の経済
的危機を避けるために、さまざまな挑発をしかけている、とい
うフェラーズの認識である。

■6.皇室への敬愛■

 戦争が始まると、河井はよく生徒たちに「この戦争は間違っ
ている」と語り、憲兵隊に呼び出された事もあった。軍や文部
省から御真影(両陛下のお写真)を校内に掲げるよう要請があっ
たが、「校舎があまりにお粗末すぎて、大切なお写真をお預か
りするにふさわしい部屋も安全な場所もありません」と、言葉
巧みに逃げた。

 しかし宮城遙拝では、頭を上げるのが早い、と生徒たちを叱っ
たりしている。キリスト教徒として、天皇をゴッドのように礼
拝はしないが、国民としての心からの敬意は払う、というのが、
河井の立場だった。

 終戦の日に玉音放送を聞いた時の思いを、後にこう自伝に書
いている。

 この未曾有の国家的危機に際して、・・・「大道を誤り、
信義を世界に失う如き」を戒めよという天皇の父親らしい
戒めに対して、国民は孝心を明らかにして従順に従ったの
であった。天皇に対する代々の忠誠心は、塵や埃のように
一吹の風にあえなく散ってしまいはしない。[1,p179]

■7.「私がいの一番に死にます」■

 7百万の日本兵が降伏したなんて、まるで奇跡のようだ。
日本を占領するために、どれだけの日米の兵士、民間人の
命が犠牲になったか考えてみて欲しい。[1,p209]

と、フェラーズは家族への手紙に書いているが、天皇の玉音放
送で7百万の将兵がただちに矛を収め、整然と武装解除されつ
つある姿を見て[e]、フェラーズは「国民が最大の敬意を払う
のは天皇」という自分の洞察が正しいという確信を深めた。

 9月11日、東条英機ら39人が逮捕された。天皇を護るた
めに早く手を打たねばならない。9月23日、来日3週間目に
ようやくフェラーズは河井道と再会できた。

「仮にの話ですが、もし天皇を処刑するということになったら、
あなたはどう思いますか」と聞くフェラーズに、河井は答えた。

 日本人はそのような事態を決して受け入れないでしょう。
もし陛下の身にそういうことが起これば、私がいの一番に
死にます。・・・もし、陛下が殺されるようなことがあっ
たら、血なまぐさい反乱が起きるに違いありません。

 フェラーズは、玉音放送後の整然たる降伏と武装解除を目の
当たりにし、さらにこの河井の言葉を聞いて、腹を固めた。も
し天皇を処刑したら、日本国内は血なまぐさい反乱で収拾がつ
かなくなる。占領統治を円滑に進める最善の方法は、天皇を罰
することではなく、逆にその力を借りることである。

 フェラーズは、マッカーサーに天皇の処遇に関する意見書を
早急にまとめるので、ぜひ力を貸して欲しい、と河井に頼んだ。

■8.「陛下にお目にかかれて光栄です」■

 4日後、その天皇の姿がフェラーズの目の前にあった。9月
27日午前10時、昭和天皇が米国大使館にマッカーサーを訪
ねたのだった。出迎えたフェラーズに、天皇はトップハットを
とり、日本語で「お会いできてうれしい」と挨拶しながら軽く
お辞儀をして、手を差し出した。フェラーズは天皇の手を握り、
英語で「陛下にお目にかかれて光栄です」と答えた。

 後のマッカーサーの証言では、この会見で昭和天皇は「戦争
の全責任をとる」と発言して、彼の心を揺すぶった[e]。天皇
は深く覚悟されて会見に臨まれたのだが、アメリカ大使館で最
初に出迎えたフェラーズの応対は、そのお気持ちをなごませた。
天皇は後にフェラーズに次のようなお言葉を伝えられている。

 あなたが温かく迎えてくださったときから、私はマッカ
ーサー元帥との関係がうまくいくだろうと思いました。

 昭和天皇は、この「温かく迎えた」相手がアメリカ陸軍きっ
ての親日家、知日家である事など予想だにされなかっただろう。
まして、彼が天皇ご自身を戦犯裁判から救わねばならないとの
覚悟を内心に秘めていたとは。
(文責:伊勢雅臣)


 

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 『パンドラ訴訟』の高裁判決は、7月29日に下されます。

 

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「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹

 

祝!逆転勝訴!「パンドラ訴訟」で琉球新報に鉄槌!

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7月29日午後1時10分。

三人の高裁裁判官が着席した。

詰め掛けた傍聴人の耳目が、今泉裁判長の口元に集中した。

瞬時の緊張と静寂が法廷を支配した。

裁判長判決文を読み上げた。

「原判決を次のとおり変更する」

その瞬間、傍聴席の中からガッツポーズ見られた。

裁判長の判決文朗読は続いた。

「被控訴人(被告・琉球新報)は、控訴人(原告・上原正稔)に対し、105万4000円及びこれ対する平成23年2月5日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え」

無言のガッツポーズが、「ヤッタ!」の歓声に変わった。

徒手空拳で琉球新報の言論封殺に立ち向かった上原正稔さんの逆転勝訴である。

ということは琉球新報の全面敗訴である。

 支援者の皆様に深く御礼申しあげます。

皆様の温かいご支援の賜物と上原正稔に代わって感謝申し上げます。

 

■逆転勝訴の画期的意義

沖縄の言論空間は異論を許さぬ「全体主義」であるといわれて久しい。

琉球新報、沖縄タイムスという2大紙を頂点に、学会、教育界から出版界にいたるまで網の目のように張られた思想統制に逆らうものは村八分の仕打ちを受けるのが常だった。

沖縄2大紙の影響力を恐れるのは、言論界のみならず政界も同じだ。

先日の参院選でも自民県連は、新聞の論調に平伏した。

政府の「辺野古移設」に逆らって「県外移設」と主張し支援者の反発を買ったのが記憶に新しい。

傲慢不遜な琉球新報は、上原正稔という人物を軽く見るという大愚を犯した。

絶対権力者の気に入らない記事は他の識者同様に唯々諾々と平伏すと考えた。

希代の奇人上原正稔氏は琉球新報の書き換え要求を頑としてはねつけた。

渇しても盗泉の水は呑まず、という上原氏の信念からだ。

上原さんは琉球新報との戦いを法廷に持ち込み、勝訴した。

巨大組織の琉球新報の驕れる脳天に鉄槌を下したのだ。

では、沖縄の言論界を支配する琉球新報の全面敗訴を今朝の沖縄タイムスはどのように報じたか。

社会面トップを飾る「市民ら野嵩ゲートで抗議」、「『普天間』の金網怒りの灯火煌々」の派手な記事の下に隠れるようなベタ記事が・・・。


連載契約違反を一部認定 琉球新報に賠償命令

 沖縄タイムス 2013年7月29日 18時56分

 連載を一部掲載しなかったのは契約違反だとして、ドキュメンタリー作家上原正稔さん(70)が琉球新報社に約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は29日、原告の請求を棄却した一審那覇地裁判決を変更、琉球新報社の契約違反を一部認め、約100万円の支払いを命じた。

 判決によると、上原さんは2007年5月から琉球新報の夕刊で沖縄戦を取り上げた連載を執筆。同社は一部の原稿に新味がないとして書き直しを求めたが、上原さんは拒否し、同社は08年8月、連載を打ち切った。

 琉球新報社は契約について「初出の資料を用いた連載をするという内容」と主張したが、判決理由で今泉秀和裁判長は「初出の資料のみに基づいて連載するとまでは記載されていない」とした。(共同通信)

                ☆

沖縄タイムスは地元紙が「言論封殺」で裁判所に鉄槌を下されるという重大ニュースを、共同配信でお茶を濁している。

沖縄タイムスにはも、はや地元の重大ニュースを自力で報道する気力も能力もない。

単なる紙くずであることを自ら証明したような記事である。

>同社は一部の原稿に新味がないとして書き直しを求めたが、上原さんは拒否し

琉球新報が「新味がない」として全面削除を要求した部分は、集団自決の核心の部分だ。

琉球新報が問題にした箇所は、「沖縄戦の集団自決は日本軍の強要による」という琉球新報の主張に逆らい「軍命はなかった」と記述された部分だけに限られている。

琉球新報の主張する「新味がない」などの削除理由は、「軍命があった」と書いていないことが、新報社方針と合わなかったからであり、この連載の読者な誰でも気がつく事実である。

琉球新報の報道は確認していないが、おそらく沖縄タイムス同様ベタ記事で誤魔化して、この判決の持つ重要な意味を矮小化しようとするだろう。

判決の持つ意味

(1)沖縄紙が独占的に支配していた言論空間の一角に大きな風穴が開いた。

(2)梅澤。赤松両隊長の汚名が完全に回復された。

「慶良間諸島でおきた「集団自決」は梅澤、赤松両隊長の命令による」という通説は、大江・岩波集団自決訴訟では立証出来ず、梅澤、赤松両隊長の汚名は回復されたが、必ずしも満足できるものではなかった。

訴訟の「名誉毀損」「損害賠償」請求では敗訴したため、沖縄2紙の印象操作により「裁判で軍命令があったことが確定した」などと誤解する人も多かった。

今回の高裁判決では、上原さんの原稿が掲載拒否されたのは、181回の連載中「慶良間で何が起きたか」の章(5回分)と、181回目の最終回の2度であり、いずれも「集団自決に軍命はなかった」と明記した部分に限られている。

判決文では一度目の「慶良間で何が起きたか」(慶良間編)を削除した琉球新報の理由を次のように否定している。

「被控訴人(琉球新報】は、なんら合理的理由もなく控訴人(上原正稔)の執筆した慶良間編の掲載を一方的に拒否したと認めるほかはなく、このことは、被控訴人(琉球新報)の『パンドラの箱を開ける時に係る連載執筆契約の義務に違反し、債務不履行に該当するといわざるを得ない。 これに反する被控訴人の主張は採用することが出来ない」

さらに判決は最終回の掲載拒否については、こう判断している。

「被控訴人(琉球新報)が第181回の原稿について控訴人(上原正捻)に書き換えを求め、控訴人(上原)がこれに応じなかったという理由だけでこれを掲載しなかったことに何ら合理的な理由は見当たらず、これも、被控訴人(新報)の『パンドラの箱が箱を開ける時』に係る連載執筆契約の義務に違反し、債務不履行に該当するものと思わざるを得ない。 これに反する被控訴人(新報)の主張は採用することが出来ない」

 

この裁判の意義については、途中からこの裁判を知った人達には理解しにくいと思われるので、これから数回にわたり解説記事を連載の予定である。

 

【おまけ】

人物探訪: 昭和天皇を護った二人のキリスト者(下)

 天皇を処刑して、共産革命を引きおこそうと
するソ連の野望にフェラーズは立ち向かった。
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■1.マッカーサーへの意見書■

 フェラーズは、天皇が帰られた後に、執務室に閉じこもり、
マッカーサーへの意見書の仕上げに没頭した。意見書の原稿を
書き上げると、すぐに恵泉女学園の河井のもとに届けさせた。
河井からの意見をもとに修正し、再度チェックを受けてOKを
貰ったのが10月1日。翌日、フェラーズは完成した意見書を
マッカーサーに提出した。二人の合作と言ってよい。

 意見書では、冒頭で「彼らの天皇は、祖先の美徳を伝える民
族の生ける象徴である」と、ハーンから継承した天皇観から説
き始め、次に今回の戦争に関しては、「天皇が自ら起こしたも
のではないことを立証しうる」と述べた。続いて、

 大衆は、裕仁に対して格別に敬慕の念を抱いている。彼
らは、天皇がみずから直接に国民に語りかけることによっ
て、天皇はかつて例がないほど彼らにとって身近になると
感じている。和を求める詔書は、彼らの心を喜びで満たし
た。彼らは天皇がけっして傀儡などでないことを知ってい
る。また、天皇を存置しても、彼らが選びうる最も自由主
義的な政府の樹立を妨げることはないと考えている。
[1,p225]

 最後の一節は、軍国主義を復活させないためには、天皇制を
廃止する必要がある、という連合国内の意見に釘を刺したもの
である。

■2.戦争裁判で天皇を裁けば■

 無血侵攻を果たすにさいして、われわれは天皇の尽力を
要求した。天皇の命令により、700万人の兵士が武器を
放棄し、すみやかに動員解除されつつある。天皇の措置に
よって何万何十万もの米国人の死傷が避けられ、戦争は予
定よりもはるかに早く終結した。

 フェラーズは同様の文章を家族の手紙にも書いており、この
部分はまさに彼の実感そのままである。

 したがって、天皇を大いに利用したにもかかわらず、戦
争裁判のかどにより彼を裁くならば、それは、日本国民の
目には背信に等しいものであろう。それのみならず、日本
国民は、ポツダム宣言にあらまし示されたとおりの無条件
降伏とは、天皇を含む国家統治機構の存続を意味するもの
と考えている。

 もしも天皇が戦争犯罪のかどにより裁判に付されるなら
ば、統治機構は崩壊し、全国民的反乱が避けられないであ
ろう。国民は、それ以外の屈辱ならばいかなる屈辱にも非
を鳴らすことなく耐えるであろう。

 後半は河井道の「陛下が殺されるようなことがあったら、血
なまぐさい反乱が起きるに違いありません」とフェラーズに語っ
た言葉に基づくもののようだ。

 そして「それ以外の屈辱ならばいかなる屈辱にも耐えるであ
ろう」とは、「堪へ難きを堪へ忍ひ難きを忍ひ以て万世の爲に
太平を開かむと欲す」という終戦の詔勅を思わせる。これも終
戦の詔勅に関して、「天皇の父親らしい戒めに対して、国民は
孝心を明らかにして従順に従ったのであった」と語った河井の
思いが反映しているのだろう。

 フェラーズの意見書には、河井を通じて、当時の日本国民の
天皇への「敬慕の念」が注ぎ込まれていた。

■3.「相互の尊敬と信頼と理解」■

 彼らは武装解除されているにせよ、混乱と流血が起こる
であろう。何万人もの民事行政官とともに大規模な派遣軍
を必要とするであろう。占領期間は延長され、そうなれば、
日本国民を疎隔してしまうことになろう。

 米国の長期的利益のためには、相互の尊敬と信頼と理解
にもとづいて東洋諸国との友好関係を保つことが必要であ
る。結局のところ、日本に永続的な敵意を抱かせないこと
が国家的に最も重要である。

 意見書はこう結ばれた。「相互の尊敬と信頼と理解」という
言葉には、初めて来日した時に「日本は魅惑的で美しい。神秘
に満ちた心温まる国だ」と感じて、河井らとの交友を築いてき
たフェラーズの体験が窺われる。そうした友好関係こそ「米国
の長期的利益」となる、というのがフェラーズの信条であった。

■4.「ソ連は、日本に革命が起きることを望んでいる」■

 2日おいて、10月4日にフェラーズは第2の覚え書きを提
出した。

 ソ連は、日本に革命が起きることを望んでいる。我が国
(アメリカ)の政策は、革命を期待しているかのようだ。
革命には、天皇の排除が最も有効なのである。[2,p89]

 当時、ソ連の共産党機関誌「プラウダ」は激しい天皇制批判
を繰り返していた。また日本共産党も「戦争犯罪人追求人民大
会」を開き、1600人にのぼる戦犯リストの冒頭に昭和天皇を挙
げていた。

 天皇が戦犯裁判で処刑となり、国中に反乱が起きれば、それ
が共産革命の引き金になり、日本を共産陣営に追い込む結果と
なりかねない。フェラーズは危機感を募らせていた。

 10月2日、皇族の梨本宮守正元帥が、そして6日には元首
相・近衛文麿、天皇側近の内大臣・木戸幸一と、皇族と側近に
まで逮捕の手が伸びていた。

■5.マッカーサーの回答■

 11月29日、アメリカの統合参謀本部は、マッカーサーに
対して指令を伝えた。

 裕仁は、戦争犯罪人として逮捕・裁判・処罰を免れては
いないというのが米国政府の態度である。天皇抜きでも占
領が満足すべき形で進行しうると思われる時点で、天皇裁
判問題が提起されるものと考えてよかろう。[2,90]

 米国政府は天皇訴追を十分ありうるものとして、マッカーサ
ーに判断に必要な証拠の収集を命じた。この回答として、翌昭
和21(1946)年1月25日、陸軍参謀総長アイゼンハワーあて
に電報が送られた。

 過去十年間に、程度はさまざまであるにせよ、天皇が日
本帝国の政治上の諸決定に関与したことを示す同人の正確
な行動については、明白確実な証拠は何も発見されていな
い。

と始まるこの回答で、まず大日本帝国憲法はヨーロッパの立憲
君主制と同じ原則に則っており、内閣が行った政治的決定を天
皇は裁可するだけで、拒否する権限はなかった事が説明されて
いる。

 昭和天皇は立憲君主の立場をよくわきまえ、可能なかぎ
りその原則に従って行動した天皇だった。帝国議会の議決
を裁可しなかった例は一度もなかったし、国務大臣の補弼
(ほひつ)を俟(ま)たずに大権を行使する独断政治を強
行したこともなかった。

 つけ加えれば、日米開戦までの過程で戦争を避けるため
に、自らの立場で可能な範囲で軍部や内閣に意見を述べて
いる。昭和天皇は決して好戦主義者ではなかった。外交交
渉を優先させることで、なんとか戦争を回避しようと努力
した。

 最後の一節には、また河井道の影響が窺われる。河井はフェ
ラーズに勅語や御製を示して、天皇の平和を求めるお気持ちを
伝えていた。恐らくは、開戦前の御前会議で昭和天皇が「四方
の海みなはらから(同胞)と思ふ世になど波風の立ち騒ぐらむ」
との明治天皇御製を示されて、再度の外交交渉を求められた事
もその中にあっただろう。

■6.「あれはカワイ・ミチから授かったものだ」■

 続いて、回答書では天皇を訴追した場合に、「日本国民の間
に必ずや大騒乱を惹き起こし」、そのような事態に対処するに
は、百万の軍隊と数十万の行政官が必要となる、としている。
主張の内容は、フェラーズの覚え書きをそのまま引き写したも
のである。

 マッカーサーはフェラーズの覚え書きを机の左の引き出しの
一番上に入れ、しばしば取り出しては読んでいた。フェラーズ
は後に語っている。

 私はあの覚書の内容について自信が持てなかった。あれ
はカワイ・ミチから授かったものだ。彼女は実に偉大な女
性だった。彼女が私を助けてくれた、彼女は知らないだろ
うが、マッカーサーの天皇に対する態度に、彼女は大きな
影響を及ぼしたと思う。[1,p228]

 このマッカーサーの回答書で、米政府の天皇不起訴の方針は
固まった。

■7.東条の覚悟■

 米国はこれで固まったが、ソ連は強硬に天皇訴追を要求して
いた。3月2日から東京に終結した連合国各国の国際検察局に
よる被告人選定作業が始まった。

 フェラーズはこの時期、天皇の無罪を立証すべくあらゆる手
を尽くした。3月6日、終戦時の海軍大臣・米内光政を総司令
部に呼んで、こう言った。

 ・・・ソ連は全世界の共産主義化を狙って、日本の天皇
制とマッカーサーの存在を邪魔にしている。アメリカ国内
でも上層部に天皇を戦犯として裁くべきだとの主張が相当
ある。

 その対策としては、天皇が何ら罪のないことを日本側が
立証してくれることが最も好都合だ。そのためには近々開
始される裁判が最善の機会だと思う。この裁判で東条に全
責任を負わせるようにすることだ。

 そこで、東条に次のことをいわせてもらいたい。開戦前
の御前会議において、たとえ陛下が反対されても、自分は
強引に戦争にまでもっていく腹をすでに決めていたと。
[1,p266]

 米内は「まったく同感です」と賛同し、獄中の東条に弁護人
を通じてフェラーズの意を伝えた。東条は答えた。

 そんなことは心配ないと、米内君にいってくれ。おれが
恥を忍んで生きているのも、この一点があればこそだ。

 東条は東京裁判において、大東亜戦争は自衛戦であり国際法
に違反していないこと、また開戦の決定は内閣の責任であり、
昭和天皇が拒否権を行使されることは、憲法上も、慣行上もな
かったことを堂々と述べた。[a,b]

■8.「昭和天皇独白録」とバイニング夫人■

 フェラーズはさらに次々と手を打っていった。第2の手は昭
和天皇ご自身に直接語っていただくことだった。風邪を引いて
寝込まれていた昭和天皇に、戦争への関わりと思いを語っても
らい、寺崎英成ら側近たちが記録した。この記録は44年後に
発見されて「昭和天皇独白録」としてセンセーションを起こし
た。その英語版がフェラーズの残した文庫から発見された。

 この文書がどのように使われたのかは分かっていない。ただ、
天皇不起訴という決定に対して米世論が反発した場合、あるい
は天皇が証人喚問された場合には、この文書が使われただろう。
[2,p149]

 フェラーズがもう一つ打った手は、皇太子にアメリカ人女性
の家庭教師をつけることだった。それによって欧米の世論を軟
化させようというのが、狙いだった。フェラーズが選んだエリ
ザベス・バイニング夫人は、彼と同じクエーカー教徒であり、
また夫人の児童文学者としての才能と評判を彼はよく知ってい
た。

 バイニング夫人は4年間、皇太子の家庭教師を務め、帰国後
の1952年に著した『皇太子の窓』はアメリカでベストセラーと
なり、皇室に対するアメリカ人のイメージを変えるのに大きな
役割を果たした。

■9.「天皇陛下を戦犯より救出したる大恩人」■

 東京裁判開廷から2ヶ月過ぎた昭和21(1946)年7月、フェ
ラーズは陸軍を退役して帰国の途についた。その際に、次のよ
うな手紙を、天皇の側近・寺崎英成に書き送った。

 あなたの有能な上司、すなわち天皇陛下に次に会うとき、
私の気持ちをぜひ伝えてください。私が日本を去るのは、
私が日本にいるよりもアメリカに帰った方が、日米両国の
相互理解の増進により多くの貢献ができると確信したから
です。天皇陛下に心からの敬意を払っています。[1,p273]

 フェラーズはこの言葉通り、帰国後は全米各地を回って極東
問題やソ連についての講演を行い、雑誌に記事を投稿した。
『リーダーズ・ダイジェスト』1947年7月号には、『降伏のた
めに戦った天皇裕仁』と題して、昭和天皇を讃えた。その中で
はソ連が東洋における支配的地位を狙って、日本からの和平斡
旋の依頼を握りつぶして、戦争を長引かせ、自らに最も好都合
な時に対日戦を始めた事を指摘した。

 1950年2月、ソ連は突如として天皇を細菌化学戦争の計画立
案に関わった罪で「追加戦犯」として、国際軍事法廷で裁くこ
とをアメリカに求めた。しかし米国は解決済みの問題として、
これを黙殺した。

 昭和46(1971)年2月、日本政府はフェラーズに対して、勲
二等瑞宝章を贈った。その申請書にはこう書かれていた。

 ボナー・フェラーズ准将は・・・連合国軍総司令部に於
ける唯一の親日将校として天皇陛下を戦犯より救出したる
大恩人である。[1,p190]
(文責:伊勢雅臣)

 

 

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 『パンドラ訴訟』の高裁判決は、7月29日に下されます。

 

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パンドラ訴訟、逆転勝訴の解説(1)

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 【動画】「琉球新報vs上原正稔」の控訴審で勝訴

表現・言論の自由を叫ぶのは、通常新聞などメディア側である。 事実沖縄でもプロ市民による違法な「辺野古テント村」の場合や、普天間基地・野嵩ゲートの無法行為に対しても、沖縄2紙は「証言の自由」の発露などとしてこれを擁護してきた。

ところが昨日福岡高裁那覇支部で判決が下りた「パンドラ訴訟」では、言論の自由を主張するはずの琉球新報が、同紙に連載中のドキュメンタリー作家の原稿が、自社の方針に合わないという理由で掲載拒否をし、それに対し「言論封殺」として訴えた作家の請求を全面的に認めた。

これまで傲慢不遜にも「言論封殺」で沖縄の言論界を支配してきた琉球新報に、高裁判事が「言論封殺はまかりならん」というごく当たり前の判決を下したのだ。

つまり新聞社が個人に対して行った「言論封殺」に対し、司法が鉄槌を下したわけだ。

これまで沖縄2紙が日常茶飯事として行ってきた沖縄の言論封殺の実情を鑑みると、この高裁判決は当然の判決とはいえ、きわめて画期的な判決といわざるを得ない。

琉球新報社是

「不偏不党、報道の自由と公正を期す」を社是に掲げる琉球新報が、「言論の自由」を争う裁判で敗訴したことは、新聞社としてのプライドに泥を塗られたことになる。 

当然「高裁判決は不当判決」などと主張し、社説などで反論するのが筋だと考える。

だが、新聞社としての矜持どころか人間としての誇り、いや、恥の心さえも忘れてしまった琉球新報(元々無かった?)は、ベタ記事で読者の知る権利を握りつぶし、頬被りで押し通す魂胆らしい。

もっとも敗訴を承知で面子を保つための上告が予想される。

琉球新報は一審、二審を通じて掲載拒否の理由は「2重掲載」と「新味のない焼き直し」の二点のみに絞って戦ってきた。 上告審では事実認定はなく、二審判断の適不適を審議するのみというから、今後新たに画期的証拠でも出現しない限り二審判決の逆転は考えられない。

そもそも一審の井上直哉裁判長の判決自体が常軌を逸しており、二審判決はまともな判断力を持った裁判官なら当たり前の判決を下したに過ぎないのだ。

ゲバ学生にシンパシーを抱く井上裁判長を言論封殺魔と批判したエントリー。

裁判長は言論封殺魔、川柳で損害賠償

筆者は第二審で、原告側証人として証言台に立つ覚悟で、陳述書を法廷に提出済であった。

ところが、琉球新報側の証拠のみを全て是として採用した一審判決があまりにも酷かったので、二審ではこのデタラメ証拠を粉砕するだけで勝負はついてしまった。

したがって陳述書の提出のみで証言台に立つまでには至らなかった。

この裁判の概略を理解する上で参考になるので、提出済み陳述書を全文公開する。

なおリアルタイムで「パンドラの箱が開くとき」を読んでいた読者のブログへのコメントも参考資料とし提出した。

                   ★

陳述書 NO2   江崎 孝

第一審に続いて陳述書を提出させて頂きます。

■ 私が「パンドラの箱が開くとき」に興味を持った最大の理由

⇒慶良間の集団自決の真相が知りたかったかた

2007年当時、私は琉球新報の購読者で同紙夕刊に連載中の沖縄戦記「パンドラの箱を開けるとき」を愛読しておりました。

当時私と著者の上原正稔さんとは作家と一読者の関係に過ぎず、面識もなければ電話などで連絡を取り合ったことも有りませんでした。

私が「パンドラの箱」に興味を持った理由は、2005年から始まった「大江・岩波集団自決訴訟」に興味を持っていたからです。 当時係争中であった同裁判の最大の争点が、沖縄戦で起きた慶良間島集団自決における軍命の有無であったことが、私が「パンドラの箱を開くとき」に興味を持った最大の理由でした、私の友人たちも皆同じ理由で同連載を読んでいたと記憶しています。

折りしも同じ2007年の3月に、高校歴史教科書の「沖縄戦集団自決は軍命による」という記述を削除せよとの文科省検定意見が出て、琉球新報はこれに反発する大キャンペーンを張り「集団自決は軍命による」という検定意見とは逆の趣旨の記事が連日琉球新報の紙面を飾っていました。

学者でもなければ沖縄戦の研究家でもない一読者の私が沖縄戦「パンドラの箱をあけるとき」に興味を持った本当の理由は「慶良間島集団自決」に軍命が有ったか否かの一点に尽きました。それは若い頃読んだ沖縄タイムス刊の「鉄の暴風」の影響で、係争中の大江・岩波集団自決訴訟の「軍命論争」に個人的に興味を持っていたからです。

そして2007年6月15日の記事で、来週から「慶良間で何がおきたか」が始まるとの予告を見て、愈々地元の沖縄戦研究家が慶良間島で起きた集団自決に軍命が有ったか否かの真相に迫るものと期待に胸を弾ませたことを今でも鮮明に覚えています。

■小山裕士さんも注目していた。

私と同じように「慶良間で何がおきたか」に興味を持っている人物がいました。当時私が愛読していたブログの管理人で産経新聞の那覇支局長をしていた小山裕士さんです。小山さんは2007年6月17日のブログ「今夜も、さーふーふー」にはこう書いています。
<「パンドラの箱を開ける時」 2007/06/17 13:49
琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての連載です。
第1話「みんないなくなった 伊江島戦」が昨日で終了。
19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆すると話していました。注目しています。> 

つまり当時琉球新報に連載中の「パンドラの箱を明けるとき」の読者のほとんどが、第2章「慶良間に何が起きたか」を、この連載企画の最大の目玉として息を呑んで待っていた事になります。 読者の興味は正に当時琉球新報が連日キャンペーンを張っていた慶良間島の集団自決の「軍命論争」に凝縮されていたのです。 この点は小山さんのブログのコメント欄に書き込んでいる多くの読者のコメントを見れば一目瞭然です。

ところが掲載予定日6月19日になって、読者に何の断りもなく同記事が休載していことを知り、琉球新報に問い合わせの電話を入れましたが、驚いたことに対応した記者自身が休載の事実を知りませんでした。 いつから再開されるかの問いにまともに答えることができないほど対応した社員が動揺していたことは前回の陳述書に記したとおりです。  「慶良間で何がおきたか」が予定日に掲載されなかったことを知り、私は産経新聞の小山さんが懸念した通り、上原正稔さんもまた琉球新報の圧力に負けたものと考え「上原正稔よ、お前も琉球新報の圧力に負けたのか」と胸中に怒りを覚えたことは前回の陳述書で述べたとおりです。

■休載後の小山さんの感想

「慶良間で何が起きたか」が休載した翌日6月20日の小山さんのブログには、「昨日から第2話「慶良間島で何が起こったか」が始まるはずでしたが、なぜか突然休止になってしまいました。想像すれば、沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためかと思います」と、私と全く同じ心境が記載されており、同ブログのコメント欄には同じ心境の数多くの読者がコメントを残しています。(添付資料参照)
 小山さんは翌21日のブログで「主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です」と書いて休載の異常さを訴えています。

「パンドラの箱が開くとき」は約3ヶ月の空白の後、10月になって突然突然再開されましたが、読者が最も期待して待っていた第2章「慶良間に何がおきたか」は、予告までしたにも拘らず、何の説明もないまま省略されておりました。

■ 掲載再開後の小山さんの感想


10月になって突然連載が再開されたのを見た小山さんは、10月17日のブログで「新報の夕刊で連載されていた。・・・ただし、事前の予告では次は『慶良間で何が起こったか』を明らかにするとしており、集団自決の真実を白日の下にさらすとおっしゃられていたのですが、再開した第2話のタイトルは「軍政府チームは何をしたか」となっている」と記述し、予告とおり書かれていないことに疑問を呈しています。(添付資料参照) 

私も小山さんと同じく連載の目玉とも言える肝心の部分を欠落したままで終わるはずはないと考え、そのうち掲載されると期待しながら読み続けました。

しかし、結局、「パンドラの箱を開くとき」は、翌年の170回(筆者注;実際は180回)で、第2章「慶良間で何が起きたか」は欠落したまま最終回を迎えてしまいました。

 

■読者は知らなかった本当の最終回

後になって知ったのですが、この連載の最終回は実は171(実際は181回)であり、それが再度削除されていたと知り「やっぱり言論封殺だったのか」と考えました。 というのは、そこには前に削除された本連載の最重要部分の「慶良間で何が起きたか」が書かれており、これも削除の理由だと感じたからです。 つまり当初考えたとおり「集団自決の軍命の有無」が掲載削除の大きな理由だと考えたのです。

合計171回(181回に)も及ぶ長期連載記事の中で削除されたのは2回で、そのいずれもが「集団自決の真相」が記述されていることを知り、これは琉球新報の言論封殺だと確信したのです。

■まとめ

最後に私が「言論封殺」だと考えた理由を、整理しておきます。

1)最初の削除が行われた時期が、2007年3月の歴史教科書検定意見で「慶良間の集団自決は軍命による」という記述の削除が命じられたことに対し琉球新報が反発し、「軍命はあった」という大キャンペーンを行っている最中であり、軍命論争で世の中が騒然としていたこと。

2)約170回(180回)にも及ぶ長期連載であるにも関わらず、読者が一番興味を持っていた「慶良間で何がおきたか」(軍命の有無)の部分だけが狙い撃ちするように削除されたこと。

3)第2章「慶良間に何がおきたか」は掲載を予告しておきながら読者に説明のないまま削除され、しかも最終章までこの最重要部分は削除されたまま連載を終了したこと。

3)19月の再開時に、「慶良間で何が起きた」は欠落したままで、これに対する説明がなかったこと。

4)読者が知らないまま削除された最終回が有り、そこに「慶良間で何が起きたか」に相当する「軍命の有無が明確に書かれていたと知ったこと。

後で知ったことですが、削除された171回(181回)の最終章は、私が知りたかった慶良間島の軍命の有無について上原さんが独自の資料を駆使し「軍命はなかった」と結論を出しており、最後に引用された渡嘉敷島の戦隊長・赤松嘉次さんの手紙と共に読者が一番知りたかった事実が見事に論証されています。

この最重要部分の171回(最終章)を欠いた「パンドラの箱を開くとき」は、画竜点睛を欠いたまま最終回を迎えるという極めて不自然な終わり方で、読者の期待を裏切ったことになります。小山さんもブログのコメント欄で「主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です」と琉球新報の不自然な削除を残念がっていました。

これらの事実から私は琉球新報が言論封殺という卑劣な手段で読者の知る権利を奪ったと確信し証人になる覚悟をした次第です。

           (完)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

添付資料

小山裕士さんの関連ブログと読者のコメント

■パンドラの箱を開ける時」 2007/06/17 13:49
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/198809/#cmt

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての連載です。
第1話「みんないなくなった 伊江島戦」が昨日で終了。
19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆すると話していました。
注目しています。

(以下はコメント欄)

Commented bytaezaki160925 さん

「パンドラの箱」は掲載紙によって閉じられましたね。

このまま封印するつもりでしょうか。

そうだとしたら、沖縄のメディアは大政翼賛会か、言論談合を平気で行う恥知らずですね。

ジャーナリストの良識は沖縄では死語なのでしょうか。

2007/06/20 11:06

Commented by小山裕士 さん 

今、出張から帰ってきました、「休載します」とのおことわりもありません。何があったのか?

2007/06/20 13:30 Commented bytaezaki160925 さん

出張でしたか。


新報に問い合わせたら「調整中」とのことでした。

まさか記事内容の「調整中」ではないでしょうね。

19日付け朝刊から林博史教授の「沖縄戦」が特集で連載を始めました。

上原さんの記事との差し替えでは?と思うのはゲスの勘ぐりでしょうか。

問い合わせの詳細は拙ブログに「狼魔人日記」
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925
に記しました。

2007/06/20 13:35 Commented by小山裕士 さん

想像通りのことが起こったようです

■「パンドラ」はこのまま封印されるのか? 2007/06/20 13:31
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/201455/#cmt

琉球新報の夕刊で連載されていた、上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」。
昨日から第2話「慶良間島で何が起こったか」が始まるはずでしたが、なぜか突然休止になってしまいました。
想像すれば、沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためかと思います。
上原さんと先ほどお話をしましたが、沖縄にとって苦い内容のことに口をつぐむことが長い目で見て、いいことなのか、疑問を感じます。
何より、読者に対して何の説明もないことはおかしいです。
物言えばくちびるさみし…。

(以下はコメント欄)

2007/06/20 14:25 Commented byyasuda さん

小山さんがブログで「パンドラの箱」の予告をしたのが遠因かもしれませんよ。

それにしても予告していた掲載を差し替える程の圧力とは相当なものですね。社内政治の実体を匿名でいいからネットに書き込む人がいたら良いのに。

2007/06/20 15:18 Commented bystarbeast さん

>物言えばくちびるさみし…。

これでは戦前の日本そのものではないのでしょうか?そのことを沖縄のメディアは自覚しているのでしょうか?
「都合の良いことであれ悪いことであれ、伝えるべき事は何を置いても伝えることこそ“メディアの存在理由”」だと思うのですけどね。

2007/06/20 17:06 Commented by小山裕士 さん

連載の第一回に全体の構成が予告されており、
第二話「慶良間で何か起きたのか」は、今、世間の注目を浴びている「集団自決」についてアメリカ兵の目撃者や事件の主人公たちの知られざる証言を基に事件の核心を突くものになるだろう−と記しています。
上原さんは「軍名がなかったことをはっきりと書く」と事前に話しており、突然の連載中止に「なぜ?」という思いです。

2007/06/20 17:10 Commented by小山裕士 さん

今日の夕刊にもありませんでした。
ふつうは「●日から再開します」といった「おことわり」があるものですが、事態の異例ぶりをしのばされます。

2007/06/20 17:13 Commented by小山裕士 さん

訂正「軍名」でなく「軍命」でした。

2007/06/20 17:3 Commented bytaezaki160925 さん

starbeast さん 

>沖縄のメディアは自覚しているのでしょうか?

沖縄のメディアは自覚どころか確信犯でしょう。

自覚がないからこんな愚行をするのです。

こんな愚行をメディアに許しては県民の恥です。

もっとも二つの新聞がこのザマでは県民は知る権利を奪われて何も出来ないのでしょう。

せめて新聞社に読者として掲載中止の事情問い合わせの行動はしてみたいものです。

ちなみに私は昨日電話したら「調整中」とのことでした。

2007/06/20 18:14 Commented by小山裕士 さん

島ぐるみ運動を盛り上げるための配慮といわれても仕方がないでしょう。

「パンドラ」はこのまま封印されるのか? 2007/06/20 13:31
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/202540/#cmt

琉球新報の夕刊で連載されていた、上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」。
昨日から第2話「慶良間島で何が起こったか」が始まるはずでしたが、なぜか突然休止になってしまいました。
想像すれば、沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためかと思います。
上原さんと先ほどお話をしましたが、沖縄にとって苦い内容のことに口をつぐむことが長い目で見て、いいことなのか、疑問を感じます。
何より、読者に対して何の説明もないことはおかしいです。
物言えばくちびるさみし…。

(以下はコメント欄)

Commented by涼月 さん

今日のNHK19時30分からのクローズアップ現代ではこの沖縄集団自決を取上げるようですね。

偏向NHKがどのように報じるか楽しみです。

2007/06/21 20:27 Commented bytaezaki160925 さん

沈黙を守る理由を一言も読者に説明しなのも異常ですね。

こうなったら再開するまで小山さんのブログで「第2話のすみやかな再開を期待しています」を毎日書いて欲しいです。

良識あるウチナンチュも沢山います。 

いや良識があれば全県民が「知る権利」を奪われることには反対でしょう。

2007/06/22 08:18 Commented by小山裕士 さん

主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です。

■沈黙する「パンドラの箱」 2007/06/21 17:43

理由不明のまま休載が続く琉球新報夕刊の長期連載「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」(上原正稔著)ですが、今日の夕刊でも再開されていません。
上原氏の話では担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしいです。
第1話の伊江島戦は、女性や子供も米軍に立ち向かったというすさまじいエピソードが紹介されており、資料的価値の高い連載になっていました。
第2話のすみやかな再開を期待しています。

2007/06/21 18:51 Commented by涼月 さん

今日のNHK19時30分からのクローズアップ現代ではこの沖縄集団自決を取上げるようですね。

偏向NHKがどのように報じるか楽しみです。

2007/06/21 20:27 Commented bytaezaki160925 さん

沈黙を守る理由を一言も読者に説明しなのも異常ですね。

こうなったら再開するまで小山さんのブログで「第2話のすみやかな再開を期待しています」を毎日書いて欲しいです。

良識あるウチナンチュも沢山います。 

いや良識があれば全県民が「知る権利」を奪われることには反対でしょう。

2007/06/22 08:18 Commented by小山裕士 さん

主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です。

■パンドラの件で取材? 2007/06/22 09:53

「パンドラの箱を開ける時」の連載中断の件で、あるマスコミから取材がありました。
といっても、私はただの読者なので、
「新報と上原さんに聞いてください」としか言うことはありません。
慰霊の日」直前というタイミングもあって注目を集めているみたいです。

■待望の? 2007/10/17 16:07

http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/352248/

新報の夕刊で連載されていた
上原正稔氏の「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が昨日から再開されました。
約4カ月ぶりでしょうか?
ただし、事前の予告では次は「慶良間で何が起こったか」を明らかにするとしており、
集団自決の真実を白日の下にさらすとおっしゃられていたのですが、
再開した第2話のタイトルは「軍政府チームは何をしたか」となっています。

ご本人もそのあたりについて「ご了解をお願いしたい」としています。
期待しましょう。

 

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高裁判決、集団自決「軍命説」の誤り立証−原告の上原氏

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世界日報 2013年7月30日

連載契約違反を認定、

琉球新報に賠償命令−福岡高裁那覇支部

 連載が掲載拒否されたとしてドキュメンタリー作家上原正稔氏(70)が琉球新報社に約1000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は29日、原告の請求を棄却した一審判決(那覇地裁)を覆し、琉球新報社の契約違反を認め、105万4000円の支払いを命じた。
 上原氏は2007年5月から琉球新報の夕刊で沖縄戦に関する連載「パンドラの箱を開ける時」を執筆。慶良間諸島の集団自決の真相に迫る部分について琉球新報は「従前の原稿の焼き直し」として書き直しを求めたが、上原さんは拒否し、08年8月、連載を打ち切った。

 今泉秀和裁判長は判決文で「初出の資料のみに基づいて連載するとまでは記載されておらず、合理的な理由もなく掲載を一方的に拒否したと認めるほかない」とした。

               ☆

■逆転勝訴の解説(2)

29日の高裁判決は、これまで沖縄の言論空間を支配してきた新聞社の言論封殺に対し、司法がノーを突きつけた。

この全国的にも新聞史上画期的な判決であるにもかかわらず、沖縄2紙はベタ記事でこの判決の矮小化に必死である。

産経新聞でさえ沖縄メディアの閉鎖的村社会に同調し、この画期的判決の矮小化に協力した。

産経は、那覇支局の事務所を琉球新報社屋に間借りしている気兼ねからか、この重大ニュースを黙殺している有様だ。

したがって沖縄の言論界を揺るがす重大判決を、ほとんどの県民が知らない。

これも沖縄メディアの一種の情報操作であり、今のところ彼らの思惑通りに動いているのは残念である。

沖縄に支局を有する全国紙の中で世界日報のみが「パンドラ訴訟」に関わる沖縄戦の真相解明に力を入れてきたことは原告上原さんも賞賛するとおりである。

高裁判決前の連載特集「貶められた日本兵」シリーズも、同紙の沖縄戦に対する熱心な報道姿勢の現れである。

今回の高裁判決の報道も7月31日の「沖縄のページ」で大きなスペースを割いて、この判決の持つ意義について詳細に報道している。

「パンドラ・・訴訟」の意味がよく理解できない方に対しては、記事そのものが絶好の解説書になるので下記に全文紹介する。

           ☆

世界日報 2013年7月31日

「パンドラの箱訴訟」控訴審 被告・琉球新報社が敗訴

「言論空間のゆがみ」に歯止めか

集団自決「軍命説」の誤り立証−原告の上原氏

 那覇市在住のドキュメンタリー作家の上原正稔氏が、琉球新報の夕刊に連載していた「パンドラの箱を開ける時」(「パンドラの箱」)の掲載を一方的に拒否され、琉球新報社に対して損害賠償などを求めた裁判で福岡高裁那覇支部は29日、一審の判決を変更し、原告の主張を認める判決を下した。一人の作家が沖縄の新聞社を相手取り勝訴したのは初めてのケース。これにより沖縄戦をめぐる地元マスコミの「言論空間のゆがみ」に歯止めが掛けられるのでないかとの期待が高まっている。

(那覇支局・竹林春夫、豊田 剛)

 「1 原判決を次の通り変更する。 被控訴人(琉球新報社)は、控訴人に対し、105万4千円およびこれに対する平成23年2月5日から支払済まで年5分の割合による金員を支払え」

 29日午後1時10分、那覇市にある福岡高裁那覇支部の今泉秀和裁判長が判決文を読み上げると、詰めかけた控訴人側の支援者約20人はお互いに顔を見合わせ、ガッツポーズをとった。控訴審で被控訴人の琉球新報社が敗訴を喫した歴史的な瞬間だった。

 判決文では、「合理的な理由もなく控訴人の執筆した慶良間編の掲載を一方的に拒否したと認めるほかなく、このことは被控訴人の『パンドラの箱を開ける時』に係る連載執筆契約の義務に違反し、債務不履行に該当するものと言わざるを得ない」と断じた。

 また、最終回が「新味のない焼き直し的な」ものとして掲載拒否されたことについては、「苦し紛れの弁解に過ぎない」と指摘。控訴審は、琉球新報社の掲載拒否に対する上原氏の訴えを全面的に認め、琉球新報社に対し、掲載拒否した6回分の原稿料5万4千円と100万円の慰謝料の計105万4千円の支払いを命じた。

 「パンドラの箱」は2007年5月25日から琉球新報夕刊で始まった。連載が開始する2カ月前には、文科省が高校歴史教科書の検定意見で、沖縄戦で行われた集団自決事件に関し「軍の命令」という記述の削除を求めたことについて、琉球新報など沖縄のメディアが強く反発、「軍命説」を強調する論調を展開していた。

 掲載を拒否された原稿の副題は「慶良間で何が起きたのか」で、慶良間諸島の当時隊長だった梅澤裕氏が集団自決の命令を出していないことを証明する内容だった。このため、原告側は「言論封殺」だと指摘して、平成23年1月に「パンドラの箱」連載拒否訴訟を起こしていた。

 昨年の11月20日、那覇地裁の井上直哉裁判長は原告敗訴を言い渡した。判決文では、「原稿が従前書いた物の二重掲載の部分があると考えることはやむを得ないもの」として掲載拒否の琉球新報社側の正当性を認め、被告の主張を全面的に受け入れた内容だった。

 ところが、控訴審では一審判決が完全に覆された。

 控訴人代理弁護士の徳永信一氏は、「正当な主張が正当に認められただけ。しかし、完全アウェーの環境の沖縄で勝てたことに値打ちがある」と勝利宣言。「連載ドキュメンタリーを新聞社が恣意(しい)的に掲載しないことを認めない意味でも画期的な判決」と評価。琉球新報社が「編集権」の問題とすることを最後まで避けたことが琉球新報にとって逆に不利に働いたとの見方を示した。

 沖縄メディアの報道姿勢について徳永氏は、「いまだに沖縄の人々は軍が(自決)命令を出したと思っているが、メディアの報道姿勢に問題がある。県民が『本当の意見は新聞に書いてあることと違うのではないか』と気付くようになれば意義がある」と語った。また「上原さんと同じような目に遭った人は沖縄にたくさんいるのではないか」とも。

 被控訴側の琉球新報社が最高裁に上告するかどうか今のところ未定。

 29日午後、県庁の記者クラブで開かれた記者会見で上原氏は、「歴史の扉が開かれた。一人の作家が集団自決の真実を伝えようとするのを琉球新報が潰そうとし、一人の作家が勝訴した。これは沖縄の新聞史上かつてなかったことだ」と判決の意義を訴えた。

 上原氏は続けて語った。

 「琉球新報、沖縄タイムスをはじめとする互いにかばい合うメディアと作家、学者、文化人などと自称する人たちが『軍の命令によって集団自決が始まった』と主張するのは大変な間違いで、これこそが犯罪であることを裁判が立証した。慶良間諸島で集団自決を命じ悪徳軍人とされてきた梅澤裕さんと赤松嘉次さん(故人)の汚名を晴らすために『真実』を唯一の武器として戦ってきた」

 判決後、上原氏は梅澤裕氏と赤松氏の弟秀一氏に電話で報告した。上原氏によると、梅澤氏は、「(名誉回復は)もう諦めかけていた。涙が出るほどうれしい」と話したという。

 梅澤氏と赤松秀一氏が作家の大江健三郎氏と岩波書店を相手取った名誉毀損(きそん)などの「集団自決冤罪(えんざい)訴訟」で平成23年4月の最高裁で確定した高裁判決は、原告の訴えを退け、大江氏と岩波書店を免責した。だが同判決も、肝心の「二人の隊長が集団自決を直接住民に命令したか否か」について「真実性の証明があるとはいえない」としていた。

 この結果、大江健三郎氏の『沖縄ノート』にある記述――「罪の巨塊」「ペテン」「戦争犯罪者」「屠殺者」「アイヒマン」などといった憎悪的表現――によって汚辱されてきた梅澤、赤松両隊長の名誉は部分的に回復されていたが、敗訴という事実は
重く残った。それだけに今回の控訴審の勝訴は大きな意義がある。

 「これで2人の汚名を晴らすことができた」と勝訴をかみしめた上原氏。「もう琉球新報と沖縄タイムスには書かない」と言い捨てた。

              ☆

>琉球新報、沖縄タイムスをはじめとする互いにかばい合うメディアと作家、学者、文化人などと自称する人たちが『軍の命令によって集団自決が始まった』と主張するのは大変な間違いで、これこそが犯罪であることを裁判が立証した。

高裁判決は「集団自決に軍命はなかった」と鋭く指摘した上原氏の原稿を掲載拒否した琉球新報に対し、合理的理由はない、と断じたものである。

これまで琉球新報と徒党を組んで「集団自決は隊長命令によるもの」と主張してきた沖縄タイムスや学者、文化人たちも同罪ということができる。

だが不都合な場合は沈黙で応えるのが常套手段の彼ら反日サヨク複合体は、「人の噂も75日」を信じて、暫くは黙殺戦術を続けるだろう。

>慶良間諸島で集団自決を命じ悪徳軍人とされてきた梅澤裕さんと赤松嘉次さん(故人)の汚名を晴らすために『真実』を唯一の武器として戦ってきた

 これで梅澤さんと赤松さんの汚名は晴らされ、両隊長の名誉は完全に回復することが出来たのである。

 

 

 

■各紙の報道

 

 

 

■世界日報

 

 

 

 

  【おまけ】

八重山日報 2013年7月30日

自衛隊配備で一騎打ち 告示まで1週間 外間、崎原氏 「天王山」に突入へ 与那国町長選

 任期満了に伴う与那国町長選は6日の告示まで1週間に迫った。3期目を目指す現職の外間守吉氏(63)=自民公認=と新人で与那国改革会議議長の崎原正吉氏(65)の一騎打ちがほぼ確定。国が進める与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非が最大の争点になる。自衛隊配備に向け、国と町は6月、町有地の賃貸仮契約を締結。今後、2015年度の配備完了に向けた作業が本格化するかどうかは町長選の結果しだいと見られており、配備推進派と反対派による「天王山」になる。投開票は11日。

 外間氏は自衛隊配備をめぐる「迷惑料」発言で一時、出馬が危ぶまれたが、発言を撤回し、町有地の賃貸仮契約を締結したことで、配備計画を再び軌道に乗せた。外間氏に反発していた八重山防衛協会の支持も取りつけ、自民党公認を得てオール保守の体制を構築した。

 ▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest/yaeyamanippo.html

              ☆

自衛隊の与那国配備に関しても、これに反対する沖縄メディアの策略報道のため、危うく保守委勢力が分断される危機に瀕した。

今回は辛うじて保守候補の統一を見ることが出来たので、順調に行けば外間候補が当選するだろう。

与那国では直近の参院選で、自民党公認候補の安里氏が490票獲得したのに対し、当選した糸数候補は僅か149票の得票数で、保守系候補の圧勝であった。

まさか新聞に媚びる自民党県連がここでもしゃしゃり出てきて「自衛隊配備反対!」などとトチ狂わないといいのだが・・・。

ちなみに八重山教科書問題で有名を馳せた慶田盛竹富町教育長が君臨する竹富町の参院選比例区の支持政党は自公が圧勝している。

実際は竹富町も保守の島だった。

新聞報道と実際がこれほど違う例は沖縄では特に珍しいことではない。

沖縄2紙は一切読まないのが得策。

やむ得ず読む場合は、

眉に唾して読むべきである。

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「控訴理由書」を全文公開、「パンドラ訴訟」

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何度でも繰り返すが「パンドラ訴訟」の高裁判決は、次の点で画期的である。

(1)梅澤、赤松両隊長の名誉回復を果たした、

(2)新聞による言論支配(封殺)に風穴を明けた

こここまでは理解できるが、それでも裁判の詳細が今ひとつ飲み込めない、という読者が多い。

 「事件」の概略はこうだ。

2007年、ドキュメンタリー作家上原正稔氏が執筆する琉球新報に長期連載中の沖縄戦記「パンドラの箱が開く時」が、慶良間編、最終回と二度にわたり(計5回分の原稿が)琉球新報により掲載拒否された。

同連載は、核心部分の慶良間編と最終回が欠落したまま終了した。

これを不服とする上原氏が2011年、琉球新報を相手取って「言論封殺」の訴訟をした。

 

第一審で、琉球新報は、慶良間編の掲載拒否の理由は「二重掲載だから」、最終回は「新味のない焼き直しだから」と合理性のない主張をした。

181回にもわたる長期連載の中で琉球新報が掲載拒否をした「慶良間編」と「最終回」の2箇所は、いずれも「集団自決は軍命ではなかった」と明確に記述された部分に限られている。

つまり掲載拒否された原稿はいずれも、上原氏が訴えたかったいわばこの連載の最重要部分だ。

琉球新報の意図が、「集団自決は軍命ではなかった」という沖縄戦の真実を、読者の目から隠蔽することにあったことは、誰の眼にも明らかだった。

(1)「2重掲載」の破綻

琉球新報は後付理由で上原氏の過去の著述に、慶良間に上陸した米兵・シアレス伍長の手紙が引用されていることを指して「2重掲載」と主張した。

だが、これは手紙という一次資料の引用であり、ドキュメンタリー作家が同じ資料の引用を禁止されることは、弁護士が同じ法令の条文を引用禁止されるに等しいほど理不尽な主張である。

そもそも琉球新報は、上原氏が翻訳した英文のシアレス伍長の手紙を「上原氏自身の文章」と勘違いしていた。

自分たちの勘違いに気付かず「2重掲載」と主張したが、原告側弁護士に「資料の引用」と指摘され、被告側証人が絶句するというお粗末な場面もあった。 

追い詰められた琉球新報は「引用文が長すぎる」などと本来の主張(2重掲載)とは異なる発言をする混乱振りであった。 

結局「2重掲載」という理由は、徳永弁護士の鋭い証人尋問で木っ端微塵に粉砕されてしまった。

だが、第一審では途中で裁判長が交代するという不運もあって、新たに担当した井上直哉裁判長は、琉球新報側の瑕疵だらけの主張を全面的に認め、上原氏に敗訴の判決を下した。

当然上原氏は控訴した。

上原氏や応援団は、控訴審の裁判長が特に優秀でなくとも、普通の判断力さえあれば、一審の審議記録だけで充分勝訴できると判断した。

だが、念には念を入れ、二審では「新味のない焼き直し」だとして削除された最終回に反撃の焦点を当て、必勝の作戦を立てた。

(2)「新味のない焼き直し」の破綻

作品の評価は読む人により異なる。

「新味のない焼き直し」とは琉球新報側の恣意的判断である。

外部作家の作品を一編集者の勝手な価値判断で、全文削除することは前代未聞である。

しかも最重要部分の「最終回」の全文を、である。

これを以って最終回の掲載拒否の理由としては不可と判断した琉球新報は、後付で、「(最終回の原稿は)「沖縄ショウダウン」(上原正稔著)の紹介であり「担当者が連載執筆契約の内容が初出の資料を用いた新連載である」と主張した。

にもかかわらず上原氏が同様の原稿を書いてきたため、書き直すように依頼したが、拒否されたため掲載を拒否したと主張した。 

「新出の資料による執筆契約」など存在せず、担当者の前泊記者がついた真っ赤な嘘であった。

その根拠と主張した「前泊メモ」なるものは。日付その他に整合性を欠き、普通の判断力さえあれば、これが後で作成したデタラメなメモであることは一目瞭然だが、一審の井上裁判長はこれを鵜呑みにし琉球新報を勝訴にした。 だが、第二審では「前泊メモ」はは全面的に否定された。

百歩譲って第二審の今泉裁判長が、最終回(181回)を読んで、琉球新報と同じく「新味のない焼き直し」と判断したとしよう。

しかし、今泉裁判長が常識人である限り、それはあくまで個人の恣意的判断であり、新聞社が掲載中の長期連載記事の最終回を全面削除する理由にはならない、と判断するだろう。

今泉裁判長は、原告側の徳永弁護士が渾身の気迫で書き上げた「控訴理由書」を冷静に検証し、一審判決をすべて否定し、原告の全面勝訴の判決を下した。

今泉裁判長は常識のみならず、優れた資質の裁判官であると「判決文」の明快な論点の指摘を読んで、いまさらながら理解した。

徳永弁護士が書いた「控訴理由書」を読めばこの裁判の問題点が自ずと浮き上がってくる。

長い文章ではあるが読者の理解の一助として、「控訴理由書」を全文公開する。

 

 

 

 

 

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「パンドラ訴訟」判決文の全文公開とオスプレイ狂騒曲

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■本日の話題

(1)オスプレイ狂騒曲

(2)「パンドラ訴訟」高裁判決文の公開

 

昨夜、ニコ生テレビに出演し、地元沖縄でさえほとんど知られていない「パンドラ訴訟」の高裁勝訴と、高裁判決の持つ意義について解説した。

世界日報を除く各メディアが団結し、メディアの横暴に鉄槌を加えたこの画期的判決を「報道しない自由」に徹している。

沖縄県民でさえこの裁判を知るものが少ないのは残念である。

放送の終了間際に、オスプレイ配備についてメディアが伝えない「不都合な真実」を話した。

今朝の沖縄タイムスでも、一面、社会面、社説などを総動員し、「オスプレイの追加配備」を大々的に非難している。

読者は「米国でさえも飛行禁止の欠陥機オスプレイを前回に続いて追加配備する」という新聞の印象操作に騙される。

久々の発狂報道は、怒り狂うプロ市民の姿を派手に報道している。

これではプロ市民でなくとも怒りの連鎖を起しそうになるが、実際は「欠陥機をむやみに追加配備」しているわけではない。

周知のとおり、オスプレイの沖縄配備は旧型機CH46の機種更新に過ぎない。

従来普天間基地には2つのヘリ部隊が存在し、それぞれ12機で構成するので、合計24機のヘリが配備されていた。

したがって前回の12機配備に続く今回配備予定の12機は、あくまでもCH46型24機の補充に過ぎない。

では新聞は何故「追加」ではなく「補充」と正しい報道をしないか。

実は目立たぬアリバイ報道はやっている。

今朝の沖縄タイムスは、「追加配備反対」の派手な見出しに」隠れるようなベタ記事で報道している。

「部隊の補充」 防衛省

記事は小野寺防衛大臣の「米側として部隊の補充ということで、淡々と行われていると思う」という談話を紹介しているが、ほとんどの県民は(県議でさえも)補充ではなく新たな追加配備と誤解している。

読者は沖縄2紙の術中に見事に嵌まってしまっている。

その証拠に、こんな見出しも。

追加配備に抗議

県議会が検討へ

               ☆

オスプレイに関してはこんな面白い記事も ・・・。

【悲報】「オスプレイよりも、マスコミが迷惑」 報道ヘリがうるさいと苦情殺到

1 : チキンウィングフェースロック(北海道):2013/08/01(木) 13:40:17.95 ID:lvXdWrBl0

草士 ?@aoumigamekun
【岩国】苦情の9割が報道ヘリ騒音 住民から「朝から報道のヘリがうるさい」という苦情が寄せられ、「オスプレイ陸揚げはどうでもいいから報道ヘリをなんとかしてほしい」「ヘリコプターの騒音が仕事に支障を来している」との内容もあった。

001_BQivD5FCEAEe573

https://twitter.com/aoumigamekun/status/362732251361996800

 

4 : リバースネックブリーカー(山口県):2013/08/01(木) 13:42:41.81 ID:kMUV7mIG0 オスプレイが墜落事故起こしたことあるから反対運動か起こってるんだろ
マスコミのヘリが墜落したわけじゃないんだからガマンしろよ
本当に日本は恥ずかしい国になった



7 : アキレス腱固め(東京都):2013/08/01(木) 13:44:57.41 ID:J+/S6xX/0>>4
マスコミのヘリだって何回も墜落事故起こしてるぞ



8 : オリンピック予選スラム(埼玉県):2013/08/01(木) 13:46:35.71 ID:QqJOfvVV0>>4 (´・ω・`)



9 : 男色ドライバー(鹿児島県):2013/08/01(木) 13:46:44.38 ID:jmfgxlhQ0>>4
この間もマスコミの人間が墜落して死んでたじゃねーか



28 : クロスヒールホールド(茸):2013/08/01(木) 13:56:10.88 ID:aL9RUXhj0>>4
流石山口



31 : ファイヤーボールスプラッシュ(千葉県):2013/08/01(木) 13:58:28.35 ID:5+lukx/F0>>4
オスプレイの墜落事故?
通常のヘリよりはるかに安全ですがwww



5 : ストレッチプラム(チベット自治区):2013/08/01(木) 13:42:51.60 ID:HhLZ89so0ゴミだなぁw
過去には被災地でもヘリの音で救助の邪魔したよね



14 : ジャンピングDDT(関東・甲信越):2013/08/01(木) 13:48:51.44 ID:ibnBegh70マスゴミのヘリをオスプレイにしたら解決だな



18 : バズソーキック(関西・東海):2013/08/01(木) 13:49:54.47 ID:ZQyzjPxeO狭い空域で取材している、
マスゴミのヘリ墜落の危険性は?



20 : アイアンフィンガーフロムヘル(家):2013/08/01(木) 13:51:18.92 ID:FbecTPr20日本のマスコミが日本人にとってどういう存在か、象徴的な事象だなこれ



27 : リキラリアット(東日本):2013/08/01(木) 13:55:33.73 ID:2rJn6ivi0真実を伝えるためだ
愚民どもは少し我慢しろ



30 : ファイヤーボールスプラッシュ(千葉県):2013/08/01(木) 13:57:21.79 ID:5+lukx/F0大変ごもっともな意見でwww



32 : アキレス腱固め(関東・甲信越):2013/08/01(木) 13:59:50.58 ID:Sgt/rne8Oマスコミのヘリは正義感で動いてます



34 : サソリ固め(九州地方):2013/08/01(木) 14:07:42.14 ID:h8gR82VQOマスゴミはこの報道はしません



87 : 16文キック(関東・甲信越):2013/08/01(木) 20:33:03.84 ID:T8ehZ2ccO>>34
これ。



40 : ウエスタンラリアット(やわらか銀行):2013/08/01(木) 14:52:57.67 ID:q4Crv/YH0クソワロタwww
マスコミ自滅してるやないか
少し考えればわかることだろ



42 : ジャンピングエルボーアタック(関東地方):2013/08/01(木) 14:56:18.25 ID:t89syWDzOマスゴミwww



44 : シャイニングウィザード(愛媛県):2013/08/01(木) 14:58:26.66 ID:kURm1BebP騒音に加えて報道ヘリのほうが墜落率高いからなw



47 : ジャンピングパワーボム(愛知県):2013/08/01(木) 15:01:37.26 ID:KjdqCihq0国民の知る権利のためやから(震え声)



49 : アンクルホールド(チベット自治区):2013/08/01(木) 15:03:05.63 ID:K3N7WfKM0つか、上空からの撮影は必要なのかという。



52 : スターダストプレス(関東・甲信越):2013/08/01(木) 15:08:26.39 ID:vmY1YoOqO>>49
本当は軍用機のカッコイいカットを撮りたい



54 : 垂直落下式DDT(西日本):2013/08/01(木) 15:14:46.10 ID:0m5s/i04P>>49
上空からでないと駐機エリアは撮影できないからねぇ。
民航再開したけどターミナルからは軍エリアは見えないようにしてあるし。



59 : ヒップアタック(東京都):2013/08/01(木) 15:32:32.38 ID:a1+0C8wE0国民の知る権利の為に取材するけど
報道しない自由があるので報道しません^^



60 : 河津落とし(三重県):2013/08/01(木) 15:40:15.75 ID:gtun/qfW0オスプレイをどうでもよくさせるほど邪魔なのかw



104 : パロスペシャル(庭):2013/08/02(金) 09:23:19.35 ID:QCLMARt40>>1
これはどこの新聞?

                  

各メディアはメディアの横暴への鉄槌を意味する「パンドラ訴訟」の高裁判決判を隠蔽しようと必死である。

多少とも脛に傷のある同業者としては、明日はわが身に火の粉が降りかかることを恐れてのことだろう。

判決文の全文を公開します。

通常はわかりにくい判決文だが、今回の高裁判決は一目瞭然で、特に昨日公開した控訴理由書と併せて読めば、この裁判の全貌が誰でもわかる。

ひと言でいえ、被告琉球新報側の主張はことごとく退けられた、ということである。

 

 

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恥さらしの沖縄2大紙、麻生氏発言を「ナチス礼賛」だって

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 本日の話題

(1)オスプレイ狂騒曲・・・野嵩ゲートの老害活動家

(2)「パンドラ訴訟」

(3)ヒトラーの手口

 

■オスプレイ狂騒曲

今朝の沖縄タイムスは合計5面を使って「オスプレイ追加配備」で大発狂である。

60年安保闘争では国会周辺で安保粉砕を叫ぶ学生と警察官の衝突があった。

平成の安保闘争の主役は、学生たちではない。 

革命闘争の夢敗れた老害活動家たちが、普天間基地の野嵩ゲートで、「オスプレイ配備阻止」や「米軍基地撤去」を叫んで警察官に立ち向かっている。 革命の夢破れた老害活動家が革命ごっこのつもりか。

今朝の沖縄タイムスは、内外の識者を総動員して火に油を注ぐような扇動記事を書いているが、警察官のボタンを引きちぎって逮捕された暴徒もいたようだ。

ちなみに筆者は野嵩に住んでいるが、オスプレイの騒音など一度も聞いたことはない。むしろ街を騒がせているのは老外活動家たちの叫び声であり、近隣の大迷惑である。

芥川賞作家の目取真俊氏も野嵩ゲートに座り込みし、警官にゴボウ抜きされた模様。

⇒目取真氏のブログオスプレイ追加配備への抗議行動

沖縄では決して報道されることのない「賛成派」の集会

 ⇒「オスプレイ必要」賛成集会


 <米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ第2陣が米海兵隊岩国基地(岩国市)に陸揚げされたのに合わせ、オスプレイの必要性を訴える集会が2日、岩国市山手町1丁目の市民会館前であった。>

■「パンドラ訴訟」

高裁敗訴を受けて琉球新報の対応はどうなるかとのコメントがあったが、この手の裁判は賠償金額の多寡に関わらず最高裁までなだれ込むものと相場が決まっている。

執筆作家と新聞社の原稿料の契約で行き違いがあり、原稿料の多寡を争う裁判なら、琉球新報としても高裁判決に必ずしも納得できなくとも請求額を支払って問題の決着を計る場合がある。

争点が金銭の多寡というある意味下世話の争いのため、むしろ納得できなくとも支払って上告断念した方が、敗訴した琉球新報の方が潔いとという印象を読者に与えるからだ。

事実そのようにこの裁判の本質を誤解している県民は多い。

昨晩は高校時代の同級生の月に一度の飲み会だったが、このニュースを沖縄2紙のベタ記事で知った友人1人は、この裁判のことを「金銭闘争」で勝訴したものと完全に誤解していた。

そこで今後の琉球新報の対応について検証してみると、こうなる。

(1)型どおり上告し最終的には2審判決が確定する。

(2)上告を断念し、請求額を支払うが報道はせず、この裁判そのものが県民の記憶から消えるのを待つ。 

(3)そしてこの裁判について聞かれたら「判決には満足できないが、大した金額ではないので早期決着を計った」などと、裁判の本質を金銭問題に矮小化する・

(4)上告し、高裁審議に差し戻し。 (最高裁判事が発狂でもしない限り、ありえない)

あくまでも相手のあることだから筆者の推測に過ぎないが、確信をもって上告を断念を予測する。

最高裁で琉球新報の「言論弾圧」確定すると、いくら地元メディアが団結し隠蔽工作を図っても一瞬にして全国ニュースになってしまうからだ。

これでは新聞社としての面子が潰れるだけに止まらず、場合によっては経営の屋台骨を揺るがす大問題に発展してしまう。

確信をもって断言する。

琉球新報は上告を断念する!

上告期限は8月12日である。

 

■ヒトラーの手口

突然ですが、現代文の大意把握の問題です。(中学生レベル)

問題

次の文を(読んで問いに答えよ。

護憲と叫んでいれば平和が来ると思っているのは大間違いだし、改憲できても『世の中すべて円満に』と、全然違う。改憲は単なる手段だ。目的は国家の安全と安寧と国土、我々の生命、財産の保全、国家の誇り。狂騒、狂乱のなかで決めてほしくない。落ち着いて、我々を取りまく環境は何なのか、この状況をよく見てください、という世論の上に憲法改正は成し遂げるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。

 ヒトラーは民主主義によって、議会で多数を握って出てきた。いかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。
全然違う。ヒトラーは選挙で選ばれた。ドイツ国民はヒトラーを選んだ。ワイマール憲法という当時欧州で最も進んだ憲法下にヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくてもそういうことはありうる。

 今回の憲法の話も狂騒のなかでやってほしくない。靖国神社も静かに参拝すべきだ。お国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。いつからか騒ぎになった。騒がれたら中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから静かにやろうや、と。

憲法はある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね。わーわー騒がないで。本当にみんないい憲法と、みんな納得してあの憲法変わっているからね。ぼくは民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、私どもは重ねていいますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

               ★

問い1

この文の大意は次のうちのどれが正しいか。

(1)ナチの手法はすばらしいので学ぶべきだ。

(2)ナチの手口を反面教師として学ぶべきだ。

正解⇒(2)

信じられないことだが、ほとんどの新聞記者は(1)を正解にした。 まさか本当に誤読するほど記者の読解力がないとは思わない。 

どうせ読者は記者のミスリードでどうにでもできるという傲慢な気持ちが確信犯的に誤読したのだ。

中学生レベルの読解力があれば、麻生氏はナチスを礼賛しているわけではなく否定しており、喧騒の中で議論しても無意味で、国民にとって重要な憲法改正は冷静に熟慮を重ねて行わなければ、例え良い憲法であっても一歩間違えればヒトラーの台頭でナチス誕生した危険性を警告している・・・と理解できるはず。

「手口を学んだら」という言葉を取り上げ鬼に首を取ったように「ヒトラー礼賛」と攻撃するが、そもそも「手口」とは犯罪など悪い行動を説明する場合の否定的表現であり「手口」を礼賛と理解するのであれば、記者の国語力は中学生以下ということになる。

問いの文で「反面教師として」の文言を挿入したが、麻生氏は講演の全体の流れから「反面教師として」は聴衆全体の共通の理解として省略したのだろう。 当日の講演会の様子を産経抄がこう伝えている。

< ▼討論者の一人として参加した麻生氏は「(憲法改正は)喧噪(けんそう)の中で決めないでほしい」と改正積極派が多い聴衆に向かって何度も繰り返している。「ナチス発言」も彼特有の皮肉な口調で語られ、場内に笑いも起きたという。ある傍聴者は、「ナチスをたたえているようにはとても聞こえなかった」と話す。

 ▼朝日新聞などが、シンポジウム翌日に一行も報じていないのが何よりの証拠である。(8月3日)>

 歪曲した読解力で全国にその名を馳せる琉球新報と沖縄タイムスの沖縄2大紙が、揃って社説で「歪曲読解力」を披瀝し、ここぞとばかりに麻生バッシングの社説で大発狂しているは爆笑ものである。

沖縄タイムス
社説[麻生氏発言]国際常識がなさ過ぎる
2013年8月2日 09時10分

 <こんな非常識な発言をする政治家が、政権中枢を担っているのか。そんな思いでニュースに接した人も少なくないのではないか。

 麻生太郎副総理兼財務相が7月29日の都内での講演で、日本の憲法改正をめぐり、こう言及したという。「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」。戦前ドイツのナチス政権時代のやり方を見習え、との趣旨の発言としか捉えられない。>

 琉球新報社説
麻生氏「ナチス」発言 看過できない重大問題だ2013年8月1日
 <麻生太郎副総理兼財務相が講演で、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。
  当時、世界で最も民主的で先進的といわれたワイマール憲法を現在の日本国憲法になぞらえて、改憲の必要性を説く中で出た言葉である。
  麻生発言の向こう側に、ワイマール憲法破壊後に戦争に突き進んだナチス政権と、憲法を改正して国防軍創設などを目指す自民党、安倍政権の姿勢が重なって見えると言ったら言い過ぎだろうか。>

誤読で火付け役になった共同通信も恥ずかしいが、ろくに検証もせず付和雷同した琉球新報、沖縄タイムスはもっと恥ずかしい。

沖縄の言論界を牛耳る2大紙がこの体たらくでは、県民として恥ずかしい限りだが、弁護士を自称するこのお方もこの程度の読解力である。

あぁ、恥ずかしい。

照屋寛徳ブログ⇒麻生副総理の「ナチス」発言を糾す

< 麻生副総理の「ナチス発言」については、即座に中国、韓国、ドイツから強い批判が上がった。国内でも同様である。
 麻生副総理は、昨日になって発言を撤回したが、形式的である。撤回して許される発言ではない。

 麻生副総理には、大臣として、いや政治家として資格はない。即刻辞任すべきだ。>

同じ弁護士でも「布令弁護士」と本物の弁護士では読解力の差は歴然。

橋下氏、麻生氏発言を擁護「ちょっと行き過ぎたブラックジョーク」

読解力のない布令弁護士の照屋氏は「ナチスの手口」を「ナチス礼賛」と理解したが、読解力のある橋下氏は麻生氏の「ナチスの手口」発言を、【反面教師】と捉えている

念のため反面教師の意味をネット辞書で調べてみるとこう説明されている。

<悪い面の見本で、それを見るとそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと。それを見ることで、反省の材料となるような人や事例。その言行が、そうしてはいけないという反対の面から、人を教育するのに役立つのでいう。>

最後にこの問題の火付け役となった共同通信の先輩記者である青山繁晴さんの怒りの声を是非傾聴して下さい。

【必見動画】⇒麻生ナチス発言、共同・朝日新聞のデタラメ報道に激怒!青山繁晴

 

【おまけ】

オスプレイ:公務妨害疑い男性逮捕

沖縄タイムス 2013年8月4日

 県警は3日、オスプレイ追加配備に対する抗議行動をしていた50代の男性が、警察官の胸ぐらをつかみ制服のボタンを引きちぎるなどしたとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。弁護士によると男性は「不当な逮捕だ」などと話している。市民運動への弾圧として大規模弁護団の結...

» 続きを読

沖縄紙が決して報道しない写真です。

警察官のシャツを引きちぎる暴徒。

手登根 安則さんの写真

【動画】オスプレイ追加配備で・・・普天間基地前では抗議行動(13/08/03)

 

【緊急放送】ニコ生放送「沖縄の真実」ゲスト:狼魔人日記管理者・江崎孝 パンドラの箱、福岡高裁。勝利

 

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琉球新報よ、反論せよ!高裁に、前泊氏は無知か大嘘つきか、

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本日の話題

(1)オスプレイ狂騒曲

(2)高裁判決に反論せよ

【おまけ】無知か大嘘つきか・・・前泊沖縄国際大学教授のNHK日曜討論

本日も沖縄タイムスは社説を含む計五面を使って「反オスプレイ」の大発狂である。

逐一付き合うのは面倒なので一面トップの見出しのみを紹介する。

12首長 安全運用否定

オスプレイ飛行 14市町村アンケート

追加配備 全員が反対

アンケートで市町村長を恫喝するのは沖縄紙の常套手段。

これまでも教科書検定の記述の歴史問題などの首長のアンケートには馴染まない案件をアンケートし、その結果を「県民の総意」などと誇大報道をしてきた。

だが、そもそも国の専管事項である安全保障に関する案件(軍用機の更新)を首長のアンケートにすること自体に無理があり、お門違いである。

付言すれば、仮にアンケート自体は是としても、これだけ嘘まみれの情報で大キャンペーンを張った後では、アンケートで新聞の意向に逆らう勇気のある首長など皆無だろう。

                ★

「パンドラ訴訟」の高裁判決についての東子さんのコメントの抜粋。

<「軍命がなかった」は沖縄左翼にとっては反戦の大きなよりどころに関わるろころだから、大きく反論しなければならないことでしょうに、なんと静かなことか。琉球新報は、2013年3月28日に「教科書検定 「軍命」記述へ決意 9・29大会決議実現させる会」が「集団自決」(強制集団死)の記述について教科書の記述が十分でないと、県庁記者クラブで声明をぶち上げたという記事を社説に載せたばかりであるというのに。>

琉球新報の屋台骨を揺るがしかねない高裁判決。 

ご指摘のとおり何らかの反論があってしかるべきだが、何時もの沈黙作戦。

降って湧いたオスプレイの「追加配備」騒動を、渡りに舟とばかり大発狂。

高裁判決を可能な限り県民、いや全国民の目から遮断しておく魂胆であろう。

当然、高裁判決や「軍命」に関する反論をする気など、微塵もあるはずはない。

そこで高裁判決の四ヶ月前の「先出し反論」の(ような)琉球新報社説を解説してみる。

教科書検定 「軍命」記述へ決意 9・29大会決議実現させる会

2013年3月28日 
 
 県子ども会育成連絡協議会(沖子連)や県婦人連合会などで組織する「9・29県民大会決議」を実現させる会は27日、高校教科書検定結果を受け、県庁記者クラブで声明を発表した。沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)の記述について「日本兵による命令」や「日本軍による住民の殺害、『集団自決』の強要」と記述された点を「5年余に及んだ活動が一定の成果に結び付いた」としたが、「まだ一部にすぎない。県民大会決議が達成されたとは、到底言えない」とした。
  同会は今後も活動を継続させていく意向。沖子連の玉寄哲永会長は「日本兵による命令という表現は一歩も二歩も前進した。出版社、執筆者の熱意、決意によるものだ」と評価した。高島伸欣琉球大名誉教授は、「執筆者も沖縄に来て勉強している」と語り、詳しく沖縄戦を取り上げた清水書院を特に評価し、「10月から12月にかけての訂正申請で、オスプレイや基地問題など追加で記述することも多いと思う。他の教科書もここまでは大丈夫だと、もっと踏み込んで記述してほしい」と訴えた。
  県婦人連合会の平良菊会長は「徐々に改善されるのを実感し、よかったと思うが、教科書は真実が書かれないと教科書ではないので、これからも活動を続けないといけない」と述べた。県老人クラブ連合会の知花徳盛常務理事は「戦争体験した老人には切実な問題で、沖縄戦を体験した人が少なくなる危機感を非常に持っている。軍命の記述はどうしても実現させたい」と決意を述べた。

             ☆

>「9・29県民大会決議」を実現させる会

当日記の古くからの読者ならご先刻承知のことだが、蛇足を述べる。

2007年3月の高校歴史教科書検定意見に反発して同年9月29日に行われた「教科書検定意見の撤回を求める県民大会」のこと。

僅か2万人前後の参加者を「11万人参加」などと大幅水増しで悪名をとどろかせた「11万人集会」のことである。

 

その年2007年は、周知の通り、琉球新報を始めとする沖縄メディアがこぞって「集団自決に軍命があった」と主張しする狂気に満ちた大キャンペーンを張って政府を恫喝した年である。

 

「パンドラの箱が開く時」の連載が始まったのは、まさに沖縄メディアが「集団自決は軍命によるもの」という大キャンペーンを張っていたその年の5月のことだった。

 

「11万人集会」についてはBirth of Bluesさんが検証されている。

>沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)の記述について「日本兵による命令」や「日本軍による住民の殺害、『集団自決』の強要」と記述された点を「5年余に及んだ活動が一定の成果に結び付いた」としたが、「まだ一部にすぎない。

ならば高裁判決に反論すべきだ。

判決では軍命説を真っ向から否定した「慶良間で何があったか」を言論封殺した琉球新報に敗訴の断を下しているではないか。

>高島伸欣琉球大名誉教授は、「執筆者も沖縄に来て勉強している」と語り、詳しく沖縄戦を取り上げた清水書院を特に評価し・・・

執筆者は沖縄に来て沖縄発の「嘘の戦記」を勉強したことになる。「ひめゆり学徒は日本軍の慰安婦だった」などの嘘の「沖縄戦記」をばら撒いた張本人が高嶋琉球大学名誉教授。

この高嶋教授は八重山教科書問題の時にも、県教委や慶田盛竹富町教育長を熱烈支援し、玉津石垣市教育長攻撃の急先鋒だった。

プロ市民が起した八重山教科書裁判でも原告応援団としてしばしば傍聴もする熱心さだったが、先日福岡高裁那覇支部が原告前面敗訴の判決を下した後は沈黙を守り続けている。 提訴前は真夏のセミのように騒がしく、敗訴の後は貝のように押し黙るのが反日サヨク複合体の特徴である。

高嶋伸欣琉球大学名誉教授に告ぐ!

あなたには八重山教科書問題と集団自決の軍命問題では、県民を扇動した責任がある。

あなたの寄稿なら沖縄2紙が掲載拒否どころか大歓迎のはずだから、八重山教科書裁判とパンドラ訴訟の両高裁判決に対し反論を書く義務がある。

>県婦人連合会の平良菊会長は「徐々に改善されるのを実感し、よかったと思うが、教科書は真実が書かれないと教科書ではないので、これからも活動を続けないといけない」と述べた。

新聞社のデタラメ情報で軍命を真実だと信じ込まされ、軍命を削除された教科書のことを「教科書は真実が書かれないと教科書ではない」などと発言させた沖縄2紙の罪は限りなく大きい。

琉球新報と沖縄タイムスは社説で高裁判決に反論する責任がある。

さもなくば読者をデタラメ情報で混乱させたという責任を取って、読者に謝罪するのが新聞社としての矜持ではないか。

 

【おまけ】

■前泊氏は無知か大嘘つきか

昨日曜日の朝、上原正稔さんから「あの大嘘つきの前泊が、NHKの日曜討論に出ているので見るように」との電話が入った。

前泊沖縄国際大教授といえば先日の「パンドラ訴訟」の高裁判決で、琉球新報記者当時上原さんの担当者として掲載拒否の根拠を記した「前泊メモ」を証拠として提出し、今泉裁判長にその大嘘を指摘され「嘘つき男」と認定された人物。

また地元テレビのテレ朝系QABテレビの「朝生」に出演のときも、無知を晒して大恥を晒した人物である。

その男の出る番組など見る気もしなかったが折角なので後半からではあるが見る破目になった。

番組は小野寺防衛大臣と政府有識者懇談会の柳井俊二座長を相手に、前泊氏と植村某という何とか大学教授の学者2人が「集団自衛権」について討論する運びのようだった。

だが一瞥しただけで、防衛大臣と元外務事務次官が相手では、2人の三流大学教授は役不足は否めず、政府見解を拝聴する形で終始した。

念のためぐぐって見たが、案の定前泊氏の意見・指摘などの意見は一言も触れていない。

 爆笑ものの討論であった。

「集団的自衛権の行使認める議論加速を」 NHKニュース 8月4日 12時4分 「集団的自衛権の行使認める議論加速を」    

小野寺防衛大臣はNHKの「日曜討論」で、日本の防衛のために展開したアメリカの艦船が攻撃を受けても日本が反撃できない今の状態は問題があるとして、集団的自衛権の行使を認めるための議論を加速させるべきだという認識を示しました。

この中で、小野寺防衛大臣は北朝鮮のミサイル防衛に関連して「日本を守るために公海上に出ているアメリカのイージス艦が攻撃されても日本は守ることができない。こういうことがあれば、日米同盟は決定的におかしくなる」と述べ、集団的自衛権の行使を認めるための議論を加速させるべきだという認識を示しました。
また、政府の有識者懇談会の柳井俊二座長は「今までの政府見解は非常に狭すぎて、憲法が禁止していないことまで自制している。逆に言えば、集団的自衛権の行使は国際法上も認められるし、憲法上も許されている」と述べ、集団的自衛権の行使を認める内容の報告書を年内にまとめる考えを示しました。
これに関連し、小野寺大臣は、防衛力整備の指針となる防衛計画の大綱の見直しについて「年内にまとめることになるが、さまざまな政府の方針が、ある程度まとまり、初めて作っていける」と述べ、有識者懇談会の報告を大綱に反映させたいという考えを示しました。

                 ☆

最後の部分で司会者に発言を求められた前泊氏、突然国連に話題を持って行き「国連が見えてこない」を繰り返してわずか数分の間に3回も反復し、日本が国際連盟を脱退したことを盾に、国連を無視すると戦争になる」(趣旨)みたいな発言で煙に撒いた。

日本が国際連盟を脱退した当時と現在では日本は勿論周辺の国際環境も全く異なっており、それに国連信仰のような噴飯者の前泊発言に違和感を持っていたら・・・。

早速柳井氏が「国連は本来国連軍を結成し侵略国に対しては国連軍が対応する建前であるが、現在国連軍は常備されていない。 つまり国連は機能していないので、各国自分の国は自分で守るべきだが、現在自分だけで自国を守れる国はアメリカを措いて他にない。 日本も米国と安全保障を結んで自国を守ってもらう以上、集団自衛権行使もやむをえない」と反論され、無知な前泊氏、あえなく轟沈・沈黙してしまった。

柳井氏は学者側のゲバ学生のような紋切り型の発言に対し、こんなことも言っていた。

「集団自衛権というと地球の裏側の日本に関係ない戦争にも巻き込まれる」などの非現実的意見が出手来るが、あくまでも集団自衛権の行使が『可能』ということであり、『集団自衛権を行使せねばならぬ』ではない」とも強調していた。

 

【おまけ】2

離島奪還へ日米が作戦公開

■起訴率99%の大嘘!無知を晒した沖国大教授   「復帰40周年記念」と銘打って昨年QABテレビから放映さたテレ朝「朝生」で、「地元側識者」が大嘘発言を垂れ流したことを書いた。   嘘の発言といってもイデオロギーのため確信犯的嘘と、発言者の無知による嘘に大別される。   「朝生」での嘘は当初イデオロギーのなせる業かと考えた。   が、後で熟慮してみたら発言者の無知によるものだとわかった。   安全保障の専門家の森本敏拓大客員教授が安全保障の問題を切り出しても、糸数慶子参議院議員などは「地位協定で裁判権も捜査権も無いのは差別だ」などと話の腰を折るのが目立った。   糸数議員は相手が何を論じても「地位協定は県民差別だ」とオウム返しする無知ぶりだった。   たまりかねた森本氏が「地位協定の裁判権は日本に裁判権がないというのは間違いで、一義的には日本側にある。 例外的に公務中だけ米国側にある」と反論した。   これに直ぐ反応した前泊博盛沖国大教授。   とんでもない無知で大恥を晒してくれた。   検察の起訴率と勝訴率の混同である。   新聞記者出身の大学教授としてはまことにお粗末な、基礎的知識の欠落である。   前泊氏は無知をを露呈し、大恥を晒してくれた。   が、他にもこんなデタラメ発言をしていた。   <今や米中が軍事で提携し、兵器の共同開発をする時代になっている。 日本が日米安保にだけすがり付いていると世界から置いていかれる。>(主旨)   そのとき、こんなデタラメを平気で垂れ流す人物から授業を受ける沖国大の学生が気の毒に思ったものだ。   今でもオスプレイを欠陥機と信じて疑わないこの人物、カリフォルニア沖でオスプレイも参加した離島奪還訓練の報道を見て、どう弁明するか聞いてみたいものである。   この訓練が中国を仮想敵国として訓練していることは中学生でもわかる理屈なのだが。   米中軍事提携を妄信する前泊氏に米軍高官の中国に対する本音を知らせておく。   <米太平洋軍海兵隊のシムコック副司令官(准将)は11日、中国の軍事力増強について「透明性に欠ける。そのことが(アジア太平洋地域で周辺国の)恐怖感を引き起こしている」と言明、中国による東・南シナ海での領有権主張に日本やフィリピンが警戒を強め、対抗措置を取っていることに理解を示した。(産経)>       ⇒ひどかったね・・・一昨日の朝生「沖縄 米軍基地問題」  

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ヘリ墜落!キャンプハンセンの真実

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米軍ヘリが墜落したことを受け、沖縄2紙は狂喜乱舞、欣喜雀躍昨日は号外まで出すはしゃぎようである。

唯一彼らにとって残念だったことは墜落したのがオスプレイではなかったことと、落ちた場所が民間地域でなかったことだろう。

本日の沖縄タイムスは社説も含む計5面を使って米軍ヘリ」墜落という久々の「朗報」に大発狂である。

社会面の見出しには彼らの願望を表す「オスプレイと思った」の大見出しが躍っている。

結局米軍は岩国基地にある10機のオスプレイの普天間配備(旧型ヘリの補充)の延期を発表したが、「近い将来、配備を再開する」としている。

最終部分で、沖縄紙が決して報道しない「キャンプ・ハンセンの真実」を御知らせします。


 

(沖縄タイムス号外8/5、記事原文はこちら



(琉球新報号外8/5、記事原文はこちら

               ☆

米軍ハンセン訓練場内の墜落事故について沖縄メディアが決して報道しない「不都合な真実」について沖縄勤務の経験もある涼太さんがコメントされているので紹介する。

■涼太さんのコメント

狼魔人様

NHK日曜討論私も見ましたが、
防衛問題では沖縄の左翼陣営では役不足ですね。
もう聞き飽きましたが、彼らの主張は「沖縄の痛みが。」「沖縄の負担が。」で思考が止まっていますからね。

キャンプハンセン訓練場で米軍ヘリが訓練中に墜落したようですが、墜落した場所が訓練場であり、民間の被害が無かったのは何より幸いでした。危険性の除去のためにも市街地にある危険な基地は早期に郊外に移転すべきですね。
キャンプハンセンは私も知っていますが、沖縄北部の比較的人口の少ない山岳地域ですね。
普天間の移設先の、辺野古にも近いですね。
沖縄防衛局が一部返還したいと申し出たところ、稲嶺市長から継続使用の要請があった地域ですね。
米軍基地であれ民間の空港であれ、一定の比率で事故は発生します。
いずれにしろ明日からしばらく沖縄は発狂するでしょね。

HAL様

>>まさか米軍敷地内で、旧型ヘリだからいいというつもりじゃないでしょうね。

民間地での事故とは区別して考えるべきですね。
そのための訓練場であり、比較的人口の少ない北部地域の山岳地帯にある訓練場での事故ですから。
当然ですが訓練場の事故であり、民間への被害も無かったのは何よりです。 

          ☆

■キャンプハンセンの真実

涼太さんがご指摘のとおり、今回ヘリが墜落したハンセン訓練場は人の住まない山岳地帯であり、既に1998年にはそのうち162ヘクタールの返還が決まっていた地域である。

だが名護市が普天間基地を辺野古に受け入れることの交換条件として「継続使用」を要求した地域でもある。

四年前の民主党ブームに乗って登場した極左の稲嶺名護市長は、当初は「基地収入に頼らない」などと豪語していたので、ハンセン地区軍用地は喜んで返還を受け入れると思いきや、四度目の使用継続の延長を要請した。

だが稲嶺名護市長の恥ずべき行為を報道するメデェアは皆無で、彼らの隠蔽工作により国民はおろか沖縄県民でさえこの事実を知るものはほとんどいない。

稲嶺名護市長が恥知らずにも使用延長を要求する理由はこうだ。

返還予定のハンセン訓練場のほとんどは名護市の市有地であり、年間1億三千万円の借地料が市の財政を潤おすからだ。

つまり稲嶺名護市長は「米軍基地は県外」を旗印に反日サヨクの支持を受けて当選した手前、「米軍基地に依存しない名護市」などと豪語する一方で、メディアが隠蔽工作に加担するのをいいことに、米軍基地の使用延長」を要求するという二枚舌で県民を騙しているのだ。

 稲嶺名護市長の二枚舌に支払われる借地料は国民の血税であるという事実を、国民は忘れたはならない。

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琉球新報が隠蔽する「墜落ヘリの真実」

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琉球新報の隠蔽体質を告発する!

人間の作った機器に故障のないものはない。

当然、自動車や航空機の無事故を保障することは誰も出来ない。

エンジントラブルによ事故もあるし、操作ミスによる人為的事故もある。

ただ自動車の場合、エンジンが止まっても停車する程度で済むが、引力に逆らって飛行する航空機の場合、エンジンが止まれば墜落・炎上と重大事故に繋がる場合がほとんどだ。

したがって安全と思われている民間旅客機だって保険を掛ける客もいるし、客室乗務員の「緊急時の説明」だって事故が起こりうる何よりの証拠である。

連日の沖縄紙の報道は、米軍ヘリの墜落事故を、まるで戦争でも勃発したかのような発狂報道である。  米軍機墜落炎上 続報

  (琉球新報8/6、記事原文はこちら

 

  (琉球新報8/6)  
  (琉球新報8/6、記事原文はこちら


  (沖縄タイムス8/6、記事原文はこちら


  (沖縄タイムス8/6)


  (琉球新報8/6)  


  (琉球新報8/6、記事原文はこちら


  (沖縄タイムス8/6)        ☆  一々付き合うのも疲れるので、スルーするが、日経報道によると搭乗員のうち生死不明の1人の遺体が発見されたらしい。  <米軍は同日昼、墜落現場で1人の遺体を発見したと発表した。米軍嘉手納基地の広報によると行方不明の乗員とみられるが、損傷が激しく身元は特定できないという。他の乗員3人は無事が確認された。>米軍が同型ヘリの飛行停止 墜落事故、遺体発見 遠い異郷の地で無念の事故死をした同盟国の若き兵士に対する哀悼の祈りを捧げる。 今回のヘリ墜落事故機がオスプレイでなかったことと、墜落地が民間地区でなかったのが沖縄2紙にとっては残念だったがろう、と書いた。 墜落した米軍ヘリ「HH-60 ペイブ・ホーク」について、6日の琉球新報は次のように解説している。

琉球新報<用語>HH60救難ヘリコプター2013年8月6日 

  嘉手納基地第33救難中隊所属の中型ヘリコプター。HH3ヘリとの交代で1994年6月、米空軍嘉手納基地へ配備された。嘉手納基地には10機が常駐。配備後の94年10月、韓国で訓練飛行中に墜落し、米兵5人が死亡した。嘉手納基地などで、緊急事態が生じた軍用機がある際は、救難に備え待機する。2005年には久米島町の農道に緊急着陸している。

驚いたことに琉球新報の解説にはHH6ヘリが「トモダチ作戦」で3・11大震災の避難民の救助に大活躍した事実については一行も触れていいない。

さらに沖縄2紙は、墜落したキャンプハンセン内の訓練地域を、米軍が返還しようとしたら、稲嶺名護市長が軍用地代欲しさに「返還絶対反対!」を叫んで撤回させたいわくつきの地域であることを「報道しない自由」で隠蔽している。

■沖縄2紙が隠蔽する「HH60型ヘリ」の「トモダチ作戦」での活躍

今回事故に遭遇したHH60ヘリのレスキュウ隊は想定外の環境におけるレスキュー訓練を頻繁に実行していた。

その成果が「トモダチ作戦」での大活躍である。

一昨年の3・11大震災の際には、沖縄から駆けつけたHH60ヘリは、緊急着陸に不慣れな自衛隊に代わって着陸困難な仙台空港などに緊急着陸し、多くの国民の救助に貢献したことで知られる。

HH60ヘリは「トモダチ作戦」での功労者であった。

そのHH60ヘリが救急訓練中に墜落し、乗務員がが死亡したというのに琉球新報は乗務員の安否を気遣うどころか同機の「トモダチ作戦」での日本国民救助への貢献は「不都合な真実」として隠蔽を計っている。

 

アメリカ空軍所属のHH-60G

今回墜落しHH-60 ペイブ・ホーク(HH-60 Pave Hawk)は、アメリカ空軍において遭難した航空隊員や戦争地域で孤立した人間を救助することを主な目的として、UH-60 ブラックホークを基にシコルスキー・エアクラフト社が開発した戦闘捜索救難ヘリコプターである。東北大震災時通称「トモダチ作戦」で人々の救助を行っていた機体もこれである。

琉球新報がHH-60の「トモダチ作戦」での大活躍を隠蔽する理由は、こんな恥知らずな社説を書いて「トモダチ作戦はパフォーマンス」だなどと米軍の決死の救出作戦を批判していたからだ。

 

■琉球新報の恥ずかしい社説 米軍の災害支援 それでも普天間はいらない2011年3月18日 

 効果的な人道支援を行うのに、国境や官民、軍の立場の違いなど言っている場合ではない。しかし、ここぞとばかりに軍の貢献を宣伝するとは、どういう神経なのか。
 東日本大震災への米軍の災害支援に絡めて、在日米軍が普天間飛行場の「地理的優位性」や在沖海兵隊の存在意義などをアピールしている。強い違和感を覚える。
 在沖米総領事館は、沖縄から基地従業員を含む海兵隊所属の約480人や普天間、嘉手納両基地所属ヘリ、第31海兵遠征部隊の兵員2200人が災害支援で被災地へ向け派遣されたと発表した。
 未曽有の大震災に伴う死者や行方不明者の捜索、被災者救援は急務だ。原発事故に伴う放射能への被ばくリスクがある地域で救援に取り組む人々には敬意を払いたい。
 しかし、災害支援は売名行為ではない。人道上の見地から本来、見返りを期待しない、崇高な精神でなされるべきものだろう。
 在沖米海兵隊は「普天間基地の位置が、第3海兵遠征軍の災害活動に極めて重要であることが証明された」「普天間基地が本土に近いことは極めて重要」と普天間飛行場の地理的優位性を強調する。
 悲しみに打ちひしがれる死者・行方不明者の家族や被災者への配慮はないのか。そもそも近傍の基地ではなく、被災地から遠く離れた普天間基地がなぜ重要なのか。地震発生から3日経ての出動なのに「即応」でもあるまい。
 米軍の説明は、独り善がりで筋が通らない。政治的打算に基づく言動は、県民、国民の米外交に対する信頼回復にとって、かえってマイナスだろう。
 「沖縄はごまかしとゆすりの名人」などと差別発言をして更迭された米国務省のケビン・メア前日本部長を東日本大震災の日米間の調整担当に充てたのも不可解だ。
 メア氏は発言発覚後も学生が作成した発言録について「正確でも完全でもない」と非を認めず、今もって県民に謝罪をしていない。
 日本の「和」の文化を「ゆすり」と同一視する差別発言をしながらこれも撤回せず、災害支援で復権を目指すつもりか。発言の撤回も反省もない人種差別主義者の復権など願い下げだ。
 はっきりさせよう。米軍がどのようなレトリックを使おうとも、県民を危険にさらす普天間飛行場やその代替施設は沖縄にいらない。

                ☆

■琉球新報の隠蔽体質ーー「社の方針に合わない」

勿論全国の良識国民から顰蹙を買ったことは記憶に新しい。

>悲しみに打ちひしがれる死者・行方不明者の家族や被災者への配慮はないのか。

机上の空論で「死者・行方不明者の家族や被災者への配慮」などと大口を叩くが、被災地に駆けつけた海兵隊が真っ先に発した言葉が、死者・行方不明者の家族や被災者への哀悼と励ましの言葉だったことは、当時の報道から見ても明からである。

琉球新報がどんなにいちゃもんをつけようが、「孤立した被災者」に真っ先に駆けつけ、被災者に米兵が感謝されたのは紛れもない事実である。

論より証拠が下記の写真である。

 

Tomodachi5

 

Tomodachi4

 

Tomodachi2                 米兵をハイタッチで見送る宮城県気仙沼市の大島島民

 

Tomodachi3                 米兵を紙テープで見送る宮城県気仙沼市の大島島民

 

Tomodachi               米兵を日の丸を振りながら見送る宮城県気仙沼市の大島島民

米軍の人道的救出活動に感謝する被災者の様子がよく分かる写真だが、日の丸を振って米兵の救助に感謝する姿には涙さえにじんで来る。

琉球新報は「軍隊は住民を守らない」が「社是」なので、これに合わないニュースは「社の方針に合わない」として掲載拒否するのだろう。

先日高裁判決が下った「パンドラ訴訟」でも琉球新報は上原さんの原稿に「社の方針に合わない」部分があったので著者の了解もなく強引に全面削除という信じられない荒業を強行したのである。

勿論高裁判決では琉球新報の隠蔽体質には、今泉裁判長によって琉球新報の全面敗訴という鉄槌が下されている。

 

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